2009年06月20日
コンセプトライフ
今回は柴田陽子氏の
「コンセプトライフ」です。
この本は、土井英司氏のビジネスブックマラソンに
取り上げられていて、興味を持って買いました。
正直、半分くらいまでは「外した」と感じましたが、
後半はどんどん内容がよくなっていきました。
コンセプトというものを、店に落とし込んでいく、
詳細な思考回路が書かれているのは、
ここだけで大きな価値があります。
さらに、この本には、スタイリッシュなレストランに
かざってあるような写真がたくさん入っています。
本の内容には全く関係なく、
最初は意味がわかりませんでした。
でも、本を読み進めていくと、
これからはビジネス本にもスタイリッシュさが必要だ、
という著者のメッセージなのかな、と思いました。
女性がおしゃれなカフェで読んで、さまになる。
これがこの本のコンセプトなのでしょうか。
「コンセプトライフ」です。
この本は、土井英司氏のビジネスブックマラソンに
取り上げられていて、興味を持って買いました。
正直、半分くらいまでは「外した」と感じましたが、
後半はどんどん内容がよくなっていきました。
コンセプトというものを、店に落とし込んでいく、
詳細な思考回路が書かれているのは、
ここだけで大きな価値があります。
さらに、この本には、スタイリッシュなレストランに
かざってあるような写真がたくさん入っています。
本の内容には全く関係なく、
最初は意味がわかりませんでした。
でも、本を読み進めていくと、
これからはビジネス本にもスタイリッシュさが必要だ、
という著者のメッセージなのかな、と思いました。
女性がおしゃれなカフェで読んで、さまになる。
これがこの本のコンセプトなのでしょうか。
300色のネイル
著者がネイルサロンを始める時、
リサーチの結果300色のバリエーションが
必要と直感的に判断しました。
しかし、ただ300色では、そこにはコンセプトがない。
だから、人も動いてくれない。
そこで、著者が考えたのは、
「お客の口からでる言葉に対して、5色のバリエーションを用意」
というコンセプト。
つまり、「オレンジっぽいのがいい」というお客さんにも、
「真っ赤がいい」というお客さんにも、
「ピンクっぽい赤がいい」というお客さんにも、
常に5色の選択肢を提供できる、というものです。
これが、ただの300という数字に
コンセプトが宿った瞬間でした。
そして、コンセプトが宿ると、人が動いてくれます。
著者は、このコンセプトにより、開発の人間を味方につけ
短期間で300色を作り出すことに成功します。
著者がネイルサロンを始める時、
リサーチの結果300色のバリエーションが
必要と直感的に判断しました。
しかし、ただ300色では、そこにはコンセプトがない。
だから、人も動いてくれない。
そこで、著者が考えたのは、
「お客の口からでる言葉に対して、5色のバリエーションを用意」
というコンセプト。
つまり、「オレンジっぽいのがいい」というお客さんにも、
「真っ赤がいい」というお客さんにも、
「ピンクっぽい赤がいい」というお客さんにも、
常に5色の選択肢を提供できる、というものです。
これが、ただの300という数字に
コンセプトが宿った瞬間でした。
そして、コンセプトが宿ると、人が動いてくれます。
著者は、このコンセプトにより、開発の人間を味方につけ
短期間で300色を作り出すことに成功します。
ターゲットは「イメージ客」と「リアル客」の2種類。
「イメージ客」のターゲットは一人に絞った。
なんだってそうだけど、「みんなのため」に作ると
結局ただの多数決に終わって、せっかくの個性が薄まってしまう。
だから「誰に一番好かれたいか?」ということが重要だと思う。
大事なのは、前2割の席の客席をどれだけかっこいい人たちで
埋めるかということ。
その風景にあこがれる人たちがやってくるんだから。
後ろ8割を埋めるには、前2割の人たちの
感性を満足させなきゃいけない。