2018年06月10日
企画書は10分で書きなさい
本日は上阪徹 氏の
企画書は10分で書きなさい
です。


本書の著者はブックライターの上阪は筆が速く、
10万字ほどの一冊の本を5日で書くそうです。
なんと、企画書は10分ほどで完成させます。
本書は、その上阪氏の企画力にフォーカスします。
「どんな課題を、どんなふうに解決するか」
これさえ抑えれば企画は十分です。
そして、これをおさえるために必要なことが、
「素材」「お客様視点」「真の目的」なのです。
骨子はシンプルですが、主張は奥深く、
納得感が強いものです。
そして、最後には「人の熱意」に行き着くことが、
企画の本質を表していると感じました。
著者が数千人ものインタビューを通じて得た話や
リクルートやフリーでの多彩な経験を通じての
エピソードがとても興味深い一冊です。
マスコミやPR会社に限らず、
企画を出す全ての人に意味がある一冊と思います。
企画が本来どんなものであるか、
その原点に返ることができるでしょう。
企画書は10分で書きなさい
です。

本書の著者はブックライターの上阪は筆が速く、
10万字ほどの一冊の本を5日で書くそうです。
なんと、企画書は10分ほどで完成させます。
本書は、その上阪氏の企画力にフォーカスします。
「どんな課題を、どんなふうに解決するか」
これさえ抑えれば企画は十分です。
そして、これをおさえるために必要なことが、
「素材」「お客様視点」「真の目的」なのです。
骨子はシンプルですが、主張は奥深く、
納得感が強いものです。
そして、最後には「人の熱意」に行き着くことが、
企画の本質を表していると感じました。
著者が数千人ものインタビューを通じて得た話や
リクルートやフリーでの多彩な経験を通じての
エピソードがとても興味深い一冊です。
マスコミやPR会社に限らず、
企画を出す全ての人に意味がある一冊と思います。
企画が本来どんなものであるか、
その原点に返ることができるでしょう。
企画書を書こうとするときに戸惑ってしまうのは、
そこに「ロジック」が見出せないからです。
何のために企画があるのか、
ということが見えていないからです。
広告をつくってみて思ったのは、
想像以上にロジカルだったことです。
実は必ずしも発想力で仕事が
行われているわけではないのです。
企画はいきなり何かを求められるものではない
↓
課題があって、それを解決するためのもの
一番やってはいけないのは、目的もないのに、
企画を考えようとしてしまうこと。
相手を見てはいけないのです。
あくまで「課題」を見つめる。
そこから企画を発想していくことが大切になるのです。
子どもに向けた面白い靴、と、
運動会で転ばずに走れる靴、と。
さて、どちらがイメージがわく企画でしょうか。
子どもたちに支持される企画でしょうか。
自分が過去に経験した「自分目線」なら、
他の意見や考え方に下手に惑わされることもありません。
また、経験に基づいて「面白い」を説明できるのです。
新入社員が企画を立てるときと、
40代のベテラン社員が企画を立てるときには、
周囲の受け止め方はまったく違ってくるのです。
やってはいけないのは、20代の若い社員が背伸びをして
40代のベテランがつくるような企画を
立ててしまおうとすることです。
40代のベテランでも、
新しい職場に転職したり異動したりすれば、
そこには大きな新しい企画のチャンスが
待ち構えているのです。
求められるのは、「創造力」よりも、
むしろ「想像力」なのではないか、と。
「真の目的」を想像する力であり、
「ターゲット」をイメージする力であり、
「自分目線」に落とし込んでいく力であり、
「相場観」を広げていくことができる力。
大事なことは、どんな番組なのかを問われたとき、
一言でいえること。それ以外はヒットしない。
ルールがたくさんあったら、
視聴者はついていけないからです。
電車の中は、脳に刺激を与えるのに、
最高の環境だと思っています。
いろんな場面、いろんな出来事、
いろんな表情、いろんな貢献など、
とにかく本当にいろんなものが
目に入ってくるからです。
脳は実はこっそり考えてくれている
↓
それを引っ張り出してくるのが簡単ではない
企画書は、その「課題」と「解決方法」が
書かれていればいいのです。
文章が書けなくなるのは、
形容詞こそが元凶だと思っています。
大事なことは「その企画で言いたいことは何か」が
しっかり言えている、ということです。
キャッチコピーのポイント
↓
「課題」と「その解決方法」がミックスされていること
企画とは何か。
私はまさに、人の役に立てることを考える
仕事だと思うのです。
大事なことは楽しんで取り組むことだと思っています。
ワクワクしながらやらないといけないと思っています。
だって、人の役に立てるのだから。
人を喜ばせることができるのだから。
企画を選んでいた基準はシンプルでした。
「こんなことをやりたい」と覚悟を決めているか。
本気でやりたいか。企画に賭けているか。