2023年05月06日
夢と金
本日は西野亮廣 氏の
夢と金
です。
本書はキングコングの西野さんによる
夢を叶えるためには金が必要だ、と
そして、その金を得る方法について語った本です。
日本人のお金に対するバグが
これでもか、というほど指摘されています。
人は何にお金を払うのか?
自分が出し手だとよくわかるのですが、
売り手に回ると間違えてしまうのです。
この本を読んでいると、
日本はなるべくして貧困化しているのだな
ということが良くわかります。
ただ、この本に書かれていることを
理解していない人が多いからこそ、
日本にはチャンスがあると言えるのかもしれません。
個人的には
「高価格帯の商品」をなくすと
「お金に余裕がない人からお金をとる世界」になる
という部分が特に印象的でした。
それなのに、「高価格帯の商品」は
買わない人にSNSでボコボコに言われるのですね。
本当は「お金は汚い」という人に
読んでもらいたい本なのですが、
そういう人は本書を手に取ることはないでしょう。
ですから、商売を始めようという方には
ぜひ読んで頂きたいです。
お金に対する根本的な姿勢を
学ぶことができるでしょう。
夢と金
です。
本書はキングコングの西野さんによる
夢を叶えるためには金が必要だ、と
そして、その金を得る方法について語った本です。
日本人のお金に対するバグが
これでもか、というほど指摘されています。
人は何にお金を払うのか?
自分が出し手だとよくわかるのですが、
売り手に回ると間違えてしまうのです。
この本を読んでいると、
日本はなるべくして貧困化しているのだな
ということが良くわかります。
ただ、この本に書かれていることを
理解していない人が多いからこそ、
日本にはチャンスがあると言えるのかもしれません。
個人的には
「高価格帯の商品」をなくすと
「お金に余裕がない人からお金をとる世界」になる
という部分が特に印象的でした。
それなのに、「高価格帯の商品」は
買わない人にSNSでボコボコに言われるのですね。
本当は「お金は汚い」という人に
読んでもらいたい本なのですが、
そういう人は本書を手に取ることはないでしょう。
ですから、商売を始めようという方には
ぜひ読んで頂きたいです。
お金に対する根本的な姿勢を
学ぶことができるでしょう。
僕らは、お金がまわらなくなったら、
自殺を選び、犯罪を選ぶ。
ニーズのないものを販売することにコストを割いて、
お金を作っている姿を見せたら、
「この人はお金の計算ができない人だな。支援したところで、お金を溶かしそうだから支援するのはやめておこう」
と思われるだろう。
「高価格帯の商品」をなくしてしまうと、
待っているのは、
「お金に余裕がない人からお金をとる世界」だ。
「普及度」が上がれば上がるほど、
ラグジュアリーからは遠ざかる。
ラグジュアリーブランドは、
『買えない人』を増やすために広告費を払っている
「機能」はお金にはならない
「不足している人(一般層)」が求めているモノと、
「足りている人(富裕層)」が求めているものの違いを知れ。
他よりも高いお金を払って最前列で見たい人
(S席のお客さん)は、「作品を買っている人」
「アーティストの姿を間近で観たい人」であって、
それは「富裕層」ではない。
「熱狂的なファン」と「富裕層」を
見誤ってはいけない。
人間の労働力に頼ると、生み出せるお金に限界がある
家が高い理由は「家が稼がないから」だ
2022年の年末に建てた『キンコン西野の家』は、
僕が留守にしている今日も働いていて、
すでに建設費の「1/10」は回収している。
売り上げを捨てて、利益をとりにいった方がいい。
昔は、「マズイお店」があったから、
「美味しいお店」になることで、
お客さんを集めることができた。
商売の世界に「プロ審査員」は存在しない。
商品を買う理由に「応援」という項目が入ってくるわけだ。
ファンは「安く買いたい人」じゃない。
ファンは「応援したい人」だ。
「不自由のない正しいサービス」と
「不自由があるが惚れるサービス」。
より高い値がつくのはどっちだ?
安く食べたければスーパーで買えばいいことを
分かった上で、この店で注文しているんだ。
結論から言うと、
「顧客に支えられている店」には支援が集まらなくて、
「ファンに支えられている店」に支援が集まった。
「応援シロ」がないとファンは生まれない。
そのためには「[目的地]ー[現在地]」の値を生む必要がある。
そしてキミがやらなきゃいけないことは、
キミの「目的地」とキミの「現在地」を晒し続けることだ。
シャンパンを呑みたくてシャンパンを注文するお客はわずかで、
ほとんどのお客は、目当ての女性や男性を
応援することを目的としてシャンパンを注文することで、
間接的にお金を渡している。
人類誕生から今に至るまで、不便のないところに、
コミュニケーションは生まれていない。
そして、機能で差別化を図れなくなった現代においては、
その「コミュニケーション」こそが最大の付加価値になっている。
「皆が所有者(所有感)の移動を記録している世界」では、
「所有感」に価値が生まれる
世界は"最初に勝った人間"を贔屓し、
"最初から持っている人間"を贔屓する。
学校じゃ教えてくれないけど、これが世界の理だ。