★一般書の書評
2022年10月02日
契約が継続する独立系コンサルタントの働き方
本日は林田康裕 氏の
契約が継続する独立系コンサルタントの働き方
です。


本書の著者は外資系のメーカーにて
セールス部門のマネジメントやマーケティングに関わり、
現在は中小企業、店舗経営者、士業やコンサルなど
起業家へのコンサルティング支援を行っています。
そんな著者が本書で語るのは、
コンサルとして働くための心構えです。
例えば、代表的なものは下のような項目です
・主役の座は常に「相手」である
・「脇役」でなく「黒子」
・得たい結果は相手が決める
・歩調を合わせて支援する
・決断を支援する
ベーシックではありますが、
大事なことをしっかりと説明してくれます。
本書を読むと、コンサルタントがどうあるべきか
理屈でも、感情でも理解できるでしょう。
個人的には
「どうしたらよいか」と考えず、
「なぜそれができていないのか」を追求する
という部分が特に印象的でした。
コンサルをしていると、
クライアントが思うように動かない、
という状況に遭遇することが多いでしょう。
そんな時にどうするべきか
指針を得られたと思います。
人を支援する仕事をする方であれば、
読む価値がある一冊だと思います。
クライアントとどう向き合うか
その本質が学べるでしょう。
続きを読む
契約が継続する独立系コンサルタントの働き方
です。
本書の著者は外資系のメーカーにて
セールス部門のマネジメントやマーケティングに関わり、
現在は中小企業、店舗経営者、士業やコンサルなど
起業家へのコンサルティング支援を行っています。
そんな著者が本書で語るのは、
コンサルとして働くための心構えです。
例えば、代表的なものは下のような項目です
・主役の座は常に「相手」である
・「脇役」でなく「黒子」
・得たい結果は相手が決める
・歩調を合わせて支援する
・決断を支援する
ベーシックではありますが、
大事なことをしっかりと説明してくれます。
本書を読むと、コンサルタントがどうあるべきか
理屈でも、感情でも理解できるでしょう。
個人的には
「どうしたらよいか」と考えず、
「なぜそれができていないのか」を追求する
という部分が特に印象的でした。
コンサルをしていると、
クライアントが思うように動かない、
という状況に遭遇することが多いでしょう。
そんな時にどうするべきか
指針を得られたと思います。
人を支援する仕事をする方であれば、
読む価値がある一冊だと思います。
クライアントとどう向き合うか
その本質が学べるでしょう。
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engineer_takafumi at 17:12|Permalink│Comments(0)│
2022年09月25日
書く仕事がしたい
本日は佐藤 友美 氏の
書く仕事がしたい
です。


本書の著者はテレビ制作会社勤務を経て、ライターに転向。
日本発のヘアライターとして、
ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』をはじめ、
数々の書籍を上梓します。
また、ブックライターとして、
ビジネス書、実用書、自己啓発書などを中心に
約50冊の書籍の執筆に関わってこられました。
そんな著者が本書で語るのは、
ライターとして稼ぎ続けるために
必要なことです。
普通ライターというと、文章力が大事
と思うかもしれません。
しかし、実際には文章力だけでは
プロになることはできません。
むしろ、取材力や締め切りを守ることなど、
プロとして文章力より大事な要素があるのです。
本書では、長く業界で活躍する著者が
多くの事例を交えながら、
プロのライターの実際の姿を学べます。
個人的には
プロのライターとして書き続けるためには、
「書き終わる」ことが大事
という部分が特に印象的でした。
書くことが好きな人は多いですが、
確かに「書き終わる」ことが
できない人は多い印象です。
どこかで原稿を手放すことが、
大事なのですね。
原稿の質にこだわりすぎると
プロとしては活躍できなわけです。
ライターになりたいと思っている人には
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
プロのライターにはどうすればなれるのか、
どんな生活をしているのか、
イメージできるようになるでしょう。
続きを読む
書く仕事がしたい
です。
本書の著者はテレビ制作会社勤務を経て、ライターに転向。
日本発のヘアライターとして、
ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』をはじめ、
数々の書籍を上梓します。
また、ブックライターとして、
ビジネス書、実用書、自己啓発書などを中心に
約50冊の書籍の執筆に関わってこられました。
そんな著者が本書で語るのは、
ライターとして稼ぎ続けるために
必要なことです。
普通ライターというと、文章力が大事
と思うかもしれません。
しかし、実際には文章力だけでは
プロになることはできません。
むしろ、取材力や締め切りを守ることなど、
プロとして文章力より大事な要素があるのです。
本書では、長く業界で活躍する著者が
多くの事例を交えながら、
プロのライターの実際の姿を学べます。
個人的には
プロのライターとして書き続けるためには、
「書き終わる」ことが大事
という部分が特に印象的でした。
書くことが好きな人は多いですが、
確かに「書き終わる」ことが
できない人は多い印象です。
どこかで原稿を手放すことが、
大事なのですね。
原稿の質にこだわりすぎると
プロとしては活躍できなわけです。
ライターになりたいと思っている人には
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
プロのライターにはどうすればなれるのか、
どんな生活をしているのか、
イメージできるようになるでしょう。
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engineer_takafumi at 10:17|Permalink│Comments(0)│
2022年09月18日
オンラインでは目を見て話すな
本日は 竹本 アイラ 氏の
オンラインでは目を見て話すな
です。


本書の著者の竹本アイラさんは、
北海道で25年間ラジオのメインパーソナリティーや
テレビのコメンテーターとして活躍されました。
その後、コミュニケーションコンサルタントとして
企業のコミュニケーション改善や、
接客トークの研修などで活動されています。
本書ではそんな著者がオンラインでの
ビジネスについて語ります。
カメラ映りや話し方といった、
オンラインでのコミュニケーションの話、
そして、オンラインでのセールス方法を
解説してくれます。
例えばZoomの設定などのテクニックから、
目線の置き方など基本的なことまで
幅広く網羅されているので、
これを一冊読めば、オンラインミーティングで
粗相を無くして、他の人に差をつけられるでしょう。
個人的には、
Zoom飲み会で「焚き火」を使う
という部分が面白かったです。
確かに焚き火なら、話を遮ることなく、
リラックスさせる効果が期待できそうです。
オンラインで集客をしたいという
40代以降の方に特におすすめです。
中高年に配慮した内容になっているので、
すんなり頭に入ってくるでしょう。
続きを読む
オンラインでは目を見て話すな
です。
本書の著者の竹本アイラさんは、
北海道で25年間ラジオのメインパーソナリティーや
テレビのコメンテーターとして活躍されました。
その後、コミュニケーションコンサルタントとして
企業のコミュニケーション改善や、
接客トークの研修などで活動されています。
本書ではそんな著者がオンラインでの
ビジネスについて語ります。
カメラ映りや話し方といった、
オンラインでのコミュニケーションの話、
そして、オンラインでのセールス方法を
解説してくれます。
例えばZoomの設定などのテクニックから、
目線の置き方など基本的なことまで
幅広く網羅されているので、
これを一冊読めば、オンラインミーティングで
粗相を無くして、他の人に差をつけられるでしょう。
個人的には、
Zoom飲み会で「焚き火」を使う
という部分が面白かったです。
確かに焚き火なら、話を遮ることなく、
リラックスさせる効果が期待できそうです。
オンラインで集客をしたいという
40代以降の方に特におすすめです。
中高年に配慮した内容になっているので、
すんなり頭に入ってくるでしょう。
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engineer_takafumi at 13:05|Permalink│Comments(0)│
2022年08月28日
伝統の技を世界で売る方法
本日は西堀 耕太郎 氏の
伝統の技を世界で売る方法
です。


本書の著者はカナダに留学後、
市役所で公務員として働いたのちに
配偶者の実家である京和傘の製造元
「日吉屋」を継ぎます
国内外のデザイナー達との
コラボレーション商品を開発しながら
海外展示会に積極的に出店します。
その中で和風照明「古都里 -KOTORI-」が
ヒットし、現在15ヵ国に展開中です。
現在は日吉屋の経営だけではなく、
伝統工芸や中小企業の海外向け商品の
開発や販路開拓の支援も行っています。
そんな著者が本書では、
伝統工芸を海外で売る方法を説きます。
著者自身の「日吉屋」の物語に始まり、
伝統工芸が海外進出するときの
ポイントを説明してくれます。
事例も豊富なのでイメージが
沸きやすかったですし、
著者が公務員の経験もあるので、
その時の仕事との対比も興味深かったです。
個人的には、
「なんでもできます」という姿勢が、
海外進出をする上ではネガティブに
なることがある
という部分が特に印象的でした。
海外で価値を主張するためには、
自らが何であるかを自ら
定義する必要があるのですね。
海外進出を考えていなくても、
伝統工芸に関わる方には
ぜひ読んで頂きたい一冊です。
事業の将来を考える上での、
気づきが与えられるかもしれません。
続きを読む
伝統の技を世界で売る方法
です。
本書の著者はカナダに留学後、
市役所で公務員として働いたのちに
配偶者の実家である京和傘の製造元
「日吉屋」を継ぎます
国内外のデザイナー達との
コラボレーション商品を開発しながら
海外展示会に積極的に出店します。
その中で和風照明「古都里 -KOTORI-」が
ヒットし、現在15ヵ国に展開中です。
現在は日吉屋の経営だけではなく、
伝統工芸や中小企業の海外向け商品の
開発や販路開拓の支援も行っています。
そんな著者が本書では、
伝統工芸を海外で売る方法を説きます。
著者自身の「日吉屋」の物語に始まり、
伝統工芸が海外進出するときの
ポイントを説明してくれます。
事例も豊富なのでイメージが
沸きやすかったですし、
著者が公務員の経験もあるので、
その時の仕事との対比も興味深かったです。
個人的には、
「なんでもできます」という姿勢が、
海外進出をする上ではネガティブに
なることがある
という部分が特に印象的でした。
海外で価値を主張するためには、
自らが何であるかを自ら
定義する必要があるのですね。
海外進出を考えていなくても、
伝統工芸に関わる方には
ぜひ読んで頂きたい一冊です。
事業の将来を考える上での、
気づきが与えられるかもしれません。
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engineer_takafumi at 11:36|Permalink│Comments(0)│
2022年08月10日
海外Webマーケティングの教科書
本日は高岡 謙二 氏の
海外Webマーケティングの教科書
です。


本書の著者の経営する
エクスポート・ジャパンは海外向けに特化した
Webプロモーション企業の草分けとして、
東大阪の中小企業を世界に売り込むプロジェクトや
日本の観光資源を世界に消化する活動で
多数の実績を上げています。
そんな著者が本章で語るのは、
海外に対して、日本企業がWebを通じて
アピールする方法です。
海外向けのWebサイトを作る場合、
まず文字を翻訳して日本語のものと
同じように作ることを考えるでしょう。
しかし、ちょっとしたポイントを
押さえるだけでも、
訴求力が大きく変わってくるのです。
そんな大事なポイントを、
豊富な実例を交えて語ってくれます。
例えば文字化けの可能性や日付の表記方法、
各国でのインターネットの検閲状況など
実務者には欠かせない情報もあります。
まさに実務者は必見の内容でしょう。
個人的には、
日本語サイトの翻訳をお願いするときの
注意事項が特に印象的でした。
翻訳した英文を、再び日本語に戻して、
内容を確認することは、悪手なのですね。
海外向けのWebを作ろうとしている人に
読んでもらいたい一冊です。
一読するだけで、サイトの効果を
大きくできるでしょう。
続きを読む
海外Webマーケティングの教科書
です。
本書の著者の経営する
エクスポート・ジャパンは海外向けに特化した
Webプロモーション企業の草分けとして、
東大阪の中小企業を世界に売り込むプロジェクトや
日本の観光資源を世界に消化する活動で
多数の実績を上げています。
そんな著者が本章で語るのは、
海外に対して、日本企業がWebを通じて
アピールする方法です。
海外向けのWebサイトを作る場合、
まず文字を翻訳して日本語のものと
同じように作ることを考えるでしょう。
しかし、ちょっとしたポイントを
押さえるだけでも、
訴求力が大きく変わってくるのです。
そんな大事なポイントを、
豊富な実例を交えて語ってくれます。
例えば文字化けの可能性や日付の表記方法、
各国でのインターネットの検閲状況など
実務者には欠かせない情報もあります。
まさに実務者は必見の内容でしょう。
個人的には、
日本語サイトの翻訳をお願いするときの
注意事項が特に印象的でした。
翻訳した英文を、再び日本語に戻して、
内容を確認することは、悪手なのですね。
海外向けのWebを作ろうとしている人に
読んでもらいたい一冊です。
一読するだけで、サイトの効果を
大きくできるでしょう。
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engineer_takafumi at 09:05|Permalink│Comments(0)│
2022年08月07日
2030年 得する生き方、損する習慣
本日は船ヶ山哲 氏の
2030年 得する生き方、損する習慣
です。


本書の著者は、
心理を利用したマーケティングを得意とし、
自身は全く実績のない状態から起業後、
世界で1000社以上のクライアントを獲得します。
現在はそのマーケティング手法を
上場企業から街の小さな商店まで
幅広いクライアントに伝えています。
そんな著者が本書で語るのは、
「得をする」生き方です。
著者はカナダとマレーシア、
この2つの国に住んだ経験があります。
ですので、日本の過去と未来が
見通せる知識と経験があるわけです。
特にこれから2030年にかけて、
社会が大きな変革期に入ります。
その変革期に向けて、得をする人の
仕事、時間、場所、教育、お金、人間関係、
そして夢についての常識を説明します。
今の社会を見ていると、
確かに著者が言うような変化が
来るような気がします。
その変化に適応するために必要な
行動を知ることができるでしょう。
個人的には、
「これまでやった経験がない仕事で、
成功する可能性はほぼありません」
という部分が特に印象的でした。
「全部変えてしまいたい」
と思う人は多いと思いますが、
やっぱりそれでは成功できないのです。
将来が不安だけど、何をして良いかわからない
そんなサラリーマンにお勧めです。
どんな方向に変わる必要があるか
学ぶことができるでしょう。
続きを読む
2030年 得する生き方、損する習慣
です。
本書の著者は、
心理を利用したマーケティングを得意とし、
自身は全く実績のない状態から起業後、
世界で1000社以上のクライアントを獲得します。
現在はそのマーケティング手法を
上場企業から街の小さな商店まで
幅広いクライアントに伝えています。
そんな著者が本書で語るのは、
「得をする」生き方です。
著者はカナダとマレーシア、
この2つの国に住んだ経験があります。
ですので、日本の過去と未来が
見通せる知識と経験があるわけです。
特にこれから2030年にかけて、
社会が大きな変革期に入ります。
その変革期に向けて、得をする人の
仕事、時間、場所、教育、お金、人間関係、
そして夢についての常識を説明します。
今の社会を見ていると、
確かに著者が言うような変化が
来るような気がします。
その変化に適応するために必要な
行動を知ることができるでしょう。
個人的には、
「これまでやった経験がない仕事で、
成功する可能性はほぼありません」
という部分が特に印象的でした。
「全部変えてしまいたい」
と思う人は多いと思いますが、
やっぱりそれでは成功できないのです。
将来が不安だけど、何をして良いかわからない
そんなサラリーマンにお勧めです。
どんな方向に変わる必要があるか
学ぶことができるでしょう。
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engineer_takafumi at 12:47|Permalink│Comments(0)│
2022年07月31日
誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方
本日は今井 孝 氏の
誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方
です。


本書はひとりビジネスの起業家を中心に
3万人のコンサル実績があるという
著者による「お金の生み出し方」です。
副業や起業というと、
知識やテクニックなどの「やり方」が
大事だと思うのが普通でしょう。
しかし、特にサラリーマンが起業する場合は
それ以前に「お金が受け取れない」ことが
大きな原因になっています。
その根本原因は
「給料でしかお金をもらう経験がない」
ためで、お金を稼ぐためには、スキルより
メンタルを変えることが大事なのです。
実際、著者に学んで起業を成功する人は
実はそんなにスキルが高いわけではないのです。
それなのに、年収1000万円であるとか、
売上3000万円という高い目標を実現しています。
本書では、そのようにメンタルを
変えていく方法を解説します。
ずっと持っている思い込みですので、
すぐに変えるのは難しいでしょう。
しかし、時間をかければ必ず変わる、
そんな王道の方法を解説してくれる一冊です。
サラリーマンで起業や副業をしたい人には
必ず読んでもらいたい一冊です。
なぜ、思うように行動できないのか、
その理由と対策がわかるでしょう。
続きを読む
誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方
です。
本書はひとりビジネスの起業家を中心に
3万人のコンサル実績があるという
著者による「お金の生み出し方」です。
副業や起業というと、
知識やテクニックなどの「やり方」が
大事だと思うのが普通でしょう。
しかし、特にサラリーマンが起業する場合は
それ以前に「お金が受け取れない」ことが
大きな原因になっています。
その根本原因は
「給料でしかお金をもらう経験がない」
ためで、お金を稼ぐためには、スキルより
メンタルを変えることが大事なのです。
実際、著者に学んで起業を成功する人は
実はそんなにスキルが高いわけではないのです。
それなのに、年収1000万円であるとか、
売上3000万円という高い目標を実現しています。
本書では、そのようにメンタルを
変えていく方法を解説します。
ずっと持っている思い込みですので、
すぐに変えるのは難しいでしょう。
しかし、時間をかければ必ず変わる、
そんな王道の方法を解説してくれる一冊です。
サラリーマンで起業や副業をしたい人には
必ず読んでもらいたい一冊です。
なぜ、思うように行動できないのか、
その理由と対策がわかるでしょう。
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engineer_takafumi at 10:15|Permalink│Comments(0)│
2022年06月26日
デザインの仕事
本日は寄藤 文平 氏の
デザインの仕事
です。


本書の著者はグラフィックデザイナーで
広告やプロジェクトのディレクションと
ブックデザインを中心に活動されています。
そんな著者が本書で
しっかりと「デザイン」について語ります。
デザイナーとして駆け出しの時代から、
今まで時代がどんな風に変わってきたか。
そして、アイデアの作り方や
ブックデザインの仕事についても触れます。
デザイナーが仕事をするときに
どんなことを考えているか、
そして何を基準に判断しているか
言葉でしっかり綴られています。
一流のデザイナーの思考を垣間見れる
楽しい本でした。
個人的には、
JTのたばこのマナー広告について
語られた箇所が印象的でした。
マナーですから正しいことなのですが、
それを表現する時には
「正し過ぎてもだめ」になるのです。
デザインなどの制作物に関わる方は
ぜひ、読んで欲しい一冊です。
一流クリエイターの判断基準が
学べるでしょう。
続きを読む
デザインの仕事
です。
本書の著者はグラフィックデザイナーで
広告やプロジェクトのディレクションと
ブックデザインを中心に活動されています。
そんな著者が本書で
しっかりと「デザイン」について語ります。
デザイナーとして駆け出しの時代から、
今まで時代がどんな風に変わってきたか。
そして、アイデアの作り方や
ブックデザインの仕事についても触れます。
デザイナーが仕事をするときに
どんなことを考えているか、
そして何を基準に判断しているか
言葉でしっかり綴られています。
一流のデザイナーの思考を垣間見れる
楽しい本でした。
個人的には、
JTのたばこのマナー広告について
語られた箇所が印象的でした。
マナーですから正しいことなのですが、
それを表現する時には
「正し過ぎてもだめ」になるのです。
デザインなどの制作物に関わる方は
ぜひ、読んで欲しい一冊です。
一流クリエイターの判断基準が
学べるでしょう。
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engineer_takafumi at 10:05|Permalink│Comments(0)│
2022年06月05日
絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える
本日は寄藤 文平 氏の
絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える
です。


本書の著者は広告のアートディレクションと
ブックデザインを中心に、
アートディレクター、イラストレーターとして
活躍されています。
一般的には文字は「わかりにくく」
絵やイラストは「わかりやすい」ものと
されている傾向があります。
例えば、「サルでもわかる○○」という本だと、
文字ではなく、写真やイラストが多用されている
イメージがあると思います。
このように「わかりやすく」するための
絵をテーマに著者が語ります。
この本も著者の「絵」が多く盛り込まれ
わかりやすく面白そうに見えます。
しかし、その絵を描くまでの苦悩が
文字でしっかり表現されており、
「わかりやすく」を求めることも
一筋縄ではいかない、と知るのです。
そんな難しさが言葉で表現されていて、
興味深い一冊でした。
個人的には
絵を使って「わかった」状態には
ならないけれど、
その「わかった」状態の面白さを
伝えることができる
という部分が印象的でした。
「絵=わかりやすい」という考えが
そもそも怪しいのですね。
図とかイラストなどを作る方には
お勧めしたい一冊です。
「わかりやすく」伝えることの本質を、
考えるきっかけになるでしょう。
続きを読む
絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える
です。
本書の著者は広告のアートディレクションと
ブックデザインを中心に、
アートディレクター、イラストレーターとして
活躍されています。
一般的には文字は「わかりにくく」
絵やイラストは「わかりやすい」ものと
されている傾向があります。
例えば、「サルでもわかる○○」という本だと、
文字ではなく、写真やイラストが多用されている
イメージがあると思います。
このように「わかりやすく」するための
絵をテーマに著者が語ります。
この本も著者の「絵」が多く盛り込まれ
わかりやすく面白そうに見えます。
しかし、その絵を描くまでの苦悩が
文字でしっかり表現されており、
「わかりやすく」を求めることも
一筋縄ではいかない、と知るのです。
そんな難しさが言葉で表現されていて、
興味深い一冊でした。
個人的には
絵を使って「わかった」状態には
ならないけれど、
その「わかった」状態の面白さを
伝えることができる
という部分が印象的でした。
「絵=わかりやすい」という考えが
そもそも怪しいのですね。
図とかイラストなどを作る方には
お勧めしたい一冊です。
「わかりやすく」伝えることの本質を、
考えるきっかけになるでしょう。
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engineer_takafumi at 10:03|Permalink│Comments(0)│
2022年05月08日
オンラインシフトの教科書
本日は木村 博史 氏の
オンラインシフトの教科書
です。


本書の著者は金融やビジネスに精通した
クリエイティブディレクターとして、
金融機関や大手企業を中心に、
映像の社内インフラ構築や動画プロデュースを
行っています。
そんな映像や動画配信の専門家が
本書ではビジネスのオンラインシフトに
ついて説きます。
Webツールの選び方や
カメラやマイクなどの道具のそろえ方、
オンラインミーティングの作法に始まり、
教育機関、営業、結婚式、ライブハウス、工務店など
様々な業種のオンライン以降例について説明します。
オンライン化について網羅されているので、
読みやすい中で、一通りの知識をえられるでしょう。
個人的には、
カメラの位置や背景についての
技術的な解説が役に立ちました。
業務のオンライン化を考えている人なら、
一読をお勧めできる内容です。
オンライン化のポイントを
一冊で得られることでしょう。
続きを読む
オンラインシフトの教科書
です。
本書の著者は金融やビジネスに精通した
クリエイティブディレクターとして、
金融機関や大手企業を中心に、
映像の社内インフラ構築や動画プロデュースを
行っています。
そんな映像や動画配信の専門家が
本書ではビジネスのオンラインシフトに
ついて説きます。
Webツールの選び方や
カメラやマイクなどの道具のそろえ方、
オンラインミーティングの作法に始まり、
教育機関、営業、結婚式、ライブハウス、工務店など
様々な業種のオンライン以降例について説明します。
オンライン化について網羅されているので、
読みやすい中で、一通りの知識をえられるでしょう。
個人的には、
カメラの位置や背景についての
技術的な解説が役に立ちました。
業務のオンライン化を考えている人なら、
一読をお勧めできる内容です。
オンライン化のポイントを
一冊で得られることでしょう。
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2022年04月03日
金持ち母さん 貧乏母さん
本日は神希 栄伽 氏の
金持ち母さん 貧乏母さん 愛とご縁とお金を継なぐ「女王学」の教え
です。


本書の著者は21歳で営業の世界に飛び込み、
20代で年収数千万稼ぐくらい成功されます。
その後、私生活で大きな借金を抱えるなど
バランスを崩してしまいますが、
フルコミッション営業のトップセールス、
そして営業部隊を率いるリーダーとして
実績を上げ、借金を返し終えます。
現在は研修やセミナーを通して、
女性のセールスパーソンを中心とした
人材育成に取り組んでおられます。
そんな著者が本書で語るのは、
「母性×哲学」が成功を引き寄せる
という著者の信念です。
男女平等といいますが、
本来違いはあるもの。
そんな女性が男性社会で
成功しようとすると無理があります。
実際、著者はある意味男性に同化して
成功してきたわけですが、
本書では女性が女性性を活かしながら、
成功する方法を説くので説得力があります。
個人的には、
成功と成幸をかけているところが
印象に残りました。
男だと「自分をすり減らして成功」
のような考え方をしがちですが、
女性の場合はそもそも幸せでないと、
結果も出にくいのです。
男性社会で戦う女性に
お勧めの一冊です。
自分の中の女性性をどう活かすか
その方法を教えてくれるでしょう。
続きを読む
金持ち母さん 貧乏母さん 愛とご縁とお金を継なぐ「女王学」の教え
です。
本書の著者は21歳で営業の世界に飛び込み、
20代で年収数千万稼ぐくらい成功されます。
その後、私生活で大きな借金を抱えるなど
バランスを崩してしまいますが、
フルコミッション営業のトップセールス、
そして営業部隊を率いるリーダーとして
実績を上げ、借金を返し終えます。
現在は研修やセミナーを通して、
女性のセールスパーソンを中心とした
人材育成に取り組んでおられます。
そんな著者が本書で語るのは、
「母性×哲学」が成功を引き寄せる
という著者の信念です。
男女平等といいますが、
本来違いはあるもの。
そんな女性が男性社会で
成功しようとすると無理があります。
実際、著者はある意味男性に同化して
成功してきたわけですが、
本書では女性が女性性を活かしながら、
成功する方法を説くので説得力があります。
個人的には、
成功と成幸をかけているところが
印象に残りました。
男だと「自分をすり減らして成功」
のような考え方をしがちですが、
女性の場合はそもそも幸せでないと、
結果も出にくいのです。
男性社会で戦う女性に
お勧めの一冊です。
自分の中の女性性をどう活かすか
その方法を教えてくれるでしょう。
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engineer_takafumi at 09:15|Permalink│Comments(0)│
2022年03月06日
無理せず毎月5万円! 超初心者でも稼げる在宅ワークの始め方
本日は野川ともみ 氏の
無理せず毎月5万円! 超初心者でも稼げる在宅ワークの始め方
です。


本書の著者は大学卒業後、
IT会社で営業やWebデザイナーとして働きます。
その後、出産を機に専業主婦となるが、
在宅ワークという働き方を知り、
オンライン秘書として働き始めます。
現在は在宅で起業され、
コンサルティングと広告代理店業で
年商2億円、運用実績は3億円になります。
その傍ら、自分らしく働ける女性コミュニティ
「女性の生き方応援レシピ The Chaeers」
を主宰して、女性の在宅ワークを
サポートされています。
そんな著者が本書で語るのは
超初心者が毎月5万円稼げるようになる
在宅ワークの始め方です。
そもそもやりたいことが無い人は
どうするのですか? という話から始まり、
スキルの身につけ方、
実際の在宅ワークの紹介、
在宅ワークを成功するポイントまで、
順序立てて、書かれています。
優しい語り口で書かれているので、
自信がない女性でも、
ムリなく進められると思います。
個人的には、家族に
今、私はこれを頑張りたいから、協力してほしい
と言って、協力してもらう、
という箇所が印象的でした。
一人で不満を抱えるのではなく、
ちゃんと口に出して言わなければ
いけないのですね。
特に小さい子どもを持ちながらでも
働きたい、と思う女性におすすめです。
先輩である著者から実感を持って
学ぶことができるでしょう。
続きを読む
無理せず毎月5万円! 超初心者でも稼げる在宅ワークの始め方
です。
本書の著者は大学卒業後、
IT会社で営業やWebデザイナーとして働きます。
その後、出産を機に専業主婦となるが、
在宅ワークという働き方を知り、
オンライン秘書として働き始めます。
現在は在宅で起業され、
コンサルティングと広告代理店業で
年商2億円、運用実績は3億円になります。
その傍ら、自分らしく働ける女性コミュニティ
「女性の生き方応援レシピ The Chaeers」
を主宰して、女性の在宅ワークを
サポートされています。
そんな著者が本書で語るのは
超初心者が毎月5万円稼げるようになる
在宅ワークの始め方です。
そもそもやりたいことが無い人は
どうするのですか? という話から始まり、
スキルの身につけ方、
実際の在宅ワークの紹介、
在宅ワークを成功するポイントまで、
順序立てて、書かれています。
優しい語り口で書かれているので、
自信がない女性でも、
ムリなく進められると思います。
個人的には、家族に
今、私はこれを頑張りたいから、協力してほしい
と言って、協力してもらう、
という箇所が印象的でした。
一人で不満を抱えるのではなく、
ちゃんと口に出して言わなければ
いけないのですね。
特に小さい子どもを持ちながらでも
働きたい、と思う女性におすすめです。
先輩である著者から実感を持って
学ぶことができるでしょう。
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engineer_takafumi at 13:22|Permalink│Comments(0)│
2022年02月26日
出版は企画が9割
本日は山田 稔 氏の
書籍編集者が教える 出版は企画が9割
です。


本書は書籍編集者として働きながら、
出版コンサルタントとしても活動している
著者による一冊です。
ビジネスを加速させるために、
出版を考える人は多いでしょう。
しかし、書籍出版の世界は外の人から見ると、
仕組みが良くわからない部分もあるでしょう。
本書では企画の作り方から、
それをどうやって出版社へ持ち込むか。
そして原稿の書き方からプロモーションまで
一連の流れが書かれています。
私は電子書籍出版のお手伝いをしているので、
「商業出版を目指すなら電子書籍に手を出さない」
という部分は同意できませんでしたが、
全体的にはわかりやすく出版の仕組みを説く
良書だと思いました。
紙の書籍の出版を目指す人は
初期に読んで欲しい一冊です。
商業出版の全体像を
つかむことができるでしょう。
続きを読む
書籍編集者が教える 出版は企画が9割
です。
本書は書籍編集者として働きながら、
出版コンサルタントとしても活動している
著者による一冊です。
ビジネスを加速させるために、
出版を考える人は多いでしょう。
しかし、書籍出版の世界は外の人から見ると、
仕組みが良くわからない部分もあるでしょう。
本書では企画の作り方から、
それをどうやって出版社へ持ち込むか。
そして原稿の書き方からプロモーションまで
一連の流れが書かれています。
私は電子書籍出版のお手伝いをしているので、
「商業出版を目指すなら電子書籍に手を出さない」
という部分は同意できませんでしたが、
全体的にはわかりやすく出版の仕組みを説く
良書だと思いました。
紙の書籍の出版を目指す人は
初期に読んで欲しい一冊です。
商業出版の全体像を
つかむことができるでしょう。
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engineer_takafumi at 11:31|Permalink│Comments(0)│
2022年01月30日
逆転人生 人生を変える5つの鍵
本日は荒西 將志 氏、 國友 英治 氏、田中 淳吾 氏、
松井 勇人 氏、みかみんさんの5人の共著である、
逆転人生 人生を変える5つの鍵
です。


本書は起業家5人のストーリを綴ったものです。
テーマが「逆転」ということで、
どの物語もアップダウンが激しく
小説を読んでいるように感じます。
著者たちは、大きな借金、パワハラ企業、
ひきこもり、裏切り、精神疾患などから、
力強く復活していきます。
自分が生で経験した物語ですので、
生々しさに満ちています。
それが5人分もあるので、
心にズシズシさせられた一冊でした。
個人的には、松井氏の
人の話を馬鹿正直に鵜呑みにする奴が
起業家などなれるはずがないのだ。
という言葉が特に印象に残りました。
起業家とは自分で選べる人間だと
あらためて感じました。
現在、苦境にある人にお勧めです。
本書を読めば、どんな困難な状況でも
乗り越えられると思えるでしょう。
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松井 勇人 氏、みかみんさんの5人の共著である、
逆転人生 人生を変える5つの鍵
です。
本書は起業家5人のストーリを綴ったものです。
テーマが「逆転」ということで、
どの物語もアップダウンが激しく
小説を読んでいるように感じます。
著者たちは、大きな借金、パワハラ企業、
ひきこもり、裏切り、精神疾患などから、
力強く復活していきます。
自分が生で経験した物語ですので、
生々しさに満ちています。
それが5人分もあるので、
心にズシズシさせられた一冊でした。
個人的には、松井氏の
人の話を馬鹿正直に鵜呑みにする奴が
起業家などなれるはずがないのだ。
という言葉が特に印象に残りました。
起業家とは自分で選べる人間だと
あらためて感じました。
現在、苦境にある人にお勧めです。
本書を読めば、どんな困難な状況でも
乗り越えられると思えるでしょう。
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engineer_takafumi at 12:25|Permalink│Comments(0)│
2021年12月26日
ゴーストライターになって年1000万円稼ぐとっておきの方法
本日はやすだ あんな 氏の
ゴーストライターになって年1000万円稼ぐとっておきの方法
です。


本書の著者は大学を卒業後、
編集プロダクションにて雑誌や単行本で
芸能人やスポーツ選手など、有名人の
取材や編集、原稿執筆を手掛けます。
その後、25歳の時に初めて、
ゴーストライティングした
プロ野球選手の本が10万部を突破。
その後25年でゴーストライターとして
担当した本が約90冊で累計250万部。
インタビューの経験は12000人以上です。
そんな著者が本書では、
ゴーストライターの仕事を書きます。
どんな仕事なのか? から始まり、
この仕事の魅力、仕事の勘所、
書く力や聞く力をつける方法、
稼ぎ続けるためのコツまでを説きます。
著者は有名人が中心ですので、
事例が面白かったです。
その中でも、ゴーストライターの
仕事の魅力が伝えられている
良い本だと思いました。
私も同じ仕事をしていますが、
やっぱり有名人が相手でも
勘所は同じなのだな、と思いました。
個人的には闘病記を現在進行形で書くと、
読む方がしんどくて、具合が悪くなった、
という箇所が特に印象的でした。
ゴーストライター(ブックライター)の
仕事に興味がある人は必見の一冊です。
仕事の中身を詳しく知ることが
できるでしょう。
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ゴーストライターになって年1000万円稼ぐとっておきの方法
です。
本書の著者は大学を卒業後、
編集プロダクションにて雑誌や単行本で
芸能人やスポーツ選手など、有名人の
取材や編集、原稿執筆を手掛けます。
その後、25歳の時に初めて、
ゴーストライティングした
プロ野球選手の本が10万部を突破。
その後25年でゴーストライターとして
担当した本が約90冊で累計250万部。
インタビューの経験は12000人以上です。
そんな著者が本書では、
ゴーストライターの仕事を書きます。
どんな仕事なのか? から始まり、
この仕事の魅力、仕事の勘所、
書く力や聞く力をつける方法、
稼ぎ続けるためのコツまでを説きます。
著者は有名人が中心ですので、
事例が面白かったです。
その中でも、ゴーストライターの
仕事の魅力が伝えられている
良い本だと思いました。
私も同じ仕事をしていますが、
やっぱり有名人が相手でも
勘所は同じなのだな、と思いました。
個人的には闘病記を現在進行形で書くと、
読む方がしんどくて、具合が悪くなった、
という箇所が特に印象的でした。
ゴーストライター(ブックライター)の
仕事に興味がある人は必見の一冊です。
仕事の中身を詳しく知ることが
できるでしょう。
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engineer_takafumi at 20:56|Permalink│Comments(0)│