2019年12月01日

僕たちは、地味な起業で食っていく。

本日は田中祐一 氏の
僕たちは、地味な起業で食っていく。
です。


本書の著者の田中氏は、
大学卒業後に、大手IT企業に就職。

しかし起業を決意し、会社を退社します。

当初はうまくいかず、企業資金800万円を
借金100万にしてしまい、自信喪失します。

そんな著者を変えたのが
「地味な起業」でした。

それからはクライアントの売上を10倍にしたり、
開講したビジネススクールでは累計179名の
受講生が売上30億円を超えるなどの
成功を収めるのです。


本書はその「地味な起業」
について書いた一冊です。

一般的に起業というと、大きなアイデアを元に
社会を変えるような製品を開発する、
といった「派手な起業」を想像しがちです。

しかし、会社員出身の著者が成功した分野は、
セミナーのサポートをしたり、Webページを作ったり、
会社で仕事をすれば自然に身につくようなスキルを
使ったものだったのです。

「派手な起業家」は意外に
会社員にとっては当たり前のスキルがなく、
困っている人が多いのですね。

そういう人をサポートする仕事は
かなり需要があるわけです。

本書では「地味な起業」の始め方について
詳しく説かれています。

私もエンジニアとして仕事をしているので、
とても興味深い一冊でした。


個人的には、
クライアントとなる起業家さんは
プロへの依頼の仕方がわからない人が多い
という部分が特に心に残りました。

クラウドソーシングが使えれば、
可能性が広がるかもしれません。


副業を始めたいサラリーマンにお勧めの一冊です。
リスクがなく、小さく始められるので、
メリットが多く魅力的な働き方だと思います。



僕は、「特別なスキル」がなければ起業ができない
と思い込んでいました。
でも、実際にお金になったのは、
特別なスキルでも何でもない
「地味なサポート」です。


「この人が好き!」「応援したい!」と
思うような人の多くは、
すでに特別なスキルを見つけることが
できた超すごい人。
そういう人たちに限って、普通の会社員が
普通にこなしているような事務作業が
まったくできなかったりします。


アイデアにこだわるのではなく、
相手が困っていることに着目すればよいのです。


僕は集客のための発信と、
人を応援するための発信は別物だと考えています。


大切なのは巻き込む力よりも、巻き込まれる力、
振り回される力です。


何しろ、普通にプロに発注したら
数十万円を請求されることも珍しくないのですから。
むしろ「なんちゃってホームページ制作」を
求めている人も多いので、
自信を持ってチャレンジしてください。


地味な起業を実践したときに気づいたことは、
クライアントさんはプロへの依頼の仕方がわからない、
ということです。
だから、この悩みもお金に替わります。


実は大切なのは「何をするより、誰と働くか?」


ただ単に感想を送るのではなく、相手がメルマガで
取り上げたくなるような文章を送ることで
価値提供になります。


好きなことをビジネスにするより、
好きな人のビジネスを応援する。


地味な起業の仕事=出会いの人数×信頼関係の深さ×提案数


ビジネスでは、いうまでもなく結果は大切です。
でも、相手から「信頼される」上では、
結果が全てではありません。


本当の「成長」は、誰かを応援する経験を
通じて得られるもの。
地味な起業は、「自分のため」だけでは
いまいち頑張れない、
ごく普通の日本人向けの働き方なんです。


僕も「売れる力」があるからこぞ、
「やりたい!」と思ったことにどんどんチャレンジできます。


人より長い時間軸で人生設計すると、
チャレンジがこわくなりますからおすすめです。






engineer_takafumi at 16:26│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 経営

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