2007年03月16日

続 気楽なさとり方

本日は宝彩有菜氏の
続 気楽なさとり方
です。


本書は渡したい本がある君のために。で紹介されており
興味を持って購入しました。


苦しみ、憎しみ、嫉妬、心配、
世の中は負の感情で満ち溢れています。

この本では、そんな負の感情を生み出すものの
正体を「マインド」と呼び、
そのマインドとどうやって付き合っていくか
ということが書かれています。

この本が凄いのは、分析と対策が書かれていること、
タイトルからは想像できませんが、
とても論理的な本です。


例えば、よくある自己啓発本で、
「人の悪口を言ってはいけない!」
と書いてあるとします。

でも、たいていはそこで終わってしまいます。

言っちゃいけないのはわかっているけど
ついつい言ってしまうから困るのです。

根性で我慢しろとでも、言われているようです。


しかし、この本はそこで終わりません。

なぜ、人の悪口を言ってしまうのか?
なぜ、悪口を言ってはいけないのか?
そして、どうしたら悪口を言わなくなれるのか?

そんなことを、論理的に説いています。


負の感情に悩まされている人は必読です。
必ず、この本が心を軽くしてくれるでしょう。



右の頬を打たれて心が地獄になっているなら、
左の頬を出して、元の欲を探してみましょう。


あなたが支配しようとするのはあなたの自由だが、
それを跳ね返すのも私の自由だ。
私にもそうする自由がある。


人を裁いていると、つまり、人を変えようとしていては、
自分もそれによって裁かれたままですから、
いつまでも事態は解決しません。


幸いなるかな、気分が悪いと気づいた人よ。
汝は気分が良くなるチャンスをつかんでいる。


相手を憎むのをやめるためには、相手の幸福を願います。
相手が不幸になるのを願うのではなく、
相手が幸福になることを積極的に願います。


自分を高くするものは低くされ、
相手を高くするものは自分も高くされます。


「ありがたい」一本槍で悟ることもできます。
「ありがたい」はそれほど強力です。


相手を軽蔑すると、その軽度の毒気が、相手に届く、届かないにかかわらず、
自分自身は、実に自分で作ったその毒気にやられます。
自分から出てくるものが自分を汚すものなのです。


人を救おうと言うのは愛だが、どんな人もみんな救おうとするのは欲


「明るくなりたい」という理想は、「将来、明るくなりたい」であって、
「現状は、暗い、暗い」と言っているのと同じです。


悟りたい欲がなければ悟れない。しかし、悟りたい欲があっては、悟れない。


先輩面したい欲があるうちはいつまでも悟れない。
だから、悟った先生のまわりには、いつまでも悟れない
強欲な弟子たちが、先輩面をして取り囲むことも多い。


「光」の実体はあるが、「闇」の実体はない。
「生」の実体はあるが、「死」の実体はない。


「正しい分別」とは、考えてもむだなことを、あれこれ考えないこと。
考えても意味のないことをあれこれ考えないことです。


「死んだら、どうしよう」は、「死んだら、その時に考えよう」だ


新しいぶどう酒は、古い皮袋にではなく、
新しい皮袋にいれなければならない。


ジョギングハイは、実は肉体が限界に来ているから、
苦しさを麻痺させるために起こっている。


幼児期に習い覚えたことで不要になったものは
どんどん捨てていく必要があります。
それらを捨てないと真の大人にはなれません。


「愛する」の初歩は、まず、自分が愛を感じたことを大切にすることだ。
(中略)
誰かにふと愛を感じたら、その気持ちに戸惑ったり照れたりしないで、
天からの贈り物だと思って、大切に育む。


山を登って向こう側に下りるんだよ。こっちに下りては逆戻りだ。
まずは成長しなければならない。成長していない人は悟れない。
山は越えなければ向こうにはいけない。


赤ちゃんもある面では悟っていると言えるが、
自分で悟っていることの自覚がない。
だから、それは悟っている状態ではあるが、悟っているとは言わない。


どんな簡単な慣れた日常の動作や行為も無意識でしてはいけない。
常に覚めていることだ。


時々「ほーっ、苦しい」とため息をつく。
それで自分は深刻な苦しい問題を一生懸命考えていると思っている。
だが、実際は酸欠で苦しくなっただけだ。






engineer_takafumi at 23:07│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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