2009年06月15日

微分積分を知らずに経営を語るな

今日は内山力氏の
「微分積分を知らずに経営を語るな」です。


この本は微分積分をわかりやすく説明する方法を
参考にしようと思い購入しました。


微積を「ビセキ」と表現していたり、
微積は数学で一番易しい分野と言ったり、
抵抗なく読める工夫がされていました。

数学は、厳密性を求める学問ですが、
わかりやすく説明するためには、
多少厳密性を犠牲にする必要もありますね。


本書は入社3年目程度のビジネス知識があれば、
問題なく読めますし、
微分の「傾き」の概念、積分の「面積」の概念は、
問題なく頭にはいってくると思います。



私はビジネスにおける数字の適用
(プロフェッショナルな数字の使い方)は、
この「つもり」が大切だと思います。
多少誤解があっても、わかったつもりになれば
逃げないで数学に正面からぶつかったことになります。
だから本書を読み終えたあなたは、もう「数字に強い」
というよりも、「数字を恐れない」ビジネスマンに
なったことは事実でしょう。







engineer_takafumi at 23:10│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 経営

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