2024年03月13日
「数学的」な仕事術大全
本日は深沢 真太郎 氏の
「数学的」な仕事術大全
です。
本書は「ビジネス数学教育家」として
セミナーの講師として各地で活躍しており、
30冊以上の著作がある著者による
「ベストアルバム」として書かれた一冊です。
そもそも「数学的」とはどういうことか
から始まり、
事実を数字で分析すること(ファクトベース)
仮定を数字で検証すること(アサンプションベース)
数学的な文章の読み方、書き方
数学的な話し方
数学的な資料作成の方法
と、仕事術の王道を行く一冊です。
「ビジネス数学」というくらいだから
乾いた学問なのかと思いきや、
ここぞという時には、人間の直感や覚悟も問います。
数学の世界はともかくとして、
ビジネスの世界は数字の分析だけでは
説明できないこともあります。
しかし、だからこそ、数字でできる分析は
きっちりすることで仕事の質に差がでます。
その実践方法を教えてくれる一冊です。
著者が企業から引く手あまたの研修講師である
理由がわかったような気がしました。
個人的には
そもそも物事をはっきりさせようと思っているのか?
そもそも数値化したいと思っているのか?
そもそも本気で決めようとしているのか?
という部分が特に印象的でした。
数字は強力な武器とはなりますが、
人の想いが乗ってこないと
力を発揮できるものではないのです。
仕事のレベルを上げたい中堅社員に
お勧めの一冊です。
単なるロジカルシンキングを超えたロジカルを
発見することができるでしょう。
「数学的」な仕事術大全
です。
本書は「ビジネス数学教育家」として
セミナーの講師として各地で活躍しており、
30冊以上の著作がある著者による
「ベストアルバム」として書かれた一冊です。
そもそも「数学的」とはどういうことか
から始まり、
事実を数字で分析すること(ファクトベース)
仮定を数字で検証すること(アサンプションベース)
数学的な文章の読み方、書き方
数学的な話し方
数学的な資料作成の方法
と、仕事術の王道を行く一冊です。
「ビジネス数学」というくらいだから
乾いた学問なのかと思いきや、
ここぞという時には、人間の直感や覚悟も問います。
数学の世界はともかくとして、
ビジネスの世界は数字の分析だけでは
説明できないこともあります。
しかし、だからこそ、数字でできる分析は
きっちりすることで仕事の質に差がでます。
その実践方法を教えてくれる一冊です。
著者が企業から引く手あまたの研修講師である
理由がわかったような気がしました。
個人的には
そもそも物事をはっきりさせようと思っているのか?
そもそも数値化したいと思っているのか?
そもそも本気で決めようとしているのか?
という部分が特に印象的でした。
数字は強力な武器とはなりますが、
人の想いが乗ってこないと
力を発揮できるものではないのです。
仕事のレベルを上げたい中堅社員に
お勧めの一冊です。
単なるロジカルシンキングを超えたロジカルを
発見することができるでしょう。
数学とは計算力を鍛える学問ではなく、
コトバの使い方を学ぶ学問と主張させて下さい。
数学コトバは一般的には接続詞で表現されるもの
と理解いただいて差し支えありません。
接続とはつなげるという意味があります。
数学とはコトバでつなげて物事を説明する営みなのです。
数学は分解することによって意味づけすることもできます。
「とりあえず素材を触るのではなく、まずは何をつくるのかを決める」
という考え方が極めて重要です。
仮定。想定。いったん。思い込む。決めてかかる。
ファクトベースで仕事ができないのなら、
アサンプションベースに切り替えて仕事をする。
そもそも物事をはっきりさせようと思っているのか?
そもそも数値化したいと思っているのか?
そもそも本気で決めようとしているのか?
こと意思決定というテーマに関しては、
「数字」や「論理」よりも、
「勇気」や「覚悟」でないかと思う自分がいます。
「数値」や「論理」をつくるために、「直感」を使う
「直感」を説明するために、「数値」や「論理」を使う
数学コトバも大事ですが、自分にしかない
経験や感性から生まれるコトバも大事ではないでしょうか。
「あること」をすると最後まで話を
聞いてもらえるようになることに気づきました。
そのあることとは、冒頭で
聞き手のつもりをコントロールするということです。
数学はとにかく無駄を嫌い、最小の情報量で物事を
説明することがエレンガントであるという価値観があります。