2022年10月16日

香りが脳を支配する

本日は森江 帆乃香 氏の
香りが脳を支配する
です。


本書の著者は、アロマに出会い
香りと脳の深い関係を知り感銘を受けます。

その後、脳科学、生理学、心理学の検知で
アロマの研究と実践を重ね、
独自メソッド『潜在意識アロマ』を開発します。

今では人気セラピストとして活躍しながら、
「夢を叶えるアロマの使い方」など
香りやアロマに関する講座も行っています。

そんな著者が本書で語るのは、
香りを使って願いを引き寄せる方法です。

たとえば、願いを叶えるために
「目標を紙に書いて張っておく」
ということが言われます。

これは目標と視覚を関連づけて
目標を達成しやすくする方法です。


この本で紹介される
香りを使ったアフォメーションは
嗅覚と目標を結び付ける方法です。

嗅覚は脳の本能的な部分と関係が強く、
潜在意識への影響力が大きいので、
願いを叶える効果が高いのです。

具体的にどんな香りがどんな願いに効くか
まで書かれており、
香りで願いを叶える時に
とても使える一冊となると思います。


個人的には、
嗅覚は理性である大脳新皮質(新しい脳)の
判断や解釈が出る前に、
本能からみて良いか悪いかをキャッチできる
という箇所が特に印象に残りました。

香りと結び付ければ記憶も強化されやすい
という話もありますが、
そのようなメカニズムがあったのですね。


アロマが好きな人は
ぜひ読んでもらいたい一冊です。
好きなアロマで人生を好転させる方法を
学ぶことができるでしょう。




香りは、自分で意図していないのに、
脳に記憶としてインストールされ、
その香りをかぐと記憶がフラッシュバックする
現象を起こします。


試験勉強などで何かを覚えようとしたら、
相当努力しないといけないものですが、
香りがあると自分で意図しなくても
自動的に記憶がインストールされてしまうのです。


潜在意識は、個人的無意識と集合的無意識に
分けられるといいます。
集合的無意識とは、国や民族を超えて、
人類全体に共通して持っている意識を指しています。


嗅覚は、わたしたちの本能的な本音の声を
拾う救世主ともいえます。


嗅覚は理性である大脳新皮質(新しい脳)の
判断や解釈が出る前に、
本能からみて良いか悪いかをキャッチすることが
できるという意味では、
五感の中で一味違った役割を果たしています。


潜在意識は記憶の貯蔵庫


アファメーションを唱えるコツは、
執着せずに「軽やかに楽しく」です。


目標を明確に決めている人の成長率は1年で25%、
目標を明確にもっていない人は1年で成長率が
3%しかないと言われています。


あなたが思い描いた夢は、
あなたの持っている潜在能力で、
必ず叶えることができるものです。





engineer_takafumi at 17:16│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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