2021年03月28日

自分を変える1つの習慣

本日はロリー・バーデン 氏の
自分を変える1つの習慣
です。


本書の著者は「習慣の力(セルフ・コントロール)」
をテーマとしたステラジスト、著者、企業向け講演者で、
国際的な研修サービス提供企業である、
サウスウェスタン・コンサルティングの共同設立者です。

そんな著者が本書で語るのは、
著者のテーマである「習慣の力」です。

その1つの習慣とは、セルフコントロール、
つまり自分を律する力です。

成功者とは、目標を達成するために、
面倒くさいことや気が進まないことでも、
我慢して実行できる人なのです。

その習慣の力の7つの法則、
犠牲、決意、集中、言葉、計画、信念、行動
について、本書で詳しく語ります。

言葉が本質的で重く、
ふだん自分たちが目を背けている
本質に向かい合わされてくれます。

ただ、この本でも繰り返し言われているように
全ては行動があってのことです。

著者の狙いとしては、本を途中で投げ出しても
行動してもらいたいと考えているのでしょう。


個人的には、
成功は自分の持ち物にすることはできず、
借りることしかできない。
その賃貸契約は、毎日更新しなければならない
という部分が印象的でした。

成功とはそこに甘んじられる
ものではないのですね。


人生を変えたいと強く願う人に
おすすめの一冊です。
原則を実践することができれば、
必ず人生を好転できるでしょう。



残念ながら、楽な道を探すことで、
私たちは悪い方向に導かれてしまっているのです。


成功者は、失敗者がやりたがらない行動を習慣化している


成功は、「楽だが間違った道」ではなく、
「ちょっとキツいが正しい道」を
選択し続けることによって生まれるのです。


【1つの習慣】とは=「セルフ・コントロール(習慣の力)」です。


成功者とは、目標を達成するために、
面倒くさいことや気が進まないことでも、
我慢して実行できる人である


成功は自分の持ち物にすることはできず、
借りることしかできない。
その賃貸契約は、毎日更新しなければならない


「先送り」しても、問題は悪化するだけです。
そして、私たちが支払わなくてはならない代償も増えていきます。


『犠牲の法則』を何かに対して実践し始めると、
私たちはそれを人生の他の側面でも
実践しようとするようになるからです。


行動することを決定するために必要な「精神的エネルギー」の方が、
実行に必要な「身体的エネルギー」よりも大きい


本当に労力を注ぐべきなのは、
自ら下した判断を正しいものにするための行動をし続けること


習慣化してしまった「すべきかどうか?」というマインドセットを、
「いかに成し遂げるか?」に切り替えることで、
私たちの潜在意識は活性化するのです。


チャンスを逃すことのコストは、失敗するコストよりも大きい


勝利は習慣だ。残念ながら、敗北も同じだ。


私たちが「自分は何を考えているのか」
について考えていないとき、
思考には歯止めがかかりにくくなる


まず目標を心に抱かなければ、
私たちがその実現に向かって意図的に努力をしよう
とすることはないのです。


ビジョンボードのアイテムの多くが、
イメージしたのとほとんど同じような形で実現している


たくさんしゃべらなければならないのは、
本当に言いたいことが何かが、わかっていないからだ


言葉の力を活用するための、7つの基本的なガイドライン
1 話す前によく考える
2 慎重に言葉を選ぶ
3 「実行する」と話したことは、必ず実行する
4 約束を守る
5 その場の感情や思考にまかせてむやみにしゃべらない
6 発言はどんな人にも伝わる可能性があることを忘れない(マイクはいつでもオンになっている)
7 自分や他者を正しい方向に導くような言葉づかいをする


集中的な努力の成果は、適切なタイミングと
厳密な行動計画によって何倍にも高まる


「十分な時間頑張ったか?」ではなく、
「適切なタイミングで頑張ったか?」


短期間、徹底して集中することで、
長期的な自由と安定が得られる


「計画―収穫の法則」によれば、
努力と成果は「常にアンバランス」なものなのです。


成功し富を築いた人々は、「どちらか1つ」ではなく、
「どちらも」という発想をしています。


『習慣の力』は、電子レンジではなく、鍋のようなものだ。
とても美味しい料理はつくるが、時間はかかる


今日1日という視点しかなければ、問題は大きくなります。
人生という視点に立てば、問題は些細なものになります。
永遠という視点に立てば、問題は問題ではなくなります。


「いま、ここ」に心を奪われず、
ベストを尽くすことに集中し、
結果については必要以上に思い悩まない


「正しい行動」を続けていれば、
いまはうまくいかなくても、
遅かれ早かれ物事は良い方法にむかっていくことを
知っているのです。


私は全力を尽くしました。
勝つために、できるかぎりのことをしました。
これ以上、すべきことはないというくらい頑張りました。
それでも優勝できなかったのであれば、
もうそれは自分の力の及ぶ範囲のことではありません。


今日、起こった出来事には、
必ず何らかの意味があるのだと信じることができる


あなたがどう生きるかによって、
どんなに悲しい出来事でも、
あとで振り返ったときに何らかの必然性を
見いだせるようになる


読んだ内容を頭では理解したつもりでいても、
「行動」に移さないのであれば、
それを信じていることにはなりません。


怖くてもいい。
怖がりながら、行動すればいいのです。





engineer_takafumi at 13:02│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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