★一般書の書評

2020年03月24日

レバレッジ起業

本日は持田 卓臣 氏の
レバレッジ起業
です。


本書の著者は、大手外資系企業で、
ITコンサルタントとして働いたのち、
株式会社ベンチャーネットを起業しています。

そんな著者による本書のテーマは、
「バーチャル社員」です。


スモールビジネスを起業した時、
何でも自分でやらざるを得ません。

少し落ち着いて、仕事を他の人に
任せようと思っても、
社員を雇うのはリスクがあります。


そこで役立つのが、バーチャル社員の考え方です。

つまりは、ITを使って仕事を外に振る、
ということですが、単なる外注とはなりません。

外から見ると、単なる外注に見えても、
思いを同じにする人と仕事をすれば、
普通の社員と同じようなパフォーマンスが
期待できるのです。


本書では、そんなバーチャル社員を
使いこなすための心得、ツール、実例を
たくさん盛り込んだ一冊です。

リモートワークがどんどん進む時代で、
この働き方を活かすノウハウは、
とても役に立つと思います。

今の時代にマッチした一冊でした。


個人的には、
チームの様子がおかしいかなと思ったら、
まず自分の最近の行動を振り返ってみる。
そして、「心理的安全性」「対等な関係」
というキーワードを思い出してみる。
という部分が特に印象的でした。

バーチャル社員はバーチャルであるが上に、
安心安全や対等、ということが、
リアル以上に重要になるのですね。


起業や副業を考えているサラリーマンに
特にお勧めの一冊です。
起業の心がけを学んだ上に、
ツールの使い方など実践的な知識も
得ることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 15:12|PermalinkComments(0)

2020年03月21日

問題解決力を高める「推論」の技術

本日は羽田康祐 氏の
問題解決力を高める「推論」の技術
です。


本書は外資系のコンサルティングファームを経て、
現在は広告代理店で活躍している
著者による一冊です。

この本は「推論の技術」ということで、
帰納法、演繹法、アブダクションという
基本的なテクニックについて解説しています。

実際の仕事に直結するというよりは、
本当の考え方の基礎となる部分について
多くページが割かれています。

よく「仮説思考」だから仮説が大事だ
というようなことが言われています。

しかし、その仮説の作り方について
本当に詳しく書かれた本はあまりありません。

この本は帰納法や演繹法といった
基礎的な思考法から、
どうやって成果に結びつく仮説を生み出すか
ということが丁寧に書かれています。

じっくり読んでいけば、
論理的な思考力を身につけることができるでしょう。


個人的には、
詐欺師にとって最も騙しやすい人は、
実は「論理的思考力が高い人」だ
という話が特に印象に残りました。

この本の中でも、「前提が大事だ」
ということが繰り返し書かれています。
論理において「前提」の大切さを
あらためて認識しました。


ある程度、論理的思考には自身があるけれど、
さらに伸ばして仕事に使えるようにしたい、
という人にお勧めの一冊です。
論理的思考の技術をブラッシュアップし、
さらに推論力を高めることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 23:05|PermalinkComments(0)

2020年03月20日

最速で10倍の結果を出す 他力思考

本日は小林正弥 氏の
最速で10倍の結果を出す 他力思考
です。


本書の著者は25才で独立するも、
最初は全く稼げず、時給900円のバイトを経験。
しかし、家族の病気をきっかけに奮起し、
一ヶ月後に毎月210万円の報酬を
得るようになったという経験をされています。

そんな著者が本書で説くのは、
「他力思考」です。

自分で何でもやってやろう、
この心がけは悪くはありませんが、
本当の成功は人の力を借りないと、
得ることはできません。

この本では、何でも自分でやらないと
気がすまなかった著者が、
次第に人が離れていくことに気づきます。

そして、うまく人の力を借りて、
成果を出すことを考えるようになるわけです。

なぜ、自力思考では成功できないのか、
人の力を上手に借りる方法、
具体的に成功に結びつけるステップまで、
丁寧に教えてくれました。


個人的には、
かつて「目指せ! 年収1億円」と
紙に貼ったことがありますが(笑)、
全く感情は動きませんでした
という箇所が特に心に残りました。

自分も他人も、人を動かすためには、
感情を動かすことが一番大事なんですね。


自分で頑張りすぎる人にお勧めの一冊です。
人の力を借りることの素晴らしさを
学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 14:59|PermalinkComments(0)

2020年03月17日

確定申告 得なのはどっち?

本日は小林義崇 氏の
確定申告 得なのはどっち?
です。


著者の小林氏は、元国税庁の職員で、
現在ライターをされています。

その著者が確定申告をする上での
ポイントをまとめたのがこの一冊です。

国税で働いたキャリアがある方なので、
文章にも信頼感があります。

税金関係はケースバイケースの場合も多いですが、
ちゃんと区切って正確に伝えようとしている
文章に好感が持てました。

個別に複雑なケースになりそうな場合でも、
本書を読んで、必要な情報にたどり着くことが
できると思われます。


その中でも、〇〇と××のどちらが得?
という切り口で書かれているので、
類書より理解しやすいと思います。


個人的には、
青色申告のメリットのところが特に参考になりました。
自分が申告方法を考える際に役立ちそうです。


独立をして個人事業主になる人にお勧めの一冊です。
税金関係のポイントがコンパクトに学べるでしょう。

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engineer_takafumi at 19:44|PermalinkComments(0)

2020年03月05日

つけびの村  噂が5人を殺したのか?

本日は 高橋 ユキ 氏の
つけびの村  噂が5人を殺したのか?
です。


本書はフリーライターとして、
殺人等の刑事事件を中心に裁判傍聴記録を
雑誌、書籍等に発表している
著者によるノンフィクションです。


2013年7月に山口県の限界集落で起こった
5人の殺人、2件の放火事件。
犯人は間もなく逮捕されますが、
妄想の傾向が見られ、
事件の真相はよくわからないまま
裁判で死刑判決が出されます。


この犯人は幼少時代をこの集落で過ごし、
その後、首都圏で働きます。
そして、40歳を超えてから、
集落にUターンしてきています。

ですから、ネット上では、
犯人が村八分にされたという噂が出回ります。

また、犯人の家に犯行を示唆するような
張り紙がしてあることから、
それも人々の興味を引きました。


著者は現地で取材を重ね、
そんな事件の真相に迫ります。

田舎の集落ならではの空気が
文章から伝わってくる本でした。


また、本書は原稿を書いたものの、
当初は出版社に認められませんでした。

そこで、著者が「note」に記事を投稿して、
そこから火がつき、出版に至りました。

そのいきさつについても書かれており、
興味深く感じました。


個人的には、
「ことの真相」というところが
印象的でした。

小説だったらこうはなりませんが、
ノンフィクションだとこんなことが
あり得るのですね。


田舎の特異さに興味がある方には
おすすめの一冊です。
田舎の不気味な空気を
味わうことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 00:38|PermalinkComments(0)

2020年02月29日

ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち

本日は水野 俊哉 氏の
ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち
です。


本書の著者は30冊近い著作を持ちながら、
経営コンサルタントや起業家として活躍、
その一方、出版セミナーを主宰したり、
自ら出版社を立ち上げるなど、
出版マーケティングの専門家として、
出版プロデュースの事業もされています。


本書のテーマは「出版マーケティング」です。

著者のクライアントさんは、出版して、
自ら数千万円というお金を使っています。

それに対して印税は数百万程度ですから、
明らかに赤字となるのです。

なぜそんなことをするのか?
そのカラクリを暴くのがこの一冊です。


例えば、「売れている雰囲気を出すため」
書店を回って自著を買い取るなど、
少しグレーに感じる方法も取られています。

しかし、なぜ彼らがそこまでするのか、
ということを考えると、出版の持つ価値や、
その可能性を認識することができます。

本書では、マーケティングという観点で
出版業界の裏側をあばきます。

読む人は限られるテーマかもしれませんが、
コンサルタントやWebビジネス、セミナー講師などを
されている人であれば、
出版を使ったマーケティングは効果的です。

勉強してみる価値は十分にあるでしょう。

個人的には、
クライアントさんは年商が3000万円くらいから
出版マーケティングを視野にいれる人が出てくる
というところが特に印象的でした。

この部分に限らず、具体的な数字が出てくるので、
著者の経験の深さを感じさせられました。


コンサルタントやセミナー講師をされている方で
本を出そうという人は必読の一冊です。
本をどのように自分のビジネスに繋げるか
イメージすることができるようになるでしょう。

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engineer_takafumi at 00:20|PermalinkComments(0)

2020年02月09日

「続けられる人」だけが人生を変えられる

本日は大平 信孝 氏の
「続けられる人」だけが人生を変えられる
です。


本書の著者は目標達成の専門家として、
独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発、
そのアプローチにより1万2000人以上の、
セルフマネジメント、キャリア構築、部下育成に
関する悩みを解決してきた、
という実績を持っています。


そんな著者が本書で語ることは、
「1日1分で人生を変える習慣化ノート」です。

目標を達成するのと、達成できないのでは、
人生が180°変わります。

達成すると、それによって自信をつけ、
次の目標を立てて、また達成します。

逆に達成できないと、挫折感を感じてしまい、
「私は何をしてもダメなんだ」
という思考になり、転落していきます。


それでは、目標達成の上昇スパイラルを
作るためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、目標達成のハードルを
思いっきり下げてやることです。

最初のハードルを下げることによって、
目標達成ができます。

すると、達成→自信→次の目標達成 という
上昇スパイラルに入ることができるのです。


本書で紹介されているのは、
その「目標の下げ方」になります。

大勢のコンサルをされた経験の結晶なので、
信頼性の高い方法が紹介されています。

本書の方法を実践することができれば、
目標達成の最初の一歩を
踏み出すことができるでしょう。


個人的には、
「三日坊主」の捉え方が参考になりました。

「三日坊主」として挫折経験にすれば、
挫折スパイラルに入りますが、
三日続いた、とポジティブに捉えれば、
成功体験になり、上昇スパイラルに入ります。

そうやって、自分に成功体験を
植え付けることが大事なのですね。


今まで「何も続いた試しがない」
という人にお勧めの一冊です。
そのネガティブな流れを、
逆に回す方法を学べることでしょう。

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engineer_takafumi at 14:13|PermalinkComments(0)

2020年01月25日

SELFISH(セルフィッシュ)

本日はトマス・J・レナード氏、バイロン・ローソン 氏の
SELFISH(セルフィッシュ)
です。


本書は自己啓発書の名著で、
世界的なロングセラーである名著を
完全日本語訳にしたものです。

この本は人生を豊かにする28の法則が
紹介されています。

その法則の最初が本のタイトルでもある
「Selfish」になります。

Selfishというと、自分勝手とか、わがまま
という印象があることでしょう。

しかし、著者はSelfish(自分本位)とは、
自己中心やわがままとは違うと言います。

自分を大切にしながら、
他人に与えることは両立可能なのだ、
と主張します。

それどころか、自分が満たされるからこそ、
人に与えることができるのです。

これは今までの自己啓発本に馴染んだ
多くの人にとっては、意外な話かもしれません。

その他の法則も、
無理をしない、未来に期待をしない、ゆとりを持つ、
人との約束は控え目にする、物事を大目に見ない、
弱点を肯定する、など、肩から力を抜くような
ものがたくさんあります。

余計なところに力を入れると、
本当に力を入れるべきところがおそろかになります。

人生を豊かに生きていくために
本当に必要なものを教えてくれる一冊です。

500ページを超える大作ではありますが、
成功への道が網羅されており、
その価値は十分にあるものと思います。


成功したくて、本を読んで実践したけれど、
いまいち上手くいかない、という人にお勧めです。
大事にすることはもちろん、捨てるべきことを
教えてくれることでしょう。


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engineer_takafumi at 00:23|PermalinkComments(0)

2020年01月12日

MIND OVER MONEY 193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実

本日はクラウディア・ハモンド 氏の
MIND OVER MONEY 193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実
です。


本書はメンタリストDaigoさんが
絶賛しているお金の心理学の本です。

著者は心理学者で、ラジオの番組の司会など
キャスターや著者としても活躍されています。


「お金」は、ビジネス書として、
もっともメジャーなテーマの一つですが、
どれも著者の主観で書いている
という感が否めません。

その点、本書は実験により確かめられた
研究成果に基づいているので、
客観性がとても高いと言えるでしょう。

宝くじなど、あぶく銭が入った人は
かえって不幸になってしまう、といった
感覚的に納得いくものから、
貧乏人は思ったより不幸せではないという
直感に反する結果まで、
色々な調査データが紹介されています。

科学的といっても、心理実験ですから、
あくまで確率が高いというだけで、
必ず正しいという結果ではありません。

しかし、人間が一般的にお金に対して
このような態度を取るということは
客観的な事実として知っておいた方が良いでしょう。


個人的には、
人が貧困者を見るとき、嫌悪の感情をもち、
その人を人間として認識しない傾向がある
という箇所が特に印象的でした。

残酷ですが、貧困者は人間として
認識されていないのです。

貧困問題を語る時には、
こんな事実も受け入れなければいけないのです。


お金について深く知りたい、
という全ての人にお勧めの一冊です。
人間がお金に対してどのように振る舞うか、
その本質を学ぶことができるでしょう。

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engineer_takafumi at 22:29|PermalinkComments(0)

2019年12月18日

幸せになる技術

本日は上阪徹 氏の
幸せになる技術
です。


著者の上阪氏は著名人にインタビューして本を書く
「ブックライター」という仕事をされています。

そして、取材してきた著名人は
なんと3000人を超えているそうです。


本書はそんな著者が、
著名人に「どうやったら幸せになれますか」
というシンプルな質問をして、
その答えをまとめて、幸せについて考えた一冊です。

芸能人やスポーツ選手、大会社の社長など、
どの分野でも一流の人が言う言葉には
どこか共通点があるものです。

それをまとめて浮き彫りにしてくれます。

あとがきなどに、はさまれている、
著者自身の考えや生い立ちにも、
共感できて、幸せの本質がわかる一冊でした。


個人的には、
成果は急がない。急ぐべきでもない。
という部分が特に印象に残りました。

80代でピークを迎える、
そんな人生をおくりたいものです。


世の中の価値観に毒されてしまい、
自分を見失っている人に届けたい一冊です。
幸せの本質とは何なのか、
教えてくれることでしょう。


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engineer_takafumi at 13:14|PermalinkComments(0)

2019年12月14日

人生を変える 記録の力

本日はメンタリストDaiGo 氏の
人生を変える 記録の力
です。


本書はメンタリストDaiGoが
「記録」の力について書いたものです。

メモや日記を書けば人生がうまくいく、
という話はよく言われています。

確かに、「書く」ことには、
人生を変える力があると思います。

それをテーマにした書籍もたくさんありますが、
あくまで個人の体験談でしかない、
ものがほとんどでした。


本書ではメンタリストDaiGo氏が
科学的に「記録」の力について説明します。

実験で、良い影響が確認された
記録方法を紹介して、
その理由について説明してくれます。


私もメモや日記を書いていて、
その効果は強く感じていました。

そのメカニズムが説明されていて、
より「記録」に対するモチベーションが
高まった一冊でした。


個人的には、
「非機能性思考」の部分が
特に印象に残りました。

悩んでも仕方がないこと、
というものは意識していましたが、
それに「非機能性思考」という名づけを
したとたん、考察がはるかに深化します。

やはり、名づけをして、論理的に考察する、
ということには力があるのですね。

それを導いてくれる「記録」には
人生を変える力があるのです。


悩みを解決したい、ストレスを減らしたいと、
強く願う人にはお勧めの一冊です。
本書の方法を実践すれば、
人生を確実に良い方向に進められるでしょう。

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engineer_takafumi at 21:08|PermalinkComments(0)

2019年12月08日

デザイン力の基本

本日はウジ トモコ 氏の
デザイン力の基本
です。


本書は広告代理店および制作会社にて
三菱電機、日清食品、服部セイコーなど
大手企業のクリエイティブを担当。
現在は独立して、活動されています。

デザインを経営戦略としてとらえ、
採用、販促、ブランディング等で
飛躍的な効果を上げる
「視覚マーケティング」の
提唱者でもあります。


そんな著者が本書で説くのは、
「デザインの基本」です。

このテーマの本はたくさんありますが、
色やデザインの理論に偏っているもの、
逆に、感覚的な説明で終わっているもの、
が多い印象があります。

この本は感覚的なアプローチをしながらも、
要所では理論・論理の説明も加えられており、
理系の私でも納得しながら読み進められました。

例えば「これは違う」をまず決める、
欲張らない、空気を作るといった感覚的な事項、
色、フォント、写真の光源など、
理論的な事項をバランスよく学べました。


例が多く、ペラペラめくるだけでも
楽しめる一冊です。


個人的には、
地色、文字色、ポイント色で構成される
「王道の3色選び」
の箇所が特に参考になりました。

パワーポイントでスライドを作ることは多いので
早速取り入れてみたいと思いました。


今までデザインは勉強してこなかったけれど、
仕事で急に知識が必要になった、
という人が最初に読む一冊としておすすめです。
知識を学びながら、デザインを手掛ける心構えを
学ぶことができるでしょう。

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engineer_takafumi at 11:23|PermalinkComments(0)

2019年12月01日

僕たちは、地味な起業で食っていく。

本日は田中祐一 氏の
僕たちは、地味な起業で食っていく。
です。


本書の著者の田中氏は、
大学卒業後に、大手IT企業に就職。

しかし起業を決意し、会社を退社します。

当初はうまくいかず、企業資金800万円を
借金100万にしてしまい、自信喪失します。

そんな著者を変えたのが
「地味な起業」でした。

それからはクライアントの売上を10倍にしたり、
開講したビジネススクールでは累計179名の
受講生が売上30億円を超えるなどの
成功を収めるのです。


本書はその「地味な起業」
について書いた一冊です。

一般的に起業というと、大きなアイデアを元に
社会を変えるような製品を開発する、
といった「派手な起業」を想像しがちです。

しかし、会社員出身の著者が成功した分野は、
セミナーのサポートをしたり、Webページを作ったり、
会社で仕事をすれば自然に身につくようなスキルを
使ったものだったのです。

「派手な起業家」は意外に
会社員にとっては当たり前のスキルがなく、
困っている人が多いのですね。

そういう人をサポートする仕事は
かなり需要があるわけです。

本書では「地味な起業」の始め方について
詳しく説かれています。

私もエンジニアとして仕事をしているので、
とても興味深い一冊でした。


個人的には、
クライアントとなる起業家さんは
プロへの依頼の仕方がわからない人が多い
という部分が特に心に残りました。

クラウドソーシングが使えれば、
可能性が広がるかもしれません。


副業を始めたいサラリーマンにお勧めの一冊です。
リスクがなく、小さく始められるので、
メリットが多く魅力的な働き方だと思います。

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engineer_takafumi at 16:26|PermalinkComments(0)

2019年11月30日

秘密を上手に使いこなす方法

本日はトルステン・ハーフェナー 氏の
秘密を上手に使いこなす方法
です。


本書は欧州最強のメンタリストと言われる
ドイツ人の著者が「秘密」について
語った一冊です。

「秘密」というものは、後ろめたい一方、
実に魅力的な言葉でもあります。

秘密がありそうな人に魅力を感じたり、
子どもの成長の過程で秘密を持ち出したり、
することは感覚的には納得できるでしょう。


本書では基本的に「秘密」を
ポジティブに考えています。

その観点で、秘密を持つことの効用、
秘密を人間関係に活かす方法、
秘密で人を楽しませる方法、
そして秘密を守り、暴くコツについて説きます。


おそらく、秘密の良い影響については、
みんな感じていることがあるかと思います。

それをメンタリストという人間心理のプロが
具体的な事例を交え、
論理的に言語化してくれているので、
秘密の本質が理解できる本といえるでしょう。


個人的には、
人は誰しも、他人にはけっして見せたくない
「内々の」秘めごとがある。
だが、もしそれを誰かに打ち明けるとすれば、
考えられる相手は「100パーセント信頼できる人物」か
――あるいは「赤の他人」なのだ。
という箇所が一番印象的でした。

占い師やコンサルタントになら秘密を話せる心理は
こんなところからきているのでしょうね。


家族など、身近な人間関係で悩む人に
お勧めの一冊です。
「秘密」の使い方やメリットが書かれており、
うまく人間関係を築くヒントを得られるでしょう。


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engineer_takafumi at 18:58|PermalinkComments(0)

2019年11月23日

英語は「インド式」で学べ!

本日は安田 正 氏の
英語は「インド式」で学べ!
です。


本書はビジネスコミュニケーションの分野で、
会社を経営されており、またご自身も
コンサルタントとして活躍されている
教育ビジネスの専門家による一冊です。


日本人は英語が苦手といわれています。

根本的な原因は、日本語があまりに
英語と違っていることです。

そして、「発音が上手でないとダメ」とか
「単語をたくさん覚えないとダメ」など、
間違えた思い込みが多いからなのです。


一方、インド人は
英語を話せる人が多いですが、
必ずしも発音がきれいだったり
多くの単語を知っているわけではありません。

本書は間違えた思い込みを捨てて、
「英語で意思疎通できる」ための
最短経路を示してくれる一冊です。


一番のハイライトは、
「sounds、find、give」の3つの動詞で
全ての英文を組み立ててみる、
という部分です。

この訓練は素晴らしいと思います。

日本人が英語が苦手な理由は、
英語と日本語の順序が違う
という点が大きいですが、
この練習をすると、英語の順序に
スムーズに慣れることができます。


個人的には、
途中で区切るときには
主語+動詞まで言い切ってからにする
という箇所が特に印象的でした。

英語は動詞が大事だ、とはよく言いますが、
具体的に動詞までは話すようにする
というトレーニングをすると
動詞を重要視する英語の考え方に
なじむことができるでしょう。


テストの点はどうでもいいから、
とにかく英語を話したい、
話す必要がある、という人にお勧めの一冊です。
英語で意思疎通を行うための
最短経路を示してくれることでしょう。

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engineer_takafumi at 22:15|PermalinkComments(0)