⇒ 仕事術、思考法・ツール

2016年10月09日

7つのゼロ思考

本日は中村一也氏の
7つのゼロ思考
です。
7つのゼロ思考 外資系コンサルタントも知らない「異次元スピード仕事術」

本書はオトバンクの会長である上田様よりご献本頂きました。
上田様、ありがとうございました。


本書の著者である中村さんは、
多忙な金融機関の中でも最も忙しい部署で
異動や同僚の入院により、
3人分の仕事をこなさなくてはいけなくなります。

ただでさえ多い仕事が3倍ですから、
これは今までの仕事のやり方の延長では
どうにもなりません。

全てを根本的に見直さないといけないのです。


本書には、そんな状況を乗り切った著者のノウハウが
余すことなく、詰め込まれています。

著名な経営者の本と違い、目線を普通のサラリーマンまで
落としてくれているので、読みやすく、共感できます。

仕事は量より質と言いますが、経験的には、
遅いけれども良い仕事というものはあまりありません。

速い仕事こそ、良い仕事への出発点なのですね。


個人的には、「仕事は受ける瞬間が勝負」という話と
仕事を他人に振る時の考え方が特に参考になりました。


入社して数年達って、仕事に慣れてきた若手サラリーマン、
また、若手を指導している中堅サラリーマンにお勧めの一冊です。
仕事のスピードを飛躍的に高めるヒントを得られるでしょう。

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2016年07月03日

「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方

本日は宇都出 雅巳氏の
「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方
です。
「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方

本書は知人の宇都出さんの新刊が出版されたと聞き、
興味を持って購入しました。


記憶術など記憶にまつわる本はたくさんあります。
その中で本書は、「ほら、あの人だよ、あの人」とか
「何しにこの部屋に来たんだっけ?」とか
「しまった、傘を置いてきた」など、
ど忘れと呼ばれる記憶に焦点を当てたものです。

年を取ってくると仕方がない、と諦めるのは間違いです。
ど忘れにはど忘れなりのメカニズムがあるのです。

年をとってくると、生活がパターン化されてきて、
どうしても、感動や発見が少なくなります。

逆に言えば、小さなことに感動できるようになれば、
記憶の能力は強化されます。

記憶の能力自体は年をとっても、
それほど衰えるものではないのです。


個人的には、
位置や場所など空間に関する記憶は強固である
という箇所が特に記憶に残りました。


年を取ったと言って、新しいことを勉強することを
諦めている人にお勧めの一冊です。
もの忘れのメカニズムを正しく知ることにより
新しいことにチャレンジする勇気が出るでしょう。


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2016年06月12日

リストマニアになろう

本日はポーラ・リッツォ氏の
リストマニアになろう
です。
リストマニアになろう!  理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣

本書は出版社の担当編集社の方よりご献本頂きました。
江川様、ありがとうございました。

本書はFOXニュースでシニアプロデューサを務める、
テレビのアカデミー賞とも称されるエミー賞を受賞した著者による、
リスト作りの本です。

著者は自らをリストマニアと呼びます。
というのも、彼女は何でもリストに書き下し、
それにより人生を切り開いてきたのです。


本書はそんな彼女が教えてくれる、
リストの作り方、使い方です。

リストというものは、程度の差はあるでしょうが、
ほとんどの人が生活の中で役立てていることでしょう。

本書にはたくさんのテクニックが紹介されていますが、
その中の一つでも実行に移せるものがあれば、
元がとれてしまうことでしょう。


また、単に目先の仕事の効率を上げることだけでなく、
長期的な目標や願望を書き出しておくことで、
夢を明確化できて、実現に大きく近づきます。

リストはとても単純ながら、
人生の質を高めてくれる、協力なツールとなりえるのです。


特に、現在リストを使っている人にお勧めの一冊です。
ちょっとしたテクニックや適用領域の拡大により、
生活や人生の質を大きく高めてくれることでしょう。

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2016年04月18日

感性仕事術

本日は島村 美由紀氏の
感性仕事術
です。
感性仕事術

本書は「感性」というキーワードが気になって購入しました。


著書の島村さんは商業コンサルタントとして、
羽田空港の旅客ターミナルやラゾーナ川崎プラザを始め
日本中の商業施設をプロデュースされてきました。

この仕事は、時代の変化やトレンドをいち早く察知し、
形として、施設に取り入れていく必要があります。

そこで登場するのが「感性」です。

「感性」というと、特別な人だけが持つ能力と思いがちですが、
著者は男女問わず誰でも持っている能力と言います。

違うのは、普段からそれを引き出すような、
インプットやアウトプットをしているか、ということです。

本書は「感性」を磨き、使っていくための、
方法について説いてくれます。


感覚的な言葉が多く使われていて、
論理的な普通のビジネス書ばかり読んでいる人には
ひっかかる部分も多いかもしれませんが、
時代は明らかにこちらの方向に動いているのです。


個人的には、
人は新しい経験を繰り返すことにより、感性体質になる、
という部分が心に残りました。


企画の仕事に携わる人はもちろん、
エンジニアにもお勧めの一冊だと思います。
普段の仕事とは違うものを取り入れることにより、
自分の頭を活性化させることができるでしょう。

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2015年12月23日

そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?

本日は深沢 真太郎氏の
そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?
です。
そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?

本書は知人のビジネス数学の専門家である深沢さんの
新書が発売されたと聞き、迷わず購入しました。


よく、数学は論理的思考に役立つ、と言われます。

しかし、教科書で見る数学は思考とは関係なさそうな
数式や図形だけで、思考に役立つといわれても
ピンとこない人が大半ではないでしょうか?

その、思考と数学をつなげてくれるのが、この一冊です。


広告会社に勤める、自称「直感タイプ」のサオリさんが、
数学専攻の大学院生から、数学をベースとした
論理的思考の方法を学びます。

非常に読みやすいように工夫されていますので、
数学と聞いて身構えてしまう人でも、
楽しみながら読み進めることができるでしょう。


数学というものは、この世で一番、厳密なものです。
その数学と比べると現実の世界は隙だらけです。

ですので、数学を現実に適用するためには多少のコツが要ります。
そのコツを無理なく教えてくれる一冊だと思います。


画期的なアイデアを出す方法、という
一見、論理思考とは関係ない話題に触れられているのも
興味深かったです。


ロジカルシンキングを学びたい人が、
最初に読む本としてお勧めの一冊です。
読みやすく、楽しみながらも、ロジカルシンキングの
要点をつかむことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 17:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月18日

地頭を鍛えるフェルミ推定

本日は東大ケーススタディ研究会 の
地頭を鍛えるフェルミ推定
です。
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!

本書はフェルミ推定の問題集というコンセプトに
興味を持って購入しました。


本書で言うフェルミ推定とは、
「日本全国の牛の数」「胃腸薬の市場規模」など、
直観では検討のつかない問題に対し、
知っている限られた情報とロジックにより、
大体の数字を推定することです。

大体の数の検討をつける、といっても、
全くイメージが湧かない人もいるかもしれません。

本書では、丁寧に思考のプロセスを説明しているので、
一読して、実際に問題にチャレンジしてみれば、
そのプロセスを理解することができるでしょう。


もちろん、学校の問題ではないので、
正確な解法というものは存在しません。

実際、本書中に模範解答として示しているものでも、
統計値と比較すると、3倍、4倍のズレがある
というものも存在します。

しかし、ここでは正確さを競うのではなく、
問題を解いてみて、答えを検証するという過程により、
数学的、論理的な思考を磨くことが重要なのです。


個人的には飲食店の売上を計算する問題が
役に立つのではないかと思いました。
このような目で店を見ていると、
商売感覚が身に着くことでしょう。


数学的な見積もり方法を身につけたい
という人にお勧めの一冊です。
ざっくりと見積もるとはどのようなことか、
豊富な実例で学ぶことができるでしょう。


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2015年10月25日

数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!

本日は細野 真宏氏の
数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
です。
細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!

本書は「論理的思考」における名著と呼ばれているのですが、
恥ずかしながらまだ読んでいなかったので購入しました。


本書の著者は予備校で数学を教えていて、
学生から絶大な支持を集めるカリスマ講師でした。
その後、そのわかりやすく伝える技術を経済にも使って、
細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編という
ミリオンヒットを飛ばしています。

本書はそんな著者が「数学的思考力」について書いた本です。

特徴はとにかく分かりやすいことです。
この手の本は、とにかく話が抽象的になりがちですが、
身の回りのニュースのような具体的で親しみやすい話題から、
論理思考の本質を教えてくれます。

さらに、やさしいだけで中身が薄っぺらい本も多い中、
この本は骨太で確かに論理思考の本質を突いています。

特に、世の中でよく言われる通説を疑う話が多く
本書を読むと、自分たちがいかにマスコミなどの情報に
毒されているかがわかることでしょう。


個人的には、学校の数学がわかりにくい理由、
勉強は上から見渡すことによって始めて全体像が見える、
という話にとても共感しました。


「論理的思考力」を鍛えたいと考えている全ての人にお勧めです。
とっつきやすい中にも深みがあり、一読するだけでなく、
手元において何度も再読する価値がある一冊だと思います。



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2015年10月09日

社内プレゼンの資料作成術

本日は前田 鎌利氏の
社内プレゼンの資料作成術
です。
社内プレゼンの資料作成術

本書は会社の中でのプレゼンがうまくなりたくて購入しました。


本書の著者はソフトバンクの中でプレゼンのプロフェッショナルとして
孫さんを含む幹部への説明や経営陣が対外的に使う資料の作成を
担当してきた著者による社内プレゼン論です。

よいプレゼンというと、スティーブジョブズやTEDなど、
見栄えがして感情に訴えるプレゼンを思い浮かべますが、
社内の意思決定におけるプレゼンはそうではありません。

論理を着実に組み立てて、判断の背景と効果をきちんと
示すことが最重要なのです。

著者は「社内プレゼンの成否は9割資料で決まる」と言います。
その9割を決める資料の作り方を教えてくれるのが本書です。


テーマやストーリーの作り方から、グラフの色の使い方まで
社内プレゼン資料の作り方の全てが学べるようにできています。
また、その理論の全てに、背景が言語化されて説明されているのが
すばらしいと感じました。
初心者から上級者まで、レベルに応じた学びがあるでしょう。


個人的には、「グラフ=左」「キーメッセージ=右」、という原則が
とても心に残りました。


大事なプレゼンを控えたサラリーマンにお勧めの一冊です。
一読するだけで、プレゼンのレベルが1段上がることでしょう。

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engineer_takafumi at 23:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年10月01日

米陸軍諜報指導官に質問されたら あなたは何も隠せない

本日はジェームズ・O・パイル 氏の
米陸軍諜報指導官に質問されたら あなたは何も隠せない
です。
米陸軍諜報指導官に質問されたら あなたは何も隠せない

本書はうまい質問の仕方を身につけたくて購入しました。


本書の著者は防衛言語研究所、米国陸軍情報センターなどで
諜報部員の質問技術の指導に携わった、戦略報告聴取の名手です。

そんな著者が、必要な情報を得るために、
どんな質問をすれば良いのか、ということを説きます。

とはいえ、何か魔法のようなテクニックがあるわけではなく、
その理論や方法はとてもベーシックです。

しかし、自分がその基本を守れているか振り返ってみると、
あまりにかけ離れていることに気づかされました。

イラクのフセイン元大統領の居場所がこの技術で判明したと、
印象的なキャッチコピーがつけられていますが、
それは地道でシンプルな質問の組み合わせでしかないのです。

シンプルに問うことの難しさを感じた一冊でした。

訳書なので独特の読みにくさがあるのは残念ですが、
しっかり読み通せば、それなりのものを得られるでしょう。


個人的には「他には?」という質問の重要性が
一番こころに残りました。


質問をしても思うような答えが出てこないと感じている人に
お勧めの一冊です。
恐らく、それは自分の質問のしかたに原因があり、
この本にはそれを改善するヒントが詰まっているでしょう。




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engineer_takafumi at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年09月01日

プレゼンは「目線」で決まる

本日は
プレゼンは「目線」で決まる
です。
プレゼンは「目線」で決まる―――No.1プレゼン講師の 人を動かす全77メソッド

本書はプレゼンと「目線」というキーワードに興味を持って
購入しました。


著者はエバンジェリストという聞きなじみのない肩書きです。
Webで調べてみると、製品やサービスをわかりやすく
説明して回る役割をする人という意味でした。

著者はMicrosoftに所属しているので、自社のソフトを使って
良いプレゼンをしようという本ですね。

つまりPowerPointを前提としているので、
そのユーザーには特にお勧めです。

「目線」という言葉に反応して買ったので、
その期待に応えてくれながらも、
プレゼン一般の話にも切り込む良い本でした。


特に、色使いやフォントの話、
ブラックアウトの機能の話は参考になりました。


企業でのプレゼンを体系的に勉強したいと思う人にお勧めです。
プレゼンに望む心構えから、配色など具体的なテクニックまで、
PCを利用したプレゼンの基本を学ぶことができるでしょう。

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2015年06月06日

仕事で数字を使うって、こういうことです

本日は深沢 真太郎 氏の
仕事で数字を使うって、こういうことです
です。
数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。

本書はビジネス数学を掲げて、研修などの活動を行っている
著者に興味を持って購入しました。


本書はファッション業界の中で、ファッションセンス抜群で
リーダーシップは強いが数字にはあまり強くない若手リーダー木村君と
社長に請われて転職してきた、数学科出身で前職はコンサルタントの
論理の固まりのような女性、智香さんのやりとりのお話です。

ストーリー自体がとても面白いので、スイスイ読み進められる一方、
「論理」「平均」「標準偏差」「相関」「割合」といった
基礎的な数学知識の本質が学べるようにできています。


本文では誇張されていますが、世の中にはこんな風に
「勘と経験」だけで意思決定している会社は少なくないと思います。

エピソードは詳細まで創りこまれていて、リアリティがあります。
プロフィールを見てみると著者はファッション業界での
経験があるらしく、それがストーリーを面白くしているのでしょう。


ビジネスパーソンであれば、誰でも楽しめると思いますが、
特にファッション業界の方にお勧めの一冊です。
楽しみ、共感しながら数学的思考の初歩を学べるでしょう。


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engineer_takafumi at 23:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年11月21日

1億人のための統計解析

本日は西内 啓氏の
1億人のための統計解析
です。
1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする

本書は統計学が最強の学問であるの著者の実践編として、
興味を持って購入しました。


統計学が最強の学問であるはとても良い本だと思いますが、
若干、理論に偏って、分かりにくい部分もありました。

本書はそれを補完する実践的な本です。
エクセルで解析を行いながら、統計分析の基礎を学べます。


この本で特に良いのは重回帰分析です。

データの加工から、関数の使い方といった
エクセルの基本操作から、統計ツールの使い方、
説明変数の絞り込み方といった少し専門的な知識まで
重回帰分析を行うのに必要最低限の知識を得られます。

理論はともかく、まず試してみたい、という人には
ピッタリの一冊です。


また、回帰分析は統計解析の基本ですから、
統計解析を何から学べばよいかわからない、という人は
この本がとっかかりになってくれるでしょう。


商売などをされていて、すぐに使えるデータがあるけれど、
解析方法がわからない、という方にお勧めの一冊です。
とりあえず、本書に沿った分析をしてみれば、
思わぬ発見があるかもしれません。


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2014年11月18日

高校生が学んでいるビジネス思考の授業

本日は大森武氏の
高校生が学んでいるビジネス思考の授業
です。
高校生が学んでいるビジネス思考の授業

本書は、高校の情報科の教師が教えるビジネス思考、
という切り口に興味を持って購入しました。


今、高校では情報科という授業がありますが、
コンピュータをどう教えるかということは非常に難しいです。

単に、ワープロを使ったり、Webを見ることが
できるようになる以上に大切なものがあるはずです。

それはコンピュータとコミュニケーションをとるということです。
コンピュータは論理(=数学)で動いています。
論理を学ぶことにより、コンピュータの本質を感じるのです。

また、論理を学ぶことにより、ビジネス的な思考も
マスターすることができるのです。

これほど、明確な信念を持った教師の方がいれば、
教育のレベルは大いに上がることでしょう。



論理の話が続く箇所など、多少読みにくい部分もありますが、
実習に挑戦することにより、著者の意図をつかめるでしょう。


論理的思考を身につけたい、という人にお勧めの一冊です。
普通に勉強すれば難解な数学的な論理が、易しく学べるでしょう。

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2014年09月07日

知的複眼思考法

本日は苅谷剛彦氏の
知的複眼思考法
です。
知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社プラスアルファ文庫)

本書は考え方を学ぶための名著と聞き、興味をもって購入しました。


本書の著者は東大で教鞭をとっている教授です。
そんな、教授が学生の指導を通して感じていることを元に
「自分で考える」ための考え方のコツを説いたものです。


「自分で考える」上で一番障害となるのは、
なんとなく正しいと考えられている常識のようなものです。

例えば、「偏差値教育は良くない」と社会的な常識があり
それに従っていると、自分の意見を述べているような気がします。

塾通いの小学生や一部の高学歴者が犯罪を起こすのを見て
偏差値教育はダメなのだと言ったりするのが典型的な例です。

しかし、これは本当に自分の意見なのでしょうか?
結局は社会的な常識のようなものを、
自分の意見に置き換えているだけで、
実は何も考えていないのです。


ただし、日本人にとって、常識から踏み出ることは
非常に難しいことです。

本書は具体的な例を出して、丹念に考え方の道筋を追い、
この手の常識から逃れて、「自分で考える」ための
方法を説いてくれます。

教えるのは簡単ではないと思うのですが、
スッと入ってくる本です。
さすが、教育者ですね。


卒論を控えている大学生にお勧めの一冊です。
本書をマスターすれば論文にキラリと光る「自分の意見」を
入れることができるようになるでしょう。


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engineer_takafumi at 13:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年08月10日

スルーされない技術

本日は石田 章洋 氏の
スルーされない技術
です。
スルーされない技術

本書は知人の石田さんの本ということで
興味を持って購入しました。


著者の石田さんは大学在学中に三遊亭円楽師匠に弟子入り
その後廃業するものの、放送作家に転身され
『世界ふしぎ発見!』などを手がけ、大成功をおさめられます。

本書のテーマはスルーされない技術です。
当然、テレビというものは、少しでもつまらなければ
簡単にチャンネルを変えられるものです。

その中で著者が身につけたスルーされない技術ですから
参考にならないわけはありません。

中身は比較的ベーシックなものですが、
この著者が言うだけに、本当に大事なことなのだな
と実感し直しました。


個人的には後書きに一番引き込まれました。
著者が「伝える」ことにこだわる原点が見えました。
後書きに引き込まれる本というのは大好きです。
著者の人柄がでる部分ですから。


フックの効いたプレゼンテーションをしたい
ビジネスパーソンにお勧めの一冊です。
人の印象に残るための基本を身に付けられるでしょう。

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engineer_takafumi at 02:15|PermalinkComments(1)TrackBack(0)