2017年10月31日

中学校3年間の英語がまんがでしっかりわかる本

本日は マルコ社の
中学校3年間の英語がまんがでしっかりわかる本
です。
中学校3年間の英語がまんがでしっかりわかる本

本書は出版社の方よりご献本いただきました。
マルコ社さま、ありがとうございました。

語学はイメージといいますが、
もともと日本語と骨格が全然違う英語を
日本語で理解することは困難です。

一説では、日本語で英語を理解しようとすることが、
日本人が英語を理解できない理由だ、
とも言われています。

そこで、本書はまんがをふんだんに取り入れ、
イメージしやすいように作られています。

また、簡単な練習問題などもついているので、
これ一冊で中学レベルの文法をおさらいできます。

A4版で字も大きく、読みやすいので、
普通の文法書よりは、はるかにとっつきやすいでしょう。

個人的には、
現在完了形の絵が分かりやすいと思いました。


例えば、英会話教室に通おうと思っている人で、
前提条件の「中学レベルの英文法」に
少し自信がない、という人にお勧めの一冊です。
まんがと大きな字でわかりやすいながらも、
中学レベルの文法をきっちり押さえられるでしょう。



数えられる名詞のはずなのに
「a」が付いていない名詞を見かけることがあります。
これは加工された状態を表します。
例えば、a chicken で一羽の鳥ですが、
chicken だと「鶏肉」という意味になります。


willの過去形は「would」ですが、
英語には助動詞を過去形にすると
表現が控えめになるというルールがあります。
そのためwouldを使うと
「〜かもしれない」という少し自信のない予測に変わります。


言語は、その地域の風習や文化を通して作られていきます。
日本語が日本人の歴史や思想を反映しているように、
英語も英語を話す人たちの考えや物の見方が込められています。
語順や文法はそれを反映しているに過ぎません。
したがって、英語を日本語に置き換えて理解しようとすると、
不自然に感じたり、
腑に落ちない表現に出くわすのは当然です。





engineer_takafumi at 23:32│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

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