2008年11月01日

物理のABC

本日は福島肇氏による
物理のABC
です。


この本は物理の主要事項の復習をしようと思い購入しました。

この本は初版1985年で、
それから版を重ねて2007年に新装版が出されたという、
ブルーバックスのベストセラーです。

読んでみて、その理由がわかりました。

扱っているのは、理学系の教養程度の物理学なのですが、
(光学、宇宙、熱、電磁気、量子力学、特殊相対論など)
すごいのがほとんど数式を使っていないこと!

内容もイラストを用いてわかりやすく書いているので
意欲的であれば高校生程度の知識でも読めてしまうでしょう。

さすが、20年以上もの間読まれ続けてきただけのことはあります。

現代物理を学ぼうとする全ての人に
最初に読んでもらいたい本だと思います。




創造された原理から導かれた事柄が
経験の示す現象に完全に一致するとき、
とくに、その一致が数多くあり、
さらにかせつから新しい現象を予見することができて、
その現象が実際に見いだされたときに、
その仮説の真実性はきわめて高くなる


ディラックは単極の磁気を持つ粒子の存在を予言しており、
現在でもこの粒子を発見しようという努力がなされている。
(モノポール(磁気単極子)について)


ファラデーの時代(19世紀後半)は、
アマチュアが科学者の集団に入っていくことができた
最後の時代である。


電磁場は、粒子と対等に存在を主張する物理的な実在である。
もう一度強調するが、流体とか微粒子とかの
具体的なモデルを考えてはならない。






engineer_takafumi at 23:10│Comments(0) ★理系本の書評 | ⇒ 物理・科学哲学

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