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2010年08月31日

父親として知っておきたい理科の常識

本日は目時伸哉氏の
父親として知っておきたい理科の常識
です。
父親として知っておきたい理科の常識 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

親が子どもに教える、という形式をとっているのですが、
内容は子ども向けにとどまらず高度なものも含んでいます。

サイエンス系の本だと、1冊1テーマのやや専門的な本か
1項目につき数ページの雑学系の本も良く見かけます。

この本はその中間に位置するポジションですね。
(1テーマ30ページ程度)

読みやすく書かれてはいますが、つまづくところもあると思います。
でも、この手の本はさらっと流して読んで、気になるようだったら
あとからネットで調べてみるという読み方が良いかなと思います。


サイエンス系の本を読みたいけど、何から読んでいいのかわからない。
こんな人にはおすすめの一冊だと思います。

この本で興味を持った分野をさらに掘り下げていくと良いですね。

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engineer_takafumi at 00:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年07月22日

中学受験理科の王道

本日は鎌田 浩毅氏、岸本 利久氏の
中学受験理科の王道
です。
中学受験理科の王道 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

本書は中学の入試問題を通じて身近な科学に触れよう
というコンセプトの本です。

例えば、なぜ燃えるのか?なぜ錆びるのか?なぜ溶けるのか?
といった、身近な科学的現象についてわかりやすく解説してくれます。

また、「中学受験の理科」を主題にしているので、
問題に対するアプローチの方法や出題者の意図を汲み取る方法
などにも言及されており、興味深かったです。


中学の受験生を持つ親にとって
特に文系であれば、算数や国語はまだ何とかなるのに、
理科はからっきしだめ、という人も少なくないでしょう。

そんな方には特におすすめの一冊です。


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engineer_takafumi at 06:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年05月28日

理科力をきたえるQ&A

本日は佐藤 勝昭氏の
理科力をきたえるQ&A
です。
理科力をきたえるQ&A きちんと答えられる大人になるための基礎知識 (サイエンス・アイ新書)

本書は編集者の方から頂きました。
ソフトバンククリエイティブ様ありがとうございます。

理科雑学というジャンルの本は類書も多いのですが、
この本の特長は、一つのテーマに関して、
一定量のページをさいて、掘り下げることです。

普通の雑学本が単発の知識で終わってしまうのに対し、
ある程度、体系的な知識が身につくようにできています。

また、この本はイラストや写真、図が多く、読みやすいです。
さすが、サイエンスアイシリーズです。


雑学ではものたりない、理科の力をつけたい、
と考える人には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

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2010年05月07日

予定不調和

本日は長神 風二氏の
予定不調和
です。
予定不調和 (DIS+COVERサイエンス)


Discover社が新たに創刊したサイエンスシリーズということで
興味を持って本書を購入しました。

この本はテクノロジーの本なのですが、
テクノロジー自体よりその影響に焦点を当てた、
非常に珍しい本になっています。

科学技術の発展、というと、
何か普通の人は立ち入れない世界、
普通の人の思いとはまるで無関係に進んでいく、
と思っているかもしれません。

しかし、実際は使用者の影響力は一番大きいものなのです。

例えば、テレビ電話は技術的には全く問題ありませんが、
一般にはほとんど使われていません。

その一方、テレビ会議システムは
今やほとんどの企業が所有している。
また、携帯電話で写真を撮ってメールに添付することは、
完全に我々の日常生活の一部になっています。

これらは、使用者が選んだことであって、
決して開発者が「押し付けた」ことではないのです。


科学技術の「闇」の部分もたくさん登場するのですが、
普通の人が科学技術について考える良い機会になります。

科学技術の発展に無力感を感じている人、
科学技術なんて日常の生活には関係ないと思っている人には、
ぜひ、手にとってもらいたい一冊です。

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engineer_takafumi at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年05月03日

科学との正しい付き合い方

本日は内田 麻理香氏の
科学との正しい付き合い方
です。
科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス)

Discover社が新たに創刊したサイエンスシリーズということで
興味を持って本書を購入しました。

この本で一番最初に目を引いたのは、
「疑うことからはじめよう」というサブタイトルでした。

というのも、私も専門家以外が科学を学ぶ理由を考えていて、
その一つが「疑う力」を身につけることにあると
思っていたからです。

日常生活で「疑う」というと、
ネガティブなイメージを持ってしまいますが、
建設的な疑い方、疑い方のルールというものは存在していて、
科学を学ぶことがそれを身につける近道なのです。


なぜ、科学を学ぶのか、その一つの答えがここにあります。

普段、科学技術を意識していない文系の人にこそ
ぜひ読んで欲しい一冊です。


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2009年12月23日

学校では教えてくれないオモシロ科学実験

本日は篠原功治氏の
学校では教えてくれないオモシロ科学実験
です。
学校では教えてくれないオモシロ科学実験 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

本書は子供向けの科学実験の本で、
シャボン玉やスライムなど子供が喜びそうな
ネタがたくさん詰まっています。

科学実験というよりも、
ただ遊ぶだけという感じなのですが、
モノを作るということ自体が、
子供にとって良い経験になるでしょう。

夏休みの工作などにも使えるネタだと思います。

小学生高学年くらいの子供がいるパパには
おすすめの一冊です。


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engineer_takafumi at 22:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年12月16日

笑う科学 イグ・ノーベル賞

本日は志村幸雄氏による
笑う科学 イグ・ノーベル賞
です。
笑う科学 イグ・ノーベル賞 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

この本のテーマであるイグ・ノーベル賞とは
打ち消しの意味を持つイグ(ig)をノーベル賞の前につけた造語で
すなわち、ノーベル賞のパロディのようなものです。

これは、人を笑わせるような科学的、技術的な研究に与えられ
例えば、下記のような受賞例があります。

●ピカソとモネの作品を識別するハト
●イヌとの対話を実現した犬語翻訳機「バウリンガル」
●兼六園の銅像がハトに嫌われる理由の科学的考察
●人が互いに寛容になることを教えたカラオケ発明
●牛糞からバニラの芳香成分「バニリン」を抽出
●細菌による迷路の最短経路の解放
●落下するバタートーストの力学的分析
●性交中の男女の生殖器と性的に興奮した女性のMRI

一見、面白さや奇抜さのみで選ばれているようにも見えますが
この本に書かれているように、科学的にも考えさせるもの
という哲学も流れています。

これから、ノーベル賞だけでなく
イグノーベル賞にも注目してみたいですね。

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engineer_takafumi at 06:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年02月14日

論破できるか!子供の珍説・奇説

本日は松森靖夫氏による
論破できるか!子供の珍説・奇説
です。
論破できるか!子供の珍説・奇説―親子の対話を通してはぐくむ科学的な考え方 (ブルーバックス)

本書は科学雑学の知識を仕入れたくて購入しました。

この本の切り口が子どもの珍説・奇説なので、
思いもよらない質問が飛び出します。

最終的に間違いではあるのですが、
これをどう説得するか。。。

子どもにこんなことを言われたら、どう答えようか?
そんなことを考えながら読むと面白い一冊です。

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engineer_takafumi at 23:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年01月18日

科学・考えもしなかった41の素朴な疑問

本日は松森靖夫氏による
科学・考えもしなかった41の素朴な疑問
です。
科学・考えもしなかった41の素朴な疑問 (ブルーバックス)

本書は科学雑学のネタを仕入れようと思い購入しました。

身近で素朴な疑問、という切り口の本ですが、
思わぬ視点を得ることができて、
知識を増やす快感を味わえる本です。


ドライアイスの白いモヤモヤは二酸化炭素じゃないの?
(沸騰したときにでる白いものは、水蒸気じゃないの?)
といった、この手の本の定番の話題も入っています。
やっぱり、書きやすいネタってあるんですね。


書店で立ち読みしてみて、気に入ったネタがあれば
買ってみても良いかと思います。

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engineer_takafumi at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年11月20日

水は答えを知っている

本日は江本勝氏の
水は答えを知っている
です。
水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ

本書は「言葉を理解できる水」騒動で、
著書の江本氏を批判する意見をたくさん見て、
原典を読んでおこうと思って購入しました。


確かに科学としては、内容も理論もめちゃくちゃで
最低の部類になります。

しかし、文章には感情や力がこもっており、
いわゆる科学者の文章より人を動かす力が強いです。

また、良いことばをかけると氷の結晶が美しくなる、
という論旨はわかりやすいため(正しいかどうかは別としても)
みんなに支持されるのでしょう。


科学者の立場としても、論理で否定するだけではなく、
なんでこんな科学性のない主張が社会に受け入れられるのか、
ということを謙虚に考えないといけないと思います。

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engineer_takafumi at 23:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年11月18日

水はなんにも知らないよ

今日は左巻健男氏による
水はなんにも知らないよ
です。
水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)

本書は知り合いの編集者の方が担当された、
科学系の本ということで興味を持ち購入しました。

江本勝さんの「水は答えを知っている」に代表される
水が言葉を理解するというニセ科学に対して
待ったをかける一冊です。

江本さんの論理のほころびを突くことはもちろん、
浄水器など水にまつわる科学やニセ科学を科学的に解説し、
水に関しての理解が広がりました。
日本の水道水は、世界的に見てとても質が高いんですね。


でも、科学的・論理的にはこちらの方が正しいのでしょうが、
江本さんの本のように人の感情にせまってくるものがありません。

これでは、多くの人が江本さんの主張を支持しても
無理はないでしょう。論理の力よりことばの力ですから。

科学者の側としても、論理的に正しいだけでなく、
どう伝えれば人の心を打てるのか、
ということを考えるようにしないといけませんね。
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engineer_takafumi at 22:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年10月04日

今さら聞けない科学の常識

本日は朝日新聞科学グループによる
今さら聞けない科学の常識
です。
今さら聞けない科学の常識 (ブルーバックス)

本書は科学雑学の知識を増やしたくて購入しました。

この本は朝日新聞の日曜版「be」(サイエンス欄)
を新書化したものです。

新聞連載なので、信頼性が高いところがいいですね。
さらに、一般向けなので簡単な言葉で
わかりやすく書かれています。


「ああ、そうだったのか?」という視点も重要ですが、
「そんなものもあったんだ」という、
今まで気づきもしなかった科学に触れられることも重要です。

こんな本を通して、新しい分野に興味を持てると
いいなと思います。

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engineer_takafumi at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月20日

おはようからおやすみまでの科学

本日は佐倉統氏、吉田ゆかり氏による
おはようからおやすみまでの科学
です。
おはようからおやすみまでの科学 (ちくまプリマー新書)

本書はセミナーの講師の方に勧められて、
購入しました。


この本は「リビングサイエンス」という
生活者の観点で科学をとらえ直すというコンセプトで
身の回りにあるものの科学を説いています。

冷凍食品・家電・ゲーム機…。
世の中に科学技術を利用した製品は多いのですが、
多くの人は専門家任せで、
自分で何も考えようとしていません。

この状況を改善するためには、
専門家、消費者の両方が歩み寄る必要があります。

科学技術先行の時代は20世紀で終わりです。
生活者と科学技術が対話できる技術開発を考える上で、
参考になる本でした。

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engineer_takafumi at 22:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)