★一般書の書評

2020年05月09日

ディズニーCEOが実践する10の原則

本日はロバート・アイガー 氏の
ディズニーCEOが実践する10の原則
です。


本書はウォルト・ディズニー・カンパニーの
前CEOであるロバート・アイガー氏が
自身の半生について書いた一冊です。

ABCの雑用係から始まり、
所属企業がどんどん買収されて
最後にディズニーの社員になります。

そして最終的にディズニーの
CEOに上り詰めるのです。

ディズニーのCEOとなった後は
ピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、
20世紀フォックスとクリエイティブの
会社を次々と買収して、
ディズニーをさらに飛躍させます。

そんな著者のストーリーが
つづられた一冊です。

買収した企業を取り入れるプロセスは
決して簡単なものではないでしょうが、
それを成功させた著者の哲学が
興味深かったです。


個人的には、
ピクサーの買収のいきさつが
とても興味深かったです。

ジョブズの本やエド(ピクサー)の本でも、
描かれていましたが、
それをディズニー側からみることができて
面白かったです。


クリエイティブの会社に興味がある方に
お勧めの一冊です。
ピクサーやルーカスなど、買収を通じて、
様々な企業の様子がわかります。

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engineer_takafumi at 18:27|PermalinkComments(0)

2020年04月28日

言語化力

本日は三浦 崇宏 氏
言語化力
です。



本書は博報堂・TVWA\HAKUHODOにて、
マーケティング、PR、クリエイティブを担当。

2017年に独立して、
The Breakthrough Company Goの代表として
活躍されている著者による一冊です。


クリエイティブの方が書く本は
言葉の重みが強くて好きです。
この本もその期待に見事に応えてくれる
一冊でした。


少年のころ、家庭の都合で、
突然、貧乏な暮らしになり、
それを跳ね返したという
個人的なストーリーにはじまり、
言葉を作り、人を動かし、未来を指し示す
方法を説いてくれます。

「感情」や「直観」など言葉に
なりにくいことを言語化する、
教科書的な存在だと感じました。


個人的には、
「直観は言葉にできる。
そう信じることから始めよう。」
という部分が特に印象的でした。

信じなければ始まりません。

うまく言葉を使える人と
そうでない人の違いは
信じているかどうかにあるのかも、
と思いました。


ライターなど言葉を仕事にする人はもちろん、
人生を変えたい、と思う人にお勧めの一冊です。
言葉を使って人生を変える方法を、
学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 22:07|PermalinkComments(0)

2020年04月25日

WHO YOU ARE

本日はベン・ホロウィッツ 氏の
WHO YOU ARE
です。



本書はIT企業オプスウェアを創業し
HPに売却してイグジット。
現在はベンチャーキャピタルを運営する
著者による、企業文化をテーマとした一冊です。


企業のビジョンやミッションが大事、
ということは良く言われますが、
機能している会社とそうでない会社が
はっきり分かれているような気がします。

また、言葉にはしずらいのですが、
企業ごとの文化というか雰囲気というものが
存在することを感じている人は多いでしょう。


そんな言語化しずらいことを、
言葉に落としたのが本書になります。

一言でいうと
「企業文化は、言葉ではなく行動に基づく。」
ということになります。

そのことを様々な例や分析を通して、
浮かび上がらせてくれるのが本書です。

「嘘つき」とか「隠避体質」など、
望ましくない文化の企業も多いです。

それがどのように生まれたのか?
もし変えられるとしたら何なのか?
そんなことが考察できる一冊でした。


個人的には、
組織の誰もが「どうしてだ?」
と思うことに対して、どう答えるかで文化が決まる
という部分が印象的でした。

確かに企業文化を語るエピソードは
この形が多いような気がします。

企業要素の構成要素が理解できて、
企業勤めの私としては目から鱗が落ちた
と感じました。


大企業の経営者や人事に携わる人に
特におすすめの一冊です。
ビジョンを掲げてみたのに、
なぜ、社員が変わらないか、
理解することができるでしょう。


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engineer_takafumi at 20:46|PermalinkComments(0)

2020年04月12日

ユダヤの商法

本日は藤田 田 氏の
ユダヤの商法
です。


本書は東大在学中に輸入業を起業し、
日本マクドナルドや日本トイザらスを
立ち上げた故 藤田 田 氏のベストセラーを
復刊したものです。

藤田氏はユダヤ人から商売を学び
「銀座のユダヤ商人」と呼ばれていました。

そのユダヤの商売について書かれたのが
この「ユダヤの商法」です。

初版は1972年で総計276刷、82万7000部という
超ベストセラー、ロングセラーです。


50年以上前の本なので、
現代に役に立つのだろうか?
とも思いましたが、普遍的な内容で
今も輝きを失っていません。

また、基本的に
当時のままで復刊されているので、
今だったら許されないような
率直な表現もあり、楽しむことができました。

「ユダヤ」のビジネス本はヒットの定番です。
その根は藤田氏にあったのだな、とわかりました。


日本人にとっては、
ユダヤ人はあまりなじみがありませんが、
歴史的な背景を含め、
その商才の理由がわかりました。


個人的には、
著者が旧友の共産党候補の応援をした
(選挙資金を用立てた)
時のエピソードが特に印象的でした。

藤田氏のように伝説と言われる方には、
このような強烈なエピソードが
あるものだな、と感心しました。


「お金が欲しい」と起業をする人には
お勧めの一冊です。
成功する商人はどんな思考回路で動くのか
本質を知ることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 21:17|PermalinkComments(0)

2020年04月08日

アルゴリズム思考術

本日はブライアン クリスチャン 氏、トム グリフィス 氏の
アルゴリズム思考術
です。


仕事のメールの処理、
引っ越しの部屋探し、
採用する社員をどのように選ぶか、
人は生きていると無数の判断をしています。

それらは感覚的に行われていて、
普段は特に根拠を意識しなくても、
ほぼ正しい判断をしていることでしょう。

しかし、その判断をコンピュータで
行おうとすると「アルゴリズム」という
論理的な体系に落とし込む必要があります。

この過程がとても面白く、つきつめてみると、
人間は実は最も良い判断ができていなかったとか、
より明快な判断基準が存在していた、
ということがわかったりするのです。

そんなことを考察したのが本書です。
アルゴリズムを考察することで、
我々人間の判断の根拠を検証します。


逆に、少し難しいアルゴリズムの問題が
実際の現象にうまく例えられており、
理解が進む面もあります。

特にベイズの法則の事前確率は
本書で理解が深まりました。


個人的には、
コペルニクスの原理というのが
ベイズの法則に無情報事前確率を
用いたものにすぎない
という部分が特に印象的でした。


プログラミングをする人にお勧めの一冊です。
アルゴリズムの可能性の広がりを
感じることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 23:52|PermalinkComments(0)

2020年04月04日

一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書

本日は山 圭一 氏の
一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書
です。


本書は公立高校の教師で
Youtuberとして授業の動画を配信、
それが累計再生回数が1000万回突破、
チャネル登録者数も4万5千人を超えたという
カリスマ講師による一冊です。


一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
に続く本となります。
日本史は世界史ほどに時代がこじれないので、
世界史よりはインパクトが弱いものの、
年号を書かない、政治史を数珠つなぎにした
というわかりやすさを感じます。

中学以来だった日本の歴史を復習することができ、
知識を深めることができました。

また、明治から昭和にかけての近代史の項目も
しっかり書かれているので、
学生時代には不十分であった近代史の知識を
補充することもできました。


個人的には
日清戦争→日露戦争→太平洋戦争に
至った流れが特に勉強になりました

為政者だけでなく民衆の心理も描写されており、
理解に深みを加えることができました。


学生はもちろん、
日本史を復習したい社会人にお勧めの一冊です。
効率的に日本の歴史を復習できるでしょう。

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engineer_takafumi at 08:11|PermalinkComments(0)

2020年03月24日

レバレッジ起業

本日は持田 卓臣 氏の
レバレッジ起業
です。


本書の著者は、大手外資系企業で、
ITコンサルタントとして働いたのち、
株式会社ベンチャーネットを起業しています。

そんな著者による本書のテーマは、
「バーチャル社員」です。


スモールビジネスを起業した時、
何でも自分でやらざるを得ません。

少し落ち着いて、仕事を他の人に
任せようと思っても、
社員を雇うのはリスクがあります。


そこで役立つのが、バーチャル社員の考え方です。

つまりは、ITを使って仕事を外に振る、
ということですが、単なる外注とはなりません。

外から見ると、単なる外注に見えても、
思いを同じにする人と仕事をすれば、
普通の社員と同じようなパフォーマンスが
期待できるのです。


本書では、そんなバーチャル社員を
使いこなすための心得、ツール、実例を
たくさん盛り込んだ一冊です。

リモートワークがどんどん進む時代で、
この働き方を活かすノウハウは、
とても役に立つと思います。

今の時代にマッチした一冊でした。


個人的には、
チームの様子がおかしいかなと思ったら、
まず自分の最近の行動を振り返ってみる。
そして、「心理的安全性」「対等な関係」
というキーワードを思い出してみる。
という部分が特に印象的でした。

バーチャル社員はバーチャルであるが上に、
安心安全や対等、ということが、
リアル以上に重要になるのですね。


起業や副業を考えているサラリーマンに
特にお勧めの一冊です。
起業の心がけを学んだ上に、
ツールの使い方など実践的な知識も
得ることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 15:12|PermalinkComments(0)

2020年03月21日

問題解決力を高める「推論」の技術

本日は羽田康祐 氏の
問題解決力を高める「推論」の技術
です。


本書は外資系のコンサルティングファームを経て、
現在は広告代理店で活躍している
著者による一冊です。

この本は「推論の技術」ということで、
帰納法、演繹法、アブダクションという
基本的なテクニックについて解説しています。

実際の仕事に直結するというよりは、
本当の考え方の基礎となる部分について
多くページが割かれています。

よく「仮説思考」だから仮説が大事だ
というようなことが言われています。

しかし、その仮説の作り方について
本当に詳しく書かれた本はあまりありません。

この本は帰納法や演繹法といった
基礎的な思考法から、
どうやって成果に結びつく仮説を生み出すか
ということが丁寧に書かれています。

じっくり読んでいけば、
論理的な思考力を身につけることができるでしょう。


個人的には、
詐欺師にとって最も騙しやすい人は、
実は「論理的思考力が高い人」だ
という話が特に印象に残りました。

この本の中でも、「前提が大事だ」
ということが繰り返し書かれています。
論理において「前提」の大切さを
あらためて認識しました。


ある程度、論理的思考には自身があるけれど、
さらに伸ばして仕事に使えるようにしたい、
という人にお勧めの一冊です。
論理的思考の技術をブラッシュアップし、
さらに推論力を高めることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 23:05|PermalinkComments(0)

2020年03月20日

最速で10倍の結果を出す 他力思考

本日は小林正弥 氏の
最速で10倍の結果を出す 他力思考
です。


本書の著者は25才で独立するも、
最初は全く稼げず、時給900円のバイトを経験。
しかし、家族の病気をきっかけに奮起し、
一ヶ月後に毎月210万円の報酬を
得るようになったという経験をされています。

そんな著者が本書で説くのは、
「他力思考」です。

自分で何でもやってやろう、
この心がけは悪くはありませんが、
本当の成功は人の力を借りないと、
得ることはできません。

この本では、何でも自分でやらないと
気がすまなかった著者が、
次第に人が離れていくことに気づきます。

そして、うまく人の力を借りて、
成果を出すことを考えるようになるわけです。

なぜ、自力思考では成功できないのか、
人の力を上手に借りる方法、
具体的に成功に結びつけるステップまで、
丁寧に教えてくれました。


個人的には、
かつて「目指せ! 年収1億円」と
紙に貼ったことがありますが(笑)、
全く感情は動きませんでした
という箇所が特に心に残りました。

自分も他人も、人を動かすためには、
感情を動かすことが一番大事なんですね。


自分で頑張りすぎる人にお勧めの一冊です。
人の力を借りることの素晴らしさを
学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 14:59|PermalinkComments(0)

2020年03月17日

確定申告 得なのはどっち?

本日は小林義崇 氏の
確定申告 得なのはどっち?
です。


著者の小林氏は、元国税庁の職員で、
現在ライターをされています。

その著者が確定申告をする上での
ポイントをまとめたのがこの一冊です。

国税で働いたキャリアがある方なので、
文章にも信頼感があります。

税金関係はケースバイケースの場合も多いですが、
ちゃんと区切って正確に伝えようとしている
文章に好感が持てました。

個別に複雑なケースになりそうな場合でも、
本書を読んで、必要な情報にたどり着くことが
できると思われます。


その中でも、〇〇と××のどちらが得?
という切り口で書かれているので、
類書より理解しやすいと思います。


個人的には、
青色申告のメリットのところが特に参考になりました。
自分が申告方法を考える際に役立ちそうです。


独立をして個人事業主になる人にお勧めの一冊です。
税金関係のポイントがコンパクトに学べるでしょう。

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engineer_takafumi at 19:44|PermalinkComments(0)

2020年03月11日

突破するデザイン

本日はロベルト・ベルガンティ 氏の
突破するデザイン
です。


本書はイタリアのミラノ大学の教授で、
リーダーシップやイノベーションが専門です。

大学でマネジメントとデザインのコースを
担当する一方で、経営者に対して
デザインとマネジメント教育を行っています。


最近の社会では、モノ自体は飽和して、
そこに何の意味づけができるか
ということが重要になっています。

たとえば、iPhoneが発売された時、
その技術自体は大したものでは
ありませんでした。

しかし、その卓越したデザインと
タッチというユーザーインターフェイス、
そして、ネット接続環境を持ち歩く
という意味づけが、社会に受け入れられて
大ヒットにつながったのです。


本書ではこのような、
意味づけのイノベーションの原則やプロセスに
ついて研究した成果をまとめたものです。

事例やアイデアの作り方はもちろん、
それを生み出す組織にまで触れられています。

この手のイノベーションを起こすことは
決して簡単ではありませんが、
本書からその方法を知ることができます。


また、本の最後に本書で説く、
意味のイノベーションの事例があります。

著者がイタリアの方ですので、
あまり馴染みのないものも含んでおり、
事例としてとても興味深かったです。


世の中を変える製品を作りたい、
と考えている人にはお勧めの一冊です。
ヒット商品を作るための事例とプロセスを
学ぶことができるでしょう。

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engineer_takafumi at 23:01|PermalinkComments(0)

2020年03月05日

つけびの村  噂が5人を殺したのか?

本日は 高橋 ユキ 氏の
つけびの村  噂が5人を殺したのか?
です。


本書はフリーライターとして、
殺人等の刑事事件を中心に裁判傍聴記録を
雑誌、書籍等に発表している
著者によるノンフィクションです。


2013年7月に山口県の限界集落で起こった
5人の殺人、2件の放火事件。
犯人は間もなく逮捕されますが、
妄想の傾向が見られ、
事件の真相はよくわからないまま
裁判で死刑判決が出されます。


この犯人は幼少時代をこの集落で過ごし、
その後、首都圏で働きます。
そして、40歳を超えてから、
集落にUターンしてきています。

ですから、ネット上では、
犯人が村八分にされたという噂が出回ります。

また、犯人の家に犯行を示唆するような
張り紙がしてあることから、
それも人々の興味を引きました。


著者は現地で取材を重ね、
そんな事件の真相に迫ります。

田舎の集落ならではの空気が
文章から伝わってくる本でした。


また、本書は原稿を書いたものの、
当初は出版社に認められませんでした。

そこで、著者が「note」に記事を投稿して、
そこから火がつき、出版に至りました。

そのいきさつについても書かれており、
興味深く感じました。


個人的には、
「ことの真相」というところが
印象的でした。

小説だったらこうはなりませんが、
ノンフィクションだとこんなことが
あり得るのですね。


田舎の特異さに興味がある方には
おすすめの一冊です。
田舎の不気味な空気を
味わうことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 00:38|PermalinkComments(0)

2020年02月29日

ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち

本日は水野 俊哉 氏の
ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち
です。


本書の著者は30冊近い著作を持ちながら、
経営コンサルタントや起業家として活躍、
その一方、出版セミナーを主宰したり、
自ら出版社を立ち上げるなど、
出版マーケティングの専門家として、
出版プロデュースの事業もされています。


本書のテーマは「出版マーケティング」です。

著者のクライアントさんは、出版して、
自ら数千万円というお金を使っています。

それに対して印税は数百万程度ですから、
明らかに赤字となるのです。

なぜそんなことをするのか?
そのカラクリを暴くのがこの一冊です。


例えば、「売れている雰囲気を出すため」
書店を回って自著を買い取るなど、
少しグレーに感じる方法も取られています。

しかし、なぜ彼らがそこまでするのか、
ということを考えると、出版の持つ価値や、
その可能性を認識することができます。

本書では、マーケティングという観点で
出版業界の裏側をあばきます。

読む人は限られるテーマかもしれませんが、
コンサルタントやWebビジネス、セミナー講師などを
されている人であれば、
出版を使ったマーケティングは効果的です。

勉強してみる価値は十分にあるでしょう。

個人的には、
クライアントさんは年商が3000万円くらいから
出版マーケティングを視野にいれる人が出てくる
というところが特に印象的でした。

この部分に限らず、具体的な数字が出てくるので、
著者の経験の深さを感じさせられました。


コンサルタントやセミナー講師をされている方で
本を出そうという人は必読の一冊です。
本をどのように自分のビジネスに繋げるか
イメージすることができるようになるでしょう。

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engineer_takafumi at 00:20|PermalinkComments(0)

2020年02月09日

「続けられる人」だけが人生を変えられる

本日は大平 信孝 氏の
「続けられる人」だけが人生を変えられる
です。


本書の著者は目標達成の専門家として、
独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発、
そのアプローチにより1万2000人以上の、
セルフマネジメント、キャリア構築、部下育成に
関する悩みを解決してきた、
という実績を持っています。


そんな著者が本書で語ることは、
「1日1分で人生を変える習慣化ノート」です。

目標を達成するのと、達成できないのでは、
人生が180°変わります。

達成すると、それによって自信をつけ、
次の目標を立てて、また達成します。

逆に達成できないと、挫折感を感じてしまい、
「私は何をしてもダメなんだ」
という思考になり、転落していきます。


それでは、目標達成の上昇スパイラルを
作るためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、目標達成のハードルを
思いっきり下げてやることです。

最初のハードルを下げることによって、
目標達成ができます。

すると、達成→自信→次の目標達成 という
上昇スパイラルに入ることができるのです。


本書で紹介されているのは、
その「目標の下げ方」になります。

大勢のコンサルをされた経験の結晶なので、
信頼性の高い方法が紹介されています。

本書の方法を実践することができれば、
目標達成の最初の一歩を
踏み出すことができるでしょう。


個人的には、
「三日坊主」の捉え方が参考になりました。

「三日坊主」として挫折経験にすれば、
挫折スパイラルに入りますが、
三日続いた、とポジティブに捉えれば、
成功体験になり、上昇スパイラルに入ります。

そうやって、自分に成功体験を
植え付けることが大事なのですね。


今まで「何も続いた試しがない」
という人にお勧めの一冊です。
そのネガティブな流れを、
逆に回す方法を学べることでしょう。

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engineer_takafumi at 14:13|PermalinkComments(0)

2020年02月08日

世界史を変えた詐欺師たち

本日は東谷 暁 氏の
世界史を変えた詐欺師たち
です。


本書はケインズ、ロスチャイルド、グリーンスパン、
ソロス、など、経済史に登場する人物の
生涯についてまとめたものです。

テーマは「詐欺師」です。


なんとも大胆な言葉ですが、
実際本書を読んでみると、
一国の経済政策であっても、
ほとんど詐欺ではないか、
というものが多いことに驚きます。

経済犯というものは、
傷害や窃盗のような罪悪感を
持ちにくいものなので、
けっこう大胆なことをしてしまうのです。

また、法律の整備が追いついてなくて、
詐欺的な行為であっても、
それが当時は裁けなかった
ということもあります。


本書を読んでみると、
そんな詐欺的な行為が、
一国の大臣や中央銀行の総裁など、
重要な人物によって行われていて、
それが歴史を動かしたことがわかります。

国家は紙幣を発行することができ、
権力を持っているので、堂々と
詐欺的な行為を行うことも
あったようです。

特に戦時中は、非常事態なので、
滅茶苦茶なことが行われていたのです。

世界史を経済面から見る、
という意味でも、興味深い一冊でした。


個人的には、
ニュートンの話が印象的でした。

ニュートンは科学に没頭した学者
というイメージを持っていたのですが、
実際は世俗やお金にまみれていたのですね。


経済について学び始めた人に
お勧めの一冊です。
経済を裏側から見ることにより、
経済学に対する興味が高まることでしょう。

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engineer_takafumi at 18:38|PermalinkComments(0)