★一般書の書評

2021年06月13日

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

本日は古賀 史健 氏の
取材・執筆・推敲 書く人の教科書
です。



本書は大ベストセラーの「嫌われる勇気」を
始めとする100万部レベルの書籍を
複数手がけられた一流ライターの
「書く人の教科書」です。


取材・執筆・推敲 という、
そのままのタイトルからわかるように、
それぞれの本質を直撃します。

ポイントが的確にまとめられており、
ライターだったら価格の数十倍の
価値があることでしょう。


文章本という、ある意味
退屈なジャンルでありながら、
ワクワクしながら読み進められる
こともポイントです。

さすが、超一流のライターだと思いました。


書いているレベルは非常に高いものの、
私もライターとして活動する人間の一人として、
このような高い理想を掲げなければ、と
想いを新たにさせてくれた本でした。


個人的には、
「読み手の自分」と「書き手の自分」
を区別する、
という部分が特に印象的でした。

また、「編集者はプロの読者」
という記述もあって、
役割の違いについて理解できました。

少々厳しい指摘があっても
不必要に自己評価を下げる必要は
ありません。


ライターとして、本を書きたい人には、
文字通り「必読」の一冊です。
本を書くための基本的な「型」は
すべてここにあると思います。

100年後にも残る「文章本の決定版」は
おおげさな表現ではありません。


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engineer_takafumi at 16:41|PermalinkComments(0)

2021年05月23日

驚くほど仕事が取れる! 自己紹介のつくり方

本日は鈴木ケンジ 氏の
驚くほど仕事が取れる! 自己紹介のつくり方
です。


本書は累計5万人以上の起業家を指導して、
起業1年で年商1000万円を達成させたり、
単価を10倍にアップさせたといった
成果を出し続けている著者による
「自己紹介」のやり方です。


商売を続けていく上では、
新しい出会いをし続けなければいけません。

その時に重要なのが
「自己紹介」です。

新しい人に出会った時に、
短時間で自分を印象づけられないと、
チャンスを逃してしまいます。

逆に、自己紹介がうまくできると、
たった1分くらいの自己紹介で
数十万円の商品がドンドン売れる、
ということにもなるのです。


本書ではそのような、
「自己紹介」の型を伝えています。

難しく感じるかもしれませんが、
ポイントが的確にまとめられていて、
実践しやすくできています。

興味深いエピソードも
たくさん入っていて楽しみながら
読める一冊だと思います。

また、著者が自分自身を外交的でなく、
内向的と言っていることも特徴です。

人づきあいが得意でない人にも
役立つ一冊になるでしょう。


個人的には、
自己紹介の最後には、
相手へのアクションを示してやる
ということが印象的でした。

私は自己紹介だけで終わることが多いので
その後の道筋をしっかりと用意して
印象づけておきたいと思いました。


起業家に限らず、営業をする人には
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
費用対効果がとても高い自己投資に
なることでしょう



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engineer_takafumi at 13:20|PermalinkComments(0)

2021年05月02日

1シート・マーケティング

本日は三浦崇典 氏の
1シート・マーケティング
です。


本書は「天狼院書店」という書店を経営しながら、
小説家、ライター、編集者、プロカメラマンと
多彩な分野で活動されている著者による
マーケティングの本です。

この本の内容が天狼院書店で講座化されており、
私はそれを受講していました。


このマーケティング手法の特徴は、
実践的、シンプルであることだと思います。

実践的である理由は、著者自身が、
自らの経営や活動の収益化に使った
実績がある方法であるからです。

そして、シンプルである理由は、
A4の紙1枚にまとめることができ、
わずか7つの視点から分析するだけで、
ビジネスの要点をつかめるからです。


大企業のビジネスモデルを扱うことも、
一人で活動するフリーランスのモデルも
同じ紙で扱うことができるのも魅力です。

特に、これからはビジネスモデルや
マーケティングではなく、
コンテンツの質そのものが
より重要になってくるという主張は
説得力がありました。

さらに、分析事例がたくさんあることも
参考になります。


個人的には、
ブランドやアトモスフィア(世間の雰囲気)に
依存したビジネスモデルにしてはいけない
という部分がとくに印象に残りました。

著者は自分のことを「臆病」といいますが、
その姿勢が彼に成功をもたらしたのでしょう。


小規模ビジネスを起こそうとしている、
フリーランスの方にお勧めの一冊です。
自分のビジネスを網羅的に見直す
機会になることでしょう。


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engineer_takafumi at 23:52|PermalinkComments(0)

2021年04月30日

モラニゲ

本日は榎本まみ 氏の
モラニゲ
です。



本書は「モラル・ハラスメント」
略してモラハラについての話と
そこから逃げる女性の物語を
マンガにしてまとめた一冊です。

壮絶な体験に驚きますが、
ここに登場された方は、
現在は幸せに暮らしていることに
救いを感じます。


また、弁護士や臨床心理士、
女性センターの相談員など
専門家の意見も書かれており、
苦しんでいる方の参考になるでしょう。


実際にモラハラに苦しんでいる方は
正常な判断能力を失っている
場合が多いと言います。

ですから、周りのサポートが
重要となるわけです。

気づいてあげることが、
その人を救うことになるかも
しれません。



また、本書の中では、基本的に
女性が被害者、男性が加害者という
構図になっています。

逆の事例もあるので、
それは不公平ではないか、
という意見もあるそうです。

しかし、実際に苦しんでいる人の
多くは女性であり、
その女性を救うという意味で、
本書は出版されるべき本だと思います。



個人的には
モラハラになる夫は
標的となる女性をしっかり選んでいる
という話が特に印象的でした。


周りにモラハラを受けていると思われる
人がいれば渡して欲しい一冊です。
その人を救ってくれる本と
なるかもしれません。


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engineer_takafumi at 03:44|PermalinkComments(0)

2021年02月17日

不登校中学生だった僕の月収8桁の稼ぎ方

本日は キメラゴン氏の
不登校中学生だった僕の月収8桁の稼ぎ方
です。



本書は中学3年にて、
ビジネスに集中するために不登校になり、
最高月収1000万円を実現したという
著者による一冊です。

私も同年代の子を持つので、
彼の発信や活動には注目していました。

最初に見かけた時には、
Twitterのフォロワーが200人とかだったのに、
あれよあれよと大きくなっていくことに
とても驚いた記憶があります。


本を読んでみると、深い考えの元に
戦略的に行動しており、
とても力強く感じました。

このスピード感が素晴らしいですね。


また、最後に母親の言葉があって、
親として子育てを考え直す
機会にもなりました。

こんな子どもに育つ教育って
何だろう、と気づきも得られました。


個人的には、
「友達」と「仲間」を区別するために、
過去の話で盛り上がるか、未来の話で盛り上がるか、
を考えてみる
という部分が特に印象的でした。


中高生はもちろん、その親の世代にも
お勧めできる一冊です。
子育てにまつわる常識に疑問を持つ
きっかけになってくれるでしょう。

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engineer_takafumi at 10:16|PermalinkComments(1)

2021年01月07日

ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある

本日は西野 亮廣 氏の
ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある
です。


本書は映画「えんとつ町のプペル」が
公開になるときに合わせて、
著者の西野さんが書いたエッセイです。


西野さんは日本のエンタメ業界の
最先端を走っていますが、
あまりに早すぎたために、
激しいパッシングも受けました。

その中で西野さんが考えていたこと、
感じたことをまとめています。


時代の先を行きすぎている天才の
苦悩を感じることができました。

日本人は同調圧力が強いですが、
天才を暖かく見守ってあげる
土壌ができると良いですね。


ただ、西野さんは人間離れした
行動力、情熱、才能を兼ね備えた人なので、
凡人にとっては手の届かない存在、
というところが現実です。

ただ、世界を良くしようとする天才の
力になれると良いな、と思いました。


個人的には、
ノストラダムスの大予言のお話が
特に印象に残りました。

子どもの頃にそんなことを言っていた
記憶が私にもあります。

それが許されるか許されないかが
世間の空気の違いだったのですね。


クリエイターと呼ばれる方は
ぜひ一読した方が良いと思います。
作品作りと商売の力配分を考え直す
機会になってくれるでしょう。

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engineer_takafumi at 23:11|PermalinkComments(0)

2020年12月25日

ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門

本日は北川 達也氏の
ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門
です。


本書は國學院大學の神道文化学部を卒業し、
神職養成機関で取得できる
最高階位「明階」を授与されたのちに、
ソフトウェア会社の経営を行っている
という異色の著者による一冊です。

経歴が異色ですが、
本書のテーマは原始仏典ということで、
ブッダの教えを説きます。

著者は仏教思想研究家の方と親交があり、
講義を受けたり、専門書籍を読んで、
仏教の学識も深められたとのことです。


原始仏教が、今の日本での仏教と
けっこう違っているということが知れて、
興味深かったです。

しかしながら、違うものも受け入れられる
仏教の懐の深さも良くわかりました。

それどころか、仏教を学ぶと、
ヒンズー教のような多神教の宗教、
キリスト教やイスラム教などの
一神教の世界観までも取り入れられる
というところに驚きました。


個人的には、原始仏教には
先祖を供養すると、家運はよくなり、先祖が救われる
という教えはない、
という箇所が特に印象に残りました。

今の仏教は先祖の供養を
大切にしているように思えますが、
最初はそうでなかったのです。

派生を否定しない宗教が
仏教の教えなのですね。


仏教はもちろん、宗教に興味がある人に
おすすめの一冊です。
原始仏教にふれることにより、
教義への知見を広げることができるでしょう。



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engineer_takafumi at 00:42|PermalinkComments(0)

2020年12月19日

書くだけで心、もの、お金が整う 私のノート、手帳術

本日は 主婦の友社の
書くだけで心、もの、お金が整う 私のノート、手帳術
です。


本書は節約アドバイザーやコミックエッセイリスト、
ブロガー、メンタルコーチ、起業家、YouTuberなど、
色々な職業の方のノート、手帳を集めた一冊です。

写真がいっぱいでカラフルなので、
見るだけで明るい気持ちになってきます。

またそれぞれの方がノートを使って
どのように人生が飛躍したかが書かれていて
「書くこと」の力を感じさせられます。

ノートの力というものを
認識できる一冊でしょう。


個人的には、
書くことのマインドフルネス
という考え方が特に心に残りました。

習字や写経などは、
確かにその効果があります。

今度はマインドフルネスを意識して
何かを書いてみようと思いました。


何か新しいことを始めたい
女性にお勧めの一冊です。
共感できる人を探して、真似してみても
楽しいと思います。


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engineer_takafumi at 21:59|PermalinkComments(0)

2020年12月13日

ポートフォリオワーカー

本日はマダム・ホー 氏の
ポートフォリオワーカー
です。


本書は著者のマダム・ホー氏は
100の不動産を持つアメリカ在住の投資家です。

しかし、25才の時、父親が倒れたのがきっかけで、
貧乏生活に転落したところから、
夫婦で合計6つの仕事をかけもちして、
5年足らずで最初の1億円を作ったという
過去の持ち主です。


そんな著者が本書で語るのは、
ポートフォリオワーカー、つまり、
色々な仕事をもちなさい、という話です。

著者は同時通訳の仕事を主業としていますが、
その他にも実に25個の仕事(肩書)が
あるということです。

ひと昔まででしたら、
○○一筋という生き方が良いとされてきました。

しかし、現在のような変化の激しい時代、
また「人生100年時代」と寿命が伸びた時代には、
あらゆる意味で複数の仕事をこなすことが
重要になってくるのです。

本書ではポートフォリオワーカーとは何か、から
ポートフォリオワーカーの実際の生活など、
複数の仕事を持つメリットを解きます。

単に経済的な問題だけではなく、
人生を豊かにしてくれる考え方だな、
と理解できました。

私も複数の仕事を持っていますので、
参考になりました。


副業を始めたいサラリーマンにお勧めの一冊です。
複数の仕事をもつことにポジティブな
意味づけをしてくれる一冊です。




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engineer_takafumi at 19:28|PermalinkComments(0)

2020年11月29日

最先端のSDGs「ノハム」こそが中小企業の苦境を救う

本日は神田尚子 氏の
最先端のSDGs「ノハム」こそが中小企業の苦境を救う
です。


本書はタガヤという
婚礼会社のCEOを勤める神田氏による
中小企業のSDGs経営について説いた本です。

SDGsとは2015年に国連が定めた
2030年までに世界が目指すべき
持続可能な開発目標の17の項目です。

例えば、貧困をなくそう、飢餓をゼロに、
気候変動に具体的な対策を、海の豊かさを守ろう、
といった目標が並んでいます。


正直、一目すると主に国が行動するもので、
企業もグローバルな大企業だけ、
中小企業には関係のないもののように
感じるのかもしれません。

しかし、著者は中小企業の経営に
SDGsを取り入れ成功しています。

婚礼業界というと、コロナ渦で大変な
ダメージを受けているのにも関わらずです。


今はまだ夢物語に感じる部分も
あるかもしれませんが、
時代は確実にこの本の方向に
近づいていきます。

近い将来、こんな視点を取り入れないと、
人材が採用できなかったり、
取引先から取引を拒否される
という時代が来るのかもしれません。

そうなれば、世界も今よりも
より良い世界になることでしょう。

希望を感じられる一冊でした。


個人的には、
毎月1億6000万円の赤字が続く中でも、
SDGsを取り入れることにより希望が見えてきた
という点が特に印象的でした。

そんな夢物語では飯は食えない
という人も多いかもしれませんが、
時代は着実に進んでいるのです。


とくに若い中小企業の経営者に
読んでもらいたい一冊です。
社会貢献と自社の繁栄を共存させる
方法が見つかるかもしれません。

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engineer_takafumi at 00:12|PermalinkComments(0)

2020年11月10日

メモ活

本日は上阪 徹 氏の
メモ活
です。


本書の著者の上阪氏は
他の著書の本を取材して書き上げる
ブックライターという仕事をされており、
手掛けた本は80冊以上にもなります。

さらに、自著やインタビュー記事も
たくさん書かれているという
まさに「書く」プロです。


そんな著者が本書で語るテーマが、
「メモ」になります。

著者のメモ術はA4の大きめのノートに
とにかく何でもメモする、
というシンプルなものです。

しかしながら、メモには
それ自体が大きな力を秘めています。

書いたことを忘れない、だけなく、
時間を効率的に使ったり、
自分の構成力や編集力を伸ばしたり、
人との関係性を良くしたり、
アイデアを創り出したり、
企画を練り上げたり、
不安を和らげたり、と
実に大きな可能性があるわけです。

そんなメモの効果を最大限引き出す方法が、
この本で語られています。

著者は「書く」という仕事のプロなので、
メモをもとにどうやって文章を書くか、
企画を出すか、という部分が
特に読み応えがありました。


個人的には
To do リストを洗い出すのは
簡単なことではない、
だから時間をかけて行う必要がある
という部分が特に印象的でした。

あることを考えたり、構成したりすることは
じつはデスクにかじりついて
やるべきことではない、ということが
ここからもよく分かりました。


日記やメモを習慣化している人、
始めようと考えている人にお勧めの一冊です。
本書の思想とテクニックを知ることにより、
メモの効果を何倍にも増やせるでしょう。





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engineer_takafumi at 16:16|PermalinkComments(0)

2020年10月31日

アセットアロケーション革命

本日は内藤忍 氏の
アセットアロケーション革命
です。


本書は30年以上資産運用の仕事に携わり、
投資関連の著書が40冊を超える、
内藤氏による一冊です。


本書のテーマは「アセットアロケーション」
つまり、資産全体をどの資産にどのように
分配するかという比率を決めることです。

資産運用において、アセットアロケーションが
一番重要だと著者は言います。

この視点で見てみると、
一見安定した運用をしている人でも、
円(国内資産)に偏っていたり、
不動産に偏っていたりと、
アセットアロケーションが
適切でない場合が多いのです。


投資関連本というと、
「不動産」とか「FX」とか
特定の資産に注目する場合が多いです。

しかし本書は、株式や投資信託から、
不動産(国内、海外)、ワインやアート資産まで
幅広い資産を取り上げます。

その中で、各資産のメリット、デメリットを
比較することができるので、
投資に対して俯瞰した視点を持つためには
良い一冊だと感じました。


個人的には、
仮想通貨をポートフォリオに
組み入れた方が良い、
という箇所が特に印象的でした。

仮想通貨というと、
投機的な要素が強いと考えていましたが、
アセットアロケーションの観点で見ると
メリットも大きいものなのです


投資を考える人に最初に読んで欲しい一冊です。
個別の投資対象でなく、投資の理想的な姿を
指し示してくれる一冊です。

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engineer_takafumi at 19:04|PermalinkComments(0)

2020年10月17日

愛されフリーランスのすすめ

本日は仙道達也 氏の
愛されフリーランスのすすめ
です。


本書はフリーランスになりたい人や
企業したい人向けの
差別化や集客を教える講座をはじめ、
経営者向けのコンサルティングを行い
5年間で累計32億円以上の売上UPに
貢献した著者による一冊です。

本書のコンセプトは「愛される」ことです。

フリーになるというと、戦略とか営業とか、
戦場に送り出されることのように、
感じるサラリーマンも多いかもしれません。

しかしながら、実際に売れるフリーランスは
お客や周りの人から「愛される」人なのです。

本書では、「愛される」フリーランスに
なるステップを具体的に示してくれます。


個人的には、
「やりたいこと」を探すより
「やりたくないこと」を外す
という部分が印象に残りました。


起業してみたいサラリーマンの方に
特にお勧めの一冊です。
お客さまに愛されて、稼げるようになるまでの、
道筋がわかることでしょう。
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engineer_takafumi at 22:09|PermalinkComments(0)

2020年09月24日

面白いって何なんすか!?問題

本日は井村光明 氏の
面白いって何なんすか!?問題
です。



本書は博報堂のクリエイティブディレクター、
CMディレクターで
「ファンタ」や「さけるグミ」を
ディレクションしてきた著者による、
「面白い」の作り方です。

この本の冒頭は、
コピーライター養成講座の
講師をしている著者が、
教え子に「面白いってなんですか!?」と
逆ギレされることから始まります。

しかし、著者はこの問いに
すぐにこたえることはできません。

そこから、「面白いって何だろう」と
著者が思索を始めることから始まります。

この手の本は、抽象的な話から
始まることも多いですが、
本書はとにかく具体的に語ります。

講座の生徒の話、
グループインタビューの話、
広告賞の選考の話、
自主プレ(持ち込み企画のようなもの)の話、
とにかく具体的な例が並びます。

その中で答えのようなもの、
「面白いことは似ていないこと」
「正直になること」
「散らす事」
などが浮かび上がっています。

普通のビジネス書に比べると、
構造的でなくボンヤリとしていますが、
それこそがクリエイティブの本質だという
著者からのメッセージなのだと感じました。


個人的には、
まとめることは楽。
みんなが出したアイデアを、
誰にでも書ける抽象的な言葉へ
グレードダウンしたに過ぎないことが多い
という部分が特に印象的でした。

抽象的なことを話すと、
頭が良さそうに感じますが、
それは「面白い」の対局にあること
であることが良く理解できました。


文章や動画、イラストなどの
クリエイターの方は一読してほしい一冊です。
「面白い」の本質を感じることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 00:26|PermalinkComments(0)

2020年09月23日

神様は、ぜったい守ってくれる

本日は藤原 美津子 氏の
神様は、ぜったい守ってくれる
です。


本書の著者は、
大手鉄鋼会社に10年ほど勤務した後、
神道哲学者の藤原大士と出会い師事。

後に、大士氏と結婚し、
人と接するよりも神様と接する方が
はるかに長い時間を過ごす生活をします。

現在は神道研究家として活動されており
全国の著名な神主さんとの交流も深いです。


そんな著者が本書で教えてくれることは、
「神様との接し方」です。

日本人として生まれていても、
意外に神様との接し方を知りません。

接し方を知らないから、離れていく、
という方が正しいかもしれません。

そこで、本書で著者が神様に接する
基本的な作法やその意味について
丁寧に説明してくれます。


この本を読んでみると、
神社で神様にお参りしてみたくなります。

科学万能の時代とはいえ、人は
精神的なよりどころを求めています。

自分を越えた存在を信じることで、
人の心は豊かになるものなのでしょう。

軽く読めてしまう中に、
学びも多い一冊でした。


個人的には、
厄年は「役目」をもらう年でもある
という部分が特に印象的でした。

確かに私もその年には、
自分が変わるきっかけを
与えてもらった気がしています。


初詣やお宮参りなど、イベントごとで、
神社にお参りに行く前に読んで欲しい一冊です。
より厳粛な気持ちで神様の前に立てて、
人生の運気を呼びこんでくれることでしょう。


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engineer_takafumi at 15:21|PermalinkComments(0)