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2012年10月01日

財務3表実践活用法

本日は國貞克則氏の
財務3表実践活用法
です。
財務3表実践活用法 会計でビジネスの全体像をつかむ (朝日新書)

前作の財務3表一体理解法が素晴らしかったので
その続編が刊行されたと聞き購入しました。

このシリーズも3作目になりますが、
読み終えて正直な感想は、
内容自体は前作と変わりないな、
ということでした。

ただ、財務3表一体理解法は非常によくできた本です。
個人的には会計の専門家でない人が
会計を学ぶには、一番良い本だと思います。

前作がこれほど良い本ですので、
その復習という意味だけでも
本書も十分読む価値があると思います。

私も記憶が曖昧になっているところを
復習することができました。


また、今までにないところとしては、
ドラッガー経営学についてのコラムや
オリンパスの粉飾決算の解説などが
面白いと感じました。


財務3表一体理解法を読んで感銘を受けた人は
ぜひ読んで欲しい一冊です。
ただし、このシリーズを始めて読む人は
まず、財務3表一体理解法から読むことを強くおすすめします。

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2012年01月24日

20代のいま知っておくべきお金の常識50

本日はマルコ社による
20代のいま知っておくべきお金の常識50
です。
20代のいま知っておくべき お金の常識50

本書は出版社よりご献本いただきました。
マルコ社の太田様、ありがとうございました。


とても大事なのに学校では教えてくれないこと。
それはお金の使い方です。

特に20代の若いうちのお金の基本的なことを
しっかりおさえておくのは大事です。

就職、結婚、貯金、住まいなど、
先が見えない世の中だからこそ
知識は身につけておきたいものです。


僕はすでに20代ではありませんが、
自分の知識が少ない住まいのお金の話は
特に参考になりました。

ボリュームはあるのですが、
マンガや図などか多く、
スラスラよむことができました。

これだったら、普段本を読まない人でも
そんなに抵抗ないと思います。


新社会人にはぜひおすすめの一冊です。

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2010年12月08日

ハーバードの「世界を動かす授業」

本日はリチャード・ヴィートー氏の
ハーバードの「世界を動かす授業」
です。
ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方

本書は土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介されており
興味を持って購入しました。


本書の特徴はハーバードビジネススクールにおける
グローバル経済の授業を体験できる、ということにあります。

世界中から集まってくるビジネスのエリートが何を学ぶのか?
このことには大変興味があります。

読んでみると、一番新鮮だったのは、
比較的、日本となじみの薄い国の情報が興味深かったということです。

日本はもちろん、アメリカや中国などは、
雑誌やテレビでも、良く特集が組まれたりします。

一方、南アフリカ、メキシコ、ロシアなどの国々は、
日本ではあまり話題になることもありません。

そんな国々の歴史や現状について話はとても参考になりました。


また、他国と日本の経済を比較してみると
一体、日本経済はどんな風に見えてくるのか?

他国を知ることによって、より自国の実体が浮かび上がる、
そんな感触を受けました。


グローバルに物事を考えることの重要性がわかりました。
特に海外で活躍したいと考えている人は、
絶対に一度は読んだ方が良い本です。

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2010年12月04日

日本経済 このままでは預金封鎖になってしまう

本日は小宮 一慶氏の
日本経済 このままでは預金封鎖になってしまう
です。
日本経済 このままでは預金封鎖になってしまう

本書は、インフレターゲットは危険である、
という著者の主張を知って興味を持って購入しました。


結論は、インフレが起こると国債が暴落して、
日本の金融機関(特にゆうちょ銀行)が大打撃を受け、
日本経済が壊滅してしまう、という流れでした。

日本の酷い財政状況には、思わず目をそむけたくなりますが、
しっかり向かいあわなくてはいけませんね。

個人的にはゆうちょ銀行の存在が大きなリスクである、
という部分が一番興味深かったです。


経済の本としては、やさしい部類に入るでしょう。
今まで経済の本を読んだことのない人にもおすすめです。


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2010年06月03日

女子大生会計士の事件簿

本日は山田真哉氏の
女子大生会計士の事件簿
です。
女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)
女子大生会計士の事件簿〈DX.4〉企業買収ラプソディー (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿  DX.5 とびっきり推理なバースデー (角川文庫) 女子大生会計士の事件簿  DX.6 ラストダンスは私に (角川文庫)

本書は会計を題材としたミステリー小説という切り口が
面白そうだったので購入しました。


この本が文芸かビジネス書かという議論がありますが、
僕は文芸に近いのではないかと思います。

というのも、自分自身この本を手に取った、
そして次々と、新刊を買い足していったのは、
会計の知識が欲しいのではなく、面白いという理由だったからです。

お金というものは、人間の欲望の根源ですから、
小説の題材として常に興味を持たれます。

さらに、本書は現役会計士著者という、珍しさがあり、
それによる話のリアリティも高くなっています。


普通の小説を手に取る感覚で、読めばいいでしょう。
私のようにツボにはまれば、とても楽しめます。


逆に、知識を得るために読むという読み方は、
この本の場合適切ではないような気がします。

勉強したければ、普通の会計本を読みましょう。
この本は息抜きです。

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engineer_takafumi at 01:42|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2010年04月27日

家計簿が続かない人の貯金革命

本日は野瀬 大樹、裕子夫妻の
家計簿が続かない人の貯金革命
です。
家計簿が続かない人の貯金革命

著者の野瀬夫妻がキャラが立っていて面白い人なので、
興味をもち、この本を購入しました。


著者の野瀬さんは夫婦ともに公認会計士で、
趣味は投資マンションの見学と断言し、
一年で貯金を100倍にしたという実績の持ち主です。

そんな、野瀬さんが語る貯金方法なのですが、
この本は徹底的に「面倒くさくない」に
こだわっています。

ポイントはそうせざるを得ない
仕組みづくりにあると思います。

今まで、節約法や家計簿をつけることに
挫折してきた人には特におすすめです。

この本なら実践できるのではないでしょうか?

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engineer_takafumi at 23:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月10日

会社の数字を科学する

本日は内山力氏の
会社の数字を科学する
です。
会社の数字を科学する (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。


正直、この本がなぜサイエンスシリーズとして
出版されるか理由がよくわかりません。

「会社の数字を科学する」要するに会計の本
といってしまえます。

ただし、この本のよいところは、
なぜ、そんな仕組みを用いるのか、
という説明がついているところです。

一般的な会計の本では、
「こうなっています」
と天下り的に知識が与えられるだけ
といったものも多いのですが…。


とくに、なぜ複式簿記なのか?
繰延税金資金とは何か?、なぜそんなものが導入されたのか?
などのトピックは目からウロコが落ちる思いを感じました。


特に、「なぜ」を追求する理系人が読む会計書としては
非常に相性が良い本なのではないでしょうか。

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engineer_takafumi at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年12月28日

ヘッテルとフエーテル

本日はマネー・ヘッタ・チャンの
ヘッテルとフエーテル
です。
ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

本書は10年愛でグランプリを取った
超有望著者の処女作として、興味をもって購入しました。

イソップ物語やグリム童話のように、
人生の教訓を教えてくれる寓話はたくさんあります。

でも、それらは「欲張ってはいけない」だったり、
「ひとをだましてはいけない」だったりして、
人が生きるのに重要な「お金」の話はないのですね。

そこで著者が書いたのがこの本です。
この本では、お金の話で失敗するかわいそうな人たちが
たくさん登場します。

微妙に(大胆に!?)実在の人や組織にからめているので、
ちょっと危ない表現もありますが、
とても笑わせてくれる、その中にも教訓を与えてくれる一冊です。


読んだ後は、子供や親戚など、身内に読んでもらいましょう。
親が少し解説してやれば、小学生でも読める本だと思います。


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engineer_takafumi at 01:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月31日

馬券会計学

本日は丸の内龍太郎氏による
馬券会計学
です。
馬券会計学 (ベスト新書)

本書は鹿田尚樹さんのブログで紹介されており
興味を持って買いました。

タイトルが「馬券会計学」なので、
馬券を通じて会計を語るというような、
会計メインの本かと思ったのですが、
実際は会計的に馬券を語るという、
馬券メインの本でした。

私は競馬はやりませんし、
これからもすることはないでしょうが、
馬券を投資と考え、馬券で儲ける哲学を語る
著者の主張は、競馬だけのものではありません。

それにしても、馬券で儲けるのも大変です。
著者はかなりの時間を競馬の予想に費やしています。
これは、本当に好きでないとできませんね。

僕だったら、ここまでするなら、仕事をした方が
良いのではないかと思ってしまいます。



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engineer_takafumi at 06:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年06月01日

財務3表一体分析法

本日は国貞克則氏による
財務3表一体分析法
です。
財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)

本書は著者の前著財務3表一体理解法が非常に良かったので
新刊が出たと聞き、すぐに購入しました。


前著で決算書の読み方を勉強し、
本著で決算書の分析を学ぶという位置づけです。


今回も、期待に違わず、素晴らしい内容でした。

このシリーズが分かりやすいのは、
実例が多く、同じ手順を何回も繰り返してくれるからかな、
と思いました。

もちろん分析の手順は同じとはいえ、会社の業績が違ったり
業界が違ったりすると、決算書の中身が全然違うので
退屈したりすることはありません。

もちろん、この分析方法だけが決算書の読み方では
ないのでしょうが、
今まで何を見ていいかわからなかった人にとっては、
大きく進歩することができます。


前著に引き続き、会計の専門家でない人が、
会計を学ぶ時には必読の一冊です。

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engineer_takafumi at 23:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年05月18日

20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!

本日は野瀬大樹・裕子夫妻の
「20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!」
です。
20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!

この本は、著者の野瀬夫妻と知り合いで
(私は20代ではないのですが)面白そうで購入しました。


著者の野瀬さんは、夫婦ともに公認会計士という
「お金のプロフェッショナル」の方です。

趣味を「投資物件の下見」と断言し、
不動産投資により、不労所得を100倍にした
という実績を持っています。

あと、奥さんのプロフィールが非常に面白いのですが
今回の本には直接関係しないので、また別の機会に…。


収入というものは、その額に関わらず
みんな「あと2割増えれば、楽になるのに…」
と考えているらしいです。
(思えば、私もそんな感じですね。)

この本では、その2割を埋めてくれる考え方が満載です。

お金を何に使っているかよくわからないけど、すぐなくなる。
という人には必見の一冊です。
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engineer_takafumi at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年01月24日

大暴落1929

今日はジョン・K・ガルブイレスの
大暴落1929
です。
大暴落1929 (日経BPクラシックス)

本書は恐慌論の名著として読み継がれている本で、
リーマンショック以降の株価大暴落を目のあたりにして、
一読しておこうと思い、購入しました。

この本は1929年に起こったことを
事実に忠実に記録されているようです。

大暴落は非常にインパクトの強い出来事ですから、
さまざまな誤解やデマのようなものも生まれたようです。

そんなことが積み重なると、結局真実が見えなくなっていしまいますが、
この本の信頼性は高く、1929の大暴落の価値の高い記録です。

後世に大切に読み継がれる本と言えるのではないでしょうか。


リーマンショックと比較してみると、暴落というものの性質は
昔も今も変わっていないな、と感じました。

一方、政治や金融当局の行動は、1929の時に比べれば、
適切な処置が打てていると思います。
これは、過去に学んだ成果なのでしょうか。

金融や経済を論ずる人にとっては、
必ず押さえておきたい一冊でしょう。

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engineer_takafumi at 23:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年10月15日

銀行にカネは返すな!

ローカル小売業の三代目として家業に従事し
年商1億から41億まで拡大!!
しかし、しかし、その後負債30億を抱え
破滅寸前の地獄を体験。
銀行にカネは返すな!―会計士・税理士では手に負えない会社を再生するテクニック

内容証明郵便:338通
裁判所特別送達:128通
競売:9物件

そんなどん底を乗り越えた「州山」さんが書く
会社再生のテクニックです。

「銀行にカネは返すな!」というなんとも
キャッチーかつ攻撃的なタイトルですが、
その心は、「銀行にムリな返済をして倒産するな!」
ということです。

銀行だって、倒産してしまえば完全に取りっぱぐれる
わけですから、リスケや債務の一部放棄をしても
少しずつでも会社が利益を出し続けた方が良いのです。


筆者の生々しい体験を交えた実践的な会社再生本です。
お世話にならないに越したことはないですが、
いざという時のためにも会社経営者の方には
一読をお勧めします。



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2008年09月01日

まぐれ

今日はナシーム・ニコラス・タレブ氏の
まぐれ
です。
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

本書は勝間和代氏のブックリストに入っていて、
興味を持って購入しました。

著者はトレーダーとして長年活躍した後、
大学で学問的な立場から不確実性の問題に取り組んでいます。

そして、この本は「偶然」の扱い方について書かれたものです。


いったん読み始めると、我々が「偶然」の扱い方に
いかに心理的なバイアスをかけているかを痛感することになります。

そして、その「偶然」を相手にしているトレーダの仕事は、
人が思うより多く「偶然」に左右されているのです。

つまり、成功したトレーダーも失敗したトレーダーも
人が思うより「運」の一言で左右されることが多いのです。

そんな感覚的な部分をうまく論理的な文章に落とし込んでいて、
なんども目からウロコが落ちる思いをしました。


リスクの大きい投資をしている人、考えている人は
ぜひ読んでおいた方が良い一冊です。
少なくとも、破滅させる確率を大幅に提言してくれるでしょう。

ただし、この本を読んだ後に、投資はやめよう、
という結論になるかもしれませんが…。

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engineer_takafumi at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2008年07月08日

経済は感情で動く

今回はマッテオ・モッテルリーニ著(泉紀子訳)の
経済は感情で動く、です。
経済は感情で動く―― はじめての行動経済学

経済の話をする時に、よく次のような事が言われます。
「市場参加者が合理的な判断をすれば…」

でも、この本が説く行動経済学は、人間は合理性より
むしろ感情で動くものと割り切り、その非合理な
行動を解き明かす学問です。

例えば、3つのランクがあると反応的に真ん中
を選んでしまうとか、値引き額が同じでも
○割引と○○円引きでは反応が違ったり。

この本を読んで、あらためて日常を見直すと
驚くほど、錯覚に陥れようとする表現が
溢れていることに気づきます。

騙されないための知恵としても
一読をお勧めします。
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engineer_takafumi at 02:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)