2018年01月23日

「ラクして速い」が一番すごい

本日は松本利明 氏の
「ラクして速い」が一番すごい
です。
「ラクして速い」が一番すごい

本書はPwC、マーサージャパン、アクセンチュアなど
外資系大手コンサルティング会社で勤務し、
5万人以上のリストラを行い、
6000人以上の次世代リーダーを選抜・育成した
という人事コンサルタントによる一冊です。


本書のテーマは「ラクして速い」です。
しかし日本人の多くは「ラク」というところに
引っかかりを感じるのではないでしょうか。

苦労している人、頑張っている人ほど、
すごいのだという価値観が日本人にはあります。

でも、よく考えてみれば、成果そのものと
「頑張っていること」が結びつくわけではありません。

それどころか、何万人も人を見てきた著者は
ラクをしている人ほど、成果を出す、とさえ言うのです。
ラクをすることは、仕事を軽くすること、
すなわち生産性を高めることです。

常に生産性を高める努力をしていれば、
結果がでるようになるのは当たり前なのかもしれません。

本書には、ラクをして成果を出すための
心構えや具体的なテクニックが多数紹介されています。

特に人事・組織コンサルタントらしく、
組織のページが特に興味深かったです。


個人的には
仕事は「巻き込み」より、「共通の敵探し」でうまくいく
という部分が特に印象に残りました。


仕事の生産性を上げたい、と考えている
サラリーマンにお勧めの一冊です。
2つや3つくらいは実践できるアイデアが
見つかることでしょう。




ラクに速く仕事をするほうが、結果が出て、
さらに人生の選択肢も増える


1シート1メッセージのルールを守りましょう。


白地に黒や赤で文字を見せるより、
黒地に白で文字を見せたほうが、
遠くからはハッキリ見える。


遠くからでもハッキリとメッセージをアピールしたいときは
「HGP創英角ゴシックUB」をオススメします。
外資系コンサルタント御用達フォントです。


普通の人は「自分のやり方」と「優秀な人のやり方」
の違いがわかりません。
一方、優秀な人は「自分のやり方が普通の人とどう違うか」
を知っています。


私が選抜に関わった6000名以上のリーダーたちは、
優秀な人ほど最初に日程を提示してきました。


持論を繰り返す人は、自分の意見を大事に扱ってくれないこと、
無視されることに腹を立てるので、
ホワイトボードにその意見を書いてあげるだけで
満足してくれます。


自然に介入するには、相手が息を吸う瞬間に
こちらが話せばいいのです。
人は息を吸う間は話すことができないからです。


仕事は「巻き込み」より、「共通の敵探し」でうまくいく


一番やってはいけないのは、
「経営会議できまったものですから」と
目上の人の名前を出して現場にやらせようとすること


仕事のできない人には期待はしないが、バカにもしない


事実でも「私がやった」と言うと、
まわりから嫌われてしまいます。怖いのは嫉妬です。
男の嫉妬ほど恐ろしいものはない。
600社以上、人事の裏を見てきた結論です。


今までは「成果を挙げ、上司の覚えがいい人」が
リーダーになっていきました。
しかし今は、「この人についていきたい」と
まわりから評価される人がリーダーになります。


コンサルタントは厳しいこともハッキリ言うので、
最初と最後の挨拶のお辞儀は
誰よりも深く、長く、誠意を持って行うものだ


勇気を出して、自分の欠点、嫌いなところを
書き出してみましょう。
そしてどんどん変換していくのです。
それがコンプレックスを乗り越える
チャンスになるかもしれません。


若手のときは優秀でも
途中からリストラ候補になってしまうのは、
細かいキャリアプランを描くタイプでした。







engineer_takafumi at 10:12│Comments(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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