2010年04月06日

子どもの成績はお母さんの言葉で9割変わる!

本日は西角けい子さんの
子どもの成績はお母さんの言葉で9割変わる!
です。


本書は、著者の西角さんとあるセミナーで知り合いで、
著者の人間性にひかれて興味を持ち、購入しました。


著者は「片道3時間かけて通う塾生がいる」ほど、
関西で評判の学習塾ステージメソッド塾を開いています。

この塾では、子ども達を教えるのはもちろん、
母親の態度や言動が成績を大きく左右するとの信念の元、
母親向けのセミナーを充実させているそうです。

著者は、子どもは大好きなお母さんのために勉強している、
と断言しています。

気づかない内に、子どもにマイナスの言葉をかけていないか
この本でチェックしてみると良いのでないでしょうか?


具体的な勉強方法も何個か紹介されていますが、
僕は子どもの作文力を向上させる「バルーンシート」が、
印象に残りました。

子どもが大きくなったら、試してみたいですね。


受験する、しないに関わらず、
子どもを持つ親全てが読んだ方が良い内容だと思います。



「子どもの可能性をはぐぐむお母さん」は、「言葉がけ」が違う。


子どもは、大好きなお母さんのために勉強しているからです。


英語で言う現在進行形の要領で、言葉がけをしました。
たとえば「勉強しなさい」ではなく、
勉強している息子に「あ、勉強しているんだ」と声をかけます。


子どもの人間関係に否定的なことを言わない


悔しかったらそんな意地悪なことを言っていないで、
さっさと帰って勉強しなさい。
あなたは、自分が一番になれないと思っているから意地悪を言うのでしょう。
でもあなたにだって一番になる可能性は絶対にある。
次はあなたが一番をとる番だよ。


「バス・トイレ大作戦」のポイントは、
勉強は机に向かってやらなければいけないと思っている子に
「こういう場所でも勉強できるんだよ」と伝え、
「どこで何を覚えるのか」具体的に教えてあげることです。


寝る前に聞いた言葉は潜在意識に残りやすいので、
寝る前に「はぐくむ言葉」や「自分をささえる言葉」
を言い聞かせることは、強い心を育てるために、とても効果的です。
(中略)
ですから、お母さんは子どもの就寝前には絶対叱ってはいけません。







engineer_takafumi at 06:33│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理

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