2020年10月31日
アセットアロケーション革命
本日は内藤忍 氏の
アセットアロケーション革命
です。
本書は30年以上資産運用の仕事に携わり、
投資関連の著書が40冊を超える、
内藤氏による一冊です。
本書のテーマは「アセットアロケーション」
つまり、資産全体をどの資産にどのように
分配するかという比率を決めることです。
資産運用において、アセットアロケーションが
一番重要だと著者は言います。
この視点で見てみると、
一見安定した運用をしている人でも、
円(国内資産)に偏っていたり、
不動産に偏っていたりと、
アセットアロケーションが
適切でない場合が多いのです。
投資関連本というと、
「不動産」とか「FX」とか
特定の資産に注目する場合が多いです。
しかし本書は、株式や投資信託から、
不動産(国内、海外)、ワインやアート資産まで
幅広い資産を取り上げます。
その中で、各資産のメリット、デメリットを
比較することができるので、
投資に対して俯瞰した視点を持つためには
良い一冊だと感じました。
個人的には、
仮想通貨をポートフォリオに
組み入れた方が良い、
という箇所が特に印象的でした。
仮想通貨というと、
投機的な要素が強いと考えていましたが、
アセットアロケーションの観点で見ると
メリットも大きいものなのです
投資を考える人に最初に読んで欲しい一冊です。
個別の投資対象でなく、投資の理想的な姿を
指し示してくれる一冊です。
アセットアロケーション革命
です。
本書は30年以上資産運用の仕事に携わり、
投資関連の著書が40冊を超える、
内藤氏による一冊です。
本書のテーマは「アセットアロケーション」
つまり、資産全体をどの資産にどのように
分配するかという比率を決めることです。
資産運用において、アセットアロケーションが
一番重要だと著者は言います。
この視点で見てみると、
一見安定した運用をしている人でも、
円(国内資産)に偏っていたり、
不動産に偏っていたりと、
アセットアロケーションが
適切でない場合が多いのです。
投資関連本というと、
「不動産」とか「FX」とか
特定の資産に注目する場合が多いです。
しかし本書は、株式や投資信託から、
不動産(国内、海外)、ワインやアート資産まで
幅広い資産を取り上げます。
その中で、各資産のメリット、デメリットを
比較することができるので、
投資に対して俯瞰した視点を持つためには
良い一冊だと感じました。
個人的には、
仮想通貨をポートフォリオに
組み入れた方が良い、
という箇所が特に印象的でした。
仮想通貨というと、
投機的な要素が強いと考えていましたが、
アセットアロケーションの観点で見ると
メリットも大きいものなのです
投資を考える人に最初に読んで欲しい一冊です。
個別の投資対象でなく、投資の理想的な姿を
指し示してくれる一冊です。
私は、金融資産に関する個別の銘柄選択や
投資タイミングのアドバイスといった
投資助言行為は一切行いません。
なぜなら、金融資産を使った資産運用においては、
アセットアロケーションのほうが
圧倒的に重要だからです。
金融資産と実物資産には大きな違いがあり、
2つを組み合わせることによって、
リスクを抑えながら、
投資のリターンを高めることができるのです。
国内不動産の中では、区分所有の
ワンルームマンションの流動性が最も高く、
一棟もののように物件金額が大きくなるほど
流動性が低くなり、売却に時間がかかるようになります。
リターンにはキャピタルゲイン、インカムゲイン、
タックスメリットの3つがある。
リスクには価格リスク、金利リスク、為替リスク、
信用リスク、流動性リスクがある。
インデックスファンドからETFに資産を移行すれば、
その後にかかるコストを下げることができるわけです。
この方法を私は「リレー投資」と呼んでいます。
FXはトレーディングではなく、
低コストで外貨の調達をするための
「両替」として利用するのが賢明です。
外国債券は、
世界的な金融緩和によって金利が低下しており、
国債や普通社債では十分な投資リターンが
得られなくなってきています。
そこで注目されているのが、
ハイブリッド債と呼ばれる特殊な債券です。
法律上の明確な定義はありませんが、
劣後債、優先出資証券、優先株式といった
商品がこれに該当します。
私は資産に仮想通貨を組み入れた方が良いと考えています。
なぜなら、株式や債券などの金融資産や、
不動産のような実物資産との相関が小さく、
ポートフォリオに組み入れることで、
資産全体の分散効果を高められるからです。
仮想通貨は「2つの分散」で
資産の10%を上限に投資する。
(種類とタイミングの分散)
国内不動産は相続税評価額が
実勢価格に比べ低く抑えられるため、
相続税や贈与税に関するタックスメリットもあります。
・不動産販売会社を選ぶ4つのポイント
1,中古のワンルームだけを扱っている
2,提携ローンを持っている
3,自社が売主になっている
4,自社で管理を行っている
購入の際、注意しなければいけないのは、
多くの会社の比較ばかりして、
優柔不断な対応をしないことです。
要注意顧客として、それなりの対応しか
受けられないというリスクがあります。
また、RC物件の中で、私はエレベーターのない
物件を選択するようにしています。
エレベーターは毎月の定期点検など維持コストが高く、
将来交換する場合には大きな工事費用がかかるからです。
アート作品は単に美術的な価値を持つだけでは不十分です。
そこに現代社会の問題点や
時事的なテーマを取り入れることで社会性を持ち、
作品自体が時代に問いかけを行う。
それが作品の価値を高めるのです。
太陽光発電投資は不動産と似ているがインフレに弱い
先進国の海外不動産は、日本の不動産と比べ、
物件価格に占める建物価値比率が高く、
減価償却金額が大きくなるメリットもあります。
アセットアロケーションシートを作成する目的のひとつは、
自分が保有する資産全体の円資産と
外貨資産の比率を常にコントロールすることです。
アセットアロケーションの中に
マイホームは含めないで計算します。
なぜならマイホームは資産運用対象ではなく、
リターンを生み出すものではないからです。
住宅ローンもアセットアロケーションシートから
除外して計算しましょう。