2023年03月12日
付加価値のつくりかた
本日は田尻 望 氏の
付加価値のつくりかた
です。
本書の著者は平均年収2000万円ともいわれる
高収益企業キーエンスにて
コンサルティングエンジニアとして
重要顧客を担当されます。
その後、コンサルティング会社を立ち上げ
年商10〜2000億円規模の会社の
経営コンサルティングを主に行い
月1億円、年10億円超の利益改善を
達成されています。
本書ではそんな著者が
付加価値について徹底的に語ります。
付加価値はどういうものか?
付加価値を高めるには何をするのか?
キーエンスで学んだこと?
法人にとっての価値とは何か?
などです。
この本を読んでいると、
なぜキーエンスが高給なのかが
良くわかる気がしました。
ビジネスの本質を教えてくれる
本だと感じました。
個人的には、
お客様に絶対に言ってはいけない一言
売り手が「値段が高い」と言ってしまうこと
という箇所が特に印象的でした。
価値はお客様が決めるもので、
そこに売り手が口をはさむのは
してはならないことなのですね。
口に出さないとしても、
そんなふるまいをしないように
気をつけたいと思いました。
仕事をして10年くらいたった
中堅ビジネスマンにお勧めの一冊です。
さらに自分のビジネス力を磨く
きっかけとなるでしょう。
付加価値のつくりかた
です。
本書の著者は平均年収2000万円ともいわれる
高収益企業キーエンスにて
コンサルティングエンジニアとして
重要顧客を担当されます。
その後、コンサルティング会社を立ち上げ
年商10〜2000億円規模の会社の
経営コンサルティングを主に行い
月1億円、年10億円超の利益改善を
達成されています。
本書ではそんな著者が
付加価値について徹底的に語ります。
付加価値はどういうものか?
付加価値を高めるには何をするのか?
キーエンスで学んだこと?
法人にとっての価値とは何か?
などです。
この本を読んでいると、
なぜキーエンスが高給なのかが
良くわかる気がしました。
ビジネスの本質を教えてくれる
本だと感じました。
個人的には、
お客様に絶対に言ってはいけない一言
売り手が「値段が高い」と言ってしまうこと
という箇所が特に印象的でした。
価値はお客様が決めるもので、
そこに売り手が口をはさむのは
してはならないことなのですね。
口に出さないとしても、
そんなふるまいをしないように
気をつけたいと思いました。
仕事をして10年くらいたった
中堅ビジネスマンにお勧めの一冊です。
さらに自分のビジネス力を磨く
きっかけとなるでしょう。
価値とはお客様(相手)が感じる(決める)ものである
付加価値はニーズが源泉である
顧客のニーズは「顧客の困りごと」から生まれます。
「ニーズが叶う」と思うから、
お客様はその商品やサービスを買います。
それを使ってニーズが叶うことが、
「役に立つ」ということなのです。
「価値とは何か?」を理解していれば、
致命的な失敗を防ぐことができる。
「どうすれば売れるのか?」ではなく
「なぜお客様が買うのか?」から考える。
キーエンスのような徹底した市場調査を行わずに
出した商品、サービスはすべて「仮説」だけを
もとに作られています。
つまり、売れるかどうかがまったくわからないのに
作っているのです。
なぜ売り手が勝手に「高い」と、
サービスの価値を決めてしまうのだろう。
お客様のニーズを超えた上の部分は
付加価値ではありません。
企業側の個人の判断や解釈は、
常に市場とずれているからです。
だからこぞ、市場=お客様の原理を
知り続けなければならないのです。
B to Bビジネスにおいては、
まず「法人顧客が感じる価値」と「個人が感じる価値」は
分けて考えることが重要です。
法人顧客が感じる付加価値は
「個人が感じる付加価値」から生まれるのです。
だからこそ、両者にとっての付加価値を
切り分けて考える必要があるのです。
あなたの仕事がB to Bビジネスであれば、
あなたが売っている商品・サービスを
実際に使う個人(エンドユーザー)にとっての
付加価値が見えない限り、
「自分がつくりだすべき付加価値」が見えてこないのです。
コストダウンにおいては
「作業(量)を減らす」のが一番効果的です。
コスト=「作業にかかる時間とお金」なので、
そもそも作業しなければコストがかからないのです。
社長、このサービスを導入すれば、
もしものことがあったとしても、
社長として責任を問われる可能性が低くなりますよ
「顧客」だけでなく「顧客の顧客」への付加価値を考える。
実際の現場に行って、お客様と同じ光景を見る、
観察する、体験する
ニーズの探求に終わりはない。
わかっていると思った瞬間に二流になる
「わかっている」という言葉は、
使う側と使われた側とで意味合いが全く違うのです。
使う側は、自己弁護のつもりかもしれませんが、
使われた側ではアドバイス拒絶、
情報提供拒絶の言葉になってしまうのです。
特長の主語は「私たち」です。
利点の主語は「お客様」です。
特長だけを語って買っていただけるお客様は
『賢いお客様』です。
(中略)
自分で利点をイメージできる賢いお客様は、
その後とる行動は決まっているからです。
それは、相見積もりと値下げ交渉です。
本当の商品理解とは、その商品の特長が、
どんなお客様に、どんな利点をもたらし、
どんな価値をもたらすか?
までを理解することなのです。
キーエンスでは、付加価値ベースで価格決定すること
を基本にしているように見えました。