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2018年04月02日

新しい買い物 理想の社会を買い物でつくる。

本日は勝部健太郎氏と無印良品コミュニティデザインチームの
新しい買い物 理想の社会を買い物でつくる。
です。
新しい買い物 理想の社会を買い物でつくる。

本書は金融、クルマ、小売などの各業界で
ビジネス構築やマーケティングの実務経験があり、
一方、国内外の広告賞も多数受賞されている
著者による一冊です。

著者が2013年より無印良品と「MUJI passport」という
スマホアプリ開発の仕事を始めたことをきっかけに、
本書は無印良品の会長と社員を交えた、
対談という形で進められます。


無印良品はシンプルながらどんどん拡大を続け、
食品や文具中心であった旗あげ時から、
衣料品や家具、化粧品など生活全体をカバーする
品揃えになっています。

あまり派手さはないものの、
無印良品が消費者の心を
つかみ続けているのはなぜでしょうか?

そこには時代にマッチした、
「売り手」と「買い手」の理想像が存在していて、
それに従った展開をしているからなのです。

人はその理想像に共感するからこそ、
無印良品のファンになるといいます。

無印良品にあるのは、
「共感性」と「体験性」と「共創性」です。


ひと昔前とは消費者の「本当に買いたいもの」の
定義が変わってきています。

そんな時代の流れを教えてくれる一冊した。


個人的には、本当に大事なのは
「買う人」のパーソナライズではなく
「買ってもらう側」のパーソナライズだ、
という部分が特に印象的でした。


小売や商品企画に携わる人は
一読をお勧めする一冊です。
現代の消費者の心をつかむにはどうすればいいか、
ヒントが得られることでしょう。


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engineer_takafumi at 22:53|PermalinkComments(0)

2018年02月26日

殺し屋のマーケティング

本日は三浦崇典 氏の
殺し屋のマーケティング
です。
殺し屋のマーケティング


「受注数世界一の、殺しの会社を創りたいんです」
女子大生の桐生七海は本気でした。

それを実現するために、
120万と半年の歳月をかけて探した「西城潤」、
ここから物語が始まります。

数奇な運命を背負った女子大生と
殺しの会社であるクラウド・シンジケート、
スナイパーや天才外科医、総理大臣などが
複雑に絡み合って物語が展開されます。

読者をつかんで話さない物語進行なので、
400ページほどを1日で通読することができました。


ビジネス小説というジャンルがありますが、
この本は小説よりのビジネスと言えます。

マーケティングのページもありますが、
普通の人は、純粋に話を楽しむために
読まれると良いと思います。
物語展開の意外性が大きく、とても楽しめます。


ネタバレになるとまずいので詳しくは書きませんが、
登場人物が殺された理由が意外性があって面白かったです。


ミステリーが好きな人にお勧めの一冊です。
物語を楽しみながら、多少のマーケティングの考え方を
頭にいれることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 02:19|PermalinkComments(0)

2018年01月27日

「欲しい」の本質

本日は大松孝弘 氏、波田浩之 氏の
「欲しい」の本質
です。
「欲しい」の本質〜人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方〜


「欲しい」の本質はインサイトです。
インサイトとは、「人を動かす隠れた真理」、

現代のような「だいたい、良いんじゃないですか?」
商品が氾濫している時代には、マーケティングは
インサイトを適切につかむことが要求されるのです。

本書の著者はインサイトマーケティング会社で
長年リサーチやマーケティング、プロモーションの
仕事をしてきました。

その著者らがインサイトの定義や見つけ方、
アイデアの出し方、業務プロセスの改善までを
説いた一冊です。

ちょっとカタカナ用語が多すぎで読みにくい、
と思うところもありましたが、
「欲しい」の本質を突いた良書だと思います。


個人的には、
人に買わない理由を聞くことには意味がない、
という部分が心に残りました。


特に消費財の製品開発、マーケティングを
担当している人にはお勧めの一冊です。
人の真の欲求を知るための、ヒントが得られるでしょう。

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engineer_takafumi at 17:23|PermalinkComments(0)

2017年07月09日

♯HOOKED

本日はパトリック・ファーガン 氏の
♯HOOKED
です。
♯HOOKED 消費者心理学者が解き明かす「つい、買ってしまった。」の裏にあるマーケティングの技術 (T's BUSINESS DESIGN)

本書は関係者の方よりご献本いただきました。
オトバンクの上田様、ありがとうございました。


この本は消費者の購買真理について
心理学者が解説したものです。

読んでみると思うのですが、
消費者は驚くほど何も考えていない
というのが正直な感想です。

でも、消費者になぜ買ったのか質問をすると、
何か論理的な回答が返ってきます。

とはいえ、それは単なる後付けで、
本当の購買メカニズムは別のところにあるのですね。

だから、消費者の言うことをまともに聞いていると、
違う方向に進んでしまうわけです。

本書では、科学的な実験を元にして、
消費者の本当の購買理由を明らかにします。

人はだれでも消費者の面を持っていますから、
これを読むと、「確かにそうだな」
と納得することでしょう。


訳書は読みにくい本も多いですが、
本書は日本語版用の注釈が吹き出しでついていたり
カラー版にしたり、読みやすい工夫がされていました。


個人的には、
広告に出てくる人の目線は、
売りたいコピーに向けておいた方が良い、
という部分が心に残りました。
出来上がりのポスターを見てみると、
確かに後者の方が売りたいコピーに
注意が集まります。


一般消費者向けの商売をしている人にお勧めの一冊です。
消費者がどのような判断をしているのか、
購買のメカニズムが見えてくることでしょう。


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engineer_takafumi at 22:17|PermalinkComments(0)

2016年10月02日

確率思考の戦略論

本日は森岡 毅氏、今西 聖貴氏の
確率思考の戦略論
です。
確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

本書は著者の前著のUSJを劇的に変えた、たった1つの考え方
がとても良かったので購入しました。

USJのV字回復を実現させた著者のマーケティング手法として、
数学的な一面をまとめた本が本著になります。

テーマが「数学」であるのと、重々しいハードカバーの装丁から
かなり難しい本なのかと思いました。
しかし、数式は登場するものの、透明性の担保のために
載せられているだけで、基本的に読み飛ばしても
内容は取れるようになっています。

本書は森岡氏と数学を使った需要予測の専門家である
今西氏の共著となっています。
特に今西氏のパートでは、需要予測の数学モデルについて
相当突っ込んだところまで議論されています。

ただ、実際のところ、数学を使ったマーケティングで
一番難しいのは数学ではありません。

一番難しいのは、マーケットからどのようにして
データを取るか、それをどう解釈するか、という部分です。

本書でも「毒入り消費者データ」という表現で
その解釈の難しさが表現されていました。

科学や工学の分野と比べて、社会科学に数学を適用する
ことは難しいですが、その中で成果を挙げられる方が
どのような考え方をしているか、
その一端を理解することができました。


理系の学生やエンジニアにお勧めの一冊です。
数学が社会科学にどのように応用することができるかを
学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 13:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年09月18日

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

本日は森岡 毅氏の
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
です。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

本書は私の周りで非常に評価が高い本でしたので、
かなり期待して購入しました。


本書の著者の森岡氏は窮地にあったUSJを、
V字回復させた敏腕マーケターです。

その著者が、なるべく広範囲の人にマーケティングを
知って欲しいと書いたのが本書です。


マーケティングの本自体は、数多く存在しますが、
大学の教授による教科書のような理論に偏った本と、
著名経営者の「経験と勘」に集約される実践的な本の
2極端に分かれているような気がします。

つまり、教科書で習うような知識が、実践の場でも生きるのだ
と感じられる本がとても少なかったということです。


本を読む限り、著者は元々は経営学部で数学を使った
理論を勉強していたように、理論的な人間だったと思われます。

それが、前職のP&Gでのブランドマネージャー経験やUSJでの
経験を経て、理論に加え、現場の経験も豊富に積んだ
「鬼に金棒」のマーケターにレベルアップしたのです。

ですから、理論に偏った人に対しては、現場の扱い方を、
現場に偏った人には、理論の可能性を教えてくれる
一冊になっていると思います。

また、わかりやすく書かれていますので、
学生や新入社員レベルの人にも理解できます。


マーケティングは顧客を知ることです。
ですので、私のような技術の研究開発職の人間を含め、
全てのビジネスパーソンに一読の価値がある一冊です。

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engineer_takafumi at 12:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年03月21日

マーケット感覚を身につけよう

本日はちきりん氏の
マーケット感覚を身につけよう
です。
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

本書はちきりんさんの新刊なので迷わず購入しました。


とにかく、マーケットというものは恐ろしいものと
認識されがちですが、本書はマーケットの本質を
わかりやすく説明して、その恐怖を取り去ってくれます。

例えば「Made in Japan」と「Used in Japan」、
貯蓄・投資市場 vs 消費市場など、
身近でわかりやすい例(矛盾?)を通して、
学べるのが面白いですね。


マーケットといっても個人の集まりです。
だから、個人の持つ価値感覚をつかむことが
マーケットを理解することにつながるのです。
だから、自分の価値基準さえ明確にできない人には
マーケットを理解することなどできるわけがありません。

著者の言うマーケット感覚を磨くことは、単にお金を稼ぐという
意味だけではなく、自分の価値基準を明確にして、
より良い人生を送るという効果もあるのです。


私は本業では厳しい業界にいますが、
それも必ずしも悪いことでもないのだなと、
この本を読んで感じました。


会社を辞めたら食べていけないと考えている
サラリーマンにお勧めの一冊です。
マーケットに立ち向かう知恵と勇気をもらえることでしょう。



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engineer_takafumi at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年12月11日

ブラック企業の営業術

本日は小嶋 康之
ブラック企業の営業術
です。
ブラック企業の営業術 クリーンにしてホワイト企業で使ったら1100人をゴボウ抜き

本書は「ブラック企業の営業術」というタイトルに
インパクトを受けて購入しました。


著者は法律スレスレ(というか踏み出している?)のトークで
ガラクタを売りつけるブラック企業の営業で実績を上げた著者による
ブラック企業の営業術を公開したものです。

現在の著者は普通の企業に在籍しているのですが、
そこでもブラック企業のノウハウをクリーンにして使うと
いきなり、営業成績が日本一になってしまったそうです。


そんな著者の本ですから、なんと言っても実践的です。
具体的にどんな会話をしたら良いのか、かぎかっこ付きの
会話文で詳細に説明してくれます。

「褒めるより、周りをうらやましがる」とか
解約を申し出られた時の対応方法などには
なるほど、と思わされました。

また、ブラック企業の営業の内部が
垣間見えたのも興味深かったです。


営業職の人は一読して損のない内容だと思います。
特にクロージングやアフターケアのテクニックには、
得るところが多いのでないかと思います。


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engineer_takafumi at 23:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年03月08日

グロースハッカー

本日はライアン・ホリデイ氏の
グロースハッカー
です。
グロースハッカー


本書はネットを使ったマーケティングについて学びたくて購入しました。


インターネットが一般的になって以来、
マーケティングやプロモーションの方法が複雑になっています。

有名人を起用して、全国にテレビCMを打って……、
といったマス的な手法ではなく、
ネットでのクチコミといった、もっとミクロな一人一人の人間の感情に
訴えるプロモーションが必要となっているのです。

本書はツイッターやユーチューブ、グーグルなどでもケーススタディとして
取り上げられることが多い、メディア戦略家である著者の一冊です。

細かい方法論というより、主に考え方などを説いた本ですが、
ネットやSNS上での戦略など、難しそうなモノが多い中で、
物事をシンプルに捉えるのに適していると思います。


製品設計とマーケティング・プロモーションは
切っても切れない関係にある。
製品設計の段階で、クチコミを呼ぶ仕掛けを仕込んでおくことが大事。
という部分が一番印象に残りました。


薄くて内容が詰まった本なので、効率的に学べます。
エンジニアなど、マーケティングに縁のない人が、
ざっと学ぶにもお勧めの一冊です。


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engineer_takafumi at 11:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年05月07日

魅きよせるブランドをつくる7つの条件

本日はサリー・ホッグスヘッド氏の
魅きよせるブランドをつくる7つの条件
です。
魅きよせるブランドをつくる7つの条件 -一瞬で魅了する方法-

本書は人が何かに魅了されるメカニズムを知りたくて
購入しました。

この本は人が魅了されるメカニズムを
欲望、神秘性、警告、威信、権力、悪徳、信頼の
7つのトリガーに分けて説明しています。

威信や権力、信頼といった項目は、
正直、他の本でも良く見る内容といった印象です。

しかし、この本では欲望や悪徳といった
ネガティブや要素が魅力に関わるメカニズムが
丁寧に解説されていて興味深く、印象に残りました。

また、解説にとどまらず、実際のブランドの分析や
魅了するためのアクションプランがついていることも
この本のセールスポイントです。


訳本であるため、読みにくさや事例が海外のもので
いまいちピンとこないものもあったりしますが、
それでもこの本の有用性は高いと思います。

ただ、名著である影響力の武器を読んだことがなければ、
影響力の武器を先に読んだ方が良いです。
この本と重複する部分もかなりあります。


広告やブランドマネジメントなどの仕事をする人には
必読の一冊となるでしょう。

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engineer_takafumi at 01:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年01月25日

集団感染マーケティング

本日は杉村昌孝氏の
集団感染マーケティング
です。
1通のちょっと変わった手紙で、新規客が殺到する! 集団感染マーケティング

本書は著者の方からご献本いただきました。
杉村様、ありがとうございました。


この本はマーケティングの本なのですが、
良くあるMBA系のマーケティング本とは
全くの対極に位置します。

つまり、理論よりも実戦、
それも現場の空気が伝わってきそうな
とても生々しい実戦の書です。

チラシの書き方、配り方
見込み客の見つけ方、売り込み方、
どれも具体的ですぐに営業に使えそうです。

少しグレーなやり方も紹介されていて、
著者のパワーをも感じさせます。

きれいごとはなしです。
言葉は悪いですが、エリートより
雑草のための本といえるでしょう。


中小企業の社長や営業担当者にとっては
必読の一冊だと思います。

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engineer_takafumi at 01:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年09月16日

業界のセオリー

本日は
業界のセオリー
です。
ビジネス界に脈々と伝わる先人の知恵 業界のセオリー

本書は他業界から学ぶというセオリーが気に入って購入しました。

この本は、様々な業界に伝えられている
セオリーを一冊にまとめた本です。

僕はメーカーのエンジニアをしているので、
普段馴染みのない小売などのセオリーに興味を持ちました。

短い言葉の中に、その仕事の本質が語られていて、
非常に情報密度の高い本ですね。


なぜ、プリキュアは2月にスタートするのか?
なぜ、同じ地域に同業種の店が集中することが多いのか?

といった、素人目で普段不思議に思っていることが
解決するのも、目からウロコが落ちるようで面白かったです。


セオリーにさっと目を通すだけであれば、30分もあれば十分なので、
ぜひ一読されることをおすすめします。

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engineer_takafumi at 06:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年07月29日

ビジネスの成功はデザインだ

本日は神田昌典氏、湯山玲子氏の
ビジネスの成功はデザインだ
です。
ビジネスの成功はデザインだ

本書はあの神田昌典氏が語るデザインの話として
興味をもって購入しました。


デザイン関係の本は興味があって何冊か読むのですが、
肝心なところがわからずに、欲求不満が残ります。

つまり、デザインが重要なのはわかっているのですが、
それを作る、もしくは評価するポイントが全くわからないのです。

やはり、ここは言語化できない部分なのでしょうね。
それこそ感性の問題なのでしょう。


本書は、神田さんと湯山さん(出版・広告ディレクター)
の二つのパートに分かれています。

神田さんのパートでは、デザイナーとの付き合い方、
一方、湯山さんのパートでは、世の中に存在している、
デザイン(的なもの)の実例に興味をひかれました。


ビジネスの中でデザインの重要性を痛感しているのに、
何からアプローチしていいかわからない人は
多いのではないかと思います。

そんな方には、ぜひ一読してもらいたい一冊です。





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engineer_takafumi at 03:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年06月27日

手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす、月収1万倍仕事術

今日は大坪勇二さんによる
「手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす、月収1万倍仕事術」
です。(ちょっと長いタイトルですね)
手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術

この本は、営業の本なので、エンジニアの私は
普段あまり手に取りません。

しかし、この本は別です。
実は私が著者の大坪さんとちょっとした知り合いで、
大坪さんのすごさを知っているからなのです。


大坪さんは、ある大手メーカーで経理の仕事をしていましたが、
営業に憧れ、フルコミッションのソニー生命に転身します。

営業経験0のスタートで、一時手取り月給が1655円という
どん底まで落ち込みます。

しかし、彼はそこから奮起します。
成功者を訪ね、そのノウハウを自分に取り入れ、
行動に移していった結果、
月収1850万円(月収ですよ、年収ではありません)
を実現したのです。
どん底から比べると、実に一万倍です。


しかも、そのノウハウをセミナーなどで公開した結果
年収数千万円のスーパー営業マンが次々と現れました。

そのノウハウを公開した本ですから、
エンジニアの私にも興味がわかないわけがありません。

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engineer_takafumi at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年09月06日

急に売れ始めるにはワケがある

今回はマルコム・グラッドウェル氏の
「The Tipping Point」の邦訳
「急に売れ始めるにはワケがある」です。
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)

本書は勝間和代氏のブックリストに
出ていたのを興味があって手に取りました。


この本の主張は、ある商品やサービスが
急激に社会に受け入れられる、
また、ある習慣が社会に広がる時に、
原則が3つある、ということです。

そして、その元になるのは、「些細な」ことであると。

原則はこの3つ。
一つは、少数者の法則。
二つ目は、粘りの要素。
三つ目は、背景の力です。


社会への影響という一見つかみどころのないものですが、
豊富な実例で、メカニズムを明らかにする切り口は
とても面白いです。
また、自分を振り返ってみると
いかに、周りに影響されているかが
身にしみてわかります。

なお、二つ目の粘りの要素については、
この本だけでは、不完全燃焼の感がするのですが、
(存在は指摘されているが、メカニズムの解明が不完全)
「アイデアのちから」という本が、
これを補足してくれます。

興味がある方は、合わせて読まれることをお勧めします。
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engineer_takafumi at 22:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)