★一般書の書評

2017年06月25日

斎藤一人 人間力

本日は信長さんの
斎藤一人 人間力
です。
斎藤一人 人間力 一人さんと二人で語った480分

本書は著者よりご献本いただきました。
信長さま、ありがとうございました。


本書はカリスマホストの信長さんが
本をきっかけにつながった斉藤一人さんと
対談した内容をまとめたものです。

対談形式なのでとても読みやすいですね。
普段、本を読まない人にもお薦めです。

斉藤一人さんは多数の著書がありますが、
この本はカリスマホストの
信長さんとの対談、というところが新しいです。

信長さんはホストでマネージャーも
されていますが、やはりクセある人達を
まとめるのは大変みたいですね。

そんな人間をまとめるにはどうするか、
一人さんのアドバイスは必見です。


個人的には、魅力的な人とは、
自分がどうしたら魅力的になれるかを、
自分で考えられる人だ、
という箇所が心に残りました。


一人さんのファンにお薦めの一冊です。
カリスマホストという異色の相手との対談で
一人さんの少し違った魅力が見えるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 18:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月22日

ベストセラーコード

本日はジョディ・アーチャー氏、マシュー・ジョッカーズ氏の
ベストセラーコード
です。
ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム

本書は5000冊ほどの小説の全文を統計解析し、
ベストセラーとそうでない本の違いはどこにあるのか、
ということを調査してわかったことが書かれています。

訳書なので、当然米国の本が対象ではありますが、
言語を超えて普遍なことも多いと思われます。

導き出された結論は、
著者が得意な3〜4個のテーマに集中する、
なるべく口語的でリアルな言葉を使う、
読み手の感情の起伏を激しくする、など、
昔から小説作法の類の本でも、
言われていたことになります。

ただ、この結果はコンピュータが
無機質に解析した結果、同じ結論が導かれる、
ということに意味があるのです。


なお、こんなことが可能になるのであれば、
AIが小説を書き始める時代が来るのではないか
と考える人も多いでしょう。

この本でも最後にその話に触れていますが、
著者は基本的には否定的な立場です。

例えば、ここでどのような表現をすれば良いか、
(ここで言う"良い"は"売れるか"という意味です)
候補を示すことはできますが、
選ぶのは人間であるべきなのです。

テキストマイニングの第一人者の言葉だけに
このあたりは非常に重みがあります。


統計解析や人工知能に興味を持っている人に
おすすめの一冊です。
現在、人間の感情にコンピュータが切り込めるか、
という問いの答えを示してくれます。

続きを読む

engineer_takafumi at 23:57|PermalinkComments(0)

2017年06月19日

会社でやる気を出してはいけない

本日はスーザン・ファウラー氏の
会社でやる気を出してはいけない
です。
会社でやる気を出してはいけない


本書は出版社の方よりご献本いただきました。
マルコ出版さま、ありがとうございました。

「会社でやる気を出してはいけない」
という刺激的なタイトルの本ですが、
要は、頑張ってしぼり出さなければいけない
「やる気」ではなく、本来人が持っている
気持ちを生かすようにしなさい、という事です。

人は仕事をする以上
みんなモチベーションを持っています。

問題はそのモチベーションが高いか低いでなく、
何にモチベーションを感じているかなのです。


私もエンジニアを長く続けているので、
なんとなく雰囲気の良い職場、悪い職場など
色々な部署を経験してきました。

今まで、それは本当になんとなくだったのですが、
本書でその感覚が言語化できるようになりました。

問題は「やる気」の質にあったのです。


個人的には、前向きのモチベーションは、
決して後向きのモチベーションには敵わない
という箇所が心に残りました。


部下を持つマネジャーにとって
とても得るところの多い一冊だと思います。
精神論でなく、科学的なモチベーション論を
身につけられることでしょう。
続きを読む

engineer_takafumi at 05:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月16日

さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方

本日は山拓巳 氏の
さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方
です。
さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方

本書はのべ200万人を超える人達に向けて話をした
という著者による、話し方の本です。

著者は「スゴイ話し方」は
実はさりげない技術だと言います。

ちょっとした語尾や単語の選び方など、
本当にささいなことなのですが、
話してみるとそれで大きく印象が変わるのです。

そんなささいな「差」を教えてくれる一冊です。


本書を読んでいて、
本当に効果的な言葉が多いな、と感じました。

例えば、
・あなたの日常を事件に変えてください
・意見が通らなかった人を「敗者」にしない
・これは仕事ではなく僕のワガママなんです
・そうなったとき、友だちだって言っていい?
など、まるでコピーライターのように
短くて、強い言葉に溢れています。

これらの言葉に触れて、
1個でも自分で使えるようになれば、
本書の元は簡単に取れてしまうでしょう。

全体が会話調でとても読みやすく、
普段本を読みなれていない人でも大丈夫です。


マネージャーになりたての人にお薦めの一冊です。
ほんの少し表現を見直すだけで、
みんながうまく動いてくれるようになるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 23:10|PermalinkComments(0)

2017年06月13日

窓ぎわのトットちゃん

本日は黒柳 徹子さんの
窓ぎわのトットちゃん
です。
窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫)


戦後日本の最大部数を誇る本書ですが、
恥ずかしながら読んだことが無かったので、
読んでみることにしました。


入学した学校になじめず退学になったトットちゃん、
そして、次に入学したトモエ学園での日々を
描いた一冊です。

教室は電車(使わなくなったものを運んだ)、
時間割がなく好きな順序で学べる、
席は決まっていない、プールは基本的に裸で、
と非常に自由な学校で、
これがノンフィクションであることが驚きです。

しかも、それは小林先生という素晴らしい先生が
子供のことを思って、
考えに考えた学校だったのです。

そこで、ちょっと枠から外れていた
トットちゃんは、楽しい学校生活を送ります。
戦争が本格化するまでは…。
(本は学園生活がほとんどですので戦争物が苦手
 な人でも安心して読めます)

トモエ学園がなければ、
今の黒柳徹子もなかったかもしれません。


個人的には、
トモエ学園の生徒は特に教えられなくても、
電車で騒いだり、弱いものいじめをしなかった
というところが心に残りました。


しかし、黒柳さんも、日記があるわけでもないのに、
これだけ昔の詳細な記憶があることに驚きです。

やはり、トットちゃんはスゴいのですね。


教員の方に、特にお勧めの一冊です。
理想の教育というものがどのようなものか、
インスピレーションを広げてくれるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 23:01|PermalinkComments(0)

2017年06月11日

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

本日は神野 元基氏の
人工知能時代を生き抜く子どもの育て方
です。
人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

本書は人工知能と子育てを掛け合わせた本として
興味を持って購入しました。


世の中では、近い将来人工知能によって、
仕事のほとんどはAIにとって代わられる
という話がされています。

例えば、自動運転技術の進展は早く、
将来はタクシーやトラックの運転業務は
なくなってしまうことは予想がつきます。

それは、ホワイトカラーでも例外ではなく、
定型的な業務は残らず、AIで行うようになるでしょう。


本書では、そのような時代が来ることが
分かっている中で、
子どもにどのような教育をするか、
ということがテーマです。

VR(Virtual Reality)やドローン宅配など、
技術が進展して、
ベーシックインカムなどの制度が整えば、
人間は外に出なくても
とても快適な生活ができます。

そんな激変の時代の中で、
子どもたちに何を教えればいいか
そのヒントをもらえることでしょう。


個人的には、AIが発達すると
新薬開発業務がすぐになくなってしまう、
という話が印象的でした。


小さな子を持つ方にお薦めの一冊です。
不安定な時代で子どもをどのように育てるか
指針を得られるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 15:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月07日

東芝解体 電機メーカーが消える日

本日は大西 康之 氏の
東芝解体 電機メーカーが消える日
です。
東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)

私は日本の半導体業界に勤めているので、
よくわかっていることなのですが、
日本の電気業界は酷い状況になっています。

日本の半導体の最後の砦であった、
東芝のフラッシュが原子力のあおりを受けて
売却されそうな状況に陥っており、
事実上、半導体の先端技術は
日本から消え去ることになりそうです。

また、シャープや東芝の危機に比べると、
日立、ソニー、パナソニックなどは
まともに見えますが、テレビなどの失敗から
抜け切れておらず、病み上がりの状態です。

さらにNEC、富士通といった旧電電ファミリーも
グローバルではZTEやファーウェイなどに
全く歯が立たない状況です。


惨状を嘆いていてもはじまらないので、
何が悪かったのか、何が失敗したか
総括しなくては次につながりません。

本書は日本の敗戦を記した名著「失敗の本質」の
総合電機版と言われています。

著者の主張では根本の間違いは、
国に保護されすぎていて依存体質になっていた、
総合電機なので一つ一つの事業に対する
本気度が低かった、ということです。

業界にいる私からみると、
細部に事実誤認なども見られますが、
失敗の構図自体は変わらないと思います。

失敗から謙虚に学んでこそ、
次の未来が開けてくるのです。


日本企業の経営者には一読して頂きたい一冊です。
同じ失敗は繰り返してはいけません。



続きを読む

engineer_takafumi at 22:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年06月04日

すごい立地戦略

本日は榎本 篤史氏の
すごい立地戦略
です。
すごい立地戦略 街は、ビジネスヒントの宝庫だった (PHPビジネス新書)

本書は店舗展開を、戦略から実行まで支援する
コンサルタント会社の社長による
「立地戦略」の本です。

例えば、コンサートやプロスポーツ観戦に行く時に、
最寄り駅から会場までのコンビニが大混雑になっている、
「なぜ、ここにもっとコンビニを作らないのだろう」
と思ったことはありませんか?

また、洋服量販店や旅行店などが一箇所に集中していて、
もっとバラバラに作った方が良いのでは、
と思ったこともないでしょうか?


これらは決して、店舗開発側の問題なのではなく、
「狙って」やっていることなのです。

そんな、店舗開発に関わる「立地」の考え方を
素人にもわかるよう、易しく説明してくれる一冊です。

コンビニやレストランチェーンなど、
立地を戦略的に行っていることが良くわかります。

本書を読んで、街を歩くと、
風景が違って見えてくるかもしれません。


個人的には、セブンイレブンの立地戦略の
すごさが印象に残りました。


どういう形であれ、将来に自分の店を持ちたい
と思う方にお薦めの一冊です。
立地を考える際に、必ず役に立つことでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 09:33|PermalinkComments(0)

2017年06月01日

キャスターという仕事

本日は国谷 裕子氏の
キャスターという仕事
です。
キャスターという仕事 (岩波新書)

本書はクローズアップ現代で23年間キャスターを務めた
国谷さんの本として、興味を持って購入しました。


クローズアップ現代というと、週4本、
一つのテーマに切り込んで論ずる、
従来のニュース番組とは一線を画した
NHKの看板番組です。

本書はこの番組のキャスターを
立ち上げから23年続けてこられた
著者による一冊になります。

生い立ちから始まり、
言葉に対してどのような姿勢を取っていたか、
プロの仕事に身が引き締まる思いがします。


本書で感銘を受けたのは、
なんといってもインタビューの部分でした。

この本に出ている例だけでも、
アラファト議長や高倉健氏、石原慎太郎氏、
ヒューレットパッカードのCEOを務めた
フィオリーナ氏など、そうそうたる顔ぶれです。

それらのインタビューの記述は、
緊迫感が伝わってきて、臨場感がありました。

相手がどんな人であっても、
視聴者を代表して、聞きにくいことも聞く、
という姿勢には大変感銘を受けました。

さらに、クローズアップ現代のインタビューは
生放送で行われていたようで、びっくりしました。


言葉を操る職業についている人、
特にインタビューをする人にはお薦めの一冊です。
プロの心構えを学ぶことができるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 16:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月31日

その話し方では軽すぎです!

本日は矢野 香 氏の
その話し方では軽すぎです!
です。
その話し方では軽すぎです!: 大事な人に会う15分前の「話し方レッスン」 (知的生きかた文庫)

本書はNHKでのキャスターを17年勤めた、
「正統派スピーチ」を指導する著者の一冊です。


話し方の本はたくさんありますが、
この本の特徴は「正統派」という言葉にあります。
目的は「軽く」見られないということです。

例えば、「若い」と言われれば、
大人であれば、多くの人は喜ぶことでしょう。

しかし、ビジネスの場はそうではありません。
「若い」ということは「軽い」、
すなわちキャリアがあるように見えない
ということを意味することがあるのです。

口ぐせや落ち着かないしぐさ、間違えた敬語などは
人の信頼を落とし、「軽く」してしまうのです。


このような「軽く」見えない話し方は、
○○してはいけない、××してはいけない、と
徹底的な減点法です。

本書もそのような内容になっていますが、
ビジネスを成功に導くために、
ぜひ、身につけたい事柄です。


個人的には、
自分が話している時にだと感じたら、
それは軽く見られている証拠だ
という箇所が印象に残りました。


客先でプレゼンをすることが
多い人にお薦めの一冊です。
ビジネスマンとしての信頼感があがり
成績の向上が見込まれるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 20:58|PermalinkComments(0)

2017年05月27日

サーバント・リーダーシップ入門

本日は金井 壽宏氏、池田 守男氏の
サーバント・リーダーシップ入門
です。
サーバント・リーダーシップ入門


本書はあるセミナーでサーバント・リーダーシップ
という言葉が話題になり、興味を持って購入しました。


サーバント(Servant)とは、一般的には、
召使や使用人などを指す言葉です。

だから、これにリーダーシップをつけると
何やらおかしな感覚になってきます。

実際に、著者がサーバント・リーダーシップという
言葉を掲げた時、
「召使いのように社員に尽くすのですか」
という、妙な解釈をされたこともあったようです。

しかし、実際のところ、
下からリーダーシップを発揮することは、
上から発揮する以上に明確なビジョンと使命を
必要とするものなのです。


本書はクリスチャンで秘書から社長になった
資生堂の池田氏と経済学の専門家の金井氏による本です。

金井氏が池田氏と共著の形にした理由は、
池田氏がサーバント・リーダーシップを語る上で、
これ以上ない、お手本と感じられたからということです。

サーバントリーダーシップの定義とは、
まず、人に奉仕するということが先に来て、
その後に人を導くという役割が後に来る、
奉仕が先行するリーダーシップの型です。


実際のところ、リーダーシップというものは、
色々な型があると思います。
上から引っ張る人もいれば、下から支える人もいます。

それは人それぞれで良いのですが、
世間的には上から引っ張る型だけが
注目を受けやすい、という傾向があります。

だから、下からささえるリーダーに着目した
本書の意味が出てくるのだと思います。


リーダーを目指す人にお勧めの一冊です。
下から支えるリーダーの型を学ぶことにより、
自分の発揮するリーダーシップに深みが増すでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 05:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月25日

清朝の王女に生れて

本日は愛新覚羅 顕 の
清朝の王女に生れて
です。
清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO)


本書は清朝八大親王の末娘として
生まれた著者による一冊です。

日本で学ぶが、太平洋戦争を経て、中国に帰国。
食堂の経営や翻訳者として生計を立てるものの、
反右派運動が激しくなる中、逮捕・投獄される。
15年の獄中生活、7年の強制労働を経て、
ようやく自由の身になるという、
時代の波にもまれ続けた人生を生きています。

元々王女として高貴な身分として生まれ、
何不自由ない教育を受けてきたわけですから、
その後の極貧生活、20年以上にもわたる
獄中・強制労働生活は大変だったでしょう。

しかし、生来の性格か、くじけることなく、
一生懸命生きる(2014年に亡くなられたそうです)、
姿に感動を感じました。


例えば学校で歴史を勉強して、
戦時中に興味を持った方にお薦めの一冊です。
一人の人生を通して、歴史を見ることにより、
より理解が深まるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 01:09|PermalinkComments(0)

2017年05月22日

最強ボーンブロス食事術

本日はケリアン・ペトルッチ氏の
最強ボーンブロス食事術
です。
3週間で身体と心が劇的に変わる 最強ボーンブロス食事術

本書は出版関係者の方よりご献本頂きました。
上田さま、ありがとうございました。


本書はアメリカで大ブームになっている、
ボーンブロスと呼ばれるスープのような食品を
中心としたダイエット方法です。

アメリカ人は食生活も体型も日本人とは違うので、
直接参考にはならないかもしれませんが、
それだけに、アメリカの食生活を知る意味で
興味を持って読めました。


ボーンブロスという食べ物のイメージは、
私は鶏や魚の水炊きが好きで、
昔は良く食べていたのですが、
その残り汁のような感じでしょうか。

確かに良い出汁がでていて
おいしかったですね。
また、濃厚で腹持ちも悪くない気がします。

このボーンブロスはコラーゲンなど
滋養成分が溶け出しており、
シワが消えて若々しくなる上に、
腸にも良いそうです。

ダイエット方法を実践するかどうかは別としても、
一回、ボーンブロスを食べてみたくなりました。

本の三分の一くらいは料理のレシピなので、
実際に試してみると良いでしょう。


料理が得意な人にお勧めの一冊です。
レシピを見て、料理を作ってみて、
それを気に入れば、このダイエット方法を
検討してみてはどうでしょうか。

続きを読む

engineer_takafumi at 02:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年05月18日

再起動 リブート

本日は斉藤 徹氏の
再起動 リブート
です。
再起動 リブート―――波瀾万丈のベンチャー経営を描き尽くした真実の物語

この本は4回再起動を果たしたという
起業家の物語です。

若くして起業して、最初はうまくいくものの
様々な困難が著者を襲います。

社員による資材の横流し、有能だが金のかかるコンサル、
自宅の競売、取引先との裁判、銀行の冷たい対応、
そして、資金繰りの苦しさ。

日記のようなスタイルで、
起業家の困難を赤裸々に語ってくれます。

もちろん、すべて実話ですので、
臨場感が高く、どんどん話に引き込まれていきました。


実は著者の斉藤さんのセミナーに参加したことがあり、
そこで、この本を読んでそれでも起業したいのであれば、
起業しなさい、と仰っていました。
まさに、本書はそういう読み方ができるでしょう。


個人的には、金融機関の言動が印象的でした。
銀行は晴れの時に傘を差し出し、雨が降ると取り上げる
とよく言われますが、その意味が良くわかりました。


起業家を志す人は必読の一冊だと思います。
起業には覚悟が必要です。
その覚悟を試してくれる一冊になるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 22:21|PermalinkComments(0)

2017年05月15日

ヒアリング不動産投資

本日は才津康隆 氏の
ヒアリング不動産投資
です。
ヒアリング不動産投資

本書は出版社の方よりご献本頂きました。
サンライズ出版さま、ありがとうございました。


本書は長崎の五島列島に暮らしながら、
各地に20棟、524戸の不動産を所有する
不動産賃貸会社を経営、成功されている
著者による実践的な不動産投資の方法です。


著者は不動産投資で一番重要なことは
ヒアリングだと言います。

不動産というものは、
1つ1つが個性のある生き物のような資産です。

そして、その性質をしっかり知ることが、
不動産投資の成功のカギとなるのです。

本書では、ヒアリングの意義や方法に始まり、
著者の経験に基づいた事例が説明されており、
ヒアリングの実際を知ることができます。

不動産の場合、ヒアリングといっても、
聞いたことを真に受けられないところがあります。

数箇所からヒアリングを行って、
実際の姿を推測するという考え方など、
不動産投資をする方にとっては、
すぐにでも参考になる部分が多いでしょう。


私は不動産投資には興味はありませんが、
ヒアリングの方法や考え方は、
一般的に役立つものです。

言葉の端々から著者のビジネスセンスが見て取れ、
大変勉強になりました。


不動産投資をしている人、考えている人は
必見の一冊だと思います。
高々1500円と数時間の投資が、
大きな価値に化ける可能性が高いでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 01:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)