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2016年05月02日

ジョナサン・アイブ

本日はリーアンダー・ケイニ―氏の
ジョナサン・アイブ
です。
ジョナサン・アイブ

本書はアップルのデザインの頂点にいる人間に
ついて知りたくて購入しました。

ジョナサン・アイブはアップルの
チーフ・デザイン・オフィサー(最高デザイン責任者)で
ジョブズの右手となって、iMac、iPod、iPhoneなどの
アップルのプロダクトを生み出してきました。

ジョブズ亡き後も、アップル製品のスタイリッシュさは
変わりませんが、それは彼がいるおかげなのかもしれません。


本書はそんなジョナサン(愛称ジョニー)の
半生についてまとめたものです。

ジョブズと一緒に、アップルのプロダクトを作ってきた人間なので
優秀なのは当たり前なのですが、
それ以前にデザインに対する思想が
既に常人ではないなと感じられました。

例えば、iMacを開発したときに、
「手に触れてもらいやすくするためにハンドルをつけた」
(コスト的には大問題であるのにもかかわらず…)
というエピソードが心に残っています。

製品の外観だけでなく、製品に流れる思想というものは
使い手に伝わっていくものなのです。

そのような思想を持った製品が、
現代に求められているのだ、と感じました。


ものづくりに携わる人にお薦めの一冊です。
アップル製品のデザインの本質をつかめるでしょう。


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engineer_takafumi at 17:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年02月21日

「ない仕事」の作り方

本日はみうら じゅん氏の
「ない仕事」の作り方
です。
「ない仕事」の作り方

本書は「一人電通」という言葉に興味を持って、購入しました。


著者は「マイブーム」や「ゆるキャラ」などの仕掛け人である、
みうらじゅんさんの仕事に関する本です。

みうらさんの職業が何かというと、一応漫画家となるらしいですが、
実際のところは本当に色々やっていて正体がつかめない
というのが実際のところです。

本書はそんなみうらさんのアタマの中をさらけ出します。


ある意味「変」なことばかりしている著者ですが、
今はそんな「変」が求められている時代ともいえます。

「勝手に観光協会」「地獄表」「いやげ物」「らくがお」
「親孝行プレイ」「アウトドア般若心経」
このような名前だけで強烈な違和感や興味を引き立てられる
企画をどうやって作るのか?
まさに「ない仕事」を作るための発想法を教えてくれます。


ジャンルを問わず、アイデアを作る仕事をしている人にお勧めです。
どのように、凝り固まった「常識」から逃れるのか、
そのヒントを見つけられる一冊だと思います。


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2016年01月09日

コンテンツの秘密

本日は川上 量生氏の
コンテンツの秘密
です。
コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)

本書はセミナーの課題図書になっていたので購入しました。

著者はニコニコ動画を運営する
ドワンゴの会長の川上氏です。

その川上氏が、プロデューサ見習いとして
スタジオジブリで経験したことを、語る一冊です。


この本の素晴らしいところは、宮崎駿氏を筆頭とする
クリエイター達は基本的に感性で仕事をしていて
仕事の方法論は言語化されていません。

宮崎氏が絵を描くコツをスタッフに
このように説明していたそうです。

「こう」と言って上を向き、「こう」と言って右を向き、
「こう」と言って下を向き、「こう」と言って左を向き、
最後に両手の指でフレームをつくって、
「これをぎゅっとやって描くんだ」



まさに才能のある人しか理解できない世界です。

そこに著者が入り込み、単純ですが本質的な質問を繰り返し、
コンテンツの本質とは何か、を考察しています。


・ ジブリの作品があきられないのは情報量が多いからである。
・ 情報量とは線の多さである。
・ 宮崎氏の絵は「脳にとっての最高の写実主義」である。

例えば、上のように適切に、普通の人間にもわかるように
言語化されており、才能がなくても、天才の世界を
垣間見ることができます。

なぜ、ジブリや宮崎駿がすごいのか。

千と千尋の神隠しの映画を見て、
湯婆婆(ゆばーば)の顔が異常に大きいのに
なぜ、違和感を感じないのか。

そんな疑問が解きほぐされていきました。


次にジブリの映画を観るときは、
違う視点で楽しむことができることでしょう。

まさに本を読む醍醐味、視点が変わる快感を
与えてくれる一冊でした。


ジブリの作品が好きな人にお勧めの一冊です。
作り手の視点を知ることにより、
より作品を楽しめるようになることでしょう。



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2015年12月14日

広告コピーってこう書くんだ!相談室

本日は谷山雅計氏の
広告コピーってこう書くんだ!相談室
です。
広告コピーってこう書くんだ! 相談室(袋とじつき)

本書は私が非常に影響を受けた本広告コピーってこう書くんだ!読本
の続編として、迷わず購入しました。


著者の谷山氏は博報堂で活躍され、
今は独立されているコピーライターです。

主な作品は東京ガスの「ガス・パッ・チョー」、
資生堂「日本の女性は美しい」、新潮文庫「Yonda?」など
誰でも聞いたことのあるような名コピーを残されています。


さて、この谷山さんは、本書の中で自分でも言っているように、
コピーライターの中でも、論理的な方です。

つまり、クリエイティブ業というと「創作はフィーリングだ!」
という印象があって、実際にそういう方も多くいるみたいですが、
この谷山さんには、コピー作りのロジックを明確に持っているのです。

前作の広告コピーってこう書くんだ!読本はそんなロジックが、
エンジニアである私に深く響き、
クリエイティブ業に深い興味を持つきっかけとなりました。

本書は前作の続編として、相談室、つまりQ&A形式にして
前作の補完をしています。

前作が非常に完成度の高い一冊ではあったのですが、
本書により「散らかすコツ」や「将軍コピーの書き方」など
前作でやや説明不足たった部分のの理解が進む一冊です。

また、「ガス・パッ・チョー」が生まれた背景として、
袋とじで著者の製作ノートが公開されていて
とても興味深く読むことができました。


個人的には、無茶なダメ出しが良い広告を作る、
という話が「ゲゲゲの鬼太郎」のエピソードと絡んで
特に印象的でした。


広告業を志望する若い方には前著と含めて
必読の一冊だと思います。
広告を作るという仕事の基礎を学べることでしょう。

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engineer_takafumi at 01:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年09月23日

名作コピーの教え

本日は鈴木康之氏の
名作コピーの教え
です。
名作コピーの教え

本書は書店で見かけて、ピンときて購入しました。

著者は広告コピーライターとして数十年のキャリアを持ち、
後進の育成にも熱心な伝説のコピーライターによる
コピーの学び方についての本です。


名作と言われるコピーを集めた本はたくさんありますが、
この本はそれに教育的観点からのコメントがついていて
コピーの「どこがすごいのか」が的確に理解できます。

なんとなく良いはだれでもわかるのですが、
それを言語化してくれる著者に価値があると思います。


コピーというものはゼロからの創作ではないのです。
商品は既にあって、それをどう見せるか?という戦いです。

聞いてみると当たりまえなのですが、
これを本当に理解している人はどれだけいるのでしょうか?


個人的には、最終章の著者が若い人にコピーを教えた時の
実例が特に参考になりました。


コピーライターを志す人はもちろん、
文章で人に伝える仕事をしたいと考えている人には
お勧めの一冊です。
初心者でも、人を動かす文章とはどういうものかが、
おぼろげながら見えてくるようになることでしょう。

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engineer_takafumi at 20:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年09月13日

編集とはどのような仕事なのか

本日は鷲尾 賢也氏の
編集とはどのような仕事なのか
です。
新版 編集とはどのような仕事なのか

本書は知人の編集者のSNSで紹介されており、
興味を持って購入しました。

本書の著者は講談社に入社し、「現代新書」の編集長などを経て、
「選書メチエ」を創刊、「現代思想の冒険者たち」や「日本の歴史」など
記念碑的な企画を世に送った名物編集者による本です。


本書は企画から、著者への依頼方法、原稿チェックの方法、
装丁、販売・流通・宣伝、著者との関係の築き方など
著者の編集者としての仕事の全体を描いたものです。

一流の方なので、仕事に向かう姿勢や思想の面で
大変参考になる一冊です。
特に企画に対する考え方や著者との関係の気づき方には
学ぶべきところが多かったです。

また、著者とのエピソードにも興味深いものが多く、
著者という人は、やはりちょっと変わった人だなと
思わせられました。


正直、昔話という印象も受ける部分もあります。
しかし、出版という歴史が長く、文化の根源を構成する領域の中で、
何を守り、何を変えていくべきなのかを考えるために、
歴史を知るのも非常に重要なことでしょう。


編集者を志す学生の方にはぜひ一読して欲しい一冊です。
編集という仕事の心構えが学べるでしょう。


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engineer_takafumi at 19:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年01月12日

どうしてあの人はクリエイティブなのか?

本日はデビット・バーカス氏の
どうしてあの人はクリエイティブなのか?
です。
どうしてあの人はクリエイティブなのか?―創造性と革新性のある未来を手に入れるための本

本書はクリエイティブとはどういうことなのか、
知りたくて購入しました。


クリエイティブであるため、すなわち良いアイデアを出すには
どうすれば良いでしょうか?

よく言われるのは、アイデアとはクリエイティブな人がひらめくもの、
アイデアとは制約のない自由な発想から生まれるもの、
アイデアとは一体感のあるチームから生まれるもの
といったことです。

しかし、これらの「常識」にはたくさんの誤りがある、
と指摘するのが本書の目的です。


例えば、発明王と呼ばれるエジソンは
生まれつきの天才で、たった一人であれだけの発明を成し遂げたか?
答えはNoです。

現在のエジソンのイメージは作られたものであって、
実際はエジソンが発明したというものは、
たくさんの各分野のエキスパートの力を借りて
成し遂げられたものなのです。


また、制約はアイデアを生むのに障害となるのか?
これもNoです。

制約が全くないと、人は何をして良いのか
逆にわからなくなってしまうものなのです。

実際のアイデアの中には制約自体を
逆に資源として利用するようなものも多く、
制約自体がアイデアの源ともいえるのです。


どこかで読んだような話も多かったですが、
よくまとまっていて、あらためてアイデアの本質について
理解を深めることができました。

また、訳書としてはとても読みやすい一冊でした。


仕事でアイデアを出すプレッシャーを受けている人に
おすすめの一冊です。
アイデアを生むということの本質を知ることにより、
仕事を効率を高めることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年12月24日

ここらで広告コピーの本当の話をします。

本日は小霜 和也氏の
ここらで広告コピーの本当の話をします。
です。
ここらで広告コピーの本当の話をします。

コピーライターの本が大好きなので、本書を購入しました。

本書の著者はソニーのプレイステーションやキリン一番絞りなど
大舞台で活躍されてきました。
最近は若手の指導に深く関わっておられるようで、
本書は若手コピーライター向けの指導という形になっています。

ですので、「広告コピーとは何か」とか「コピーを書く姿勢」といった
基本的なことに多くのページが割かれています。
基本的といっても、簡単なことという意味ではないので
噛み砕くにはそれなりの努力が必要だと思います。

基本用語の説明ページなどもあったりするので、
本書を一読して理解すれば、コピーライターを目指す
最低限の知識と心構えは身につくといっても良いのかもしれません。


個人的には「ブランドとは気持ちのいい記憶である」という
ブランドについての話が印象に残りました。


広告業界に興味のある就活生には必見の一冊だと思います。
学生(受け側)としての広告コピーと、プロとしての広告コピーの
ギャップを埋めることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 22:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年06月22日

企画はひと言

本日は石田章洋氏の
企画はひと言
です。
企画は、ひと言。

本書は知人の石田さんの著書が出版されると聞き
興味をもって購入しました。


石田さんは放送作家として「世界ふしぎ発見」や「TVチャンピオン」など
たくさんの有名番組を手がけられた敏腕作家です。

本書はそんな石田さんが語る企画の出し方の本です。
そして、その極意はタイトルにあるとおりの「ひと言」です。

企画は短い言葉で表現できることが大事、
ということは類書でも語られていることかもしれません。

しかし、この本がすごいのはその「ひと言」の出し方に
フォーカスして詳しく説明していることです。

ひと言が大事なのはわかっているけれど、
その作り方がわからない、という人にはピッタリの一冊でしょう。


また、長年放送作家を続けているということで、
テレビの企画出しの例がたくさん書かれていてとても興味深いです。

個人的には「英会話体操」のエピソードが面白かったです。
また、世の中はらせん的に進化していくという著者の主張が
印象に残りました。

分野を問わず、企画を出す仕事をしていている
全ての人にお勧めの一冊です。
強い「ひと言」を生み出す方法を学べるでしょう。

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engineer_takafumi at 18:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2014年02月16日

デザインの骨格

本日は山中俊治氏の
デザインの骨格
です。
デザインの骨格

本書は工業製品のデザイナーが考えていることを知りたくて
購入しました。


著者は日産自動車のデザイナーを経て、
フリーの工業デザイナーとなり、
現在は、大学で教鞭もとっておられる山中氏です。


特に有名なところではSuica改札の読み取り部の
デザインを担当されています。

いまでこそ当たり前のICカードですが、
導入初期は人が慣れておらず、当てる場所を間違えるなどして
読み取りエラーなどが相当多かったようです。

それを無理なく、利用者に意図が伝わるような
デザインを考えたのが著者というわけです。

例えば、Suicaの読み取り角度は13.5度傾いているのですが、
その角度も実験をして選ばれたとのことです。

工業製品の場合、美しさももちろんですが、
そこに機能性も持たせなくてはいけないので、
絵や彫刻などの、単なる芸術とは違う視点が必要になるのです。

本書にはそんな著者ならではの視点が散りばめられており、
ただのエンジニアの私にはとても刺激的でした。


エンジニアにはお勧めの一冊です。
デザインと機能性を両立するとはどのようなことが
知ることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 22:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年02月10日

何度も読みたい広告コピー

本日はパイインターナショナルの
何度も読みたい広告コピー
です。
何度も読みたい広告コピー

本書は質の高い広告コピーを読んでみたくて購入しました。


本書は広告コピー、
その中でもボディコピーに焦点を当てた一冊です。

素人から見ると、キャッチコピーの方が重要で、
ボディはキャッチではまった読者に
商品やサービスの詳細を伝えるもの、
という印象があります。

しかし、広告には広告ならではの
ボディの書き方というものが存在するのですね。


本書はその道のプロが選ぶ優れたボディコピーを
コピーライター本人や第三者が
解説するという形になっており、
素人でもその意図を理解できるようになっています。

もちろん、純粋に広告コピーを楽しむ
という読み方もできます。


人を動かす文章術を見につけたい人にはお勧めの一冊です。
最高峰の文章に触れることにより、
感覚が研ぎ澄まされることでしょう。

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2013年12月28日

電信柱の陰から見てるタイプの企画術

本日は福里真一氏の
電信柱の陰から見てるタイプの企画術
です。
電信柱の陰から見てるタイプの企画術

本書はタイトルにひかれて購入しました。

著者はジョージアの「明日があるさ」、フジカラーのお店など、
ヒットCMを企画したCMプランナーです。

ただし、他のクリエイターの本とちょっと違うのが、
「電信柱の陰から見てるタイプ」のというところです。

電通のクリエイターなんて、みんなの輪の中心で笑っているような
著者の言葉を借りれば「人としてエリート」の人ばかり
なのではないかと思っていました。

しかし著者は、クラスの輪の中から外れて、
さらに、少し皮肉な目でクラスを眺めているような、
私からみるととても親近感がわくタイプなのです。

やはり、広告代理店といっても、スター的なタイプだけではなく
著者のような人間が活躍できる場はあるのだな、と納得し、
自分もこれでいいんだな、と妙に安心しました。


「電信柱の陰から見てるタイプの」という言葉に
ピンとくる人には読んでもらいたい一冊です。
自分もこのままで良いのだという自信が生まれるでしょう。


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2013年03月31日

広告論講義

本日は天野祐吉氏の
広告論講義
です。
広告論講義

本書は20世紀の広告論の名著として興味を持ち購入しました。

本書は1900年のパリ万博に始まります。
それからT型フォード、ヒトラー、アポロの月面着陸、
最後はカップヌードルの"hungry!"のCMで終わります。

この100年で扱う商品や広告メディアは
全く違うものとなりました。

しかし、広告の本質というものは
意外なほどに変わっていないのですね。

アフィリエイトやキーワード広告、
先進の広告を扱っていても、広告の歴史を学ぶことは
意義深いことだと思います。


個人的にはヒトラーの章が興味深かったです。
彼は20世紀の歴史の代表的な暗部ではありますが、
広告という観点ではゲッペルスとあわせて
非常に学ぶことが多いのです。

特に、ヒトラーはラジオの人であり、
もしテレビがあったら小柄な男が熱っぽく
語っているだけに見えただろう、
という部分が印象に残りました。


ベーシックですが、広告に携わる人には
必見の一冊だと思います。
特に、広告業界を目指す学生などに
良いのではないでしょうか。


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2013年03月20日

イメージ

本日はジョン バージャー氏の
イメージ
です。
イメージ: 視覚とメディア (ちくま学芸文庫)

本書は視覚文化論の古典と聞き、興味を持って購入しました。


「見る」ということは誰にでもできるようで
実はそれほど簡単なことではありません。

確かに網膜に映るものはみな同じかもしれませんが、
人がモノを見る時は必ず脳のフィルターを
通しているのです。

本書は芸術作品や広告を通して、
この「見る」という行為を深く掘り下げます。

学術的な本で難解ではあるのですが、
視覚の本ということで絵や写真が多く、
理解を助けてくれます。


古典らしくさらっと読めるような本ではありません。
ただ、本気で芸術や広告などを創ろうとする人には
多くの気づきをもたらす一冊となるでしょう。

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2013年02月17日

アイデアの選び方

本日は佐藤達郎氏の
アイデアの選び方
です。
アイデアの選び方 アイデアは、つくるより選ぶのが難しい。

本書はタイトルに惹かれて購入しました。


世の中に、アイデアの出し方、とうたった本は多いですが、
「選び方」に焦点を当てた本はほとんどありません。

しかし、実務の経験がある人から見れば、
「選ぶ」ことこそが難しいことは良く知っているでしょう。

例えば、5人が50案ずつ持ち寄れば250案にもなります。
これだけあれば、この中には成功するアイデアが
必ず隠れていると考えても良さそうです。

ただ、それを選ぶプロセスに問題があると
簡単に破綻してしまいます。

なんとなく多数決で決める、偉い人の判断で決める、など
チームメンバーにわだかまりが残る形で決めてしまえば、
その後の実務がうまくいくはずがありません。

この本には、そんなアイデアを「決める」プロセスが
紹介されています。


ただ、僕の感想としてはタイトルで期待しすぎたのか、
他のアイデア本と比べて、
思ったより違いがないような気がしました。

やはり、アイデアを出すことと選ぶことは
切っても切れない関係にあるのです。


様々な組織でアイデアを出すことが求められている
人にはお勧めの一冊です。
実例も入っているので、実行に移しやすいでしょう。


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engineer_takafumi at 23:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)