★一般書の書評

2018年03月13日

運は人柄

本日は鍋島雅治 氏の
運は人柄
です。
運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ (角川新書)

本書は『東京地検特捜部長・鬼島平八郎』
『築地魚河岸三代目』などの漫画の原作者として
知られる著者による一冊です。

漫画の世界は厳しい世界です。
ただ、長年この世界に身をおく著者からは、
漫画の世界で勝ち残っていくということは、
単に技術や努力の問題ではない、と見えるそうです。

そして、それでは何が明暗を分けるのかというと
それは『運』だと言うのです。
才能1:努力2:運7 くらいだと。

ただ、ここで言う『運』というものは、
完全に天に任せる類のものではありません。
運や人柄によって呼び込むものなのです。

本書では、著者が運を呼び込む人柄とは
どんなものか、豊富な実例に基づいて語ります。

これは漫画家という特殊な世界のみならず、
世間一般に通用する法則ではないかと思えます。


個人的には、
高齢になっても活力を維持している人は
「散歩」と「昼寝」をよくしている。
という部分が特に印象的でした。


チャンスに恵まれない、と
悩んでいる人にお勧めの一冊です。
チャンスを呼び込む姿勢というものを
学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 23:16|PermalinkComments(0)

2018年03月11日

フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法

本日は山田 竜也氏の
フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法
です。
フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法

本書の著者は大学卒業後、
3年半の会社員生活を経て独立、
Webマーケティングを専門分野として、
年収1000万円をコンスタントに確保している
という著者による一冊です。

著者の実績は素晴らしいですが、
全てが順調だったわけではなく、
一時はうつ病に近い状態にもなったようです。

そんな状態から抜け出した著者ですので、
言っていることに、とても説得力があります。

安定して稼ぐためには、仕事を取るためには、
ストレスを無くすには、お金の不安を無くすためには、
と独立志向の人には、気になるトピックが満載です。

心構えとテクニック(使えるツール等)の
両面がサポートされており、
独立前の人でも、独立後の人でも役立ちます。


個人的には
価格提示の仕方の部分が特に参考になりました、
価格は一度設定すると上げることは難しいため
このように細心の注意を払うことが必要なのですね。


独立を考えているサラリーマンにお勧めの一冊です。
フリーランスの生活を詳細に
イメージすることができるようになるでしょう。

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engineer_takafumi at 01:25|PermalinkComments(0)

2018年03月04日

「疲れない体」と「折れない心」のつくり方

本日は葛西 紀明氏の
「疲れない体」と「折れない心」のつくり方
です。
40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方

本書はアルベールビルオリンピック以来
平昌オリンピックまで、計8回のオリンピックに出場し、
42歳のソチオリンピックにて銀メダルを獲得した
スキージャンパーの葛西紀明氏による一冊です。

葛西さんは40をこえてもなお持久力や身体能力の数値が
20代と変わっていないといいます。

本書ではそんな著者が、
40代の体と心の作り方について説きます。

筋力より柔軟性が大事、下半身を重点的に鍛えるなど、
体づくりの本質が自身の体験に基づき、
強い説得力で語られており、
すぐに実践したいと思わせられる一冊でした。

「3つの筋肉」のストレッチなどは、
早速実践することにしました。


個人的には、
緊張を和らげる「レジェンド・ブレス」が
最も印象に残りました。
今後、脈拍が上がる場面で使ってみたいと思います。


40代の方には特にお勧めの一冊です。
自分の体や心を整える最高の方法を学べるでしょう。


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engineer_takafumi at 19:33|PermalinkComments(0)

2018年03月03日

日本人として知っておきたい皇室の祈り

本日は
日本人として知っておきたい皇室の祈り
です。
日本人として知っておきたい皇室の祈り


今上陛下から皇太子殿下へのご譲位が
平成31年4月30日と決まりました。

殿下は初代神武天皇から数えて、
126代目の天皇となられます。

世界にはこれほど長く続いた皇室はありません。

なぜ、日本の皇室がこれほど長く続いたのか?
著者は、日本人が皇室を「お守りして」きたから、
と言います。

そして、お守りしてきた理由は、
皇室の祈りを尊いものと感ずる人々の力なのです。

日本の皇室は「利他」の精神を貫き、
毎日、日本国民や世界の人類の幸福を
ひたすら祈っています。
その尊さが、皇室を存続させてきました。

本書では今上陛下、皇后陛下の活動から、
光格天皇、考明天皇、明治天皇、大正天皇、
昭和天皇のご生涯について、
そして陛下が毎日行っている祈りの中身について
解説してくれます。

私は今まで皇室について改めて勉強したことは
ありませんでしたので、
本書は皇室の素晴らしさを知るための
良い材料となりました。

皇室についての意見は別れるかもしれませんが、
まずは日本人として、皇室を尊ぶスタンスは
触れておいたほうが良いと思います。


個人的には、
清子内親王殿下が語る両陛下のお姿が
特に印象的でした。


これから海外に行く人にお勧めの一冊です。
日本人のよりどころとして、
皇室を語るための知識が身につくでしょう。


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engineer_takafumi at 22:21|PermalinkComments(0)

2018年03月01日

欲望する「ことば」

本日は嶋浩一郎氏、松井剛氏の
欲望する「ことば」
です。
欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング (集英社新書)

例えば「女子力」という言葉があります。

この女子力という言葉が生まれる前に、
女子力を気にする女性は存在したでしょうか?

女子力だけではありません。
加齢臭、イクメン、草食男子、おひとりさま、など
言葉が生まれて、人は始めてその存在に気づくのです。

このような言葉を著者らは「社会記号」と呼びます。

本書はこんな社会記号について述べたものです。

例えば、社会記号をコントロールできれば、
マーケティングに極めて有効でしょう。

しかし、社会記号は仕掛けられるものではありません。
もともと世の中に存在することを
表現するだけのものなのです。

そんな社会記号の本質を教えてくれる一冊です。


個人的には、
人の本音は「文句」に現れる、
という部分が特に印象に残りました。


コピーや宣伝文を書く人にお勧めの一冊です。
強力な社会記号をどのように使っていくか
そのヒントを得られるでしょう。

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engineer_takafumi at 22:29|PermalinkComments(0)

2018年02月26日

殺し屋のマーケティング

本日は三浦崇典 氏の
殺し屋のマーケティング
です。
殺し屋のマーケティング


「受注数世界一の、殺しの会社を創りたいんです」
女子大生の桐生七海は本気でした。

それを実現するために、
120万と半年の歳月をかけて探した「西城潤」、
ここから物語が始まります。

数奇な運命を背負った女子大生と
殺しの会社であるクラウド・シンジケート、
スナイパーや天才外科医、総理大臣などが
複雑に絡み合って物語が展開されます。

読者をつかんで話さない物語進行なので、
400ページほどを1日で通読することができました。


ビジネス小説というジャンルがありますが、
この本は小説よりのビジネスと言えます。

マーケティングのページもありますが、
普通の人は、純粋に話を楽しむために
読まれると良いと思います。
物語展開の意外性が大きく、とても楽しめます。


ネタバレになるとまずいので詳しくは書きませんが、
登場人物が殺された理由が意外性があって面白かったです。


ミステリーが好きな人にお勧めの一冊です。
物語を楽しみながら、多少のマーケティングの考え方を
頭にいれることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 02:19|PermalinkComments(0)

2018年02月24日

哲学用語図鑑

本日は田中正人 氏の
哲学用語図鑑
です。
哲学用語図鑑

本書は哲学の用語を解説したものですが、
イラストが多用されていて、
本当にわかりやすくできています。

もしかしたら厳密性に
やや難があるのかもしれませんが、
普通の人が教養として哲学を学ぶ分には
これで十分なのではないでしょうか。

例えば形而上学、イデア、イデオロギー、ニヒリズムなど
普通の本でも哲学的な用語が用いられることがあります。

そんな時に、この本をもっておけば、
さっと意味を調べることができます。

ネットで調べても、難しい解説ばかりで、
どんどん深みにはまることが多いですから、
この本はイラストで理解できて便利に使えるでしょう。

個人的には
シミュレーションの語源を知れたことが
大きな収穫でした。


ある程度、社会科学の本を読む人であれば、
とりあえず手元において損のない一冊です。
一回、軽く通読して、その後辞書のように
参照すると、効果を発揮してくれることでしょう。

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engineer_takafumi at 01:26|PermalinkComments(0)

2018年02月20日

ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル

本日は大竹 啓裕 氏の
ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル
です。
ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル

本書は著者の前著ストックビジネスの教科書に続き、
今回はどのようにストックビジネスを作るか、
ということを詳しく書いたものです。

枠組み自体は既に前著に書かれていますが、
本書ではさらに詳しいケーススタディ、
また、「収益ユニット」や「チューニング」という
ストックビジネスの核のなる概念の紹介、
フロービジネスをストックビジネスに転換するツール、
「リノベーションシート」について書かれています。

ストックビジネスにすることが重要だ、
ということを理解できた人にとっては、
ビジネスを転換するきっかけとなってくれるかもしれません。


個人的には、
著者がエンジョイ先生(投資家)と交わした話
がとても印象的でした。


中小企業の経営者に一読して欲しい一冊です。
ビジネスを安定させるアイデアをもらえるでしょう。

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engineer_takafumi at 23:25|PermalinkComments(0)

2018年02月18日

残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方

本日は江上 治 氏の
残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方
です。
残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方 “持たない時代”に本当に持っておくべきもの

著者の江上氏はサラリーマン時代には
大手損保会社、外資系保険会社の営業にて
新規開拓分野において全国1位を4回受賞、
部下の指導でも卓越した成果を上げます。

そして、独立されてからは、
有名スポーツ選手から経営者まで
年収1億円を超えるクライアントを50名以上抱える
富裕層専門のファイナンシャルプランナーとして
活躍されています。

つまり、著者はほんの一握りの成功者に
囲まれているということです。

本書ではそんな著者が、上位5%の成功者の
考え方について説きます。

残念ながら、日本全体の将来は極めて厳しく、
特に普通のサラリーマンの生活は
これから厳しさを増していくことでしょう。

とはいえ、普段の場所、付き合う人、時間の使い方を
変えることができれば、上位5%への扉は狭いながら、
まだ開かれています。

本書で成功者たちの時代に左右されない
「確かな生き方」を身に着けましょう。


個人的には、
「うまく行く人はよく過去を振り返る。
過去を振り返ることで、自分という存在をよく把握する」
という部分が特に印象的でした。


会社で一生勤めていこうと考えている人に
一読して頂きたい一冊です。
かなり脅しがきつい本ですので、
現状に危機感を持つことができるでしょう。

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engineer_takafumi at 21:54|PermalinkComments(0)

2018年02月17日

ストックビジネスの教科書

本日は大竹 啓裕 氏の
ストックビジネスの教科書
です。
ストックビジネスの教科書


起業という夢に向かって進み始める。
しかし、その中で袋小路にはまることがあります。

食べていくために、休みなく働かざるをえなくなり、
まるでブラック起業で働いているかのように
自分で自分を酷使する「自家ブラック化」
という状態になってしまうのです。

こんな環境から抜け出すために必要なこと、
それは「ストック化」にあると言います。

時給で働くバイトのように、
働いたぶんだけ給料をもらうフロービジネスから、
継続的に利益をもたらしてくれる
ストックビジネスに切り替えていくのです。

本書では、フランチャイズやレンタル会議室など、
独自理論でさまざまなストックビジネスを展開している
著者がストックビジネスの作り方について語ります。

理論と実例のバランスがよく、
要点が頭に入りやすいと感じた一冊でした。


個人的にはストックビジネスの要点に
「売ることができる」があるのが
印象的でした。


起業を志す人にお勧めの一冊です。
ストックビジネスを意識することにより、
ビジネスを安定化させる道が開けるでしょう。

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engineer_takafumi at 01:15|PermalinkComments(0)

2018年02月16日

ストーリーとしての競争戦略

本日は楠木 建 氏の
ストーリーとしての競争戦略
です。
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

ストーリーとしての競争戦略、
わかったようなわからないようなタイトルですが、
戦略にストーリーがあるかどうかは
簡単に見抜くことができます。

それは、その話が面白いか、ということです。
話している本人がワクワクしていないような話は
そもそも戦略としても三流だというわけです。


そして著者はこの本自体がストーリーだ、といいます。
500ページある大書ですが、ストーリーを語るためには
どうしても、この程度の分量は必要だそうです。

しかし、さすが「ストーリー」一度読み始めると、
これほどのボリュームでも最後まで読みきってしまいます。

小説のような面白さ。
それもストーリーとしての競争戦略の要件なのです。


個人的には、
「一見して非合理」の考え方が印象的でした。
この言葉だけで本一冊の価値があると感じました。


経営戦略に関わる人には必読の一冊でしょう。
先の見えない時代の戦略の立て方の基礎が
ここに書かれています。

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engineer_takafumi at 00:11|PermalinkComments(0)

2018年02月14日

東大理系教授が考える 道徳のメカニズム

本日は鄭 雄一 氏の
東大理系教授が考える 道徳のメカニズム
です。
東大理系教授が考える 道徳のメカニズム (ベスト新書)

義務教育で「道徳」が教科になるそうです。
今まで課外活動の一つのような扱いだった道徳が
きちんとカリキュラム化されるということです。

この背景には「いじめ問題」など学校が抱える
様々な問題があるようです。

でも、あらためて「道徳」について考えてみると、
理論化することが難しいのですね。

例えば、人を殺してはいけない、
これは当たり前の話ですが、
いざ「戦争」に直面してしまえば、
大きく道徳が変わってしまうことは明らかでしょう。

また、平常時であっても「死刑」は
どのように扱うべきでしょうか?

このように「道徳」は感覚的なもので、
論理化できていないものであることがわかります。


本書では東大の理系教授が
ロジカルに道徳の構造を解析します。

結果として、「殺してはならない」は
「仲間を殺してはならない」ということになり、
この「仲間」がポイントになることがわかります。

世の中の道徳の構造、矛盾や問題点も明らかになり、
モヤモヤをスッキリさせてもらえる一冊でした。

個人的には、
裁判の量刑の際に「反省」を重視するのは、
自分たちを仲間と思っているかどうかを判断するためだ、
という部分が特に印象的でした。


「道徳」にうさんくささを感じている人にお勧めです。
道徳の構造が明確になり、頭がスッキリするでしょう。


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engineer_takafumi at 00:06|PermalinkComments(0)

2018年02月12日

逆境のリーダー

本日は大塚 明生氏の
逆境のリーダー
です。
逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得

本書は関係者の方よりご献本頂きました。
オトバンクの上田様、ありがとうございました。

著者の大塚氏は三井住友信託銀行にて、
日本の企業年金マーケットのトレンドを牽引、
過去15年の月間シェア争いで180戦160勝の
実績を挙げてきました。

また、投資・金融に関する5冊の書籍を著したり、
グリニッチ・アソシエイツ(米国)の
アニュアルカンファレンスでスピーチするなど、
業界の先頭に立って活躍されています。


本書はそんな著者が小さな組織がどうやって、
大きな組織に立ち向かうか、というリーダ論です。

私も知りませんでしたが、三井住友信託銀行は
三井住友ファイナンスグループに属しておらず、
信託銀行業界では小さな組織だそうです。

その中で、大手を相手にどのように戦ってきたか
ということがまとめられています。

リーダー論としては標準的な内容ですが、
著者が企業年金をどうやって伸ばしてきたか、
その実例がとても興味深い一冊でした。


個人的には、
「不言実行」でなく「有言実行」
という部分が特に印象的でした。


本書の前書きには、
「ひたすら昇進したい。
そういう方には本書はお役に立ちません。」
とありますが、昇進したいと考える人にお勧めの一冊です。
リーダーのあるべき姿を学べ、
結果、昇進を早めることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 00:36|PermalinkComments(0)

2018年02月11日

不安な未来を生き抜く最強の子育て

本日は佐藤優 氏、 井戸まさえ 氏の
不安な未来を生き抜く最強の子育て
です。
不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意

本書は関係者の方よりご献本頂きました。
オトバンクの上田様、ありがとうございました。

2020年、東京オリンピックの年に、
とても大きな大学入試改革が行われます。

これは現在のセンター試験が、
「大学入学共通テスト」というものに
変わるということです。

これは今までのマークシート試験に加え、
記述式の問題が出てきたり、英語の試験が、
「英検」や「TOEIC」などの外部試験に移行したりと、
大きな変化が起こると言われています。

これでも、大学入試制度が変わるだけで、
大した変わりはないと思うかもしれません。

しかし、著者らは、
これは戦後の旧制高校から新制大学への改編、
1979年の共通一次試験の導入、
に匹敵する変化だと主張します。


この激動する時代において、
親は子どもをどう育てればよいのか、
ということを佐藤氏、井戸氏で議論したものを
まとめたのが本書になります。

佐藤氏は知識や経験が豊富で、
確かな見識をお持ちではありますが、
話が堅い方向や極端な方向に進みやすい
傾向があると思っています。

しかし、本書では井戸氏がうまく話を誘導し、
一般の読者にも受け入れやすい形に
なっていると感じた一冊でした。


個人的には、
大学に人の好意を素直に受けられない学生がいる、
という部分が特に印象に残りました。

自分もこの傾向があるので、子どもには
上手く他人の好意を受け止めて、
それを他の人に返すことができるように
育てていきたいと感じました。


高校生の子どもがいる親御さんにお勧めの一冊です。
大学選び、進路選びに大きな指針となって
くれることでしょう。


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engineer_takafumi at 14:16|PermalinkComments(0)

2018年02月08日

自分を磨く働き方

本日は安田佳生 氏の
自分を磨く働き方
です。
自分を磨く働き方

著者が設立した人事コンサルティング会社
「ワイキューブ」は社員を大切にする
斬新な試みで世間から注目を浴びるものの
2011年に民事再生、著者も自己破産します。

破産した後、著者は働く意味も意欲も
完全に失ってしまいました。

一時は過去を引きずり、他人を妬み、
社会を否定しながら生きてきたそうです。

しかし、数年の試行錯誤のうちに、
働くことの本当の意味が見えたといいます。

結論はお金や人に媚びず、会社や常識にも縛られず、
好きな人と好きなことをやって生きていく
というものです。

ここだけ読むと、ありがちと思われるかもしれません。
しかし、本書はその思考に至るまでの過程が
著者の体験も交えて、丁寧に書かれており
共感しやすいものになっていました。

著者の世界は甘いとか、理想的過ぎると
感じる方もいるかもしれませんが、
世界は確実にこちらの方向に動いています。

ロボットやAIが発展すると、
人間のやるべき仕事はこの本のように
変わっていくことでしょう。


個人的には、
好き嫌いという生理的メカニズムは、
人間が生まれ持った高性能なセンサーである、
という部分が特に印象的でした。

就職や転職など、キャリアの境目に
いる人にお勧めの一冊です。
本書があるべき働き方を示してくれるでしょう。

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