2009年06月23日
子どもにスポーツをさせるな
今日は、小林信也氏(スポーツライター)の
「子どもにスポーツをさせるな」です。
私は本当に運動神経が鈍く、
学校の体育の授業はとても苦痛でした。
運動会や球技大会に至っては、最悪のイベントです。
スポーツにまつわる思い出は、ほとんどが悪いものです。
ということで、この本にはスポーツに対する
過激な悪口を期待したのですが、
スポーツ拝金主義的な思想を批判するだけで
基本的にスポーツに対する愛情が溢れていました。
まあ、私としては若干欲求不満でしたね。
スポーツでプロになる人間など、例外的少数なので
大多数にとっては、お金以外の何かを求めるために
スポーツをやるわけです。
ただし、子どもの世界においては、親が(プロ行きに)
過剰な期待をかけるために、問題が生じています。
心身ともに鍛えるというのが、スポーツの理念ですが、
スポーツにより心が侵されることも多いということは
心の片隅に入れる必要があるでしょう。
「子どもにスポーツをさせるな」です。
私は本当に運動神経が鈍く、
学校の体育の授業はとても苦痛でした。
運動会や球技大会に至っては、最悪のイベントです。
スポーツにまつわる思い出は、ほとんどが悪いものです。
ということで、この本にはスポーツに対する
過激な悪口を期待したのですが、
スポーツ拝金主義的な思想を批判するだけで
基本的にスポーツに対する愛情が溢れていました。
まあ、私としては若干欲求不満でしたね。
スポーツでプロになる人間など、例外的少数なので
大多数にとっては、お金以外の何かを求めるために
スポーツをやるわけです。
ただし、子どもの世界においては、親が(プロ行きに)
過剰な期待をかけるために、問題が生じています。
心身ともに鍛えるというのが、スポーツの理念ですが、
スポーツにより心が侵されることも多いということは
心の片隅に入れる必要があるでしょう。
熱心な親たちは、大会のときなどクラブハウスで待っていて、
自分の子どものスコアが悪いと厳しく叱るんです。
子ども達の中には、親に起こられるのが嫌で、
あるいは親をガッカリさせたくないばかりに、
スコアを改ざんしてしまう選手が残念ながらいるんです。
林の中に打ち込んだときなど、
周りに誰もいなければボールをそっと動かす子もいる。
これは深刻な問題なのです。
人が死ぬからスポーツは面白いんだ。
人が死なないスポーツなんて、面白くない。