2008年02月06日
「理系」という生き方 理系白書2
今回紹介する本は、毎日新聞に連載されている
「理系白書」を作成している毎日新聞科学環境部
による「理系という生き方」です。

この人たちの主張は、理系と文系の壁をなくそう、
ということなのですが、「理系白書」という以上
基本が「理系」と「文系」対比になっていて
(一部にはこじつけと思われる部分もある)
かえって溝を浮き彫りにするような書き方に
なっています。
また、この人達は、理系というと「博士」という
すりこみがあるらしく、やたら博士号を持つ人
が登場し、学部卒でエンジニアをやっている
私としてはちょっと複雑な感情が湧き上がります。
少し辛口のコメントになってしまいましたが
幅広い取材が行われており、キャリアの実例に
富んだ本に仕上がっています。
進学や就職を控えた人、特に理系の大学生(院生)
には一読の価値があると思います。
「理系白書」を作成している毎日新聞科学環境部
による「理系という生き方」です。
この人たちの主張は、理系と文系の壁をなくそう、
ということなのですが、「理系白書」という以上
基本が「理系」と「文系」対比になっていて
(一部にはこじつけと思われる部分もある)
かえって溝を浮き彫りにするような書き方に
なっています。
また、この人達は、理系というと「博士」という
すりこみがあるらしく、やたら博士号を持つ人
が登場し、学部卒でエンジニアをやっている
私としてはちょっと複雑な感情が湧き上がります。
少し辛口のコメントになってしまいましたが
幅広い取材が行われており、キャリアの実例に
富んだ本に仕上がっています。
進学や就職を控えた人、特に理系の大学生(院生)
には一読の価値があると思います。
理数教育はどこまで必要か
科学者や技術者が社会的に広い見地を
もって研究開発を行うことは重要でしょう。
特に医学や生物、さらに工学や物理学でも
現代では、社会的思想がないものは
人々に受け入れられません。
即ち、理系も文系の知識が必要ということです。
しかし、一般的な生活を送る人(文系)にとって
科学技術を学ぶ必要が本当にあるか?
また、学ぶ必要があるとして、どこまで学ぶべき?
私がずっと持ち続けている、この疑問の答えは
結局無かったように思えました。
例えば、太陽が地球のまわりを回っている
と思っている人がいる。
本書では常識がないと嘆いていますが
だから何なのか。そういう疑問が湧き出ます。
科学者や技術者が社会的に広い見地を
もって研究開発を行うことは重要でしょう。
特に医学や生物、さらに工学や物理学でも
現代では、社会的思想がないものは
人々に受け入れられません。
即ち、理系も文系の知識が必要ということです。
しかし、一般的な生活を送る人(文系)にとって
科学技術を学ぶ必要が本当にあるか?
また、学ぶ必要があるとして、どこまで学ぶべき?
私がずっと持ち続けている、この疑問の答えは
結局無かったように思えました。
例えば、太陽が地球のまわりを回っている
と思っている人がいる。
本書では常識がないと嘆いていますが
だから何なのか。そういう疑問が湧き出ます。






