2020年09月20日

パン屋ではおにぎりを売れ

本日は柿内尚文 氏の
パン屋ではおにぎりを売れ
です。


本書の著者の柿内さんは、
これまで企画した本の累計発行部数が1000万部以上、
10万部を超えるベストセラーも50冊以上という
超敏腕の編集者です。

そんな著者が本書で語るのは
「考える技術」です。

新しい価値を世に出すためにはどうすればいいか、
その具体的なテクニックを教えてくれます。

「考える」ということは何か?
という本質的な話から、具体的な思考方法まで、
筆者の考え方を紹介してくれます。

読んでいると、アイデアや企画というものは、
天才の発想力のように考えていましたが、
意外に定石が存在しているのだな、
と感じました。


個人的には、
ヒットの重要な2大要素は
「新しさ」と「共感」です
という部分が特に印象的でした。

当たり前のように思えますが、
本当に「新しい」ものは共感できません。

共感できる程度の「新しさ」が必要なのですね。


アイデアを出す仕事をする人は
ぜひ読んでもらいたい一冊です。
今までより効率的にアイデアを出すことが
できるようになるでしょう。





考えるとは『広げこと』と『深める事』である


論理的思考では解決できない問題もある!


論理ではなく、直感や思いなど、
非論理的なところからはじめる思考法は、
先が見えないままの時代を生きていくうえで、
より求められている


頭の中にインプットがない状態で
考えはじめても答えは出ません。


「思う」は自然に起こるのに、
「考える」は意識的にやらないとなかなかできない。
意識的にやろうと思っても、
邪魔するものがたくさんある。


勉強の技術も、考える技術と同じです。
目的を設定して、目的に効率的に
たどり着くための技術を身につけ、実践していく。


ゴールを設定すれば、悩みの半分は解決したようなものです。


「ゴールを決める」。
迷ったら途中でゴール(=そもそも)に戻る。


僕はなにか新しいことを考える場合、
まずそのテーマに関連する本を5冊ほど読み、
ネット情報を10本ほど集めます。


ロジカルには限界があります。
それは、ロジカルに考えれば考えるほど、
どこかあたりまえだったり、
既視感のあるものしか考えられなく
なってしまいがちということです。


ヒットの重要な2大要素は
「新しさ」と「共感」です。


「ずらす法」は、価値の再発見です。
あたりまえになってしまったことも、
一度「ずらす法」で見直すと、
新しい価値が生まれる可能性があります。


新しいものをつくるだけが
イノベーションではありません。
「価値の再定義」でイノベーションを
起こすこともできるのです。


AかBかを選択しないといけないときに、
どちらかを選ぶのではなく、
「AもBも両方とる」というところから
考えをスタートさせる


ドラえもんにひみつ道具を頼む
のび太くんになったつもりで
「あったらいいな」を考えて下さい。


「ポジティブ価値化」は、なんでもかんでも
ポジティブに変えればいいというわけではありません。
大切なのは、考えるテーマの根っこにある
本質的な課題や価値を見極めること。


自分自身、気づいていなかったことが
「比較する」ことで見える化できたんですね。


「考える」ときにノートはあなたの第二の脳になります。
知的生産のサポートもしてくれます。
ノートに書くことで、「考える力」を鍛えられるのです。


日々の小さな変化も、積み重なると大きな変化になります。
だから、定期的に俯瞰化することが必要なんだと思います。


凡人の強み。
それは、世の中の多くの人が凡人だということです。


声を聞いたり、打合せをしたあとに、
自分でそこで出てきた材料を並べながら、
そのテーマと自分が向き合う時間をつくる


「考える」という場面では、「いい人視点」は、
考えないことと同義になることがあります。


テレビCMを見ていて、
「このCM、なんか響いてこないな」と思ったら、
どこをどう修正したら響いてくるのか、
そこまで具体的に考えるわけです。
なんとなくで終わらせないのがポイントです。


すごい人たちが、すごい成果を出すためのコツは
「時間をかけて考え続けること」
という考えで共通していました。






engineer_takafumi at 20:35│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ クリエイティブ

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