2020年08月08日

ひとり社長の最強の集客術

本日は今井 孝 氏の
ひとり社長の最強の集客術
です。


本書は大勢のスモールビジネス起業家の
サポートされている著者が、
集客術について説いた一冊です。


実は私は今井さんから学んでいます。

そして、いつも思うことが、
テクニックじゃなくて、メンタルだな、
ということなのです。

というのも、集客ためには
例えば、オンラインで、
メルマガを書くであるとか、
SNSに投稿をする。

リアルな場であれば、
交流会で名刺交換をするとか、
チラシを配る、などがあるでしょう。

つまり、やることなんて
誰でもそんなに変わらないのです。

ということは、大事なことは、
それをいかに行動に移すか、になります。

その時に問題になるのがメンタルです。
「売り込んだら嫌われるだろうな」とか
「断られたら、嫌だなぁ」という気持ちが、
行動をブロックしているのです。

やれば成果はでるのに、
メンタルがブロックしているわけです。


世の中にこんなことはたくさんあります。
例えば、ゴルフのレッスンプロと、
競技のプロの方の間には、
実は技術的な差はほとんどないそうです。

それでは差は何かというと、
精神的に追い込まれても、
勝利に向かって最善を尽くせる
メンタルなんですね。


本書では、テクニックだけではなく、
こんな行動を阻害するメンタル面を
丁寧にケアしてくれます。

心のブロックを解いて、
行動に向かうために背中を押してくれる
一冊だといえるでしょう。


起業されて、思うように売上が上がらない
という起業家の方にお勧めの一冊です。
地道ですが、効果が約束されている
行動を開始できるきっかけになるでしょう。





実は、売上が上がらない最も多い原因は、
「そもそも商品を売る相手がいない」
ということなのです。


売れない人は断られるのが嫌いで、
売られる人は断られることを気にしないということです。


婚活の場合は、多くの人が
「出会いがない」と嘆いていますが、
なぜかビジネスの場合は、
「商品が悪い」「業界が良くない」「不景気だ」などなど、
さまざまな原因を挙げます。
しかし、婚活と同じように、
根本的には「出会い」が少ないことが、
売上が上がらない原因なのです。


たとえ店舗型のビジネスであっても
「出会い」の入り口を増やすことで、
売上を増やすことができるいうことです。


「一人ひとりに声をかける」
という地味な作業ですので、多くの人は嫌がります。
しかし、実はそれが一番の近道だったりするのです。


単純に言えば、ダイレクトメールを
送れば送るほど売上が上がります。


彼らは、「仲間を作りに行こう」とか、
「面白い人はいないかな?」というノリで
交流会やソーシャルメディアを使っています。


「聞く」ことの目的は、お客様に
「この人は自分のことを分かってくれている」
と感じてもらうことです。


大事なことは、必ずお客様に毎回、
次の段階に進むかどうかの確認をすることです。


セールスでお客様に言う言葉は「買いますか?」です。
「買ってください」と頼み込むのではなく、
「買いますか?」と聞くだけです。


どうしても売れない相手が必ず何割かは存在しますので、
あまり落ち込む必要はありません。
相性の問題ですので、
切り替えて次のお客様に意識を移しましょう。





engineer_takafumi at 22:19│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 経営

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