2013年04月21日

七つの会議

本日は池井戸潤氏の
七つの会議
です。
七つの会議

本書は書評家などでの評判が良かったので
興味を持って購入しました。


大会社ソニックの子会社である東京建電。
その内部で何かが組織ぐるみで隠されている。

会社の中で生じた事件を、
複数の人間の視点で描いた小説です。


現実もそうですが、会社の中には色々な人がいます。
保身的な人、すぐ怒る人、ズルい人、弱い人…。

池井戸さんの小説は、人物像の描写がとても詳細で
会社勤めをしている僕には特に共感できます。

内容に関しては、ネタばれになるので詳しく書きませんが、
サラリーマンであれば誰しも共感する内容と思います。


元気をもらいたいサラリーマンにはお勧めです。
ドロドロした組織の中に、一筋の光を見出す話に
パワーをもらえる一冊でしょう。






会社にとって必要な人間なんかいません。
辞めれば、代わりを務める誰かが出てくる。
組織ってそういうもんじゃないんですか。


会社という組織では、知ってしまったら責任が生じる。


いまウチに必要なのは、メガトン級の爆弾ですよ。
一旦ぶちこわさないと直らない。それ以外に何がありますか


知りたいのはただひとつ、真実だ。そのためならどんなことでもするさ。
あんたたちが金儲けのために手段を選ばなかったようにな






engineer_takafumi at 02:59│Comments(0)TrackBack(0) ★一般書の書評 | ⇒ 小説

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