2021年04月30日
モラニゲ
本日は榎本まみ 氏の
モラニゲ
です。
本書は「モラル・ハラスメント」
略してモラハラについての話と
そこから逃げる女性の物語を
マンガにしてまとめた一冊です。
壮絶な体験に驚きますが、
ここに登場された方は、
現在は幸せに暮らしていることに
救いを感じます。
また、弁護士や臨床心理士、
女性センターの相談員など
専門家の意見も書かれており、
苦しんでいる方の参考になるでしょう。
実際にモラハラに苦しんでいる方は
正常な判断能力を失っている
場合が多いと言います。
ですから、周りのサポートが
重要となるわけです。
気づいてあげることが、
その人を救うことになるかも
しれません。
また、本書の中では、基本的に
女性が被害者、男性が加害者という
構図になっています。
逆の事例もあるので、
それは不公平ではないか、
という意見もあるそうです。
しかし、実際に苦しんでいる人の
多くは女性であり、
その女性を救うという意味で、
本書は出版されるべき本だと思います。
個人的には
モラハラになる夫は
標的となる女性をしっかり選んでいる
という話が特に印象的でした。
周りにモラハラを受けていると思われる
人がいれば渡して欲しい一冊です。
その人を救ってくれる本と
なるかもしれません。
モラニゲ
です。
本書は「モラル・ハラスメント」
略してモラハラについての話と
そこから逃げる女性の物語を
マンガにしてまとめた一冊です。
壮絶な体験に驚きますが、
ここに登場された方は、
現在は幸せに暮らしていることに
救いを感じます。
また、弁護士や臨床心理士、
女性センターの相談員など
専門家の意見も書かれており、
苦しんでいる方の参考になるでしょう。
実際にモラハラに苦しんでいる方は
正常な判断能力を失っている
場合が多いと言います。
ですから、周りのサポートが
重要となるわけです。
気づいてあげることが、
その人を救うことになるかも
しれません。
また、本書の中では、基本的に
女性が被害者、男性が加害者という
構図になっています。
逆の事例もあるので、
それは不公平ではないか、
という意見もあるそうです。
しかし、実際に苦しんでいる人の
多くは女性であり、
その女性を救うという意味で、
本書は出版されるべき本だと思います。
個人的には
モラハラになる夫は
標的となる女性をしっかり選んでいる
という話が特に印象的でした。
周りにモラハラを受けていると思われる
人がいれば渡して欲しい一冊です。
その人を救ってくれる本と
なるかもしれません。
最初は反論していたんですけど
何を言っても「お前が悪い」に変換されてしまうので、
言い返しても無駄だって思ううちに
だんだん怒りや考える力がなくなっていったんです
子どもに会わないから養育費を払わないって主張……
モラ夫から度々出てくるらしいんです
私も若かったからそういうものかと
思ってしまったんですが
今思うとおかしいですよね
お子さんがいる方はよく言われますが
子どものために我慢しようって思っちゃうんですよね
生きている価値がないから
死んじゃえばいいんだと思うようになる
でも私が死ぬときっと子どもの記憶に残ってしまう
それはかわいそうだから
子どもの記憶からも私を消したい
だから「消えたい」
彼の中に謎のルールがあるんです
道路のここは安全だとかこの場所は汚いとか
そのルールに従わないと怒られるんです
心の奥底では逃げたい逃げたいと
ずっと思っていたんですが
我慢すればなんとかなるんじゃないか
夫を怒らせるのは私が悪いんじゃないか
私が変われば夫も元に戻るんじゃないか
モラ夫は妻に執着するので
協議離婚で決着するケースは少ないです
モラ夫相手だと妻は恐怖心に捉われているので
一度距離を置き落ち着くことが大切です
丸一年も無視は辛かったですよね
私もモラハラを知ってから
無視もモラハラの代表的な行動だって知りましたが
そうじゃなきゃ何で? って思います
相談員をしていてね
モラハラやDVがあって夫といるのが辛い
でも子どもがいるからって我慢して
60代、70代になってしまった
女性たちをたくさん見てきました
そういう人たちは今さら離婚して働けとか言えないし
もう我慢して夫と一緒に生活し続けるしかない
人もいるんです。
モラハラの加害者は知り合ったときは
とても魅力的に見えるんです
モラハラ被害者となるのは
魅力的で相手のことを受け入れる
懐の深い優しい人が多いんです