2013年07月31日

あきらめ上手になると悩みは消える

本日は丸井章夫氏の
あきらめ上手になると悩みは消える
です。
あきらめ上手になると悩みは消える

本書は著者の方よりご献本いただきました。
丸井様ありがとうございました。


世の中は「あきらめる」ことに対してとてもネガティブです。

流行りの歌を聴けば、ドラマを見れば、スポーツをみれば、
夢をあきらめないで、あきらめないで、のオンパレードです。

でも、本当にあきらめないことだけが重要なのでしょうか。


世の中には「あきらめずに」夢を叶えた人がいますが、
実はその人達も色々なものをあきらめているのです。

たとえば、お金、恋愛、結婚、子ども、自由な時間など
何かをあきらめているから、夢を叶えられたのです。

ということで、この本は上手にあきらめるための話です。

まあ、個人的にはあきらめるというより捨てるための
本ではないかと思います。

特に実は自分はそんなに大事だと思っていないけれど、
世の中が大事だというからやっていること。

この手のものをあきらめる(捨てる)ことにより、
人生がシンプルになっていくのです。


捨てることが苦手な人にお勧めの一冊です。
身のまわりや心を軽くするコツがつかめるでしょう。




悩みに直面したら「あきらめること、あきらめないこと」をはっきりさせる
たったそれだけで悩みは解決するのです。


自分の「本当に大切なこと」以外のことを「あきらめる」ことで、
人生にもっとも大切なことがはっきりとして、
それに邁進できるようになるからです。


「あきらめ」は、多くの人が思っているように後ろ向きな行為ではありません。
むしろ未来へ向かって前進するために必要不可欠な手続きです。


「あきらめ」は「諦め」ではなく「明らめ」、
すなわち「ものごとを明らかにする」という意味で使われていました。


自分の価値観が確かなものになれば、より満足のいく選択、
よりまちがいのない「あきらめ」ができるようになります。


「選択肢を減らせないこと」が「あきらめ」を難しくし、
その結果悩みを生じさせている最大の原因です。


ちょっとした心配ごとが「かもしれない」によってどんどん大きく膨らみ、
心を圧迫していく。


後悔のない「あきらめ」をするには、受け身ではなく主体的に
「あきらめるかどうか」を検討しなければならないのです。


悩みを消すためにはまず、選択肢をたくさんもたないこと。


大切なのは、自分の手足になにかしらの単純作業をさせることです。








engineer_takafumi at 23:31│Comments(0)TrackBack(0) ★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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