2018年02月04日

声と言葉のプロが教える 伝わる話し方

本日はのざき きいこ氏の
声と言葉のプロが教える 伝わる話し方
です。
声と言葉のプロが教える 伝わる話し方

本書の著者は、全日空グランドホステスより、
声優、ナレーターへと転職。
現在はナレーションの録音制作会社として、
「おふろが沸きました」の音声ガイダンスなど
カーナビ他、300社以上の声の仕事をこなしてきた
声のスペシャリストです。

本書ではそんな著者が、
声のテクニックや「伝わる」ための
コミュニケーションの方法を説きます。

「伝える」ためには、テクニックと感情の
両方が必要ですが、そのバランスが良く、
企業で接客サービスを経験されたことが
活きていると感じました。

また、著者の豊富なエピソードが興味深く、
「場数は馬鹿'S」等の印象的なネーミングなど
読者に配慮した工夫が随所に見られ、
コミュニケーションのプロらしい本でした。


個人的には、
刑務所での講演のエピソードが印象的でした。
話し方のプロでも、異質の環境に入ると、
こんな風になってしまうのですね。


会話をしていて、聞き返されることが
多い人にお勧めの一冊です。
声を改善して、コミュニケーション力を
高めることができるでしょう。



声で損をしている人の共通点
・声が小さい
・滑舌が悪い
・声に表情がない


声は見えませんし、ましてや無音状態です。
それなのになぜそう言えるのでしょうか。


キーワードの前で小さな間をとります。
キーワードの言葉を言うときは少し高く、
強く発声し、逆にスピードはゆっくりです。
たったこれだけのことです。


刑務所は全体統率のため、
普段厳しく矯正教育しているものですから
笑わないんです


「場数は馬鹿'S」とは、失敗も勉強だからと、
馬鹿になって数をこなしていくことです。
人前で話す機会が訪れたら、
チャンスだと思ってチャレンジしましょう。


日本語で「まもなく高速道路に入ります」
のコメントを収録する際、
スペイン語のネイティヴナレーターが「まもなく」だと、
1キロ先か10キロ先がわからなくてかえって不安だから、
スペインではそのような表現はあまりしないとのことでした。


本気の声と言葉には、
テクニックを超えた説得力があります。


好印象を与える話し方は
まぁ〜るい 心と
まぁ〜るい 声で
まぁ〜るい 話す


2回目に会ったときに名前で呼ばれると
「覚えていてくれたんだ!」と、
相手への親近感が増します。


感情的な物言いは、相手の反感をあおるだけで、
相手の心に浸透しません。


言葉だけが立派でも
声が遠慮していると よそよそしい
言葉だけが優しくても
声がとげとげしいと 響かない
言葉が流暢でも
声にハートがないと 嘘っぽい
「自分の言葉」は 声と言葉が一つに
なったときに生まれる
声と言葉を 一つにするには、
五感でキャッチした感覚から
生まれてくる
心の叫びから 生まれてくる
言葉に魂を吹き込むことで
その言葉が生きてくる






engineer_takafumi at 21:46│Comments(0)★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

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