2015年02月28日

人を操る禁断の文章術

本日はメンタリストDaiGo さんの
人を操る禁断の文章術
です。
人を操る禁断の文章術

本書は有名なメンタリストのDaiGo氏が書いた
人を動かすことにフォーカスした文章術の本として、
興味を持って購入しました。


人を動かすことは誰にとっても難しい問題で、
特に、口下手な人には頭を悩まされることでしょう。

しかし、口下手な人にとっては文章というものが
大きな力になり得るのです。

メールや報告書での一工夫によって、
本当に相手の反応が変わってくるものです。

ただし、「伝わる」ことと「動かす」ことが微妙に違うことがポイントで、
「正確に伝わる」よりも「したくなるための」文章を書く、
「理性」よりも「感情」に訴える、ことが必要です。

そして、その例がこの本には詰まっています。
人の心を操るメンタリストが書いた本ですので、
説得力は抜群です。


また、タイトルからは読み取れませんが、
本書は主にビジネス用途をターゲットとしたものです。
特に、仕事でメールを書く際に役立つのではないでしょうか。

個人的には前書きの
「あなたの思う、世界最高の美女とは?」
という話がとても印象的でした。


実務経験の少ない若手ビジネスマンの方などにお勧めの一冊です。
実例が多く、読みやすい工夫がされているので
本を読みなれていない人でも通読して、
ビジネス文章のエッセンスを掴むことができるでしょう。



「あなたの思う、世界最高の美女とは?」
このたった一行の文章を読むと、思う人こそ違っても、
いずれの場合も誰もが「自分の思う絶対的な美女」
を思い浮かべます。
じつは、これこそ文章の持っている力なのです。


私はメンタリズムを
「行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き、
思うままに誘導する技術」
と紹介しています。


目標は、文章化されることでより明確になり、達成しやすくなることは、
すでに「心理学」でも証明されています。


今でこそ、私はこうして何冊もの本を出版していますが、
当初、私の書く文章は人に伝わりにくいものでした。
欠点は明らかで、きれいに整い過ぎていたのです。


文章を書くときに、あえて情報量を少なくすることで、
読み手の想像力を利用することができるのです。


結局、心を動かすエンジンは相手の中にしかなく、
文章はそのスイッチを押すための道具に過ぎません。


こちらが感情を抑えてしまうと、それは鏡のような効果を生み、
相手の心から湧き上がってくるはずの感情をも
押さえつけてしまうのです。


書く前にどれだけ調べられるかで、勝負は決まります。


人は「自分の欲求と関連したことが書いてある」と気づいたら、
すぐに目の前の文章を読もうとし始めるのです。


ただ「あなただけへのお買い得」ではなく、
情報そのものが「あなただけ」。
この二重の限定ぶりが、圧倒的な力で読み手の心を動かすのです。


「繰り返す」において、やってはいけない致命的な失敗が
あることも明らかになりました。
それは同じ言葉を3回以上使うことです。


大事なのは表現を変えて10回繰り返すこと。


じつは、あらゆる文章の中で人が最も読み、
心に残るのは追伸部分だということがわかっています。






engineer_takafumi at 23:12│Comments(0)TrackBack(0) ★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字