2018年02月25日

エンジニアの成長戦略

本日は匠 習作氏の
エンジニアの成長戦略
です。
エンジニアの成長戦略


本書の著者は、エンジニアとして現場で実績をつくり、
医療機器メーカのプロジェクトマネージャー、
プラントメーカーの品質保証部門の責任者などを歴任。

現在は独立されて、エンジニアに対するキャリア指導、
工場の生産設備や品質保証のコンサルティングを
されています。

また、技術士をはじめとして、甲種危険物、ISO審査員など
多数の資格を取得されています。


そんな技術のプロである著者が、
本書でエンジニアのキャリアについて説きます。

エンジニアとしてのキャリアの積み方、
どのような知識を身につけるべきか、
キャリアチェンジの方法など、
エンジニアにとって、自分に特化したキャリア戦略論は
とても役立つことでしょう。


個人的には、
チャレンジャー号の事故を防げなかったエンジニアと、
シティーコープタワーの倒壊を防いだエンジニアの
対比の部分が印象的でした。


エンジニアを志す大学生、若手エンジニアに
読んで欲しい一冊です。
エンジニアとしてのキャリアの積み方が
つかめることでしょう。




文系のなかでも文学や哲学、言語学などの
フィールド出身者は、純粋な「理系」に近い考え方をする。
「なぜ、そうなのか?」「どうしてか?」
という発想をするからだ。


正しいだけでは、人は感動しない。
優秀な技術者がアイディアの正当性を裏づける
データをいくら揃えても、
注目されずに終わってしまうことがある。
いくら自分の正しさを証明するデータを集めても、
綺麗なグラフで表現しても、それだけでは、
ほかの人は関心を持つこともないし、賛同もしてくれない。


普通の日本人が外国人の名前を覚えにくいというのは
自分の知っている範囲のなかに
外国人の名前があまりないからだ。


『現代用語の基礎知識』を読むと、
現代の様々な分野に関するキーワードの
基礎知識のベースが頭の中に構築される。
何か新しい分野の勉強を始めるときにそれが役に立つ。


基本的に、速読というスキルは、
必要・不必要の判断を読みながら行うだけである。
ただ、内容の理解だけでなく、
それが必要なのか不要なのかの判断をしながら読むため、
少しエネルギーの消費が多い、疲れる読み方だ。


21世紀の今日でさえ「永久機関」と称する特許出願が
2000年以降だけで20件程度ある。


人は、結局のところ、
自分の好きなこと得意なことが見つからないために、
辛い道、不幸な道を歩んでしまうことが多い。


あなたを採用する側はそう考えない。
この人が新しい職場と業務に適応して
これまで以上の成果を出せるのかに関心がある。
だから、過去の実績そのものより、
経験から何を学んでどう活かそうと
しているのかに興味がある。


青色LEDの中村修二氏は、退職時に求められた
守秘義務誓約書のサインを拒否している。


この建物がハリケーンで倒壊するかもしれないことに
気がついているのは、今、世界に自分1人である。






engineer_takafumi at 12:31│Comments(0) ★理系本の書評 | ⇒ 理系の人・理系社会

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