2018年08月16日

起業1年目の教科書

本日は
起業1年目の教科書
です。
起業1年目の教科書

本書はスモールビジネスの起業家を専門に
コンサルティングをされている著者による
起業の教科書です。


起業で成功している人が持つマインド、
それは「階段思考」だと言います。

つまり、大きな目標を小さく分割し
最初の一歩を踏み出しやすくすることです。

起業を考えたときに想定される
さまざまな障害について語っていて、
それらを一つずつ潰していきます。

そのうち自分にも何かできるような
気がすることが不思議です。


本書はテクニカルな問題というよりも、
起業家本人のメンタルについて
多く書かれています。

恐らく、著者の長い経験の中で
メンタルでブロックがかかっている人が
ほとんどだったのでしょう。

優しい語り口から、自分もやれるのだ、と
安心感をもらうことができました。


個人的には、
「相手の感情を自分の心で感じられたら、
自分の不安は消えてしまいます」
という部分が特に印象的でした。


現在サラリーマンで、起業を考えているが、
最初の一歩を踏み出せない、
という人にお勧めの一冊です。
本書が最初の小さなステップを
示してくれることでしょう。



多くの人が持つ、起業に対する勘違いがあります。
それは……
「起業とはハードルの高い大きなチャレンジだ」
という勘違いです。


陥る状況は、次の「2パターン」に分かれます。
1つは、彼のように
無謀なチャレンジをしてしまうパターン。
もう1つは、
「怖くて一歩も進めない」
というパターンです。


成功する人は、
「起業に大きなチャレンジが必要ない」
ことを知っています。


成功している人は
大きな目標に到達するための細かな階段を作っている


本書で得られるものは、
起業で成功している人が持つ
「階段思考」です。


「考える」ことは多くの人が嫌がる仕事です。
それを続けられるのであれば、
あなたは起業家として必ず成功できるでしょう。


スタートしなければ、
本当の意味での試行錯誤はできません。


成功者に共通して言えることは、
「とにかく何か一歩踏み出してみた」、
ということだけです。


言葉にできないパッションが一番パワーがあります。
最初からうまく説明できる言葉なんて、
たかが知れています。


勇気や自信を他人と比べても仕方ありません。


起業家は目移りするぐらいでちょうどいいと思います。
目移りしないというのは、情報収集を怠っているとか、
視野が狭まっているのかもしれません。


売れるかどうかは売ってみないとわかりません。


喜んでくれる人がいる限り、なんでもビジネスになります。


小さなビジネスを始めるときに、
最も大事なのはビジネスモデルではありません。
「価値があるか」どうかです。


身内が応援してくれるケースはめったにないので
安心してください。


オススメなのは、疲れる前に
「朝30分だけ起業準備にあてる」というやり方です。
これを毎日続けたほうが、
まとめて数時間やるより進みます。


求められるアウトプットを明確にすればするほど、
効率は上がっていきます。


何にお金を戦略投資するかというポリシーがあれば、
貧乏臭くなることはありません。
ポリシーのある節約は戦略そのものです。


早く小さく失敗して、大きく成功してください。


起業しようと決めたとたん、
会社が「練習の場」に見えてきます。


会社は、あなたを伝説の人にするために、
舞台を提供してくれています。


仮に決めてやってみる。
違っていたら変える。これが一番早いです。


私たちが目標を立てるとき、
無意識に達成することのデメリットが
浮かんでいることがあります。


300億円が妥当な事業があれば、
300万円が妥当な事業もあるわけです。


収支を見る単位を1年とか3年という
長い期間にするだけで、
かなり落ち着いてお金を見ることが
できるようになります。


支出だけのときは不安になるかもしれませんが、
お金が減っていくということには、
良い一面もあります。
それは、あなたが未来のために
投資ができているという証拠だからです。


「安心」はお金だけで獲得しようとすると、
とても大変です。


銀行の預金残高がゼロになったとしても、
それはコンピューターの記録上の話であって、
なにか世界が変わるわけではありません。


人間は、自分の考えを一旦、
自分の外に出してみないと、
客観的に自分を見ることができません。


起業当初は、営業するというよりは、
「応援者を募る」という気持ちで
発信してみるのも1つです。


「スキル不足が怖い」と思う人は、
お客様との関係を短く見すぎているのかもしれません。


忘れがちなのは、「雰囲気」も含めてあなたそのものだ、
ということです。


「お客様に満足してもらえるまで価値を提供しよう」
と覚悟すること。


どんな値段であっても買ってくれる人は必ず存在します。
そして、あなたの商品を求めている人は必ずいます。


伝え方によって2倍も3倍も価値を感じてもらえるなら、
その努力をするのが起業家の仕事です。


理由のない値引きは信頼を失うし、
そもそもの価格設定を疑われてしまいます。


相手は商品のクオリティだけでなく、
こちらの姿勢も見ています。


営業力とは、知らない人を
グイグイと説得する力ではありません。
どちらかというと「応援される力」です。


起業してはじめて仕事が取れたら、
その1件に集中し、お客様が満足してくれるまで
やりきるのが良いと思います。
その仕事に集中して、
他の営業もしないでいいくらいです。


最初の1件は、通常の3倍も10倍も
時間がかかってもいいと思います。
お客様のニーズには全部答えます。
それでようやくニーズもつかめますし、
価値が提供できるようになります。
仕事の流れも一通り経験できるし、
接客も一応は体験できます。


0件と1件では大きな違いがあるのです。


うまくいっている人は、
「なんとかするのが楽しい」という感覚のようです。


相手の感情を自分の心で感じられたら、
自分の不安は消えてしまいます。
人は、一度に2つの感情を
感じることはできないからです。


委託費用を計算するときは、その仕事単体ではなく、
トータルでどれだけの売り上げが
増えるのかを計算してみてください。


経営者は、任せる練習をすることも大切です。
どこかで「えいっ」と任せる決断を
することが必要になります。
早くその決断をできる人ほど、
早く成長していきます。


経営者の仕事の7、8割は売ることです。
この部分を人に任せようとするのは、
ビジネス自体を他人に委ねてしまっているようなものです。


根本的には、誰かに認められるより、
自分が自分を認めることのほうが先です。





engineer_takafumi at 16:16│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 経営

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