2019年07月31日
ビジネスで勝つネットゲリラ戦術
本日はえらいてんちょう 氏の
ビジネスで勝つネットゲリラ戦術
です。


本書の著者は池袋でイベントバー「エデン」を開店させ、
事業を日本で10店、海外1店まで拡大に成功、
経営コンサルタントやYoutuber、著作家、投資家と
しても活躍されている、えらいてんちょう氏です。
本書のテーマは「ネットゲリラ」です。
大企業が幅を利かせていた時代は終わり、
現代は個人がゲリラ的に戦う時代となっています。
その中でどのようにふるまうべきかを
説いたものが本書になります。
ゲリラの武器は「贈与」
ゆるいつながりを育てる
ゆるい独裁で、独裁と自治を両立させる
また、SNSやネットの使い方など
実践的な方法も教えてくれます。
表紙からイメージするよりも、
骨太で本道のビジネス書だと感じました。
個人的には、流れて欲しくない情報が流れたとき、
それが霞むほどのインパクトのある情報を流して
中和する、という部分が印象的でした。
今の時代、情報の流れを止めようとする行為は
すべて裏目にでてしまうのでしょう。
それを見据えた対応が必要だと認識しました。
スモールビジネスの起業を考えている人に
特にお勧めの一冊です。
今の時代にあった戦い方を学ぶことができるでしょう。
ビジネスで勝つネットゲリラ戦術
です。
本書の著者は池袋でイベントバー「エデン」を開店させ、
事業を日本で10店、海外1店まで拡大に成功、
経営コンサルタントやYoutuber、著作家、投資家と
しても活躍されている、えらいてんちょう氏です。
本書のテーマは「ネットゲリラ」です。
大企業が幅を利かせていた時代は終わり、
現代は個人がゲリラ的に戦う時代となっています。
その中でどのようにふるまうべきかを
説いたものが本書になります。
ゲリラの武器は「贈与」
ゆるいつながりを育てる
ゆるい独裁で、独裁と自治を両立させる
また、SNSやネットの使い方など
実践的な方法も教えてくれます。
表紙からイメージするよりも、
骨太で本道のビジネス書だと感じました。
個人的には、流れて欲しくない情報が流れたとき、
それが霞むほどのインパクトのある情報を流して
中和する、という部分が印象的でした。
今の時代、情報の流れを止めようとする行為は
すべて裏目にでてしまうのでしょう。
それを見据えた対応が必要だと認識しました。
スモールビジネスの起業を考えている人に
特にお勧めの一冊です。
今の時代にあった戦い方を学ぶことができるでしょう。
これまでのビジネスの主役は、企業などの大きな組織でした。
しかしSNSなどによりメディアの主導権が
個人に移ってきているため、組織に属さない個人が、
いわばゲリラとして活躍するようになったのです。
この本は、「持たざる者」が成功する方法を書いた本です。
「戦場」である社会をよーく見ると、
部分的にルールが狂っている場所や狂う瞬間があるはずです。
あるんです。ルールが狂う瞬間が。
私はそれを「バグ」と読んでいます。
ネットゲリラにとっての最大の武器は「贈与」、
つまり何かを相手に与えることです。
株式市場に例えると、人の感情の相場は不安定なのです。
人々が自分の興味のある分野に時間を費やすようになると、
組織よりも特定のジャンルに特化できる個人のほうが
戦いやすくなります。
ゲリラの基本戦略は、
ひたすらトライ&エラーということになります。
何かに飢えた人間を見つけ、
相手が何に飢えているのかをドライに推測できれば、
戦略的贈与は成功したも同然なのです。
出ました、渇望。
渇望があるところでは、物の価値が異様に高騰します。
すなわち贈与のチャンスです。
圧倒的な軍備を誇る米軍がゲリラたちに敗れた理由の一つは、
ゲリラ組織の「あいまいさ」にありました。
私は「守った人は身内になる」
という考え方を持っています。
要するに、多くの意見を重んじる民主主義的スタイルは、
ゲリラの強みを弱めてしまうのです。
私が勧める「ゆるい独裁」とは、
独裁と地方自治が結びついたスタイルです。
人を集めるのは金やモノといったハードではなく、
ソフトだと私は思っています。
悪口を言う人は、タダであなたの宣伝をしてくれている
と思いましょう。
「エデンに行くとイスラム国に送られてしまう」
などという噂が立ってしまいました。
(中略)
そこで私がどうしたかというと、
イスラム国が霞むほど怪しい人たちをたくさん呼んだのです。
(中略)
結果、どうなったかというと、
サジェストからイスラム国は消えました。
怪しさを別の怪しさで中和したわけです。
毒を以って毒を制すというか。
消したい情報を消そうと思っても、現代では無理があります。
それならば、消したい情報が霞むほどのインパクトのある情報を
じゃんじゃん出して薄めてしまいましょう。
ビジネスゲリラのトップの最大の仕事は撤退、
とさえ考えています。
下積み時代をすっ飛ばしていきなり指揮官になれる。
それがビジネスゲリラのおいしいところです。
組織に属していてもゲリラにはなれますから、
あわてないでください。
思想的についてきてくれる人が一番心強い味方です。
お金が有り余っているならお金で誘惑してもいいのですが、
金の切れ目が縁の切れ目ということわざが物語る通り、
お金がなくなったら終わりです。
人が共感するのは相手の自分との間に
共通点を見出したときです。
特に、苦労している様子を見せるのは効果的です。
世の中の炎上のかなりは、知識不足に起因しています。
特に政治、宗教、LGBTといったセンシティブな話題を
扱う場合はしっかり勉強してください。
わかりやすさは重要です。
わかりにくい主張には誰もついてこないからです。
敵の存在は、衆目を集めるために重要らしいんです。