2018年02月17日

ストックビジネスの教科書

本日は大竹 啓裕 氏の
ストックビジネスの教科書
です。
ストックビジネスの教科書


起業という夢に向かって進み始める。
しかし、その中で袋小路にはまることがあります。

食べていくために、休みなく働かざるをえなくなり、
まるでブラック起業で働いているかのように
自分で自分を酷使する「自家ブラック化」
という状態になってしまうのです。

こんな環境から抜け出すために必要なこと、
それは「ストック化」にあると言います。

時給で働くバイトのように、
働いたぶんだけ給料をもらうフロービジネスから、
継続的に利益をもたらしてくれる
ストックビジネスに切り替えていくのです。

本書では、フランチャイズやレンタル会議室など、
独自理論でさまざまなストックビジネスを展開している
著者がストックビジネスの作り方について語ります。

理論と実例のバランスがよく、
要点が頭に入りやすいと感じた一冊でした。


個人的にはストックビジネスの要点に
「売ることができる」があるのが
印象的でした。


起業を志す人にお勧めの一冊です。
ストックビジネスを意識することにより、
ビジネスを安定化させる道が開けるでしょう。



「ストックビジネス」の定義で最も重要なのは、
あなた自身がそのビジネスのオーナーである
ということです。


「ストック」があれば、「フロー」で冒険したとしても、
事業は崩れる可能性が低くなるということです。


究極のストックビジネスは不動産です。
もっと言ってしまえば、
無借金の不動産を所有することです。


「ストックビジネス」とは、
いったい、どう定義されるのでしょうか。
(中略)
・継続的にお金が入る
・売ることができる


そのビジネスを買ったとしても、
そのビジネスに関わる特定の人がいなければ
成り立たないビジネスなら、買う意味がありません。


インターネットがいくら発達しても、
大人の男は毎日ヒゲを剃る。
それが私の求めるビジネスだ。


「給与」は継続的な収入であったとしても、
もちろん、他人に売ることはできません。
ですから、「ストックビジネス」ではありませんが、
「ストック」とみなすことは可能です。


独立起業して「自家ブラック化」
してしまう人に共通しているのは、「フロー」だけに注力して、
それを「ストック化」するということを
考える余裕がないことです。


「切れない糸」を垂らしておくことと、
「消えてなくなるもの」を組み入れておくことは
ビジネスをやる上でとても有利になるので
覚えておくといいでしょう。


顧客と自分の「スキル差」を利用して
ビジネスの種を考えるのが、
もっとも簡単なビジネスの作成法です。


副業で始める人ならば、給料を「ストック」とみなして、
「質」と「リスク」がストックされ、「信用」が生じ、
追い風が吹くのを待つのもいいでしょう。


ストック性の高い収益ユニットを構築すると、
出費(会計上の販管費)の部分は、
増大していく収益の中でほとんど無視できる額に
なってしまうので(抑えるのに越したことはありませんが)
あまり重要視しません


「増加数」は増やすということよりも、
「保つ」ことが重要です。
なぜなら、毎月一定の増加数が計算できるようになると、
収益ユニットが生む収益が安定するからです。


「ストックビジネスは経年劣化する」ことと
「人間の飽き」というものの恐ろしさを痛感しました。


チューニングとは、そのストックビジネスの
「収益ユニット」が高い収益を上げ続けるために必要となる、
きめ細かい「調整」のことです。


値下げは「基本的にしない」と決めることが重要です。


値下げは非常手段ですが、
どうしても下げなければならない場合は、
ここまでなら下げても損はしないという「最低価格」を、
あらかじめ設定しておく必要があります。


価格を安くしすぎることは、
サービスを提供する側だけでなく、
サービスを受ける側にとってもマイナスになる可能性がある
ということも考慮しておく必要があります。


「増加数」を増やすことに意識を向けるのではなくて、
「減らさない」ことに注力するということです。


臆病なのは、悪いことでないと思います。
臆病が緊張感を生み、緊張感がアイデアや
新しい仕組みを生み出します。
そして、それがやがて自信に変わります。







engineer_takafumi at 01:15│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 経営

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