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2017年05月04日

レイアウト、基本の「き」

本日は佐藤直樹氏の
レイアウト、基本の「き」
です。
レイアウト、基本の「き」

本書はレイアウトを勉強したくて、
購入しました。

著者は、翔泳社にてアートディレクター、
クリエイティブディレクターを勤め、
現在は独立してデザイン・ディレクターを
されています。


少し昔は、デザインはプロフェッショナルな領域で、
素人は手を出すことさえ出来ませんでした。

しかし、近年、ソフトウェアなどの環境が充実し、
専門的な教育を受けていない人でも、
デザインやレイアウトらしき仕事をしている、
という人が増えています。

本章はそんな方々をターゲットに、
デザイン・レイアウトの基礎を説く一冊です。


例えば、Webデザインの本はたくさんありますが、
ツールの使い方や小手先のテクニックばかりで、
意外に、教科書的な知識を教えてくれる
本というものは無かったのではないでしょうか。

僕は、この分野では全くの素人ですが、
問題なく読み進められ、
デザイナーはこんなことを考えていたのかと、
雑誌の表紙やポスターなどを見る目を
変えてくれる一冊でした。

また、レイアウトの本なので、
本自体がレイアウトや色に配慮されており、
読んでいて心地良かったです。


Webなど、少しデザインを勉強してみたい、
と思う人にお勧めの一冊です。
それほど労力を使うことなく、
基礎を勉強することができるでしょう。

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engineer_takafumi at 15:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年04月07日

最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法

本日は中村禎 氏の
最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法
です。
最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法

本書はコピーライターの本が読みたいと思って購入しました。


コピーライターの本が好きで、何冊か読んできました。
その中に共通して書かれていることは、
質も大事だが、量が非常に大事、ということです。

どれだけ高い能力をもったコピーライターでも、
10本書いて、そこから選ぶ、ということは決してなく、
100本、200本と書いて、そこからNo1を選んでいくのです。

そんな話を聞いて思いました。
これだとコピーというものは、「書く」能力よりも、
「選ぶ」能力の方が本質的ではないのだろうか?

この本はまさに、そんな始まり方をします。
「いいコピーを書いているコピーライター」は
実は「いいコピーが選べるコピーライター」なのです。


実際、新人コピーライターのいいコピーはゴミ箱にある、
なんてことも言われているようです。

ということで、本書ではコピーをどうやって選ぶか、
ということに焦点が当てられています。

個人的には、
ワインの味を見極められるようになる方法、
『SKAT.』を審査員になったつもりで見てみる、
という部分が特に心に残りました。


人の心に響く言葉を書きたい、
と思っている人におすすめの一冊です。
本書を読めば、言葉を選ぶ基準が作れるでしょう。

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engineer_takafumi at 19:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2016年11月07日

広告をナメたらアカンよ。

本日は山本高史氏の
広告をナメたらアカンよ。
です。
広告をナメたらアカンよ。

本書は好きな著者である、山本高史さんの著書なので
興味を持って購入しました。


著者の山本氏はクリエィティブディレクター、コピーライター
として活躍しながら、関西大学で社会学の教鞭もとっておられます。

広告の作り方でも教えているのかな、と漠然と思っていましたが、
この本を読むとよく分かりました。
広告は世の中を写すので、社会の研究にはうってつけの題材なのです。

普通のアート作品や映画などには作り手の個性が現れます。
しかし、広告は受け手にしてみれば、元々不要なコミュニケーションなので、
どこまでも受け手(その時の社会)に寄り添って作られるのです。
ですから、広告を分析すれば、その時の社会情勢がわかるということです。

本書では、そんな視点で、大ヒットした広告から、
その当時の世相がどうであったか鋭く分析してくれます。
 
このような頭の使い方をしていれば、
時代がどのような方向に進もうとしているのか、
おぼろげながらも、つかめるようになるのかもしれません。


マーケティングなどの仕事をしていて、
「世の中の流れをつかみたい」と思う人にお薦めの一冊です。
広告とは、時代を映す鏡なのだと気づかされるでしょう。

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engineer_takafumi at 14:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年11月03日

超分類!キャッチコピーの表現辞典

本日は森山 晋平氏の
超分類!キャッチコピーの表現辞典
です。
超分類!キャッチコピーの表現辞典: 一言で目を奪い、心をつかむテクニック50

本書はタイトルに惹かれて購入しました。


本書はキャッチコピーを50の「型」に分けて
紹介しているものです。

良いコピーを生み出すためには、
まず数をこなすことが重要と言われますが、
初心者の場合、発想が限定されていて
数個だすので精一杯になってしまいます。

そんな時に本書が発想の助けになってくれます。


何かのキャッチコピーを書こうとした時に、
この本をペラペラめくりながら、
対象物をこの型に当てはめるとどうなるか?
ということを繰り返せば、良いコピーに近づけるでしょう。

コンパクトながらも718個ものキャッチコピーが紹介されており、
カラーで写真も多いので、眺めるだけでも楽しいです。

ものを書くときには近くにおいて、
いつでも参照できるようにしておきたい、と思いました。


メルマガやブログを書いている人にお勧めの一冊です。
より影響力の高いコピーを作れるようになることでしょう。

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engineer_takafumi at 13:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年10月25日

ブレークスルー ひらめきはロジックから生まれる

本日は木村 健太郎氏、磯部 光毅氏の
ブレークスルー ひらめきはロジックから生まれる
です。
ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる

本書は宣伝会議の出版物一覧を見ていて、
気になったので購入しました。

この本はクリエイティブディレクター、コピーライターとして
活躍している著者達が自分達のアイデアの発想法をまとめたものです。


広告業界にいるクリエイティブを作っている人たちは、
発想が豊かで、生まれ持った才能でアイデアを作っているように見えます。

しかし、著者は優れたアイデアはただ頭に舞い降りるものではなく、
それなりのロジックを持って、生まれてくるのだといいます。
その、方法論をまとめたのがこの一冊です。

理論は未来図・突破口、具体案というシンプルな原理、
8つの思考ロジックとしてまとめられています。

そして、この本で面白かったのが、
ブレイクスルーがおきているプロジェクトの実況中継があることです。

男性を育児に参加させるプロジェクト、またソニーのリサイクルプロジェクト
などが紹介されており、実際にこのフレームワークが
どのように生きるのかを理解することができました。


個人的には
「トクしたい」「モテたい」「ラクしたい」「楽しいことをしたい」「安心したい」
そういった本能的な欲求をしっかりとらえなければ
本当に多くの人を動かす突破口にはなりえない
という部分がとても印象に残りました。


アイデアの発想法を学びたい人、
広告業界に興味がある人にはお薦めの一冊です。

クリエイティブの発想のロジックを学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 21:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年09月26日

手書きの戦略論

本日は磯部光毅氏の
手書きの戦略論
です。
手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略

本書はマーケティングやコミュニケーションの良書と聞き、
興味を持って購入しました。


著者は「ザ・プレミアムモルツ」や「伊右衛門」、
ダイハツの「タント」など、数々のメジャーブランドを、
クリエイティブとブランド戦略の両面から手がけてきた
実績を持ちます。

本書はそんな著者が書いた
コミュニケーション戦略の教科書です。

特徴は非常に論理的というところで、
まず戦略を7層に分けて論理的に解説します。

マーケティング論なので、難しい専門用語なども
たくさん登場するのですが、
わかりやすい例えや言い換えがされていて
さすが、コピーライターとしても一流の方だな
と感心させられました。


個人的には「インサイト」という言葉が、
この本でやっと理解することができたので、
大変満足しました。


マーケティングや広報などに配属された
新入社員にお勧めの一冊です。
教科書として、会社の机の上においておけば
いざという時の力になってくれるでしょう。


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engineer_takafumi at 01:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年06月03日

インクルージョン思考

本日は石田 章洋 氏の
インクルージョン思考
です。
複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

本書は著者よりご献本いただきました。
石田さん、ありがとうございました。


本書の著者は「世界ふしぎ発見!」や「TVチャンピオン」
「情報プレゼンター・とくダネ!」など、
だれもが知る番組の企画・構成を担当した
売れっ子の放送作家です。

そんな著者が今回書いたのは
インクルージョン思考、つまり複数の問題を一気に解決する
インクルーシブ(包括的)なアイデアを生むための思考法です。


アイデアの作り方というと1940年に発表された
ジェームス・W・ヤングによる『アイデアのつくり方』が
非常に有名ですが、この本も基本的にこの方法を踏襲
したものとなっています。

ただ、落語家を経て放送作家となった
著者独特の経験を交えた説明はとても腑に落ちます。


また、『アイデアのつくり方』では、
アイデアを寝かせることが必要と言われており
実際それは正しいのですが、
どう寝かせれば良いのか、なぜ寝かせれば良いのか
なかなか受け入れて、実践しづらいものでもありました。

しかし、本書では丁寧にアイデアを寝かせることの意義、
そして、寝かせているときに何が起こっているかが
ちゃんと書かれているところが良かったです。


クリエイティブな仕事をする人だけでなく、
特許のアイデアに悩むエンジニアなどにも
読んでもらいたい一冊です。
とても読みやすい中で、アイデアだしの
本質を学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 19:45|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2016年05月06日

要点で学ぶ、デザインの法則150

本日はウィリアム・リドウェル氏の
要点で学ぶ、デザインの法則150
です。
要点で学ぶ、デザインの法則150 −Design Rule Index

本書はデザインの法則を知りたくて購入しました。


本書はデザイン心理学や工業心理学を専門とする著者による
デザインの原則を150個にまとめたものです。

一つ一つの項目が見開きで、
文章と図(写真)によって説明されています。

文を読んでも何だかよくわからないことでも、
さすがデザインの専門家の本というべきで、
図(写真)を見ると、すぐに著者の意図が理解できます。

この本自体がデザインによって、わかり易く作られているのです。


自分が普段デザインを見て感じていることが、
的確に言語化されているので、
目からウロコが落ちるような本です。

素人であっても、デザインの力は感じれるのですが、
プロとアマの差は、それを言語化して、
計算して仕掛けることができるかどうか
というところにあるのです。


個人的には、様々な「色」の特長と使い方について
書いている部分が特に参考になりました。


普段デザインの仕事をしていない人が
ざっとデザインを勉強するのにお薦めの一冊です。
読みやすい中でも、本質的なことを学べるでしょう。

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engineer_takafumi at 16:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年05月02日

ジョナサン・アイブ

本日はリーアンダー・ケイニ―氏の
ジョナサン・アイブ
です。
ジョナサン・アイブ

本書はアップルのデザインの頂点にいる人間に
ついて知りたくて購入しました。

ジョナサン・アイブはアップルの
チーフ・デザイン・オフィサー(最高デザイン責任者)で
ジョブズの右手となって、iMac、iPod、iPhoneなどの
アップルのプロダクトを生み出してきました。

ジョブズ亡き後も、アップル製品のスタイリッシュさは
変わりませんが、それは彼がいるおかげなのかもしれません。


本書はそんなジョナサン(愛称ジョニー)の
半生についてまとめたものです。

ジョブズと一緒に、アップルのプロダクトを作ってきた人間なので
優秀なのは当たり前なのですが、
それ以前にデザインに対する思想が
既に常人ではないなと感じられました。

例えば、iMacを開発したときに、
「手に触れてもらいやすくするためにハンドルをつけた」
(コスト的には大問題であるのにもかかわらず…)
というエピソードが心に残っています。

製品の外観だけでなく、製品に流れる思想というものは
使い手に伝わっていくものなのです。

そのような思想を持った製品が、
現代に求められているのだ、と感じました。


ものづくりに携わる人にお薦めの一冊です。
アップル製品のデザインの本質をつかめるでしょう。


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engineer_takafumi at 17:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年02月21日

「ない仕事」の作り方

本日はみうら じゅん氏の
「ない仕事」の作り方
です。
「ない仕事」の作り方

本書は「一人電通」という言葉に興味を持って、購入しました。


著者は「マイブーム」や「ゆるキャラ」などの仕掛け人である、
みうらじゅんさんの仕事に関する本です。

みうらさんの職業が何かというと、一応漫画家となるらしいですが、
実際のところは本当に色々やっていて正体がつかめない
というのが実際のところです。

本書はそんなみうらさんのアタマの中をさらけ出します。


ある意味「変」なことばかりしている著者ですが、
今はそんな「変」が求められている時代ともいえます。

「勝手に観光協会」「地獄表」「いやげ物」「らくがお」
「親孝行プレイ」「アウトドア般若心経」
このような名前だけで強烈な違和感や興味を引き立てられる
企画をどうやって作るのか?
まさに「ない仕事」を作るための発想法を教えてくれます。


ジャンルを問わず、アイデアを作る仕事をしている人にお勧めです。
どのように、凝り固まった「常識」から逃れるのか、
そのヒントを見つけられる一冊だと思います。


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engineer_takafumi at 23:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年01月09日

コンテンツの秘密

本日は川上 量生氏の
コンテンツの秘密
です。
コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)

本書はセミナーの課題図書になっていたので購入しました。

著者はニコニコ動画を運営する
ドワンゴの会長の川上氏です。

その川上氏が、プロデューサ見習いとして
スタジオジブリで経験したことを、語る一冊です。


この本の素晴らしいところは、宮崎駿氏を筆頭とする
クリエイター達は基本的に感性で仕事をしていて
仕事の方法論は言語化されていません。

宮崎氏が絵を描くコツをスタッフに
このように説明していたそうです。

「こう」と言って上を向き、「こう」と言って右を向き、
「こう」と言って下を向き、「こう」と言って左を向き、
最後に両手の指でフレームをつくって、
「これをぎゅっとやって描くんだ」



まさに才能のある人しか理解できない世界です。

そこに著者が入り込み、単純ですが本質的な質問を繰り返し、
コンテンツの本質とは何か、を考察しています。


・ ジブリの作品があきられないのは情報量が多いからである。
・ 情報量とは線の多さである。
・ 宮崎氏の絵は「脳にとっての最高の写実主義」である。

例えば、上のように適切に、普通の人間にもわかるように
言語化されており、才能がなくても、天才の世界を
垣間見ることができます。

なぜ、ジブリや宮崎駿がすごいのか。

千と千尋の神隠しの映画を見て、
湯婆婆(ゆばーば)の顔が異常に大きいのに
なぜ、違和感を感じないのか。

そんな疑問が解きほぐされていきました。


次にジブリの映画を観るときは、
違う視点で楽しむことができることでしょう。

まさに本を読む醍醐味、視点が変わる快感を
与えてくれる一冊でした。


ジブリの作品が好きな人にお勧めの一冊です。
作り手の視点を知ることにより、
より作品を楽しめるようになることでしょう。



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engineer_takafumi at 14:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年12月14日

広告コピーってこう書くんだ!相談室

本日は谷山雅計氏の
広告コピーってこう書くんだ!相談室
です。
広告コピーってこう書くんだ! 相談室(袋とじつき)

本書は私が非常に影響を受けた本広告コピーってこう書くんだ!読本
の続編として、迷わず購入しました。


著者の谷山氏は博報堂で活躍され、
今は独立されているコピーライターです。

主な作品は東京ガスの「ガス・パッ・チョー」、
資生堂「日本の女性は美しい」、新潮文庫「Yonda?」など
誰でも聞いたことのあるような名コピーを残されています。


さて、この谷山さんは、本書の中で自分でも言っているように、
コピーライターの中でも、論理的な方です。

つまり、クリエイティブ業というと「創作はフィーリングだ!」
という印象があって、実際にそういう方も多くいるみたいですが、
この谷山さんには、コピー作りのロジックを明確に持っているのです。

前作の広告コピーってこう書くんだ!読本はそんなロジックが、
エンジニアである私に深く響き、
クリエイティブ業に深い興味を持つきっかけとなりました。

本書は前作の続編として、相談室、つまりQ&A形式にして
前作の補完をしています。

前作が非常に完成度の高い一冊ではあったのですが、
本書により「散らかすコツ」や「将軍コピーの書き方」など
前作でやや説明不足たった部分のの理解が進む一冊です。

また、「ガス・パッ・チョー」が生まれた背景として、
袋とじで著者の製作ノートが公開されていて
とても興味深く読むことができました。


個人的には、無茶なダメ出しが良い広告を作る、
という話が「ゲゲゲの鬼太郎」のエピソードと絡んで
特に印象的でした。


広告業を志望する若い方には前著と含めて
必読の一冊だと思います。
広告を作るという仕事の基礎を学べることでしょう。

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engineer_takafumi at 01:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年09月23日

名作コピーの教え

本日は鈴木康之氏の
名作コピーの教え
です。
名作コピーの教え

本書は書店で見かけて、ピンときて購入しました。

著者は広告コピーライターとして数十年のキャリアを持ち、
後進の育成にも熱心な伝説のコピーライターによる
コピーの学び方についての本です。


名作と言われるコピーを集めた本はたくさんありますが、
この本はそれに教育的観点からのコメントがついていて
コピーの「どこがすごいのか」が的確に理解できます。

なんとなく良いはだれでもわかるのですが、
それを言語化してくれる著者に価値があると思います。


コピーというものはゼロからの創作ではないのです。
商品は既にあって、それをどう見せるか?という戦いです。

聞いてみると当たりまえなのですが、
これを本当に理解している人はどれだけいるのでしょうか?


個人的には、最終章の著者が若い人にコピーを教えた時の
実例が特に参考になりました。


コピーライターを志す人はもちろん、
文章で人に伝える仕事をしたいと考えている人には
お勧めの一冊です。
初心者でも、人を動かす文章とはどういうものかが、
おぼろげながら見えてくるようになることでしょう。

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engineer_takafumi at 20:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年09月13日

編集とはどのような仕事なのか

本日は鷲尾 賢也氏の
編集とはどのような仕事なのか
です。
新版 編集とはどのような仕事なのか

本書は知人の編集者のSNSで紹介されており、
興味を持って購入しました。

本書の著者は講談社に入社し、「現代新書」の編集長などを経て、
「選書メチエ」を創刊、「現代思想の冒険者たち」や「日本の歴史」など
記念碑的な企画を世に送った名物編集者による本です。


本書は企画から、著者への依頼方法、原稿チェックの方法、
装丁、販売・流通・宣伝、著者との関係の築き方など
著者の編集者としての仕事の全体を描いたものです。

一流の方なので、仕事に向かう姿勢や思想の面で
大変参考になる一冊です。
特に企画に対する考え方や著者との関係の気づき方には
学ぶべきところが多かったです。

また、著者とのエピソードにも興味深いものが多く、
著者という人は、やはりちょっと変わった人だなと
思わせられました。


正直、昔話という印象も受ける部分もあります。
しかし、出版という歴史が長く、文化の根源を構成する領域の中で、
何を守り、何を変えていくべきなのかを考えるために、
歴史を知るのも非常に重要なことでしょう。


編集者を志す学生の方にはぜひ一読して欲しい一冊です。
編集という仕事の心構えが学べるでしょう。


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engineer_takafumi at 19:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年01月12日

どうしてあの人はクリエイティブなのか?

本日はデビット・バーカス氏の
どうしてあの人はクリエイティブなのか?
です。
どうしてあの人はクリエイティブなのか?―創造性と革新性のある未来を手に入れるための本

本書はクリエイティブとはどういうことなのか、
知りたくて購入しました。


クリエイティブであるため、すなわち良いアイデアを出すには
どうすれば良いでしょうか?

よく言われるのは、アイデアとはクリエイティブな人がひらめくもの、
アイデアとは制約のない自由な発想から生まれるもの、
アイデアとは一体感のあるチームから生まれるもの
といったことです。

しかし、これらの「常識」にはたくさんの誤りがある、
と指摘するのが本書の目的です。


例えば、発明王と呼ばれるエジソンは
生まれつきの天才で、たった一人であれだけの発明を成し遂げたか?
答えはNoです。

現在のエジソンのイメージは作られたものであって、
実際はエジソンが発明したというものは、
たくさんの各分野のエキスパートの力を借りて
成し遂げられたものなのです。


また、制約はアイデアを生むのに障害となるのか?
これもNoです。

制約が全くないと、人は何をして良いのか
逆にわからなくなってしまうものなのです。

実際のアイデアの中には制約自体を
逆に資源として利用するようなものも多く、
制約自体がアイデアの源ともいえるのです。


どこかで読んだような話も多かったですが、
よくまとまっていて、あらためてアイデアの本質について
理解を深めることができました。

また、訳書としてはとても読みやすい一冊でした。


仕事でアイデアを出すプレッシャーを受けている人に
おすすめの一冊です。
アイデアを生むということの本質を知ることにより、
仕事を効率を高めることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)