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2015年04月03日

トマ・ピケティの新・資本論

本日はトマ・ピケティ氏の
トマ・ピケティの新・資本論
です。
トマ・ピケティの新・資本論

ピケティの『21世紀の資本』を買おうとしましたが、
書店でおじけづいて、代わりに本書を購入しました。


本書は数年に渡って、フランスの日刊紙リベラシオンに
連載した時評をまとめたものです。


少し古くなっているものがあったり、
フランスの国内事情で日本人にはわかりにくい部分もありますが、
ピケティの思想を色濃く反映している本です。

連載のまとめですので、重要な思想は何度も繰り返されていて、
斜め読みでも十分頭に入ってきます。

ピケティは富の一極集中を危惧していますが、
その背景や事実が数字で示されていて説得力があります。

結局、資本主義の社会では、ある意味、
富の集中は避けられないものなのでしょう。
そのために、国は税をつかって、是正しないといけないのです。

フランスの国内事情が垣間見えるのも、面白かったです。


ピケティの思想をざっと知りたい人にはお薦めの一冊です。
『21世紀の資本』よりは、楽にピケティを学べるでしょう。

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2014年10月01日

税務署員だけのヒミツの節税術

本日は大村 大次郎 氏の
税務署員だけのヒミツの節税術
です。
税務署員だけのヒミツの節税術 - あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】 (中公新書ラクレ)

本書は確定申告のことを勉強したいと思っているときに、
目に止まって購入しました。


税務署というのは、慣れない人にとっては
とにかく敷居の高いところです。

マルサのような脱税事件の印象が強く、
とても怖い人の集まりと感じる人も多いでしょう。

ただ、元税務署員の著者によると、
そんな部署はほんの一部で、普通の人が接する職員は
紳士的で親切だそうです。
それほど恐れることはありません。

ただ、少し気をつけないといけないことがあって、
税務署は税金を少しでも多くのが仕事なので、
過少申告にはうるさいものの、過大な税金を納めたときに
税務署から指摘してくれることはないそうです。

また、「社会通念上」などといった税務独特の考え方もあります。


本書は様々なケースにおいて、税務署がどのような判断を下すか、
そんなことを分かりやすく説明してくれます。

まさに税務署のOBだからのコンテンツですね。



自営業者やフリーランサーはもちろんですが、
住宅ローン控除などをうけるために確定申告をする
サラリーマンにお勧めの一冊です。
税金の最低限の基礎が興味ある話題で学べるでしょう。


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2014年09月15日

リスク ―神々への反逆

本日はピーター バーンスタイン氏の
リスク ― 神々への反逆
です。
リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)リスク〈下〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

本書は明日使える世界のビジネス書をあらすじで読むで紹介されており、
興味を持って購入しました。

現代社会では、科学や工学だけではなく
金融や保険の分野で高度な数学理論が使われています。

そして、科学で使われる数学と金融で使われる数学の違い、
それは確定的なものを扱うか、不確定なものを扱うか
というところにあるのです。

物理の実験は同じ条件では同じ結果が得られるはずですが、
金融や保険が相手にする証券や人はそうではありません。

本書は、そんな不確かなもの「リスク」に
人間がどのように向き合ってきたか、
その歴史を記したものです。

訳書ならではの読みにくさや難解さはありますが、
膨大な歴史がまとまっています。

紙と鉛筆片手にじっくりと精読する、
また概要をつかむために流し読みをする
どちらの学び方も可能な一冊です



数学や統計学の歴史に興味を持っている人にお勧めです。
不確実さと戦ってきた人間の営みを学べるでしょう。


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2014年06月11日

経済は世界史から学べ

本日は茂木 誠氏の
経済は世界史から学べ!
です。
経済は世界史から学べ!

最近、世界史にハマっているので、本書を購入しました。


本書は駿台予備校の実力派世界史講師が、
経済という観点で世界史を語ったものです。

TPPや財政の問題など、現代の経済を理解するため、
歴史的な背景を身に付けておきましょう、ということです。

ただ、私は経済を学ぶために歴史を学ぶというよりも、
歴史を学ぶために経済の視点を取り入れた本
という印象が強かったです。

そもそも、歴史というものはその多くの出来事が
経済的な理由で発生していますが、
その背景は学校では詳しく教えられていないように思えます。

例えば、なぜ江戸幕府が鎖国をしたか?
第二次世界大戦はなぜ起こったのか?
このような疑問は経済という観点で歴史を眺めると
クリアな答えを導きだすことができるのです。


また、歴史は繰り返すということを改めて認識しました。
現在は、特に経済的に未来が見え難い時代と思っていましたが、
歴史を学べばその答えは大半出てしまうのです。

歴史を学ぶことの重要性を再認識させられた一冊した。



経済を勉強している学生にお勧めの一冊です。
高校で習った歴史と経済をつなげることができるでしょう。

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2014年04月11日

決算書でわかる! いい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く!

本日は大畑伊知郎氏の
決算書でわかる! いい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く!
です。
決算書でわかる!  いい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く!

本書は決算書の読み方を知りたくて購入しました。


本書の著者は、銀行にで貸付業務を担当した後、
公認会計士になったという経歴の持ち主です。

銀行時代は決算書を見て、企業の値踏みをしていた、
つまり、決算書を使うプロだったというわけです。


そんな著者が、豊富な実例を交えながら、
決算書の読み方を教えてくれます。

グリー vs DeNA など、いま旬の企業を扱っており
興味深く読みすすめることができます。

また、2色刷りが効果的に使われていて
とても読みやすい一冊です。


個人的には「継続企業の前提に関する注記」が
ついた企業でも、ほとんどは事業を継続できている
という話が一番あたまに残りました。



営業や技術部門など、決算書に直接触れない人が
決算書を学ぶのにお勧めの一冊です。

分かりやすく書かれている上、実際の企業の例を出し、
興味を持てるようになっているので、
今まで挫折した人でも、無理なく決算書を学べるでしょう。


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2013年09月24日

貯金に成功した1000人みんなやっていた 貯金習慣

本日はマルコ社の
貯金に成功した1000人みんなやっていた 貯金習慣
です。
貯金に成功した1000人みんなやっていた 貯金習慣

本書は出版社よりご献本いただきました。
マルコ社さん、ありがとうございました。


本書は貯金に成功した1000人にアンケート調査を行い
その中から貯金ができる習慣というものを
抽出したものです。

結局はお金を丁寧に取り扱う、衝動買いをしない
天引き貯金をするなどのベーシックな内容なのですが、
アンケート結果から得られたコメントが信頼性と
自分でもできそう、といった感覚を与えてくれます。



社会人1年生にはお勧めの一冊です。
これを読んでおけば、10年後に「困った」ということに
ならない習慣が身につくことと思います。



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2013年07月21日

バブルの物語

本日はジョン・K・ガルブレイス氏の
バブルの物語
です。
バブルの物語―暴落の前に天才がいる

本書はビジネス名著100冊のエッセンスで紹介されており、
興味を持って購入しました。


「大恐慌1929」など、恐慌に関しての著書に定評がある
ガルブレイス氏のバブル論です。

最古のバブルと呼ばれるオランダのチューリップ投機から、
日本のバブル崩壊まで、バブルの歴史が綴られています。


この本から得られる教訓は、
バブルを利用して儲けようなどとは考えるな
ということでしょう。

みんな、自分だけはうまくやろうと投機に手を出し
結局、大損をしてしまうのです。


そして、それは近年始まったことではなく、
17世紀のオランダのチューリップバブルに始まり
延々と同じことが繰り返されてきたのです。

まあ、これだけ「わかって」いても、
また同じことを繰り返してしまうのだろう、と著者は言います。
人間はそういう生きもののようです。


株を始めようと思う人に、お勧めの一冊です。
投機に潜む魔力とその歴史を知ることができるでしょう。

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2013年07月04日

経済ってそういうことだったのか会議

本日は佐藤 雅彦氏の
経済ってそういうことだったのか会議
です。
経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

本書はビジネス名著100冊のエッセンスで紹介されており、
興味を持って購入しました。


本書はクリエイターの佐藤氏と竹中平蔵氏が
対談の形で経済の仕組みを解き明かしていく本です。

竹中さんの知識や話の分かりやすさはもちろんとして
佐藤さんの読者目線であり、その上非常に本質的な質問は
わかりにくいとされている経済の本当の姿を浮かび上がらせます。

本書は2002年初版と今となっては一昔の本なのですが、
通貨の話、税金の話などは普遍性があり
今でも非常に参考になる話です。

また、状況が変わってしまった外交の話なども、
2000年前後はどんな時代だったか
ということが浮かび上がり、逆に面白かったです。


個人的には日本は世界で一番関税の安い国
という話が印象に残りました。



学校の先生などにお勧めの一冊です。
生徒に経済の話をわかりやすく、
本質的に話すネタがあふれています。


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2013年02月24日

ずる 嘘とごまかしの行動経済学

本日はダン・アリエリー氏の
ずる 嘘とごまかしの行動経済学
です。
ずる―嘘とごまかしの行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション)

本書は人がごまかしをする心理メカニズムを
知りたくて購入しました。


会社の備品を持ち出す、交通費をごまかすといった
"小さな"不正はほとんどの人が経験しているでしょう。

本書はそんなごまかしのメカニズムを
行動経済学を用いた科学的な手法で明らかにするものです。

たとえば、
お金よりモノの方が不正をしやすい
(お金を直接取ることは心理的ハードルが高い)
最初に倫理規定に署名させる行為は不正抑止効果が高い
小さなごまかしがどんどんエスカレートする
といった結果は納得させられるものです。

結局、嘘やごまかしを止めるのは人間の良心である。
ただ、この良心はある環境で弱まったり強まったりする。
その条件を著者は調べているのです。


個人的には創造的な職種についている人が
ごまかしをしやすい、という話が印象に残りました。


行動経済学の本が面白いと思った人にはお勧めです。
お金と人の心理について、より知ることができるでしょう。



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engineer_takafumi at 23:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年10月01日

財務3表実践活用法

本日は國貞克則氏の
財務3表実践活用法
です。
財務3表実践活用法 会計でビジネスの全体像をつかむ (朝日新書)

前作の財務3表一体理解法が素晴らしかったので
その続編が刊行されたと聞き購入しました。

このシリーズも3作目になりますが、
読み終えて正直な感想は、
内容自体は前作と変わりないな、
ということでした。

ただ、財務3表一体理解法は非常によくできた本です。
個人的には会計の専門家でない人が
会計を学ぶには、一番良い本だと思います。

前作がこれほど良い本ですので、
その復習という意味だけでも
本書も十分読む価値があると思います。

私も記憶が曖昧になっているところを
復習することができました。


また、今までにないところとしては、
ドラッガー経営学についてのコラムや
オリンパスの粉飾決算の解説などが
面白いと感じました。


財務3表一体理解法を読んで感銘を受けた人は
ぜひ読んで欲しい一冊です。
ただし、このシリーズを始めて読む人は
まず、財務3表一体理解法から読むことを強くおすすめします。

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engineer_takafumi at 00:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月24日

20代のいま知っておくべきお金の常識50

本日はマルコ社による
20代のいま知っておくべきお金の常識50
です。
20代のいま知っておくべき お金の常識50

本書は出版社よりご献本いただきました。
マルコ社の太田様、ありがとうございました。


とても大事なのに学校では教えてくれないこと。
それはお金の使い方です。

特に20代の若いうちのお金の基本的なことを
しっかりおさえておくのは大事です。

就職、結婚、貯金、住まいなど、
先が見えない世の中だからこそ
知識は身につけておきたいものです。


僕はすでに20代ではありませんが、
自分の知識が少ない住まいのお金の話は
特に参考になりました。

ボリュームはあるのですが、
マンガや図などか多く、
スラスラよむことができました。

これだったら、普段本を読まない人でも
そんなに抵抗ないと思います。


新社会人にはぜひおすすめの一冊です。

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2010年12月08日

ハーバードの「世界を動かす授業」

本日はリチャード・ヴィートー氏の
ハーバードの「世界を動かす授業」
です。
ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方

本書は土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介されており
興味を持って購入しました。


本書の特徴はハーバードビジネススクールにおける
グローバル経済の授業を体験できる、ということにあります。

世界中から集まってくるビジネスのエリートが何を学ぶのか?
このことには大変興味があります。

読んでみると、一番新鮮だったのは、
比較的、日本となじみの薄い国の情報が興味深かったということです。

日本はもちろん、アメリカや中国などは、
雑誌やテレビでも、良く特集が組まれたりします。

一方、南アフリカ、メキシコ、ロシアなどの国々は、
日本ではあまり話題になることもありません。

そんな国々の歴史や現状について話はとても参考になりました。


また、他国と日本の経済を比較してみると
一体、日本経済はどんな風に見えてくるのか?

他国を知ることによって、より自国の実体が浮かび上がる、
そんな感触を受けました。


グローバルに物事を考えることの重要性がわかりました。
特に海外で活躍したいと考えている人は、
絶対に一度は読んだ方が良い本です。

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2010年12月04日

日本経済 このままでは預金封鎖になってしまう

本日は小宮 一慶氏の
日本経済 このままでは預金封鎖になってしまう
です。
日本経済 このままでは預金封鎖になってしまう

本書は、インフレターゲットは危険である、
という著者の主張を知って興味を持って購入しました。


結論は、インフレが起こると国債が暴落して、
日本の金融機関(特にゆうちょ銀行)が大打撃を受け、
日本経済が壊滅してしまう、という流れでした。

日本の酷い財政状況には、思わず目をそむけたくなりますが、
しっかり向かいあわなくてはいけませんね。

個人的にはゆうちょ銀行の存在が大きなリスクである、
という部分が一番興味深かったです。


経済の本としては、やさしい部類に入るでしょう。
今まで経済の本を読んだことのない人にもおすすめです。


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2010年06月03日

女子大生会計士の事件簿

本日は山田真哉氏の
女子大生会計士の事件簿
です。
女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)
女子大生会計士の事件簿〈DX.4〉企業買収ラプソディー (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿  DX.5 とびっきり推理なバースデー (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿  DX.6 ラストダンスは私に (角川文庫)

本書は会計を題材としたミステリー小説という切り口が
面白そうだったので購入しました。


この本が文芸かビジネス書かという議論がありますが、
僕は文芸に近いのではないかと思います。

というのも、自分自身この本を手に取った、
そして次々と、新刊を買い足していったのは、
会計の知識が欲しいのではなく、面白いという理由だったからです。

お金というものは、人間の欲望の根源ですから、
小説の題材として常に興味を持たれます。

さらに、本書は現役会計士著者という、珍しさがあり、
それによる話のリアリティも高くなっています。


普通の小説を手に取る感覚で、読めばいいでしょう。
私のようにツボにはまれば、とても楽しめます。


逆に、知識を得るために読むという読み方は、
この本の場合適切ではないような気がします。

勉強したければ、普通の会計本を読みましょう。
この本は息抜きです。

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2010年04月27日

家計簿が続かない人の貯金革命

本日は野瀬 大樹、裕子夫妻の
家計簿が続かない人の貯金革命
です。
家計簿が続かない人の貯金革命

著者の野瀬夫妻がキャラが立っていて面白い人なので、
興味をもち、この本を購入しました。


著者の野瀬さんは夫婦ともに公認会計士で、
趣味は投資マンションの見学と断言し、
一年で貯金を100倍にしたという実績の持ち主です。

そんな、野瀬さんが語る貯金方法なのですが、
この本は徹底的に「面倒くさくない」に
こだわっています。

ポイントはそうせざるを得ない
仕組みづくりにあると思います。

今まで、節約法や家計簿をつけることに
挫折してきた人には特におすすめです。

この本なら実践できるのではないでしょうか?

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