⇒ 生物・化学

2010年07月08日

マンガでわかる有機化学

本日は齋藤 勝裕氏の
マンガでわかる有機化学
です。
マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)

本書は編集者の方から頂きました。
ソフトバンククリエイティブ様ありがとうございます。

「姫」というわがままな女の子が主人公の
マンガを中心とした、有機化学の本です。

マンガなので、読みやすいのですが、
書いてある内容は盛りだくさん、
高校の化学の教科書相当以上です。

ビジュアル中心で文章の絶対量は少ないので、
いきなり高校生がこの本だけで、
有機化学をマスターしようとするのは、
少し無理があるでしょう。

ですが、高校で習って以来、
有機化学は触りもしなかったけれども、
会社の配置転換で基礎的な知識が必要になった…、
こんな人にはピッタリの本だと思います。

私も有機化学からしばらく離れていましたが、
この本で楽しく復習できました。


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engineer_takafumi at 02:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年05月31日

粘菌 その驚くべき知性

本日は垣 俊之氏の
粘菌 その驚くべき知性
です。
粘菌 その驚くべき知性 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

粘菌という言葉は聞きなれないかもしれませんが、
言葉の印象から与えられるとおり、
ある非常に原始的な生物です。

本書では、この原始的な生物が高等な問題
(迷路や危険度最小の経路問題)
などを解いてしまう、ということが紹介されています。

最も、原始的な生物が「知性」を持っているのです。

ちなみに、著者はこの研究で、
イグ・ノーベル賞を受賞されたそうです。


本の第一印象に反し、問題のモデル化など、
数学的な難しい話が長く続いて面くらいましたが、
最後に「知性とは何か?」という本質的な話題に戻り、
その部分には非常に興味が持てました。

「知性」の本質に興味を持っている方、
あとは、経路問題のアルゴリズムなどに興味がある方は
ぜひ一読しておいたほうが良い内容でしょう。

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engineer_takafumi at 02:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月28日

動物たちの反乱

本日は河合雅雄氏、林良博氏ら編の
動物たちの反乱
です。
動物たちの反乱 (PHPサイエンス・ワールド新書)
当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

この本は野生動物による獣害
(つまり農作物が被害を受けること)
を中心に、人と動物のあり方を論じたものです。

都市部に住んでいると野生動物に出くわす機会など
そうあるものではありませんが、
山間部などを中心に被害を受けている人たちは、
確実に存在しており、
人ごとですますわけにはいきません。


野生動物の生態などに始まり、
日本人と動物の付き合い方の特殊性などまで
説かれていて、興味深い一冊でした。


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engineer_takafumi at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月31日

なぜ飼い犬に手をかまれるのか

本日は日高敏隆氏の
なぜ飼い犬に手をかまれるのか
です。
なぜ飼い犬に手をかまれるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)


本書はPHPにてサイエンスの新シリーズが創刊されて、
創刊同時刊行ということで興味をもちましたので購入しました。

本書は私はあまりなじみのない生物の話だったのですが、
エッセイ風で一話が短く、読みやすい本でした。

虫や動物など生き方を知ると、本来人間がどうあるべきか
教えられるような気がします。

また、環境問題による生態系の変化についても
考えさせられる一冊でした。



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engineer_takafumi at 23:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年02月28日

化学トリック=だまされまいぞ!

本日は山崎昶氏の
化学トリック=だまされまいぞ!
です。
化学トリック=だまされまいぞ! (ブルーバックス)

本書は書店でタイトルに目をひかれて購入しました。


基本的に推理小説などでは、
化学系のトリックは好まれません。

例えば、せっかくアリバイのトリックが、
交通機関や他人を利用したものでなく
○×○×薬を使えば死亡推定時間がごまかせる、
というものだと、面白くもなんともないですから。

本書では、その一般的には使われない
化学トリックを集めたものです。

科学雑学の新たな視点として、
面白い本でした。
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engineer_takafumi at 23:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年11月04日

遺伝子時代の基礎知識

本日は東嶋和子さんによる
遺伝子時代の基礎知識
です。
遺伝子時代の基礎知識―ゲノム科学の最先端をぜんぶ見て歩く (ブルーバックス)

本書は遺伝子組み換え作物に興味を持ち、
遺伝子を勉強しようと思い購入しました。


世間は遺伝子組み換え作物に過敏に反応していますが、
従来行われていた、家畜や農作物の品種改良も
結局、遺伝子の操作をしていることになるわけです。

もちろん、人間に害を与える可能性はあるのですが、
従来行われている検査基準で十分で、
特に遺伝子組み換えだから、という問題点はありません。

ここは素直に科学技術の進展による果実を受け取るべきです。


一方、遺伝子の技術は、クーロン人間や出生前診断など、
「生命とは何か?」という、人間の本質に関わる問題を
多く抱えています。

もはや、この問題は科学者だけのものではありません。
皆で議論して、必要であれば研究の中止を含め、
納得できる方向に進めなければならない。

21世紀に生きる人間として、
傍観は許されない問題だと感じました。

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engineer_takafumi at 23:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)