2009年10月17日

あなたにもわかる相対性理論

本日は茂木健一郎氏の
あなたにもわかる相対性理論
です。


本書はPHPにてサイエンスの新シリーズが創刊されて、
興味をもちましたので購入しました。


最初、脳の茂木さんが相対性理論?
と感じましたが、茂木さんはアインシュタインに
思い入れがあるらしく、中身はなかなか良かったです。

相対性理論やアインシュタインの本としては
ベーシックな内容になるかもしれませんが、
その中でもアインシュタインは何がすごいのか?
ということについて、茂木さんなりの
考察が加えられています。


この本だけで、アインシュタインや相対性理論を完全に
理解することができるわけではありませんが、
茂木さんから見たアインシュタインという視点が
面白い一冊でした。



想像力は知識よりも大切だ。
知識には限界があるが、想像力は世界を包み込む。


アインシュタインは、問題を粘り強く考える力と同時に、
「何が問題か」を発見する力もずば抜けていたと思う。
「この問題を解決すれば宇宙が理解できる」
という信念を持って考えていたのである。


私のようにいろいろと思いわずらって、
たくさんの反古を紙くずに投げ込んできた人間にとっては、
それが正しいかどうかということは、
もはやそれほど気にならないのですよ。


世界の前にみずからを啓示する高い理性への
深い直感的な確信が私の神の概念です。
それ以外には、私は伝統的宗教との関わりを持ちません。


アインシュタインの論文には引用文献がない。
わずかばかりの脚注はあるが、
説明のためにつけられているにすぎない。
つまり、アインシュタインの論文は
すべてアインシュタイン自身が考えたものであり、
他の掲載論文とはまるで成り立ちを異にしていたことになる。






engineer_takafumi at 23:53│Comments(0) ★理系本の書評 | ⇒ 物理・科学哲学

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