2007年01月01日

直感でわかる数学

本日は畑村洋太郎氏の
直観でわかる数学
です。


本書は書店で見かけて、面白そうだったので
購入しました。


数学というものは、どうにもわかりにくいと
考えている方が多いと思います。

その一番の理由は、教科書に書いてあることと
実際に数学がわかっている人の頭の中で
理解している方法が違うから、だと思っています。

つまり、数学は自分なりの理解方法を確立しないと
本当に理解することはできないのです。

それなら、その方法を教科書に書いておけばいいじゃないか、
と思うのですが、オトナの理由でそれが実現することは
決してないのです。

そこで、そのギャップを埋めてくれるのがこの本です。

厳密的には微妙な話もあるのかもしれませんが、
教科書の説明より、確実にわかりやすいです。


対象としているのが、高校で習う数学ですので、
高校生や高校数学につまづいた人には
特にオススメです。





日常世界と抽象世界をしっかり取り結べば、
数学はわかるのである。


つまり、形あるものすべて行き着くところは
直角三角形なのである。
物事の裏側に直角三角形をみてしまうのは、
物事の性質や本質を理解するには直角三角形を使うのが
もっとも簡単で、根源的なやり方だからである。


波の裏側には直角三角形が潜んでいるのである。


式の立て方を知らなければ、コンピュータに計算させられない。
微分方程式を立てるのはあくまで人間なのである。


学生たちの多くは、数学という抽象世界にからめとられて、
日常世界に帰ってこられなくなっているのである。


A→B→C→Dなんて教え方をするから
みんな数学が大嫌いになってしまうんだ。






engineer_takafumi at 00:01│Comments(0) ★理系本の書評 |  ⇒ 数学

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