2015年08月01日

100%確実に売上がアップする最強の仕組み

本日は加藤公一 レオ 氏の
100%確実に売上がアップする最強の仕組み
です。


本書は「本物のネット通販売上倍増の仕組み」という評判を聞き、
興味を持って購入しました。


私はこの分野では素人ですが、
この本の凄さは伝わってきました。

なぜならば、自分が購入する側に立って選ぶものが、
ことごとく的確な説明つきで、解説されているからです。

ロジックが完璧で、異論を挟む余地もありません。


ただ、なぜこんなノウハウをわざわざ公開するのか、
という、逆の疑問が沸いてきたのですが、
最後の10ページほどでそれも解決され、スッキリしました。

公開されてしまったからには、これらのノウハウがスタンダードとなり
やれば上がるというより、やらなければ下がるという時代になるでしょう。


個人的にはネット広告の世界では、
あらゆるNo1の要素を"単純に組み合わせれば"いいという
クリエイティブ最適化理論が特に印象に残りました。


ネット販売に携わる方なら、絶対に読んで損のない一冊です。
実際、ネット販売をしていない私がここまでワクワクするのですから、
現場で悩んでいらっしゃる方には、究極の一冊となり得ます。



ネットのお客様の最大の特徴は、徹底的に「比較検討」することにある。


ワンステップマーケティングよりも、
ツーステップマーケティングのほうが
最終的なCPOは圧倒的にいいのだ。


ネット広告においてクリック率に一番影響するのは、
キャッチコピーである。


ネット広告でクリック率が高いキャッチコピーは、
「特定のターゲットのみを狙ったキャッチコピー」である。


プロのカメラマンが撮った写真より、スマホから撮ったような
素人っぽい写真を使った方が、お客様が広告だと思わず、
情報っぽく見えることからクリック率は高くなる傾向が出ている。


写真の背景の色は"黒"にすると、さらにクリック率が上がる傾向がある。


いまだにネット広告から「本サイト」のトップページに
誘導している通販会社があるが、これではお客様が
特定の商品を求めて広告をクリックしたのにもかかわらず、
到達したページでその商品を探さなくてはならなくなるのでご法度。
最悪のパターンで、これではコンバージョンはほぼゼロだ。


ネット広告から誘導するサイトは、「本サイト」ではなく、
必ず商品ごとに独立した「広告専用ランティングページ」にすべきだ。


広告原稿(ディスプレイ広告)に特定のキャッチコピーと
写真を入れた場合、必ずリンク先のランディングページでも
まったく同じキャッチコピーと写真を使用すると、
コンバージョン率は上がる。


ランキングで最低だった「サンプル」という名称に比べて、
ランキングで最高の「モニター」にするだけで
コンバージョン率が約2倍前後上がった。


ランディングページでは、テキスト文字ではなく、
必ずすべての文字を"画像文字"にしよう。


「お客様の声」には必ず「写真・本名・年齢・地域」をいれるべきである。
あと、「お客様の声」が手書きであればなおいい。
ここまで入れて初めて信用されるわけである。


ショッピングカーとはランディングページとの相性がものすごく悪い。
最悪だ。何が最悪かというと、日本の平均的なショッピングカートは
ランディングページから申込完了までに
平均的に8つのページを遷移するということだ。


経験上、申込フォーム一体型のランディングページで、
コンバージョン率はさらに約1.5〜2.5倍上がる。


アフィリエイトは理想の広告のように見えるが、実はマイナス点もある。
それは、アフィリエイト媒体のほどんどが"ポイント系媒体"
だということだ。
お客様が商品を申し込んだときに、媒体社からポイントを付与し、
そのポイント欲しさに多くのネットユーザーが申し込むのだ。


アフィリエイト広告は成果報酬型なのでCPAは固定だ。
どうせCPAが固定なら、よい見込客のみを集めたほうが得である。


「本気ならチェックボックス」はアフィリエイト広告(成果報酬型広告)
でのみ使用。純広告での使用は、コンバージョン率とCPAが
悪化するリスクが高いので絶対に控えるようにしよう。


お客様がランディングページで離脱する最大のポイントは
申込フォームだが、その理由は単純に
「面倒くさい」「エラーがムカつく」である。


使いにくさを軽減した入力しやすい最新の補助機能がついた
申込フォームを使うとコンバージョン率は上がる。


「メールのオプトインの同意」は絶対"必須"にしよう。


多くのネット通販会社が間違っている点は、
ランディングページでアップセルを狙おうとしていることにある。


あと一歩で商品の申込完了になる「申込確認画面」のタイミングで、
アップセルを狙うと劇的にアップセルができるのだ。


クチコミ率を上げるには、商品申込が完了したタイミングで
「友達に紹介しませんか?」とお客様に提案することである。


仮に1000万円の広告予算があれば、約10%の100万円ほどを使い、
事前にクリエイティブテストを行うべきだ。


最高にレスポンスが高いクリエイティブを100%確実につくるにはズバリ、
・「No1のキャッチコピー」と
・「No1の写真」と
・「No1のデザイン」
など、あらゆるNo1の要素を"単純に組み合わせれば"いいのである。


フォローメールの配信タイミングは、
お客様の商品の"消費サイクル"に合わせると、
引上・リピート率が上がる。


オススメしたいのが、送信者名に単純に会社名やショップ名を
入れるのではなく、「個人名」を入れることである。


メールの開封率を上げる件名とは、ズバリ業務連絡のような件名である。


ID/パスワード方式はすでに崩壊し始めているのである。


フォローメール上でお客様ごとに個別のURLを準備して、
お客様がURLをクリックすると、自動的に引上専用ランディングページや
リピート専用ランディングページのフォーム上には、
初回申込をした際のお客様情報がすべて
記入済の状態で表示されるようにする。


ネット顧客の同梱ツールでは徹底的に申込誘導を
「ネット(PC・スマートフォン・ガラケー)」にすべきである。


広告代理店で働く人の90%以上が、広告の対費用効果を考えたことがない


他社の成功事例をもとに、「どの広告主に適用させても成功する
汎用的な企画(もっと言うと、"仕組み")をノウハウと言う。


人間がつくり上げるクリエイティブを安く買おうとすると、
質も効果も低いクズみたいな製作物しか出てこなくなる。


運よく売上を上げてくれる信頼できそうな広告代理店(広告マン)
に出会えたら、くだらない「競合コンペ」制度はやめるべきだ。


ネットマーケティングを1年間お任せします!


この本に書いてある内容を100%やってください!


1年後にはこの『CPA』『引上率』『CPO』『購入単価』『年間購入回数』
『年間購入単価(LTV)』『年間ROAS』の目標数字を必ず達成して下さい!







engineer_takafumi at 21:59│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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