2018年07月09日

心を休ませるために今日できる5つのこと

本日はボニー・セント・ジョン氏、アレン・P・ヘインズ氏の
心を休ませるために今日できる5つのこと
です。
心を休ませるために今日できる5つのこと マイクロ・レジリエンスで明日のエネルギーをチャージする

本書の著者は5歳の時に、片足を失ってしまいます。
しかし、その出来事をバネに
パラリンピックのスキー選手として活躍。

その後は、オックスフォードの奨学生として勉強し、
現在は世界的に知られたリーダーシップ専門家として、
数多くの人材を指導、育成に携わっています。


本書はそんな著者が説く、
「マイクロ・レジリエンス」のテクニックです。
これはものの見方や飲み物の選び方など、
ささいな生活習慣を見直すことにより、
疲れた肉体、精神を回復させて、
人をより良い形に導こうというものです。

自己啓発の本としては、ベーシックな内容で、
内容は大体は聞いたことのあるものでした。

ただ、その実例や説明にリアリティがあって、
メソッドを試してみたい、という気にさせられました。


個人的には、水を飲む習慣や逆転発想法、ラベリング
深呼吸の方法などはすぐに取り入れられて、
効果がでそうと感じました。
さっそく生活に取り入れてみようと思います。


疲れがたまって、パワーが落ちている、
と感じる方にお勧めしたい一冊です。
日常の習慣を少し変えることにより、
頭や体をスッキリさせるヒントが見つかるでしょう。




5つのフレームワーク
1 脳の使い方を切り替える
2 原始的な恐怖をリセットする
3 思考のクセを見直す
4 体をリフレッシュする
5 心を活性化する


意思決定や分析といった複雑な活動をいくつもこなすと、
さらに急激に活力が衰える。
思考プロセスが分断されると、
こまかいことを思い出す能力が減退するのだ。
想像への意欲も激減し、
重大なミスを犯すリスクが増え、
結局は仕事の質の全体的な低下につながる。


仕事の質や正確さを最優先しないのなら、
同時に二つ以上の作業を行ってもいい。
しかし、マルチタスクが忙しい日々の効率アップ
に役立つという一般的な考えは、
科学よりずっと神話に近いものだ。


予想以上に脆弱な知力は、簡単な対策によって
回復させることができるという。
たとえば自然の風景を眺めたり、ちょっと休んだり、
前向きな気分転換を図ったり、
体内の血糖値を上昇させたりするのだ。


チェックリストはどうやら想像以上に幅広い分野で、
素人からベテランまで万人に
有効らしいということがわかってきた。
人間の記憶力や注意力には限界があるので、
見逃しやミスはどうしても起きてしまう。


私の人生には間違いが山積みだったが、
そのほとんどは実際には起こらなかった。


思考に名前をつけるだけで、
その支配力を取り除けることが多い


ストレスを感じたら深呼吸を、というのは
よくわるアドバイスだが、マリオンのように胸で呼吸すると、
かえってひどくなりがちなことはあまり知られていない。
不安や怒りは胸の上部で行う浅い呼吸につながり、
横隔膜を用いた深い腹式呼吸の八分の1から十分の1の
空気しか取り込めない。
胸式呼吸は横隔膜呼吸よりずっと負担がかかり、
その結果、胸式呼吸は実際に
ストレスレベルを上げることがある。


適切な相手に、適切な程度で、適切なときに、適切な目的で、
そして適切なやり方で怒ることは簡単ではない。


信念、思い込み(belief)である。
困難な状況あるいはできごとについての
思い込みが結果を形づくるのだ。
したがって、思い込みを変えることで、
結果を変えることができる。


逆転発想法による見直しは、
考え方をネガティブからポジティブへの
逆転させる手っ取り早い方法だ。
(中略)
「修士や博士の学位を取りたいが、お金も時間もない」
などと書く。
次にそのカードを裏返して、
そこに正反対の文章を書いてもらう……
それが真実だと思っていなくても、
「上級学位をとるためのお金や時間が確かにある」
といった言葉を。
それからカードの両面に書いたことについて、
同じテーブルの他の参加者たちと話し合ってもらうと、
彼らが新たな姿勢や洞察、
アイデアを提供してくれるかもしれない。
すると、しばしば軌跡が起こる。


午後の半ばにカフェインや砂糖で元気づけするより、
一日中ずっと水分補給をしているほうが、
かえっていいんです。


ストレスを受けたり厳しい締め切りに追われたりすると、
あの頼りになる水のボトルは机の端に追いやられ、
無視されてしまいがちだが、そういうときにこそ、
なによりも水分補給が必要なのだ。


スタンは日中、絶えず水を飲むことにより、
慣れっこになっていた痛みと不快感が
なくなるのに気づいたのだ


フランクルは、自分自身が生き延びた理由の一つは、
周囲の恐ろしい苦しみに意味を見いだし、
のちにそれについて書き残したいという
強い思いを抱いていたことだと考えた。
彼の結論は要するに、目的を明らかにすると、
日々の苦役の単調さを切り抜けられるだけでなく、
想像もできないほど悲惨な状況にあっても
勇気をふるいおこし、生命力まで強められるということである。


目標という言葉は行動と方向性を意味するが、
価値観という語には情熱と信念、
そして喜びが含まれる。
価値観のない目標は、意味のないただの行動にすぎない。
逆に、目標のない価値観は受動的で目的がない。


他の人の支援を受け入れる人が、
支援する側と同じような成果をてにするのを
よく目にしてきた。






engineer_takafumi at 18:02│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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