2018年10月08日

好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法

本日はエミリー・ワプニック 氏の
好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法
です。



世の中では、色々な仕事を転々とした、
キャリアを歩む人がいます。

しかし、現在の世の中の価値基準だと、
飽きっぽい、何をやっても中途半端など
ネガティブに見られてしまいがちです。

でも、そういう人は人にない才能を持っています。
それは、マルチ・ポテンシャライト、
つまり、さまざまなことに興味を持ち、
多くのことをクリエイティブに探求できるのです。

本書の著者は、
マルチ・ポテンシャライトという概念を紹介。
それが全世界で550万回再生され、36の言語に翻訳された
という実績を持ちます。

そんな著者がマルチ・ポテンシャライトの
キャリアの築き方を説きます。

特に、マルチ・ポテンシャライトの4つの働き方
という部分は参考になりました。
新しい働き方のひな型となり得るでしょう。


なお本書ではマルチ・ポテンシャライトを、
特別な人のように扱っています。

しかし、それは多かれ少なかれ
どんな人でも持っている性質なのではないかと、
個人的には思っています。

そして、確かなことは、
これからの時代はそんな特性が
成功に必要な要件となることです。

堀江貴文氏の多動力のヒットも、
そんな時代の到来を告げているのでしょう。

本書を読みながらそんなことを感じました。


個人的には、
「つながる」活動と「吸収する」活動は組み合わせてもよいが、
どちらも「つくる」活動と組み合わせてはいけない、
という部分が特に印象的でした。

これからは少なくともアウトプットの時間は、
マルチタスクにしないように
気をつけたいと思いました。


「好きなことを次々と仕事にして」
という部分に魅力を感じる方にお勧めの一冊です。
自分がどうやって自分を満足させながら、
世の中に貢献できるかの指針を得られるでしょう。



「大人になったら何になりたいの?」は、
「この人生で許されているアイデンティティは一つだけ。だから、どれにするの?」
という意味だ。ゾッとしないだろうか?


問題解決に携わる顔ぶれが多彩になればなるほど、
問題は解決されやすくなる。
人は自分の分野から遠い問題にも、
自分の仕事で出会った解決策で
対処するものだからだ。


僕の才能は、スペシャリストの同僚たちと違って、
未知のものにも一切ひるまないこと。


一般的な科学者と比べて、ノーベル賞の受賞者は、
俳優やダンサーやマジシャンとして
パフォーマンスをする割合が22倍も高い。


資本主義文化は、お金にまつわる
不健全な姿勢をあおることがある。


お金の必要性は、人間の生存本能に働きかける。
とてもリアルだからだ。
食べ物にも住まいにもお金が必要だから、
「お金がない」と感じると、
人間の身体は猛獣にでも出遭ったかのように
心臓がドキドキしたり、手に汗をかいたりしがちだ。


あなたの目標も、どうでもいい雑用をいくつもこなして、
生活費をまかなうことではないはずだ。


「お金」と同じで「意義」も、
手がけるすべてのことから得る必要はない。


マルチ・ポテンシャライトは、
スケジュールを詰め込みすぎて、
人生を多彩に広げすぎるきらいがある。


「完ぺきな1日」のエクササイズは、とても役に立つ。
どちらの方向に進むべきか、手がかりをくれる。


「グループハグ(まとめて抱きしめる)・アプローチ」とは、
一つの多面的な仕事またはビジネスに携わることで、
職場で多くの役割を担い、いくつもの分野を行き来できること。


「スラッシュ・アプローチ」とは、パートタイムの仕事や
ビジネスをいくつか掛け持ちし、
その間を日常的に飛び回っていること。


「アインシュタイン・アプローチ」とは、
生活を支えるのに十分な収入を生み出し、
ほかの情報を追求する時間とエネルギーも残してくれる、
フルタイムの仕事かビジネスに携わること。


「フェニックス(不死鳥)アプローチ」とは、
ある業界で数ヶ月、もしくは数年働いたあと、
方向転換して、新たな業界で新たなキャリアを
スタートさせること。


グループハグ・キャリアは、
見つけることもつくり出すこともできる。


ルネサンス・ビジネスはとてつもない
もうけを生む可能性がある上に、
ユニークな哲学を打ち出すことで、
熱狂的なコミュニティや顧客を惹きつける可能性もある。


パートタイムの仕事は
フルタイムで雇用されるより格下だ、
と考える人たちもいるが、
スラッシュ型キャリアリストにとっては、
パートタイム+パートタイム+パートタイム+パートタイム
=夢、なのである。


スラッシュの扱う範囲が狭ければ狭いほど、
私たちは「多様性」のニーズを満たそうと
多くのスラッシュを求める。


「アインシュタイン・アプローチ」とは、
生活を支えるのに十分な収入を生み出し、
ほかの情熱を追求する時間とエネルギーも残してくれる、
フルタイムの仕事がビジネスに携わること。


機械的で幅の狭い仕事のよいところは、
仕事と私生活のメリハリがつけられること。


多面的な「ほどよい仕事」を探す人もいるが、
多様性がありすぎると、
仕事のあとにエネルギーを保つのが難しくなり、
裏目にでることもある。


何年もトレーニングが必要な仕事に
興味を持っても構わない。
何年も勉強しなくてはならない分野で熱心に働きながら、
毛色の違う有意義な趣味をたくさんもっている
マルチ・ポテンシャライトは大勢いる。


ほかのワークモデルを選ぶマルチ・ポテンシャライトに比べて、
フェニックス型のマルチ・ポテンシャライトは、
少なくとも一度、博士課程を放棄している人が多い。


激しい怒りやストレスよりも、
マルチ・ポテンシャライトが「そろそろ次へ」の
気づきのワードとしてよく挙げるのが「退屈」だ。


生産性とは、目標に向かって全身できるように
対策を取ること。


選ぶことでたしかに選択肢は減るけれど、
自分が思っているほどじゃない。
選択が一生ものだったり、取り消せないことはまれだ。


とりあえず、選ぶことを深刻にとらえてはいけない。
選ばないことも選択だから―
こちらのほうが重大な結果をもたらすことが多い。


よいスタートを切るには、
同時に1〜5個の優先プロジェクトを持つのがよいだろう。


クリエイティブにプロジェクトを前進させるカギは、
常日頃からクリエイティブでいること。
つまり、クリエイティブな取り組みが
習慣になっている状態だ。


世間の印象とは裏腹に、マルチ・ポテンシャルライトは
仕事が大変になっも投げ出したりしない。
私たちが辞めるのは、仕事が朝飯前になったときだ。
大変でなくなった時点で興味をなくし、
新たな分野を探求したくなるのだ。


外からは途中で投げ出したように見えても、
マルチ・ポテンシャライトにとっては、
そこがゴールだったのかもしれない。


「抵抗」と「自分なりの終点」とでは、身体の感覚が違う。
「抵抗」は一気にどっとわき上がる強烈な感覚で、
「今すぐ辞めたい!」という気分にさせる。
一方、「自分なりの終点」の場合は、
「この分野で必要なことは学んだ/達成した」
「おおむねやり遂げた」という意識が徐々に高まる。
このそわそわ落ち着かない感覚はゆっくりと現れるので、
人はたいてい「次に行く準備が整った」
という現実を無視しようとする。


「抵抗」の場合は、無視しようがない。
抵抗は恐れや自信喪失や不安をもたらすが、
胸の置くにはなおもわくわく感や情熱が
息づいていることが多い。


「自分なりの終点」に達すると、
恐れを感じることもあるが(変化に恐れはつきものだから)、
プロジェクトに対するわくわく感や情熱は薄れているだろう。


フロー状態に苦もなく入れるときもあれば、
なかなか入れないときもある。


「つながる」活動と「吸収する」活動は組み合わせてもよいが、
どちらも「つくる」活動と組み合わせてはいけない。
(中略)
つくるときは、ただつくるべきなのだ。


そういうわけで、自分のささやかな成功を記録するのは、
ついネガティブになりがちな生まれつきの
資質と戦うパワフルな手段だ。


ささやかな成功を記録する一番のタイミングは、
新しいプロジェクトを探求し始めたとき。
初期の段階には、力不足で気まずい思いをしたり、
目の前の仕事の山に弱気になったりしがちだ。
そんなとき、ささやかな成功に気づいて喜べば、
元気が出て前に進み続けられる。


マルチ・ポテンシャライトだから、
方向転換するのは至って当然のことだ。
新しい分野に移るのは、
マルチ・ポテンシャライトの特徴だから、
転身を後ろめたく思う必要はない。


あなたの仕事は職務を果たすことであって、
その分野でトップに上り詰めることではないはずだ。
他人がしていることに、気をもんではいけない。


古い世代の人たちは、必ずしも理解していない。
今の経済がどれほど昔と違っていて、
適応能力があってさまざまな分野に
精通していることがどれほど重要になっているかを。





engineer_takafumi at 23:00│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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