2021年01月24日

80対20の法則

本日はポール マクナーニ 氏の
80対20の法則
です。


本書はマッキンゼーのトップのコンサルタントが、
仕事法について説いた一冊です。

仕事には重要なことと
そうでないことがあります。

重要なことは仕事の20%で、
それで80%の成果が出せるのです。

その20%に集中するために、
書かれたのが本書です。

時間やお金などの資源は限られているので
それをどこに投下するかが大事です。

そのために押さえるべき
ポイントを教えてくれます。

これを実践すると、少ない資源で、
今より大きな成果が出せると感じました。


個人的には、
自分のありたい姿やキャリアプランを語れる人は、
信頼感や周囲の関心を得られる
という部分が印象的でした。

もっと、自分のありたい姿について、
人に話していこうと思います。


忙しくて目の前の仕事に
終われている人にお勧めの一冊です。
生活にゆとりをつくるヒントが
得られることでしょう。





最初にアウトプットを想定し、
そのために必要なインプットを最小化する過程で必要なのが、
ゴールから順に考えていってスタート地点にたどりつく
「逆算思考」だ。


仮説が立てられたら、
そこからアウトプットイメージを導き出す。
つまり、企画書や提案書は調査結果から作るのではなく、
仮説から作るのである。


自分が本当にやるべき2割の仕事以外の仕事は、
意識的に「減らす」ように工夫することも必要となる。


「重要だが緊急ではない仕事」は、
「そのうち時間ができたときにやればよい」と思えるが、
逆算思考をしてみると実は
優先順位が非常に高い仕事であることが見えてくる。


常に自分の夢や目標を周囲に発信し続けること、
そして、自分の好きなこと、やりたいことができる
小さなチャンスが巡ってきたときに、
そこに1点集中して自分の力を投資するという
行動パターンである。


プレゼンテーション用の企画書などは
2割の「伝えたいこと」だけに絞り、
それ以外の8割である余計なことは書かないほうがいい。


ただ耳で聞いたアイデアはそのまま聞き流されてしまうが、
白板に書かれたものを見ると、
それに対して何かいいたくなるのが人情だ。


「顧客がついているので、組織に頼らずとも食べていける人」
がパートナーに選ばれるのだ。言い換えると、
「顧客とパートナーシップを築ける力がある人」
がパートナーになれるというとらえ方もできる。


「自分はゆくゆくはこうなりたい」
「こういうことをしたい」
と語れることが大切だ。
自分のキャリアプランをきちんと語れる人は
周囲からの関心を引きやすいし、信頼感を得やすい。


まずキーマンを探し出し、
交渉の土俵に上がってもらうこと。
これが、営業においてパワーを注ぐべき「2割」である。


なぜ、切り捨てることで、
かえって売上が伸びてしまうのだろうか?
理由のひとつは、消費者にとっての「わかりやすさ」である。





engineer_takafumi at 20:27│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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