★理系本の書評

2016年04月12日

確率・統計であばくギャンブルのからくり

本日は谷岡 一郎氏の
確率・統計であばくギャンブルのからくり
です。
確率・統計であばくギャンブルのからくり―「絶対儲かる必勝法」のウソ (ブルーバックス)

本書は確率・統計という学問から、
ギャンブルがどう見えるか知りたくて購入しました。


確率・統計の本のトピックとして、
ギャンブルの話がでることは多いですが、
これはギャンブルだけに焦点を当てた本です。

ルーレット、ブラックジャック、競馬などをはじめ
パチンコや競馬、スポーツにいたるまで
確率・統計で期待値を計算するとどうなるか、
マジメに計算します。

その中で、よりよい戦略というものは存在するのですが、
巷で良く語られる「ギャンブルの必勝法」なるものは
イカサマ無しでは存在し得ないことがよくわかりました。

数をこなすと、ギャンブルはどうやっても
負ける運命にあるのです。



個人的には、ブラックジャックのカウンティング
(カードを覚えて有利不利を判定し、掛け金を買える戦略)
をとったときの議論が面白いと思いました。

また、野球チームに優秀なプレイヤーが一人入ったとき
勝率がどれだけ上がるか、という議論は
読むのが初めてで興味をもてました。


ギャンブルが好きで、
統計を学びたい人にお薦めの一冊です。
楽しみながら確率・統計を学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 23:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年04月04日

図解 ツキの法則

本日は谷岡 一郎氏の
図解 ツキの法則
です。
図解 ツキの法則

本書は確率・統計という学問から、
ギャンブルがどう見えるか知りたくて購入しました。


本書は同名の新書の本を図解化したものです。


この本では、ギャンブルを数学的に解析して、
巷で言われている必勝法なるものが、
存在するのか、と検証します。

残念ながら、勝てる方法は無いのですが、
負けにくくする方法というものは確かに存在します。

それを数学的、理論的に考察するのがこの本です。
図解で文字が大きく、数式も使っていないので、
とても読みやすく仕上がっています。


なお、この本では、ギャンブルで「堅い買い方」は、
破滅の道である、と説いています。

それは数学的に損な賭け方であることはもちろん、
手堅く勝って、大きく負けるので、
精神上もよくありません。

同じ負けるにしても、たまに穴を当てるけれども、
小さい負けが積み重なって、トータルではマイナス、
となった方が楽しいのではないですか、
という著者の意見には、強く同意しました。


ギャンブルが好きな人にお勧めの一冊です。
図解で、非常に読みやすくできていますし、
楽しいギャンブルを通じて数学が学べるということで、
お得な一冊だと思います。


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2016年03月07日

わかりすぎる情報セキュリティの教科書

本日はSCC セキュリティ教育部 の
わかりすぎる情報セキュリティの教科書
です。
最新 わかりすぎる情報セキュリティの教科書~マイナンバー制度/改正個人情報保護法対応~

本書は出版社の方よりご献本いただきました。
SCC様、ありがとうございました。


マイナンバー制度が始まったこともあり、
企業の情報セキュリティがより重要になってきています。

しかし、それを学ぶためには、基礎的な知識が必要で、
ある程度は学生のような勉強をせざるを得ません。


本書では、教科書のように必要な知識を網羅しながらも、
会話調の文章も取り混ぜ、興味を持って読み進められるように
工夫されています。


最近の企業はセキュリティはどんどん厳しくしているので、
会社員の方で、情報セキュリティ部門から、色々なことを言われて
正直、面倒くさいなあ、と思っている方も多いと思います。

そんな時に、本書のような本を読んでおけば、
セキュリティ部門の意図が理解できて、
少しは前向きに取り組めるようになるかもしれません。


個人的にはサイバー攻撃の種類をまとめていた
部分が大変参考になりました。
侵入者はこのようなことを考えて、コンピュータを攻撃するのですね。


情報セキュリティスペシャリスト試験を目指して
セキュリティの初歩を学ぼうという方にお勧めの一冊です。
法規なども網羅されているので、良い教科書になることでしょう。


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2016年03月01日

10年後、生き残る理系の条件

本日は竹内健 氏の
10年後、生き残る理系の条件
です。
10年後、生き残る理系の条件

本書は注目している竹内さんの新刊ということで
迷わずに購入しました。


本書の著者の竹内氏は、
東芝のフラッシュメモリ立ち上げの主要メンバーで、米国でMBAを取得。
現在は中央大の教授で半導体メモリ、SSD、
コンピューターシステムの研究開発で世界的に知られています。

そんな、普通のエンジニアとは少し違う経歴を持った著者が
現代の厳しい時代を、エンジニアがどう生き残っていくか
というテーマについて書いています。

本書を読んで思うのは、伝統的な日本の大企業は
圧倒的に古いということです。

外の世界はケタ違いのスピードで動いているので、
社内の論理で仕事をしていると、
世間的にはあっという間に時代遅れになってしまいます。

多くのエンジニアはそんなことにうすうす気づきながらも、
不安を持つだけで、具体的に何をすれば良いかは
わからずにいることでしょう。

そこで、本書の登場です。
本書では、大企業と外の世界を対比させながら、
著者がこれからのエンジニアのキャリアの作り方を説きます。

厳しい時代ですが、逆をかえせばチャンスも多いと言うことです。
そんなチャンスの活かし方も教えてくれます。


個人的には、
日本の大企業では、どう社員を伸ばしてくか、
モチベーションを上げていくかが「真空状態」になっている、
という箇所に興味を持ちました。


なんとなく将来に不安がある、若いエンジニアにお勧めです。
エンジニアとして、どのようなキャリアを築いていくべきか
その指針を得られるでしょう。

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2015年11月01日

自動車工場のすべて

本日は青木 幹晴氏の
自動車工場のすべて
です。
自動車工場のすべて

本書はちきりんさんのブログで取り上げられていて
興味を持って購入しました。


著者はトヨタで長年にわたり生産管理の仕事を担当し、
今は生産のコンサルタントをされている方です。
まさに、トヨタの生産現場を知る人といって良いでしょう。


自動車の製造工程についての記述はもちろんですが、
トヨタ生産方式の話にも重点がおかれている印象です。

ただし、生産方式の話も生産方式そのものの本に比べると
はるかに具体的なので、ここからも自動車の製造ラインについて
学ぶことができます。


個人的にはトヨタの正社員応援制度、
特に、成績優秀者から応援に行かせるというルールが印象的でした。


自動車業界を顧客にしている、
する予定がある方にお勧めの一冊です。
コンパクトに自動車の生産を学ぶことができるでしょう。

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2015年10月30日

トリーズ(TRIZ)の発明原理40

本日は高木芳徳 氏の
トリーズ(TRIZ)の発明原理40
です。
トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支援ツール

本書は特許アイデアを効率的に出す方法、考え方を身につけたくて購入しました。


この本で紹介しているTRIZは、ロシア(旧ソビエト)の
特許審査官であったゲンリッヒ・アルトシューラーによって作られた、
発明的な問題解決の理論です。

ゲンリッヒ・アルトシューラーは毎日特許を見ているうちに
「分野が違っていても、
問題解決の手法には共通要素があるのではないか?」
と気づき、何千件もの特許を元に
発明の共通要素の法則化に成功しました。

本書ではこのTRIZの中でも、もっとも肝となる
40の「発明原理」について解説したものです。

そう言うと、少し難しそうに感じるかもしれませんが、
イラストなどを交えて直感的にわかるように配慮されています。

発明と堅苦しく考えなくても、問題解決につまったときに
パラパラめくるだけで、アイデアをくれそうな一冊です。

個人的には、
発明は分析と違うのでMECEでなくて良い(重複があっても良い)
という箇所が心に残りました。


なお、イラストなどで読み易くできているので、
理系の人だけでなく、文系の人にも参考になる一冊です。
むしろ、文系の人の方が、
普段考えていることとのギャップが大きくて
より良いアイデアを出すことができるかもしれません。

この科学的な発明方法というのは、
一回覚えればずっと使えるテクニックですから、
少しでも早く覚えたほうが良いでしょう。



何かの解決策を探している人にはお勧めの一冊です。
この本から解決のヒントを見つけられるかもしれません。


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2015年10月15日

半導体工場のすべて

本日は菊地 正典氏の
半導体工場のすべて
です。
半導体工場のすべて

本書はちきりんさんのブログで取り上げられていて
興味を持って購入しました。


本書はNECの元半導体技術者による、
半導体工場のすべてを書いた本です。


私は半導体のエンジニアですので、知っている事ばかりと
思えば実はそうでもありませんでした。

リソグラフィやエッチングなど、主要工程に対する知識はあっても、
用力や建物、作業者のシフトなど、以外に知らずに
「ああそうだったんだ」と思えることが多かったです。

かなりの分量なので、半導体が専門で無い人は
一気に理解することはできないと思いますので、
パラパラめくってみて、興味のあるところから
読み始めたほうが良いかもしれません。


個人的には、不良サンプルの廃棄をいい加減にしたために、
ヤクザに脅されることになった話が一番印象的でした。


半導体業界を顧客にしている人が業界の研究をするのに
お勧めの一冊です。
これ一冊を手元においておけば、半導体業界の人と会話するのに
不自由を感じなくなることでしょう。


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2015年09月19日

初歩からわかる数学的ロジカルシンキング

本日は永野 裕之氏の
初歩からわかる数学的ロジカルシンキング
です。
初歩からわかる数学的ロジカルシンキング (SCC Books 385)

本書は出版社よりご献本いただきました。
SCC様ありがとうございました。


本書の著者は数学の指導で定評のある永野数学塾の塾長で、
一般向けの数学の著書も多数ある永野氏です。

本書ではそんな著者がロジカルシンキングについて語ります。

ロジカルシンキングに必要な演繹法と帰納法、必要条件と十分条件
待遇と背理法などに始まり、フェルミ推定やゲーム理論
回帰分析などの初歩の統計まで学ぶことができます。

イラストや図も満載で、一部エクセルを使った実習などもあるので、
やさしく、わかりやすくできています。
数字はでてきますが、数式はほとんど出てこないので、
中学レベルの数学だけで十分読み進めることが可能です。


ロジカルシンキングや数学に苦手意識を持っている人に
お勧めの一冊です。
易しいわりに、トピックが広範囲に及んでいるので、
これ一冊で一通りの基礎知識を身につけることができるでしょう。

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2015年08月26日

はたらく数学

本日は篠崎 菜穂子氏の
はたらく数学
です。
はたらく数学 25の「仕事」でわかる、数学の本当の使われ方

本書は「はたらく数学」というタイトルが気になって購入しました。


本書は数学科を卒業後、数学の講師を経て
アナウンサーになった著者が、
実際の職業と数学との関係を書いたものです。

紹介される職業は美容師やパティシエなど
数学とは関係のなさそうな業種から、
エンジニアや科学者など数学と関係の深そうな職業まで
バラエティに富んでいます。


著者が本当に数学を「はたらかせた」ことがないようで、
終始伝聞形式でリアリティに欠けているのが難ではありますが、
読み物としては楽しめました。



数学の話のネタを集めている人にお勧めの一冊です。
学生などに数学に教えるときに興味を引ける
話題が得られると思います。


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2015年08月05日

「シュレーディンガーの猫」のパラドックスが解けた!

本日は古澤 明氏の
「シュレーディンガーの猫」のパラドックスが解けた!
です。
「シュレーディンガーの猫」のパラドックスが解けた! (ブルーバックス)

本書はシュレディンガーの猫のパラドックスに
興味があって購入しました。


シュレディンガーの猫のパラドックスを解くことを
期待して購入したのですが、実際には量子光学の本でした。

最終的にレーザーを使って、シュレディンガーの猫と
同じ状態を得るまでの過程が書かれた本です。

ただ、量子光学は大学で勉強しようとはしたものの、
入門さえできずに終わっていたので、
この本はとても興味を持って読むことができました。

シュレディンガー描像とハイゼンベルグ描像の違いなど
基本的なことから、初心者が陥りやすい間違いを
的確に指摘しながら書かれているので、
とても読みやすかったです。


特に「なんども繰り返すが」と言って、
重要なことを繰り返しているのが本当に助かります。

恥ずかしながら「なんども繰り返すが」で、
前の重要ポイントを覚えていたことは
ほとんどありませんでした。



量子光学の概要を知りたい人にはお勧めの一冊です。
私が読んだ限りでは、最も分かりやすい本だと思います。


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2015年07月15日

基準値のからくり

本日は村上道夫氏、永井孝志氏、小野恭子氏、岸本充生氏の
基準値のからくり
です。
基準値のからくり (ブルーバックス)

本書は常々疑問を持っていた「基準値」についての本
ということで興味を持って購入しました。


薄々、感ずいてはいましたが、化学物質などの
「基準値」は人に与える影響だけに着目して
設定されたものではありません。

例えば、原発事故の時に、基準値が急に上がり
「我々の身体が急に放射線に強くなったのか?」
という人がいましたが、それは
「元々の基準値がとても低いものであった」
ということだったのです。


実際のところ、単に科学的なリスクだけで
基準値を決めてしまうと、日常生活で大きな支障が
でることも多いです。

例えば、おコメが食べられなくなったり、
消費期限が短くなって、大きな経済的な損失が出たりします。

また、厳しすぎる基準になっているものについても、
「通常であれば」そのレベルには落ち着くように設定されるので、
それが上昇すると言うことは、身体への影響有無に関わらず
アラームを上げるべきことでもあるのです。

この本を読んで、少なくとも「基準値」は盲目的に信じるには
値しないものということが良くわかりました。


個人的には、窒息事故がおきると
こんにゃくゼリーを規制するのであれば、
まず、モチを規制しなくてはならない、
という話が印象に残りました。


食品添加物など、化学物質に敏感な人にお勧めの一冊です。
まず、「基準値」というものの曖昧さを知ることにより、
効果的に心身を守ることができるようになるでしょう。


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2015年05月04日

直感を裏切る数学

本日は神永 正博氏の
直感を裏切る数学
です。
直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法 (ブルーバックス)

本書はタイトルが面白そうだったことと、
神永さんの本であったことが気になって購入しました。


数学は時に直感を大きく裏切る結論を示すことがあります。

特に、確率・統計の分野ではそれが顕著で、
数学者でさえも、直感に支配され、間違えてしまいます。

本書はそんな風に、直感的に感じる結果と、
数学的に検証した結果が異なる話題を集めた一冊です。

1クラスの中で同じ誕生日の2人がいる確率は?
など、良く目にする話題もありますが、
本書では解説のレベルが高く、応用的な話題も
豊富に取り込まれているので、読み応えがあります。

数学の本なので、論理を追って完全に理解することは
決して易しくはないのですが、軽く読み流す程度でも
楽しむことができるように作られています。


あと、神永さんは純粋な数学者の視点で本を書かれるので、
応用系の私としては、その発想方法の違いが興味深いですね。


個人的には、後書きに書いてあった、
「専門家とはその分野で起こりうる間違いをすべて犯してしまった人のことである」
という一文が印象に残りました。


数学の先生などで、数学関係のトピックを探している人にお勧めの一冊です。
授業で使える小話のバリエーションが増えることでしょう。


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2015年03月28日

高校数学でわかるフーリエ変換

本日は竹内 淳氏の
高校数学でわかるフーリエ変換
です。
高校数学でわかるフーリエ変換―フーリエ級数からラプラス変換まで (ブルーバックス)

本書はフーリエ変換についてもっと知りたくて購入しました。


本書は竹内氏の「高校数学でわかる」シリーズのフーリエ変換版です。


少し本筋からはなれますが、「高校数学でわかる」という
タイトルは良いセンスをしていますね。

これが例えば「サルでもわかる」になったとして、
元々フーリエ変換なんて、理系のあるレベルの人間しか
興味を持ちませんから、あまり極端な言葉は
かえってマイナスの印象になることでしょう。

その点、対象読者にとって「高校数学でわかる」は
ほどほどのレベル感を持ち、手に取りやすくなるのです。


さて話を元に戻します。
中身は教科書に近いのですが、
本書には工学への応用について触れたり、
発明した数学者の生涯についての記述があったり、
飽きずに興味を持って読めるように工夫されています。

特にフーリエ変換、ラプラス変換というものは
それが一体何の役に立つのか、ということが
疑問になりやすいのですが、
その疑問にシンプルに応えていて良かったと思います。


個人的にはナポレオンがセントヘレナへの船中で
3次方程式の解法の議論をしていた、
ということが、心に残りました。


フーリエ変換を始めて習うという理系の大学生にお勧めの一冊です。
良い副読書になってくれることでしょう。


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2014年11月21日

1億人のための統計解析

本日は西内 啓氏の
1億人のための統計解析
です。
1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする

本書は統計学が最強の学問であるの著者の実践編として、
興味を持って購入しました。


統計学が最強の学問であるはとても良い本だと思いますが、
若干、理論に偏って、分かりにくい部分もありました。

本書はそれを補完する実践的な本です。
エクセルで解析を行いながら、統計分析の基礎を学べます。


この本で特に良いのは重回帰分析です。

データの加工から、関数の使い方といった
エクセルの基本操作から、統計ツールの使い方、
説明変数の絞り込み方といった少し専門的な知識まで
重回帰分析を行うのに必要最低限の知識を得られます。

理論はともかく、まず試してみたい、という人には
ピッタリの一冊です。


また、回帰分析は統計解析の基本ですから、
統計解析を何から学べばよいかわからない、という人は
この本がとっかかりになってくれるでしょう。


商売などをされていて、すぐに使えるデータがあるけれど、
解析方法がわからない、という方にお勧めの一冊です。
とりあえず、本書に沿った分析をしてみれば、
思わぬ発見があるかもしれません。


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2014年10月20日

一生使える“算数力"は親が教えなさい。

本日はマルコ社の
一生使える“算数力"は親が教えなさい。
です。
一生使える“算数力

本書は出版社の担当者の方より献本いただきました。
マルコ社さま、ありがとうございました。


A4サイズの大きさ、大きな文字の算数の本です。
一見、子ども向けかなと思えます。
でも、これは大人向けの本なのですね。

ポイントは理屈が徹底的に説明されている
ということです。


算数を学習する上で、子どもにとって一番必要なのは
体で覚えることではないかと思っています。

つまり、何で分数の割り算はひっくり返してかけるの?
などと、考え込むよりも、そういうこととして受け止めて
まずは体で覚える、そんな態度の方が上手くいきます。


しかし、大人になるとそうもいきません。
大人になると、身につけるのに「理屈」が必要なのです。

本書は小学生の教科書には書かれていない
(悪いわけではなく、混乱させることは書いてはいけないのです)
算数の理屈を解き明かしてくれる一冊です。

個人的には、なぜ足し算引き算よりも、掛け算割り算が先なのか
という部分が興味深かったです。


タイトルからは、子を持つ親をターゲットにしているようですが、
算数を学び直してみたいと思う人にお勧めの一冊です。
子どもの時に感じていた疑問を解決してくれるでしょう。

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engineer_takafumi at 00:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)