2020年08月19日

人生攻略ロードマップ

本日は迫 佑樹 氏の
人生攻略ロードマップ
です。


本書の著者は、大学時代に
フリーランスエンジニアとして働きながら、
ブログで情報発信を開始。

在学中に各種の事業を育て、
事業に専念するために大学を中退して
教育事業を展開します。

今では、プログラミングや動画編集等を
学べるオンラインスクールの受講生は
延べ一万人を超えています。

また、さらなる事業拡大として、
WebサービスBrainの運営や、
美容室・タピオカ屋をはじめとする実店舗、
SNSやYouTubeによる情報発信など
多方面に展開されています。


本書ではそんな著者が、「人生攻略」
すなわち、お金・時間・人間関係などのために、
人生で「嫌なことをしなくてすむ状態」を
作り上げ、自由度の高い人生を手に入れる
方法を書いた一冊です。

著者が20代前半と若いのにも関わらず、
大きな成果を出されています。

そのステップが言語化されていて、
納得感もあり、楽しむことができました。

また、挿入されているイラストが
RPGぽくて楽しいことと、
SNSの画面が入っているのは、
面白いなと感じました。

これからの著者の活躍も楽しみです。


個人的には、
「お金をうまく使い、
お互いが価値のあるものを提供し続けると、
全体が豊かになる。」
という部分が特に印象的でした。

エンジニアとデザイナーとパソコンショップで
お金を回しながら価値を生んでいるたとえ話が
とても分かりやすくて、素晴らしかったです。


特に大学生にお勧めしたい一冊です。
自分に近い感覚で、人生の成功法則を
学ぶことができるでしょう。





投資→回収を繰り返すのが、お金持ちになる唯一の道です。
どうしたらうまくお金を使えるか、
常に思考を巡らせることが大切です。


無知は恐ろしいものです。
知識がないと「損をする」どころか、
「損をしていること」にすら気づかない
ということも普通に起こり得ます。


私は、
「収入の額は価値提供の成績表」
だと考えています。


お金をうまく使い、
お互いが価値のあるものを提供し続けると、
全体が豊かになる。
これが「経済を回す」という言葉の本質です。


賢明な起業家ほど、
「自分が豊かになる最短の道は、
自分自身が誠実なビジネスをすることである」
と知っています。


「システムの開発ができます」
「動画編集ができます」
「デザインができます」とSNSで発信することで、
複数の発注者が集まってきます。
すると「いちばん報酬の高い発注者を
選ぶ権利が、受注する側に生まれるのです。


「こんな人とはわざわざ関わりたくない」という人は、
はじめからコンタクトをとってきませんから、
自分の価値観を認めてくれて、
応援してくれる「ファン」や、
ともに人生を攻略しようとする
「同志」と出会いやすくなるのです。


私にとっては「日常」であるプログラミングの話が、
彼にとっては有益な価値提供となり、
一方で彼にとって「日常」である海外不動産や
海外ビジネスの話が、私にとって有益な情報となる。
このような「情報の交換」は、
ビジネスのありとあらゆる場で行われています。






engineer_takafumi at 13:52│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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