2020年10月17日

愛されフリーランスのすすめ

本日は仙道達也 氏の
愛されフリーランスのすすめ
です。


本書はフリーランスになりたい人や
企業したい人向けの
差別化や集客を教える講座をはじめ、
経営者向けのコンサルティングを行い
5年間で累計32億円以上の売上UPに
貢献した著者による一冊です。

本書のコンセプトは「愛される」ことです。

フリーになるというと、戦略とか営業とか、
戦場に送り出されることのように、
感じるサラリーマンも多いかもしれません。

しかしながら、実際に売れるフリーランスは
お客や周りの人から「愛される」人なのです。

本書では、「愛される」フリーランスに
なるステップを具体的に示してくれます。


個人的には、
「やりたいこと」を探すより
「やりたくないこと」を外す
という部分が印象に残りました。


起業してみたいサラリーマンの方に
特にお勧めの一冊です。
お客さまに愛されて、稼げるようになるまでの、
道筋がわかることでしょう。



やりたいことに挑戦し、自分が理想的と思う世の中に
自由に変えていく機会を得る。


「やりたいことがない」「見当たらない」という人は、
視点を変えて、自分がやりたくないと思う仕事や、
自分がやらなくてもいいと思う仕事を
外すことから考え始めてもいいかもしれません。


重要なのは、失敗する可能性を受け入れながら、
成功するまで諦めないことです。


フリーランスで失敗する人は、
事業計画の甘さや経済環境などが
原因であることも多いのですが、
「自分の顧客たちは満足している」
「このままでいい」といった
独りよがりな思い込みによって
自ら事業を劣化させていることも多いのです。


セルフイメージを下げる行為こそ、安売りです。
安売りをしていまうと、自分が提供している
商品やサービスは安物であるという認識が芽生え、
安くしなければ買ってもらえないという意識が芽生えます。


同じことをやっても2倍の値段は取れませんが、
独自性を出し、新しい価値を乗せるなどして
競合の商品よりも2倍の価値がある商品にすれば、
2倍の価格でも売れるようになるでしょう。


仕事の内容によっても多少の違いがあるとは思いますが、
僕自身の経験や周りのフリーランスの人たちを見ていると、
年商1000万円くらいで忙しさのピークを
迎えることが多いように感じます。





engineer_takafumi at 22:09│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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