⇒ マーケティング・営業

2016年10月02日

確率思考の戦略論

本日は森岡 毅氏、今西 聖貴氏の
確率思考の戦略論
です。
確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

本書は著者の前著のUSJを劇的に変えた、たった1つの考え方
がとても良かったので購入しました。

USJのV字回復を実現させた著者のマーケティング手法として、
数学的な一面をまとめた本が本著になります。

テーマが「数学」であるのと、重々しいハードカバーの装丁から
かなり難しい本なのかと思いました。
しかし、数式は登場するものの、透明性の担保のために
載せられているだけで、基本的に読み飛ばしても
内容は取れるようになっています。

本書は森岡氏と数学を使った需要予測の専門家である
今西氏の共著となっています。
特に今西氏のパートでは、需要予測の数学モデルについて
相当突っ込んだところまで議論されています。

ただ、実際のところ、数学を使ったマーケティングで
一番難しいのは数学ではありません。

一番難しいのは、マーケットからどのようにして
データを取るか、それをどう解釈するか、という部分です。

本書でも「毒入り消費者データ」という表現で
その解釈の難しさが表現されていました。

科学や工学の分野と比べて、社会科学に数学を適用する
ことは難しいですが、その中で成果を挙げられる方が
どのような考え方をしているか、
その一端を理解することができました。


理系の学生やエンジニアにお勧めの一冊です。
数学が社会科学にどのように応用することができるかを
学ぶことができるでしょう。


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2016年09月18日

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

本日は森岡 毅氏の
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
です。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

本書は私の周りで非常に評価が高い本でしたので、
かなり期待して購入しました。


本書の著者の森岡氏は窮地にあったUSJを、
V字回復させた敏腕マーケターです。

その著者が、なるべく広範囲の人にマーケティングを
知って欲しいと書いたのが本書です。


マーケティングの本自体は、数多く存在しますが、
大学の教授による教科書のような理論に偏った本と、
著名経営者の「経験と勘」に集約される実践的な本の
2極端に分かれているような気がします。

つまり、教科書で習うような知識が、実践の場でも生きるのだ
と感じられる本がとても少なかったということです。


本を読む限り、著者は元々は経営学部で数学を使った
理論を勉強していたように、理論的な人間だったと思われます。

それが、前職のP&Gでのブランドマネージャー経験やUSJでの
経験を経て、理論に加え、現場の経験も豊富に積んだ
「鬼に金棒」のマーケターにレベルアップしたのです。

ですから、理論に偏った人に対しては、現場の扱い方を、
現場に偏った人には、理論の可能性を教えてくれる
一冊になっていると思います。

また、わかりやすく書かれていますので、
学生や新入社員レベルの人にも理解できます。


マーケティングは顧客を知ることです。
ですので、私のような技術の研究開発職の人間を含め、
全てのビジネスパーソンに一読の価値がある一冊です。

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engineer_takafumi at 12:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年03月21日

マーケット感覚を身につけよう

本日はちきりん氏の
マーケット感覚を身につけよう
です。
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

本書はちきりんさんの新刊なので迷わず購入しました。


とにかく、マーケットというものは恐ろしいものと
認識されがちですが、本書はマーケットの本質を
わかりやすく説明して、その恐怖を取り去ってくれます。

例えば「Made in Japan」と「Used in Japan」、
貯蓄・投資市場 vs 消費市場など、
身近でわかりやすい例(矛盾?)を通して、
学べるのが面白いですね。


マーケットといっても個人の集まりです。
だから、個人の持つ価値感覚をつかむことが
マーケットを理解することにつながるのです。
だから、自分の価値基準さえ明確にできない人には
マーケットを理解することなどできるわけがありません。

著者の言うマーケット感覚を磨くことは、単にお金を稼ぐという
意味だけではなく、自分の価値基準を明確にして、
より良い人生を送るという効果もあるのです。


私は本業では厳しい業界にいますが、
それも必ずしも悪いことでもないのだなと、
この本を読んで感じました。


会社を辞めたら食べていけないと考えている
サラリーマンにお勧めの一冊です。
マーケットに立ち向かう知恵と勇気をもらえることでしょう。



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2014年12月11日

ブラック企業の営業術

本日は小嶋 康之
ブラック企業の営業術
です。
ブラック企業の営業術 クリーンにしてホワイト企業で使ったら1100人をゴボウ抜き

本書は「ブラック企業の営業術」というタイトルに
インパクトを受けて購入しました。


著者は法律スレスレ(というか踏み出している?)のトークで
ガラクタを売りつけるブラック企業の営業で実績を上げた著者による
ブラック企業の営業術を公開したものです。

現在の著者は普通の企業に在籍しているのですが、
そこでもブラック企業のノウハウをクリーンにして使うと
いきなり、営業成績が日本一になってしまったそうです。


そんな著者の本ですから、なんと言っても実践的です。
具体的にどんな会話をしたら良いのか、かぎかっこ付きの
会話文で詳細に説明してくれます。

「褒めるより、周りをうらやましがる」とか
解約を申し出られた時の対応方法などには
なるほど、と思わされました。

また、ブラック企業の営業の内部が
垣間見えたのも興味深かったです。


営業職の人は一読して損のない内容だと思います。
特にクロージングやアフターケアのテクニックには、
得るところが多いのでないかと思います。


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2014年03月08日

グロースハッカー

本日はライアン・ホリデイ氏の
グロースハッカー
です。
グロースハッカー


本書はネットを使ったマーケティングについて学びたくて購入しました。


インターネットが一般的になって以来、
マーケティングやプロモーションの方法が複雑になっています。

有名人を起用して、全国にテレビCMを打って……、
といったマス的な手法ではなく、
ネットでのクチコミといった、もっとミクロな一人一人の人間の感情に
訴えるプロモーションが必要となっているのです。

本書はツイッターやユーチューブ、グーグルなどでもケーススタディとして
取り上げられることが多い、メディア戦略家である著者の一冊です。

細かい方法論というより、主に考え方などを説いた本ですが、
ネットやSNS上での戦略など、難しそうなモノが多い中で、
物事をシンプルに捉えるのに適していると思います。


製品設計とマーケティング・プロモーションは
切っても切れない関係にある。
製品設計の段階で、クチコミを呼ぶ仕掛けを仕込んでおくことが大事。
という部分が一番印象に残りました。


薄くて内容が詰まった本なので、効率的に学べます。
エンジニアなど、マーケティングに縁のない人が、
ざっと学ぶにもお勧めの一冊です。


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engineer_takafumi at 11:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年05月07日

魅きよせるブランドをつくる7つの条件

本日はサリー・ホッグスヘッド氏の
魅きよせるブランドをつくる7つの条件
です。
魅きよせるブランドをつくる7つの条件 -一瞬で魅了する方法-

本書は人が何かに魅了されるメカニズムを知りたくて
購入しました。

この本は人が魅了されるメカニズムを
欲望、神秘性、警告、威信、権力、悪徳、信頼の
7つのトリガーに分けて説明しています。

威信や権力、信頼といった項目は、
正直、他の本でも良く見る内容といった印象です。

しかし、この本では欲望や悪徳といった
ネガティブや要素が魅力に関わるメカニズムが
丁寧に解説されていて興味深く、印象に残りました。

また、解説にとどまらず、実際のブランドの分析や
魅了するためのアクションプランがついていることも
この本のセールスポイントです。


訳本であるため、読みにくさや事例が海外のもので
いまいちピンとこないものもあったりしますが、
それでもこの本の有用性は高いと思います。

ただ、名著である影響力の武器を読んだことがなければ、
影響力の武器を先に読んだ方が良いです。
この本と重複する部分もかなりあります。


広告やブランドマネジメントなどの仕事をする人には
必読の一冊となるでしょう。

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2011年01月25日

集団感染マーケティング

本日は杉村昌孝氏の
集団感染マーケティング
です。
1通のちょっと変わった手紙で、新規客が殺到する! 集団感染マーケティング

本書は著者の方からご献本いただきました。
杉村様、ありがとうございました。


この本はマーケティングの本なのですが、
良くあるMBA系のマーケティング本とは
全くの対極に位置します。

つまり、理論よりも実戦、
それも現場の空気が伝わってきそうな
とても生々しい実戦の書です。

チラシの書き方、配り方
見込み客の見つけ方、売り込み方、
どれも具体的ですぐに営業に使えそうです。

少しグレーなやり方も紹介されていて、
著者のパワーをも感じさせます。

きれいごとはなしです。
言葉は悪いですが、エリートより
雑草のための本といえるでしょう。


中小企業の社長や営業担当者にとっては
必読の一冊だと思います。

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engineer_takafumi at 01:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年09月16日

業界のセオリー

本日は
業界のセオリー
です。
ビジネス界に脈々と伝わる先人の知恵 業界のセオリー

本書は他業界から学ぶというセオリーが気に入って購入しました。

この本は、様々な業界に伝えられている
セオリーを一冊にまとめた本です。

僕はメーカーのエンジニアをしているので、
普段馴染みのない小売などのセオリーに興味を持ちました。

短い言葉の中に、その仕事の本質が語られていて、
非常に情報密度の高い本ですね。


なぜ、プリキュアは2月にスタートするのか?
なぜ、同じ地域に同業種の店が集中することが多いのか?

といった、素人目で普段不思議に思っていることが
解決するのも、目からウロコが落ちるようで面白かったです。


セオリーにさっと目を通すだけであれば、30分もあれば十分なので、
ぜひ一読されることをおすすめします。

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2010年07月29日

ビジネスの成功はデザインだ

本日は神田昌典氏、湯山玲子氏の
ビジネスの成功はデザインだ
です。
ビジネスの成功はデザインだ

本書はあの神田昌典氏が語るデザインの話として
興味をもって購入しました。


デザイン関係の本は興味があって何冊か読むのですが、
肝心なところがわからずに、欲求不満が残ります。

つまり、デザインが重要なのはわかっているのですが、
それを作る、もしくは評価するポイントが全くわからないのです。

やはり、ここは言語化できない部分なのでしょうね。
それこそ感性の問題なのでしょう。


本書は、神田さんと湯山さん(出版・広告ディレクター)
の二つのパートに分かれています。

神田さんのパートでは、デザイナーとの付き合い方、
一方、湯山さんのパートでは、世の中に存在している、
デザイン(的なもの)の実例に興味をひかれました。


ビジネスの中でデザインの重要性を痛感しているのに、
何からアプローチしていいかわからない人は
多いのではないかと思います。

そんな方には、ぜひ一読してもらいたい一冊です。





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2009年06月27日

手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす、月収1万倍仕事術

今日は大坪勇二さんによる
「手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす、月収1万倍仕事術」
です。(ちょっと長いタイトルですね)
手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術

この本は、営業の本なので、エンジニアの私は
普段あまり手に取りません。

しかし、この本は別です。
実は私が著者の大坪さんとちょっとした知り合いで、
大坪さんのすごさを知っているからなのです。


大坪さんは、ある大手メーカーで経理の仕事をしていましたが、
営業に憧れ、フルコミッションのソニー生命に転身します。

営業経験0のスタートで、一時手取り月給が1655円という
どん底まで落ち込みます。

しかし、彼はそこから奮起します。
成功者を訪ね、そのノウハウを自分に取り入れ、
行動に移していった結果、
月収1850万円(月収ですよ、年収ではありません)
を実現したのです。
どん底から比べると、実に一万倍です。


しかも、そのノウハウをセミナーなどで公開した結果
年収数千万円のスーパー営業マンが次々と現れました。

そのノウハウを公開した本ですから、
エンジニアの私にも興味がわかないわけがありません。

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engineer_takafumi at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年09月06日

急に売れ始めるにはワケがある

今回はマルコム・グラッドウェル氏の
「The Tipping Point」の邦訳
「急に売れ始めるにはワケがある」です。
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)

本書は勝間和代氏のブックリストに
出ていたのを興味があって手に取りました。


この本の主張は、ある商品やサービスが
急激に社会に受け入れられる、
また、ある習慣が社会に広がる時に、
原則が3つある、ということです。

そして、その元になるのは、「些細な」ことであると。

原則はこの3つ。
一つは、少数者の法則。
二つ目は、粘りの要素。
三つ目は、背景の力です。


社会への影響という一見つかみどころのないものですが、
豊富な実例で、メカニズムを明らかにする切り口は
とても面白いです。
また、自分を振り返ってみると
いかに、周りに影響されているかが
身にしみてわかります。

なお、二つ目の粘りの要素については、
この本だけでは、不完全燃焼の感がするのですが、
(存在は指摘されているが、メカニズムの解明が不完全)
「アイデアのちから」という本が、
これを補足してくれます。

興味がある方は、合わせて読まれることをお勧めします。
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engineer_takafumi at 22:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月13日

視覚マーケティングのススメ

今回の本は、ウジトモコさんの
「視覚マーケティングのススメ」です。
視覚マーケティングのススメ (アスカビジネス)

最近、クリエイティブ系の人の本にはまる
私としては、見逃せない本です。

トーン&マナーや配色、フォントの重要性など
この本に書かれているのはほんのさわりなのですが
巻末に書かれている本を参考に、少し本格的に
勉強してみたいな、と思いました。

なぜなら、この本の文章の端々から
著者のデザインに対する思いが伝わるからです。
その思いに心を動かされました。

専門的知識はもちろんですが、
キモチのこもった本は違うなと
考えさせられた1冊でした。
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engineer_takafumi at 23:51|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2008年06月08日

1000人のマーケットで1億稼ぐ

本日は松尾昭仁氏と川島康平氏による
1000人のマーケットで1億稼ぐ
です。
1000人のマーケットで1億稼ぐ!〜Webマーケティングの成功法則

本書は著者の一人である川島さんとお会いできる機会があって
興味をもって購入しました。


この本は、一言でいうと、中小企業のための
Webマーケティング入門です。

一つ一つの項目はある意味当たり前のことですが、
それらが網羅されていて、チェックリストのようにも
使うことができます。

この本を元に、Web戦略を練れば、
まず大外れをすることはないでしょう。


中小企業の方で、これからWebを作ったり
リニューアルしようとしている方には
ぜひ一読してもらいたい内容ですね。

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engineer_takafumi at 23:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月19日

ブランド・ハイジャック~マーケティングしないマーケティング

本日はアレックス・ウィッパーファース氏による
ブランド・ハイジャック~マーケティングしないマーケティング
です。
ブランド・ハイジャック~マーケティングしないマーケティング

本書は某セミナーで勧められて、興味を持って購入しました。

近年のマーケティングは、ネットやバズ(口コミ)の
コントロールが重要な役割を果たしています。

それは、昔のようにマスメディアを使った
一方的なものではなくなってしまいました。

本書はブランドとは、つくり手ではなく消費者が持つものと定義し、
いかに消費者自身にブランドを作らせるかが重量だと説きます。


本書ではそんなブランドの例を多数あげて、
そんなブランドを作るポイントを示しています。

しかし、それは簡単なことではありません。
この本の解説も、後づけに過ぎないかもしれません。

ただし、少なくとも、そんなブランドを育てる上で、
やってはいけないことは明確になっています。

それを理解するだけでも、本書の価値は十分あると言えるでしょう。


マーケティングや新製品の開発に携わる人は、
ぜひ一読しておいた方が良い内容です。

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engineer_takafumi at 23:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年09月19日

私はどうして販売外交に成功したか

本日はフランク・ベトガーの
私はどうして販売外交に成功したか
です。
私はどうして販売外交に成功したか (Life & business series)

本書は成功読書術の中で紹介されており、
興味を持って購入しました。


営業の本として、古典的な名著であるこの本です。
ビジネス本好きの人の間では「ベトガーの本」で通じるほど有名です。

トップセールスマンのおすすめ図書などで、
紹介される頻度も高く、まさに営業のバイブルといえるます。

実に1960年の本なのですが、
内容に全く古さを感じさせないことに驚かされます。

やはり、営業は人と人のつながりが一番大事、
そして、それは今も昔も変わることがないのですね。


営業職の人は、何を差し置いてでも読む本です。
デール・カーネギーに
「私が営業職についたならば、この本を手に入れるためなら
 シカゴからニューヨークまで、喜んで歩いていく」
と、言わせたことは決して誇張ではありません。

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engineer_takafumi at 23:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)