2018年03月28日

論理的な人の27の思考回路

本日は北村良子 氏の
論理的な人の27の思考回路
です。
論理的な人の27の思考回路

本書は出版社より、ご献本頂きました。
フォレスト出版様、ありがとうございました。


本書は数学パズルや漢字パズルなど、
いわゆるパズルの本です。

ただのパズルの本であれば、500円も出せば、
大量の問題を買うことができます。

しかし、この本がすごいのは、
その解法を詳細まで徹底的に解説することです。

おそらく、この手のパズルには
苦手意識のある人も多い気がしますが、
この本があれば必ず理解できることでしょう。

また、内容はパズルにとどまりません、
数学パズルは論理な思考力を鍛えてくれる、
とても良いトレーニングになるのです。

その思考力とはどのようなものか、
そしてそれをどうやったら鍛えられるかまで
本書で解説されています。

筋トレは効いている筋肉を意識しながら
行うと効果が飛躍的に高くなるといいます。

同様に、この本を読んで、パズルを解くと、
論理的な思考力が効果的に鍛えられることでしょう。


個人的には、
「比較するスキル」が足りないと、
どんどん選択を後回しにするようになり、
楽な選択を繰り返し、人間をダメにする
という部分が特に印象的でした。


数学が苦手だけど、論理思考を身につけたい、
と考えている人にお勧めの一冊です。
パズルを楽しみながら、頭の体操を行い、
思考力を高めることができるでしょう。





以前は、脳細胞は減る一方だと考えられていましたが、
最近では、限定的な範囲ではあるものの、
神経細胞は増えるということがわかってきました。


もし、比較するというスキルが足りないと、
人は選ばないという選択に逃げるようになります。


直面した選択肢を比較検討することにストレスを感じ、
逃げ続けようとすると、今の自分が心地よいと思うもの、
つまり楽なほうを選んでしまうのが人間です。


どこからでも攻めていけそうな問題は、
「手当たり次第」で簡単に正解を求められることは稀です。


シンプルに考えるとは、戦略を考えること。
「結局、自分はどうしたいのか?」と
自問自答してみるのです。


選択の幅が広がると、脳が疲れ、
人は決断を先延ばしするほうを選びやすくなる
という結果です。


頭の中でイメージをつくり出す力が高いと、
空間認識力だけでなく、記憶力も上昇するといえそうです。


人は相手の気持ちを考えることができる特殊な生き物です。


ポイントは、式を見たときの違和感を大切にすることです。
あなたが感じた違和感は、作者の意図や問題の核心を
突いているかもしれません。


一般的に、いくつかのことを同時に行う
マルチタスク(デュアルタスク)は、
そのすべての精度を著しく下げ、
合計で100%も発揮できないと言われています。


脳の近い領域を使うマルチタスクは脳を非常に疲れさせますが、
違う領域を使うマルチタスクであれば脳を活性化し、
その能力を向上させてくれるのです。


もし、あまりよく理解できなかったと思われたのなら、
この本を本棚にしまっていただき、
1〜2ヶ月くらい放置してください。
その間に脳内では自動的に情報をかみ砕いて、
理解と整理が行われ、一度処理が終了するでしょう。
その後、再び開いていただければ、
以前とは違った感覚で読むことができると思います。






engineer_takafumi at 22:14│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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