2019年02月02日

100%集中法

本日は藤野敬介 氏の
100%集中法
です。



本書は出版社よりご献本いただきました。
フォレスト出版様、ありがとうございました。

本書はヒプノセラピスト(催眠療法士)である著者が、
集中する方法を説いたものです。

心理学や精神医学を長年研究した著者の一冊なので、
理論的な背景がしっかりしています。

また、大勢のクライアントと向かい合われた経験から、
効果が高いメソッドとなっているようです。

集中力に自身がある、という人は少ないでしょう。
集中するための理論と方法を理解していれば、
注意を引くものがあまりに多い、現代社会でも、
必要なことに集中することができるでしょう。


個人的には、
人の潜在意識は、自分の声に一番良い反応を示す
という部分が印象に残りました。

これは、たとえ自分の声が嫌いでも成り立つそうです。
だから、声を出して独り言をいうこと、
そしてアフォメーションの影響が強くなるというわけです。


気がすぐにスマホに手を出して、
仕事や勉強に集中できない、という人にお勧めの一冊です。
実践的なので、どのように集中状態が得られるか
その理論と手順を学ぶことができるでしょう。




深い催眠状態に入ると、時間の感覚に
ゆがみというか狂いが生じることがあります。


催眠状態というのは、人が極度に集中した状態である
ということでした。
何に対して集中しているのかというと、他者催眠であれば
施術者と施術者が与える暗示(指示)に対して、
そして自己催眠であれば自分の内側に
意識が集中しているということです。


新しい情報をたくさん受ければ受けるほど、
脳がその処理をし終えるまでに時間がかかってしまう
ことを意味します。
そして、この処理に時間がかかればかかるほど、
時間が長くなったと脳は感じてしまうのです。


フロー体験中は時間の感覚にゆがみが生じ
(タイム・ディストーションです)、それによって、
長時間の作業が短時間に感じられるわけですが、
ゾーンに入るとこの感覚がさらに先鋭化し、
ついには時間が止まったかのような、
研ぎ澄まされた「時間停止の感覚」が生まれます。


あなたは、ご自身が催眠にかかったら、
どんな状態になると思いますか?


どれだけ優れたヒプノセラピストの声でも、
被験者自身の声の力には到底及ばない


人の潜在意識は、自分の声に一番良い反応を示すというのです
(アフォメーションに効果があるのはこのためなのです)。


実際のところは、明るい表情をしているからうれしくなり、
暗い表情をしているから悲しいと脳は認識するのです。


「ピンクの象を想像しないでください」と言われた人は、
ほぼ間違いなくピンクの象を想像してしまうというもので、
人の潜在意識の「否定形の表現を認識できない」
という特徴を示したものです。


潜在意識は、人の感情に敏感に反応します。
そのため、暗示文の中に自分の感情を動かすような
ポジティブな言葉を入れると、さらに効果が増します。





engineer_takafumi at 19:42│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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